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フルタイム勤務ママのメリット・デメリットは?タイムスケジュールもご紹介!

フルタイムで働くママにはどんなメリットがあるのでしょうか?
また、フルタイムママのデメリットや大変なこととはどんなことでしょうか?
実際のフルタイムで働くママの例を見ながらフルタイムのママの実際について知っていきましょう。

目次

フルタイムママのメリット

フルタイムで働くママにはいろいろなメリットがあります。

【フルタイムママは経済的に潤う】
フルタイムで働けば時短勤務よりも収入が上がります。
収入が上がれば貯金もできますし、養育費も溜められるでしょう。
生活水準も上がり、余暇やレジャーなどにもお金を多く使うことが出来ます。
また将来受け取る年金の額も扶養内で働いているママよりも期待ができるでしょう。

【キャリア形成に有利】
時短勤務だとどうしても重要な仕事や責任のある仕事などは廻ってきにくくなってしまいます。
出世も遅れてしまいがちです。
しかし、フルタイムで働けば頼りにされ、重要な仕事も任されやすくなります。
仕事が充実し、ママとして以外にも社会の中で活躍できるでしょう。

【精神的に安定する】
メインの収入をパパだけが担っている場合、もしもパパの勤め先が倒産したりパパが病気や怪我などで働けなくなったりしたらどうしようという不安が常にあります。
ママもパパと同等に働いて稼いでいる場合、どちらか一方がトラブルに見舞われて働けなくなってしまったとしてもすぐに困窮することはありません。

【パパも家事や育児を行う】
核家族でママがフルタイムの場合、パパも家事や育児を行わなければ家庭は廻らなくなってしまいます。
パパもある程度の家事や育児の能力が身につくのでママに用事があったり体調を崩してダウンしたりした時にも安心して任せることができます。
パパもママも家事も育児も仕事も大変だということが分かっているので"自分ばっかり損をしている、相手ばっかり楽でズルイ!"というような諍いが少ないです。
たとえ、平日はママがメインで家事や育児をしていたとしても週末はパパの担当を増やすという交渉もしやすいでしょう。

フルタイムママのデメリット

フルタイムで働くママはいいことだけではありません。
フルタイムゆえのデメリットもあります。

【フルタイムママはとにかく忙しい、時間がない】
フルタイムで働きながら家事や育児までこなしていると1日があっという間に過ぎていきます。
特に朝の時間は戦争です。
自分の身支度、子どもの身支度、朝食の準備、朝食の片づけ、子どもの送迎、自分の出勤、加えて掃除や洗濯、夕食の下ごしらえまで行わなければなりません。
子どもがテキパキと自分のことを自分でできたり、あるいは余計なことを一切せずに大人しくしていてくれたりすればまだマシです。
寝起きが悪かったりお気に入りの靴下が無いと怒ったり髪を複雑に結んでほしいと言ってきたりせっかく着替えた服を朝ごはんで汚したりしてきます。
ようやく出発準備が整ったところで便意を催されたりすることも珍しくありません。
自分のためにゆっくりとメイクをしたり服を選んだりしている時間はなかなか捻出できないでしょう。
夜も帰宅したら子どもの弁当箱や水筒を洗い、夕飯を食べさせ、お風呂に入れて少し遊び相手をしたらあっという間に就寝時間です。

【フルタイムママはとにかく疲れる、体力勝負の日々】

仕事も家事も育児も体力勝負です。
家に帰っても子どもの世話に追われて仕事の疲れを癒したり英気を養ったりするのはなかなか難しいでしょう。
子どもを寝かしつけるときに一緒に寝落ちをしてしまうママも多いです。

【フルタイムママは子どものために割ける心や時間に限りがある】

フルタイムで働いているとなかなか子どものために時間を割いたり、心をくばったりできなくなってしまいます。
子どもの授業参観や面談などで休みを取ることを煩わしく感じることもあるでしょう。
保育園に行く道すがら子どもが興味を示した石や虫などを充分に観察させずに引き離したりイライラしながらせかしたりすることもあります。
子どもが一緒に遊ぼうと誘ってきたり話しかけてきたりしても忙しくてあまり構ってあげられないこともあるかもしれません。

