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うつ病でもできる仕事、在宅ワークとは?障害のある方にとっての転職メリットや種類を解説

公開日: 2018.07.31
最終更新日: 2024.03.19

うつ病でもできる仕事、在宅ワークとは?障害のある方にとっての転職メリットや種類を解説

現代は「ストレス社会」とも言われます。日頃のプレッシャーに押しつぶされて、うつ病気味になってしまう方も多いでしょう。

それでは、もし「うつ病」になってしまったとき、仕事はどうすれば良いのでしょうか?

今回は「うつ病の時でもできる仕事」として、在宅ワークをご紹介していきます!

そもそもうつ病の症状とは?

そもそもうつ病の症状とはどのようなものでしょうか。

簡単に言うと気分障害が起きるというものです。

うつ病にかかると気分がふさぎ込みがちになります。

厚生労働省のホームページによると、100人に約6人という決して少なくない方が、生涯に一度うつ病を経験しているという調査結果があるそうです。

少しでも心配な方は当てはまる症状がないかチェックしてみましょう。

 

▽マイナスなことばかり考えてしまう

 

・何をしても楽しくない(これまで好きだったことにも打ち込めない)

・自分をだめな人間だと感じてしまう

・物事がうまく進まないと感じてしまう

・焦っていらいらしてしまう

 

場合によっては「死んでしまいたい」「死んだら楽になるかも」と思う方さえいます。

 

 

▽具体的な症状

 

・食欲がない、または異常にある

・眠れない、または異常に眠くて眠り続けてしまう

・すぐに疲れてしまう

・涙がすぐにこぼれる

・頭痛や肩こりがひどい

・便秘、下痢

・めまい

・動悸

・口が渇く

 

▽周りから見たときの印象

 

・反応が鈍い

・落ち着かない

・過度の飲酒

・表情が暗い

・いつも自分を責めている

 

 

自分で自分を見つめてみて、もしくは周囲から見て上述のような症状や気分が見られたら、「もしかしてうつ病かな?」と疑ってみることが大切です。

仕事をしている方の場合は、なにかしら支障が出ているのではないでしょうか。

仕事を辞め、家事や子育て中に専念されている方でも、不調を感じていることでしょう。

もし、うつ病だと診断されたらまずは休息をとることが大事です。

そして、症状の度合いにもよりますが、専門医の治療やアドバイスを受けつつ、今の自分にも無理なくできる仕事を探していくと良いでしょう。

うつ病のある方の仕事探しの際の注意点とは?

うつ病と付き合いつつ仕事を探す場合は、どのような注意点があるかについて説明をします。

 

▽治療は続けましょう

 

就職活動中は、情報収集や面接などに忙しくなりがちですが、治療は必ず受け続けるようにしましょう。

そもそも仕事が原因でうつ病になった場合、まったく別の業種の仕事に就くと言っても、過去のトラウマから精神的な負担を感じたり、症状が重くなることが十分あり得ます。

現在のうつ病の治療としては、薬を用いて気分の落ち込みを防ぐ薬物療法と、ストレスを軽減するために「対人関係療法」「認知行動療法」などを学ぶことが一般的です。

「何となく良くなってきたから」「働かないとやっていけないから」などの理由で治療をストップするのではなく、しばらくは専門医の診察を受けることを強くおすすめします。

 

▽最初は少しずつ・・・

 

うつ病の症状が治まってくると無理に仕事を頑張ってしまう方もいます。

しかし、急に環境が変わることで再発したり、前より悪化してしまう可能性があります。

そこで、まずは少しずつ活動をすることがおすすめです。

慣れてきたら仕事量や範囲を増やしていくと良いでしょう。

もちろん、仕事を開始してもすぐには治療をやめないことも大切です。

 

▽無理なくできる職種を選ぶ

 

量を調節できたり、自分のペースで進められたり、人と会うことが少ない仕事を選ぶことも大切です。

そういった意味では、量を調節できるパートや、自宅で仕事ができる在宅ワーカーがおすすめと言えます。

とくに後者のなかには、納期までに終わらせれば、業務につく時間も自由な仕事が多いです。

自宅で行うので人と接する機会もほとんどないため、うつ病の方の仕事としては大変おすすめです。

 

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うつ病のある方が仕事探しに活用できる制度とは?

