カウンセラーのお仕事を在宅ワークの副業としてトライ!
最近ではテレビでも在宅ワークの副業として、普通の主婦が様々な悩みを抱えておられる方の悩みを聞くカウンセラーとして活躍されているのを耳にします。副業ではありますが、しっかり収入も得られるようです。
でも資格がないのに本当に普通の主婦でも務まるのでしょうか?
どのくらいの拘束時間がとられるの?
まだ聞きなれないお仕事ですから、沢山の疑問がわいてきます。
そこで、今回はそもそもカウンセラーのお仕事内容や収入など、具体的にご紹介していきますね。
そもそもカウンセラーとは一体どんなお仕事?
カウンセラーと言っても、最近では広い意味で使われているようです。
広く使われている意味をとらえると、悩みを抱えて相談してきた人(クライエント)の話をまずじっくりと聴いて、心の悩みをサポートする人のこと、を指す場合が多くなっています。
そして、悩みをじっくり聴いていくと、クライエントも心の悩みが整理されてくるため、そう出来てくるなら、その方が悩みを解決することを願うのであれば一番良い方法をその方自身が見出してゆくように共に考えてゆきます。
こういったことを踏まえていくなら、とにかくクライエントの悩みをずっとやんわり聴くことのできる、ある程度の人生経験を積んだ、主婦には向いているといえるのかもしれません。
主婦というのは本当に、毎日がカウンセリングではありませんか?
子どもが帰宅すれば、『ただいま~』の声だけで、今日は楽しかったのかな?友達と喧嘩したのかな?等々、察して、子どもの顔色を伺いながら話を真剣に聞いてあげるものです。
更に、ご主人様が帰宅すれば、子どもを寝かしつけた後に、上司の愚痴を、ビールとおつまみでも出しながら、寝るまで時には聞くだけ聞いて、次の日に無事お仕事に元気に行ってもらえるようにするでしょう。
ですから、主婦の立場は、カウンセラーのお仕事は、本当に向いていると言えるのです。
子育てから子供の気持ち、ご主人から男性の職場や人間関係の悩み、自分自身は主婦で女性ならではの悩みや葛藤もあるのです。どの立場の方の気持ちもくみ取りやすいと言えます。
ここまででカウンセラーのお仕事内容と、主婦が向いている理由を知ることが出来ました。
でも、在宅って可能なの?
このことを次にお伝えしていきます。
在宅でカウンセラーのお仕事は可能なの?
もし自分が悩みを抱えたとしたらどうしたいか?を考える時に、逆に在宅でのカウンセリングが必要であることが分かるかも知れません。
何か職場の人間関係に悩みを抱えていたとします。それはもしかしたら、職場の仲間もうっすら感じているかもしれません。
そんな時に、悩み相談室のような、他の人からも分かるような場所に行くことは出来るでしょうか?
答えは当然、ノー!
ですよね。誰だって、悩みは秘密にしたいものです。
ですから、近年、当然のニーズとして、在宅でのカウンセリングのお仕事が急増しているのです。
ただし、基本がクライエントの話をじっくりと聴く必要があるため、クライエントの信頼を得ることが大切です。
自宅で電話さえあれば出来るからといって、オフィスでは決して聞こえないような音が入ってしまうと、疑いが生じて、今後、その方とのお仕事が切れてしまう可能性もあります。
ですから、ペットや子供の泣き声は入らないように注意しましょう。
また、これも、自宅でよくあるパターンですが、『宅配便で~す!!!』と大声で中まで聞こえるように叫ぶ声なども気を付けて、時間帯指定を入れておく等前もってするのが良いですね。
副業くらいの仕事量で務まるの?
カウンセラーのお仕事は信頼関係で成り立つお仕事ですから、副業でも当然成り立ちます。
そしてどこに所属しているかによって勤務体制も様々です。
というのも、クライエントの要望によって柔軟に対応してゆくからです。
時給換算すると、相場は800~1000円くらいが多いと言われています。
ですので、主婦がコンビニでパートをするくらいは稼げますし、しかも一日3時間でも大丈夫だったりするところもありますから、副業でも全然やってゆけます。
お子さんやご主人様を送り出した後、ほんの数時間で手軽に稼げる上、人助けも出来るのは嬉しいですね。
収入ってどれくらいになるの?