【フルタイムママは子どもの成長を見逃してしまうことも】

フルタイムで働くママの場合、平日は1日の大半を子どもと離れて過ごすことになります。
子どもの成長を見逃してしまったり初めてのあれやこれやに立ち会えなかったりする場合も多いです。
気がついたら〇〇できるようになっていた、初めての〇〇はいつも保育士さんからの連絡帳で知るということに寂しさを感じるかもしれません。

【家事が手抜きになる】

フルタイムで働くママは仕事や子どもの相手で手いっぱいになり、家のことまで手が回らなくなりがちです。
掃除が行きとどかなくなったり雑然とした雰囲気になりやすかったりします。
特に顕著になりやすいのが食事です。
毎日帰宅してから手の込んだものを作るのは難しいので出来合いのものに頼ったり簡単なものが多くなったりします。
時間があるときに作り置きや冷凍保存をしたとしても生の野菜が乏しい食卓になってしまうでしょう。

フルタイムママのとある1日

フルタイムママといっても働き方や家庭の在り方はいろいろありますが、あるママの1日を追ってみましょう。

5時半
起床して朝食の準備、会社へ行く準備。
フルタイムママの朝は早いです。
朝ごはんは簡単で子どもが良く食べてくれるものを用意します。
自分のお昼用のお弁当を作ることも。

6時
子どもを起こす。
トイレや着替え、直食。

6時半
朝食の片づけ。
子どもは少し遊ぶ。

7時
家を出る。
子どもを保育園に届け、自分も出勤。

8時
会社到着、就業開始。

17時
終業。
残業はしません。

18時
子どもを保育園に迎えにいって帰宅。

18時半
夕食。
メニューは簡単なものが多いです。

19時
遊ぶ。
子どもと触れ合う貴重な時間です。

20時
お風呂、歯磨き、トイレなど。

21時
絵本を数冊読んで就寝。
子どもと一緒に寝落ちをしなければ家事のやり残しや雑事を片づけ自分の時間。
テレビを観たり本を読んだりなどします。

フルタイムママは取捨選択が大切

フルタイムで働くママが楽しく充実した日々を過ごすために大切なことは物事に優先順位をつけることです。
あれもこれも完璧にしようと思うと理想と現実の乖離が大きくなってしまい、ストレスが溜まります。
フルタイムで働くだけでも、育児と家事をするだけでも大変なことです。
その両方を完璧に行うなど並の人間にできることではありません。

【キャリア形成は長い目で】

フルタイムで働いていたとしても、残業をバリバリこなしていたり休日出勤をしている同僚に引け目を感じたりすることはあるかもしれません。
しかし、上を見ていてもキリがないです。
子どもが大きくなれば残業や休日出勤もこなせるようになります。
いずれフォローされる側からフォローする側になる日も来るでしょう。
今の状態だけを見て悩んだり劣等感を抱いたりせず、長い目で見ていきましょう。

【家事は完璧でなくてもいい】

子育て中は家が汚くて当たり前くらいの気持ちでいると気が楽です。
食事は家族みんなが健康で美味しく食べていることを最優先させましょう。
手間をかければかけるほど良いというのは幻想です。

【子どもと過ごす時間は量より質】

フルタイムで働くママの子どもはママが忙しいことを理解しています。
子どもと過ごす時間を充分にとれないことは仕方がないことです。
しかし、限られた時間だからこそ子どもと過ごす時間を大切にしてください。
僅かな時間であっても子どもと話したりハグをしたりすることで愛情が伝われば子どもは愛されているという自信を持ちます。

【利用できるものはなんでも利用】

フルタイムのママを応援してくれるサービスや物はたくさんあります。
利用できるものはなんでも利用しましょう。
ファミサポ、宅食、家事代行サービス、パパ、実家、有給、フレックスタイムなどを検討してみてください。

フルタイムで頑張るママは忙しいけれど充実の日々!

フルタイムで働くママは経済的に余裕が出ますし、キャリア形成にも有利です。
一方で忙しくなかなか子どもとの時間や自分のための時間を確保することが出来ません。
朝はかなり早く起きてもバタバタとしてしまう家庭が多いでしょう。

フルタイムの仕事をこなしながら子育てを楽しむためには優先順位を決めて完璧を求めすぎないことがポイントです。

楽をすることに罪悪感を覚える必要はありません。何故ならばもう充分に感がっているからです。
子どもが成長するにしたがって段々と楽になってくるので今できることや今楽しめることを考えて工夫していきましょう。

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