うつ病の方が仕事探しをするうえで活用できる制度や窓口があります。

 

▽地域活動支援センター

 

仕事には就きたいけれど、社会復帰をするにはまだ早いといったような方向けの支援が用意されています。イベントや体験などを通じ、作業能力を高めたり、仲間作りで人間関係を築く力を得ていきます。

なお、費用は原則無料です。製作するものによって数百円程度の材料費がかかる場合もあります。      

▽地域障害者職業センター

障害者の自立した雇用を支援する施設です。

先に説明した地域活動支援センターは生活面での支援が中心であるのに対し、就労面での支援を主に行っているのが地域障害者職業センターです。

 

▽ハローワークにおける専門窓口

 

一般人が利用できるハローワークですが、障がいがある方からの相談を受ける「専門援助部門」という窓口があります。

窓口にはうつ病に関する専門的な知識を持った方がいるので、どのような仕事を探したら良いか、また就職したあとのサポートまで行ってくれます。

 

 

▽障害者枠に応募ができる

 

うつ病によっては精神障害者保健福祉手帳(障害手帳)を取得できる可能性があります。

その場合、障害者枠の募集に応募することが可能です。

障害者枠で応募するメリットとしては、障害者に合わせた環境のなかで働けることです。

症状の悪化を抑えつつ働くことが可能になります。

 

 

在宅ワーク求人情報サイト、クラウドソーシングサイト

 

雇用による就業ではなく、業務委託により仕事をすることも、うつ病の方の働き方の選択肢のひとつと言えます。

毎日決まった時間に出社して、決められた時間内に働き、人と接することが多くなると、精神的に疲れることも多いからです。

在宅ワークであれば人と接することがほとんどありませんので、精神的なストレスを感じにくいと言えます。

そういった仕事は、在宅ワークを主に取り扱う求人情報サイトやクラウドソーシングサイトで見つけることができます。障害者向け募集といった特別枠はありませんが、仕事のボリュームや就業時間に関して自由度が高いものが多いです。日中は専門医や支援センターに通いつつ朝や夕方だけ働くなんてスタイルも可能です。単発の仕事もあるので、症状や度合いに応じて選ぶことがおすすめです。

 

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うつ病の場合に深刻な「経済的問題」

  • 今までの仕事は辞める?休む?

もしあなたが「うつ病」になってしまったとき、今就いている仕事からは離れることが必要だと思います。多くの人は「うつ病」になった時点で、今まで通り仕事を行えなくなります。休職したり、あるいは退職を選ぶ方も多いでしょう。

一方、すごく真面目な方や、責任感が強い方だと、仕事を辞めることに抵抗を感じてしまうかと思います。仕事を投げ出すことに対する後ろめたさや、世間体などが気になり、無理をしてでも仕事を続けてしまうのです。

しかし、この場合でも「今やっている仕事は休む、もしくは辞めるべきだ」と思います。無理をして仕事を続けても、症状が改善することはありません。むしろ、心身に過度な負荷が掛かってしまうため、うつ病が悪化してしまう危険性もあります。

「うつ病」になってしまったときは、我慢せずに「人生のお休み」をもらいましょう!

 

  • 経済的な問題について

「うつ病」になってしまったら仕事を休む、もしくは辞めるべきだ、と書きました。

このとき、大きな障壁になるのが「経済的問題」です。

実際、うつ病を抱える多くの人々が、経済面に悩みを抱えています。

たとえば、一般成人が生活するための最低限の出費を考えると、以下の項目が挙げられます。

  1. 家賃
  2. 電気代、水道代など
  3. 食費
  4. 健康保険、厚生年金など

これだけを考えても、月に数万円はかかるはずです。(家賃によっては、それ以上のお金がかかる場合もあります)

すると、これらの出費分のお金が必要になってきます。

実際、うつ病に罹患している人は、傷病手当や労災保険、今までの貯蓄などから生活費を捻出しているケースが多いようです。

しかし、傷病手当金の場合は支給期間がありますし、貯蓄も無限にあるわけではないでしょう。

このように、「うつ病」と「経済的問題」は切っても切り離せない関係にあるのです。

うつ病だけど、仕事をした方が良い?