先ほど少し触れましたが、大方の相場はコンビニの時給くらいという感じになります。
ただ、この仕事の醍醐味は、『指名制』を多くの場合導入しています。もし、実力が認められて指名が多くなればなるほど、収入はどんどん上がります。
ある程度、経験を積んで、この指名が増えてくれば、月平均100万円以上稼いでいる方も、この業界ではざらですので、頑張り次第で収入も跳ね上がってゆく業界です。
資格って必要なの?
特に無くてもやっていけますし、絶対必要というわけではありません。
ただ、資格があると仕事探しの幅も広がってきますので、取っておいても損ではないでしょう。
というのも今後は更にストレス社会になっていくでしょうから、この仕事が減るということは先ずありえないからです。
資格を取れる学校は今は沢山あり、半年以内で10万円以下で資格取得が出来る時代です。
しかも、毎日通う必要もないですから、調べて取得しておくのも良いかも知れません。
在宅の電話カウンセラーで必要なスキルってあるの?
絶対条件はネット環境です。常に接続されていることは必須条件となってきます。
というのはクライエントからの予約はネットで入りますし、悩みを抱えているので、出来るだけ迅速な対応が求められる時もあるのです。
更に、どんな社会人に対しても対応できる会話の技術が必要なため、ある程度の広い常識範囲の知識、雑学、教養の分野も求められます。
相手に合わせた話し方をしながらも、礼儀とマナー、敬意の表れた語調をクライエントが感じ取れるようにしなければなりません。
電話はお互いの表情やしぐさは見ることが出来ません。
だからこそ、声の調子や、間の取り方、語尾、あいづちの打ち方が非常に大切になってきます。
以上、簡単にまとめると
・ネット常設
・直ぐの対応
・幅広い常識
・ふさわしい礼儀
・ふさわしい語調
ということになります。
これらに資格って必要ではないですよね。
つまり、主婦でもスキルアップを図ってできるお仕事です。
簡単、といっても、結構これが一番難しいんじゃないの?と思いますよね。
では、どんな話し方がクライエントにとって、礼儀を感じたり、イラっとしない語調だったりするのでしょうか?
相談を聞くときの注意点
クライエントの身になって考えることです。
これは過度に感情移入をして疲れ果てるまで同調することではありません。そんなカウンセラーに聞いてほしい人っていないですよね。
クライエントは悩みを持って電話してきているのです。つまり、その問題に関しては、我々よりずっと長く、深く考えてきておられます。
そして、答えというより、とにかく聞いてもらって爽やかになりたいのかもしれません。あなたが悩むのは当然だよ、と肯定してもらいたい方がほとんどかも知れません。
もし、解決策を求めているのであれば、人の声を聴くために電話してくるのでしょうか?
勿論、ある程度は解決策も聞きたいでしょう。でもそれは自分の想定範囲内であればです。それを超えてしまったら、すでに悩んでいるのに壊れてしまうかもしれません。
ですから重要なのは、そういった感情を受けとめて肯定することです。
クライエントの言い分は間違っていることも多々あります。でもそれを直ぐ否定しないで、まず聞いてうけとめる聴き方です。
話すだけ話せば、クライエントの頭も心も余裕が出来て、おのずと解決策を見いだせるようになるのです。
以前、フランスのサッチャー首相の経験も興味深いものがあります。あれだけ『鉄の女』とまで評された強い女性でしたが、悩みも当然山ほどあり、それを毎晩ご主人に話していたとか。
でも話すと思考がクリアになったそうなんです。あの、鉄の女、がです。
ということからすると、人には、その人だけが抱える、その世界の悩みがあり、弱いことではないのです。
これをカウンセリングをする人が覚えておくのは良いことです。
解決策を直ぐに言ってしまう、というのは、奥底で、私にはあなたの悩みは解決できるんですよ!その程度の悩みであることを示していることなのです。
まとめ
カウンセラーは主婦に向いていること、又在宅にも向いている仕事であることがわかりました。
主婦は毎日の生活が正直人助けで献身的な素晴らしい仕事です。
副業にカウンセラーを選べば、主婦業で培った利他的な精神態度がきっと役立つでしょう!応援しています!