仕事と子育ての両立は大変~正社員だけじゃない色々な働き方~ | 在宅ワーク・内職の求人・アルバイト情報なら主婦のためのママワークス

仕事と子育ての両立は大変~正社員だけじゃない色々な働き方~

2018.08.06
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新卒で入社し、結婚してからも正社員として働き続け、出産後もそうしようと考えている女性でも、いざ妊娠や出産を経て子育て期間に入るとそのモチベーションが維持できないことはよくあります。子どもを持つ働く女性の大半が、一度は子育てと育児の両立に悩んだことがあるでしょう。

今回は、自分自身が様々な職業の友人と話してきた「仕事と育児」に関するエピソードをご紹介します。もし、仕事と育児の両立で疲れてしまっていたら、いろいろな例を読んで息抜きしてもらえれば幸いです。

公認会計士、2人の子どもを持つAさん

「経済的な事情も踏まえ、絶対働かなければいけない」という女性も大変ですが、「経済的には問題がないのに、働くことを辞めないことで、周囲から悪く言われてしまう」という方もいます。

Aさんは、子育てをしながらも一般企業でいう正社員の形式で働いている公認会計士です。産休はありましたが、育休に関しては十分なものではなくAさんの実家やパートナーの実家から家事を助けてもらってなんとか続けています。

ただ、この実家の助けを得るのもかなり苦労をしていました。Aさんとしては「苦労してとった資格。仕事を辞めたくない」というのが本音。でも、Aさんのパートナーも同じ公認会計士。経済的に苦労はこの先もなさそうです。「どうしてAさんは仕事を辞めないのか?」と、双方の親からかなり反対されています。

今後も、周囲の人が「どうして働き続けるの?」と問いかけることがあると思いますが、彼女は今のところ仕事を辞める意思はないそうです。彼女にとって、公認会計士の仕事は、アイデンティティの一部となっているのではないかと考えます。

Aさんが資格をとるまでの期間、どれだけ他のものを犠牲にしてきたのか見てきた私は「何が正しいかどうか」はさておき「彼女の決断を応援する」という考えです。今後もこのスタンスは変わらないでしょう。

「どのような決断をしても、それを見守ってくれる人がいるかどうか」は、仕事と育児をなんとか両立させていくときに、心のバランスをとる役割を果たすのではないかと思うことがあります。もし、Aさんと同じような悩みがある方なら、黙って自分を応援してくれそうな友達に相談してみてはいかがでしょう。

看護師、2人の子どもを持つBさん

先輩のBさんは結婚や出産、育児に加え、パートナーの転勤で働き方だけでなく、勤務先も転々としている方です。それでも、彼女は「なんだかんだ言っても、やっぱり幸せ」と、自分で言える人。私は、ちょっと素敵だなと感じていますので、ご紹介させてください。

Bさんは大きな病院で働いていた看護師でした。三次救急の受け入れもしているような病院だったので、お給料、福利厚生など待遇もよかったようです。Bさんのパートナーは、大手製薬会社勤務で経済的に安定していましたが、出張が多く家を留守にすることが多い人でした。そのため、Bさんは「家にいるのは寂しいし、仕事が好き」という理由で働き続けたそうです。

しかし、1人目の出産前に、結婚前から働いていた病院を辞め、彼女は専業主婦になりました。そのまま2人眼の出産と育児もスタートします。そして、2人の子どもが小学生になった頃、彼女は初めて看護師という免許や仕事について考えたそうです。1人目の妊娠期間から10年近くは、彼女は育児か仕事かということで悩まずにすみました。

「仕事と育児の両立」が一番しんどいといえる時期は、子どもが小学生になるまでの育児期間中。この期間に、育児と仕事の両立や、仕事復帰について悩まずに過ごせるって、とても恵まれていますよね。これって、やはり「看護師」の強みだと思います。

医療や介護業界は常に人手不足。高望みをしなければ、来週からでも働けるという職種です。Bさんも子ども2人が小学生になった頃から、正社員や常勤(夜勤なし)、非常勤など働き方を変えながら、小児科で看護師として働き続けています。

彼女と話していて感じるのは「職種」のなかでも、「小児科」という「働き手の少ない診療科」で結婚前から経験を積んでいたことで得られているメリットの大きさです。結婚前だけれど、結婚後も働き続けたいという方がいらしたら、結婚前から「自分の代わりがあまりいない」分野で努力してみることをおすすめします。

一般企業では、正社員を辞めると次に正社員として働くのは大変だと言われています。医療業界も多少その側面はありますが、資格や免許、実務経験を持つコメディカルは人気があり、転職によってキャリアアップする例が多いように感じます。

ただ、医療業界で働いている方は、出産や育児のために退職するなら「円満退職」を心がけることをおすすめします。医療業界は本当に人間関係がつながりやすく、転職先と辞めた病院に何か接点があるかもしれません。気まずいまま辞めると、後から思いがけないところでつながるなんてこともあるからです。

研究職、3人の子どもを持つCさん

Cさんは、世間一般的には恵まれていると言われそう先輩です。でも、子どもを育てながら仕事を続けるなかで、仕事とは違う問題も含めて四苦八苦さされていました。「ポジティブだからなんとかなったのかな?」「これが人間力なのかな?」などと話を聞いていると思ってしまいます。「男の子を産め」など、少し古めの圧力に屈しそうな方がいらしたら、参考にしてみてください。