「うつ病」になってしまった時でも、仕事はした方が良いのか。

もちろん、症状が重い時には無理をするべきではありません。また、今までのようにフルタイムで働く仕事も難しいでしょう。

しかし、以下2点の理由から「カンタンに出来る仕事」はした方が良いのではないか、といえそうです。

 

  • 理由1:お金を稼ぐため

第一の理由は、お金を稼ぐためにも仕事はした方が良い、ということです。

上でも説明しましたが、うつ病で本業を休んでしまうと、どうしても経済的な不安が生じてきます。不安が不安を呼んで、症状が悪化してしまうケースも考えられます。

そこで、少なくても良いから定期的な収入源を用意しておくことで、気持ち的にも家計的にもずいぶんと楽になります。

たとえば、月に1万円の収入でも、あるかないかで生活の余裕は大きく違ってきます。

 

  • 理由2:生きがいを見つける

仕事を完全に辞めてしまうことで、他のリスクも生じます。

それは、生きがいの問題です。

たとえば、今まで仕事を生活の糧にしていた人がうつ病になってしまい、急に働けなくなったとしましょう。

すると、「仕事をしていない自分には価値がない」いう思いが芽生えてきます。生きる意味を見いだせず、さらに気分が落ち込むといった悪循環に陥ってしまうのです。

これを防ぐためにも、ある程度うつ病が回復してきたら、軽い仕事から初めてみるのが良いのではないか、と思います。

仕事というのはある意味、その人の生きがいに関わってくる部分です。自分で働いてお金を稼いでいる、という充足感を得ることができれば、症状の改善にもつながります。

 

  • どのような仕事をすれば良いのか

「うつ病」になってしまった時でも、仕事をした方が良い理由について考えてきました。

しかし、気軽にできるような「カンタンな仕事」というのは果たして存在するのでしょうか。

その答えが「在宅ワーク」という働き方にあります。

実は、うつ病の時でもできる仕事として、在宅ワークは非常にオススメできるのです。

以下の項で、このことについて詳しく説明していきます!

「在宅ワーク」と「うつ病」の相性が良い理由

在宅ワーク」という働き方は、うつ病の時にできる仕事としてとてもオススメです。ここでは、その理由についていくつか考えていきたいと思います。

 

  • 理由1:人に会わなくてよい

「うつ病」の場合、人に会うことが大きな負担になるケースが多いです。

見知らぬ人と会って話をする、という行為には、少なからずストレスが発生します。

また、何らかのトラブルに巻き込まれる危険性もあるため、うつ病の時には対人関係を伴う仕事はオススメできません。

その点、在宅ワークは一切人に会わなくても、仕事を完結させることができます。

基本的に、自宅で黙々と行う作業が中心になるため、人と会って話す必要がありません。

メールなどで最低限のコミュニケーションが取れれば、後は自分自身で仕事を行うことができます。

これは、在宅ワークの大きなメリットです。

 

  • 理由2:無理せず働くことができる

うつ病の時には、長時間無理して働きたくないものです。

しかし、普通の仕事だと、働く時間や量は企業によって定められています。

体調が良くないので長く働きたくない、と思っていても、なかなか希望が通らないでしょう。

一方、在宅ワークの場合は、働く時間や作業量はすべて自分で決めることができます。

たとえば、働くのは午前中の4時間だけ、と決めて仕事に取り組むことも可能です。

自分のペースや裁量で作業量や労働時間を決定できることは、仕事におけるストレスの軽減につながります。

 

  • 理由3:好きな時間帯に働くことができる

まず、普通の仕事のケースを考えてみましょう。

上でも書いたように、一般的な仕事では、企業によって労働時間が定められています。

そのため、たとえば早起きが苦手な人でも、朝早く起きる必要がありますし、乗りたくもない満員電車に揺られて出勤する必要性が出てきます。

また、仕事によっては帰宅時間が遅くなる場合もあり、生活の余裕がなくなってしまいます。「仕事によって、生活時間を支配される」という状況は、大きなストレスを伴うのです。

一方、在宅ワークだと、自分の働きたい時間帯に働くことができます。

たとえば、早起きが苦手な人は、午後から働くことができます。逆に、仕事は午前中で切り上げ、午後からの時間を趣味や休息に充てることも可能です。

このように、自分の時間をコントロールできると、心身にかかるストレスはどんどん減っていきます。

 

  • 理由4:好きな環境で働くことができる

これまでの話と少し関連するのですが、在宅ワークの場合、自分の好きな環境で働くことができます。

たとえば、自宅を自分好みの環境にして、そこで働くことができます。

また、近所のお気に入りのカフェに行って仕事をすることも可能です。仕事のために、長い通勤時間をかける必要性もなくなってきます。落ち着いた環境で働くことは、精神面の安定にもつながるのです。

 