Cさんは大学院生のときに結婚しました。ただ、両家共に「~代目」と「家」を続けてこられた家同士なので、結婚前から「どちらの家を継ぐ、継がない」で揉めてしまいます。そのなかで彼女は実家を出たので、出産や子育てに実家の応援は期待できません。Cさんは、出産や育児をしながら大学院を卒業し、研究職に就きました。

しかし、パートナーの家から圧力がかかります。なぜなら、Cさんの子ども2人は女の子だったからです。そして、10年以上の期間を経て、高齢出産と呼ばれる年齢でCさんは3人目を授かります。この3人目が男の子でした。

Cさんのパートナーの家は大喜び。Cさんもほっとしたのだと思います。高齢出産だったことがどの程度影響しているのかわかりませんが、ここでCさんは研究職の常勤を退職して、専業主婦としての生活を始めました。

良い家といわれる家に生まれ、良い家と呼ばれる家に嫁いだCさんですが、実家の協力を得られないで2人の子育てをしながら常勤の研究員を続けてくるのは大変だったと思います。現代でも未だに「男の子」「跡継ぎ」を求められる環境で、3人目ができないまま働いていた期間は、「育児と仕事の両立」に悩む暇がないほど、パートナーの家からの風当たりもきつかったのではないでしょうか。

結婚前からCさんを見ていた私は、彼女にとって仕事は「男の子を産めない嫁」という空気から逃げられる場所だったように感じます。経済的な理由で働かなければいけないというのも大変ですが、経済的に恵まれていても仕事を続けていかなければ居場所がない状態に追いやられてしまう人もいるのだと知りました。

「育児と仕事の両立」よりも、「男尊女卑」や「子どもを産む問題」などに目がいってしまいそうな家族背景かもしれません。ただ、程度の差はあっても似たような状況の方はいるのではないでしょうか。

経済的な理由で働く女性や、働き甲斐を求めて働く女性と違って、周囲の理解を得にくい問題なのではないかと感じます。「男の子を産めなければ、パートナーの家に認めてもらえない」という愚痴や相談は、相手を選びますよね。立ち入ったことを聞かれないけれど、自分の仕事の能力で評価してもらえる職場がなければ、彼女の結婚生活はどうなっていたのかなとも感じます。

異論や反論はあると思いますが、自分の居場所として「職場」を必要とする女性がいること。文章にするのは難しいのですが、自分が職場で出会う子育て中の方と話すときに、ちょっとそういった「家族の中のややこしさ」を抱えた人も中にはいることを知っていてもらえたら嬉しいと思います。

また、自分自身が「なかなか人に言いにくい悩みがある。でも、仕事があるから頑張れる」という方に知ってもらいたいことがあります。周囲には「なんとなくそんな背景を察して、陰ながら応援している」という理解者が、実はいるかもしれません。

共同経営者、1人の子どもを持つDさん

でも、夫婦2人でスタッフをやとって経営しているお店は、彼女が働き手として加わらなければ今までの顧客離れを起こしてしまいそうです。そこで、新卒社員の月収ほどかかる1歳や2歳から通える「塾」に子どもを通わせることにして、乗りきってきました。

彼女は「なんのために働いているのかわからないとよく聞くけれど、働くと今の収支はマイナスになる。でも、今働かないと、将来のプラスにもっていくことはできない。」と言って奮闘しています。

念願の子どもを授かって嬉しい反面、計画していた時期ではなかったこと。高齢出産で、親の協力を得られにくいこと。様々な要因で、仕事と育児の両立に四苦八苦しています。それでも彼女は「子どもが、欲しいと思っていたけれど、ここまで愛おしいと思える存在がこの世にいるとは思わなかった」と話し幸せな様子です。

まとめ

Aさんは経済的な理由以外で働き続けることを選び、育児休暇はほとんどないけれど親のサポートを得られています。Bさんは、育児のために、いわゆる正社員をやめる選択をしました。Cさんは、3人目の男の子が授かるまで、正社員として仕事と育児を両立し、今は専業主婦です。Dさんは、自分たちで始めた事業を育児中も継続しています。

私の周囲を見渡すだけで、「仕事と育児」にはこんなにもたくさんの選択の種類がありました。選択肢もたくさんありますが、それだけ「仕事と育児」に関する悩みはたくさんあるということですよね。

自分が当事者であるとき、「これほど苦しんでいる人はあまりいない」といった悲観的な気持ちになることもあるかもしれません。でも、自分がしんどいときは、人によって抱える悩みは違い、その大きさは比較できないという、普段なら気が付けることが見えなくなりがちです。

ご紹介した4人の方は、問題もバラバラ。年齢や背景も違いますが、共通しているのは「前向き」であるような気がします。もちろんみんな愚痴を言いますが、「自分の今をよしとする」というスタンスで会話が終わっているように感じるからです。

仕事と育児の両立で悩むとき、自分を肯定的に捉えられなくなる方もいらっしゃるかもしれません。そんなときには、自分自身を肯定的に見てくれる友人と時間を過ごすのもいいものですよ。

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