  • 理由5:手に職をつけることができる

在宅ワークの仕事経験を積んでいくことで、スキルアップのチャンスが得られます。

下の項で詳しく説明しますが、たとえば「デザイン」や「ライティング」といった経験を積んでいくことで、職能を身に付けることができます。

上手くいけば、それまで以上の収入を得ることも可能です。

すると、精神面だけでなく生活も安定しますし、何より生きていく上での「自信」が身に付きます。

「いつでも仕事が得られる」という状況を作っておくことで、生活面でのセーフティーネットが得られるのです。

オススメできる在宅ワークの種類

ここまで、「在宅ワーク」がうつ病改善に適している理由について説明してきました。

しかし、一口に在宅ワークといっても、様々な種類があります。

ここでは、その中でも特に、うつ病の時でもオススメできる在宅ワークについてご紹介していきます!

 

  • オススメできる在宅ワーク1:軽作業系

軽作業系のお仕事でいうと、たとえばシール貼りやアンケート記入などの種類があります。

この仕事の1番のメリットはやはり「カンタン・単純」作業であるということです。仕事をする上で必要となるスキルは基本的にありませんし、誰でも仕事に取り組むことができます。

また、作業的にも手間が少ないので、何かの片手間に仕事を行うことも可能です。

そのため、仕事をするうえでの負担を軽減することができます。

在宅ワークを始めたばかり、という方にはぜひ取り組んでいただきたいお仕事です。

 

ライティング」のお仕事も、うつ病のときにできる仕事としてオススメできます。

軽作業系の仕事と同じく、こちらも仕事をする上で必要となるスキルは特にありません。

日本語で文章が書ければ、基本的に誰でも仕事に取り組むことができます。

ライティングの内容としては、スポーツに関するものから健康・ライフスタイルに関するものまで様々です。そのため、興味のある分野から仕事を選ぶと良いでしょう。

ライターの仕事をオススメできるもう1つの理由としては、「頑張ればスキルアップできる」という点です。

受注実績を増やしたり、ライティングスキルを向上させることによって、仕事に対する報酬を増やしていくことができます。

見返りがあるぶん、仕事に対するモチベーションややる気を維持しやすいでしょう。

 

「手に職をつける」という意味でオススメできるのが、デザイナーの仕事です。

仕事内容としては、Web媒体や紙媒体で使われるイラストなどを、Photoshopなどのデザインツールを用いて作成していきます。

現状では、Webに関するデザインを作成する「Webデザイナー」の需要が特に大きいようです。

上の2つと違い、デザイナーとして仕事を受注するためには、デザインに関する知識やグラフィックツールを使いこなす技能が必要になります。

そのため、仕事としての難易度はどうしても高くなります。

しかしその分、1つの仕事で高報酬を得ることも可能です。また、スキルを磨き、デザイナーとしての実力を蓄えることで、長期的に仕事を請け負うこともできます。

「手に職がつく」という点では1番のお仕事でしょう。

 

  • オススメできる在宅ワーク4:自分で作ったモノを売る

モノ作りが好きな人はぜひ、「自分で作ったモノを売る」という仕事にチャレンジしてみましょう。

たとえば、絵を描くことが好きなひとならイラストを、アクセサリー作りが趣味なら自作のアクセサリーを売って、収入を稼ぐことができます。

そうは言っても売り方が分からない、という方もご安心ください。

現在は、簡単にネットショップが開設できる、BASEなどのサービスも充実しています。

これらのプラットフォームを活用することで、自作の商品を簡単に売ることができるのです。

趣味が仕事になる、という点で、オススメしたいお仕事の1つです。

まとめ:在宅ワークから社会復帰しよう!

いかがでしたでしょうか?ここまで、うつ病の時でもできる仕事として、「在宅ワーク」をご紹介してきました。

現代は、非常にストレスの多い時代です。普通に生活をしていても、様々なストレスにさらされます。その結果、うつ病になってしまうこともあります。もう社会には復帰したくない、と思うかもしれません。

しかし、生きていくうえで、いつかは社会復帰を果たさなければならないのも事実。その足がかりとして、「在宅ワーク」はとても優れたキッカケになると思います。

うつ病が原因で仕事をする気になれない、という人も、毎日少しの時間で良いので、在宅ワークに挑戦してみてください。

無理せず、自分のペースで大丈夫です。

仕事を通して社会に貢献している、という実感が大切です。

それを続けているうちに、いつか必ず道は開けるでしょう!

 

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