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知っておきたいアプリ開発の副業メリットデメリット◎

目次

はじめに

景気が回復してきたと言われる昨今、世の中には仕事があふれています。高校を卒業して地方から都会へ上京して一人暮らしを始めた学生さんは慣れない土地で慣れない仕事を任されて戸惑うことが多いと思います。現代の学生の仕送り額は右肩下がりで自分自身でお金を稼ぐしかほかなりません。

しかし学業と両立しながらのアルバイトはとっても大変!アルバイトで留年なんてことになったら本末転倒。アルバイトで稼いだ以上に学費がかかってしまいます。学生のアルバイトと言えばコンビニ、ファミレス、家庭教師・塾講師、単発の登録制アルバイトなどがありどれを選んだらいいのかわからないと思いますが、どれも「社会経験をつむ」という点では共通です。

また卒業後はその会社の社員になるという強い意志をもっているならとてもやりがいはあるでしょう。しかし多くはそうでありません。

私がお勧めするのは、ずばり「在宅でプログラミング」のバイトです。実は業種や職種に関係なく今後プログラミングの経験はとても役立つので是非お勧めしたいと思います。また、2020年から国内でプログラミングが義務教育としてカリキュラムに組み込まれることになりました。その理由として挙げられるのはIT人材の必要性が世界的にも増加していることが上がられます。実は日本はプログラミング教育としては後進国として知られておりかなり遅れを取っています。

今回は学生がプログラミングでバイトをするというテーマでコラムを紹介したいと思っています。

【なぜプログラミングなのか?】

テクノロジーの発展はとても早いものです。ロボットや人工知能などが様々なシーンで導入され始め従来の人間の仕事を奪ってしまっています。

オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授によると「今の子供たちが大学卒業するころには65%の人が今は存在していない職業に就く」と予測し、今後数十年間の間に約半数近くの仕事が自動化される可能性が高いという事を警告しています。つまり新しい職業にはロボットや人工知能分野での知識が必要とされているのです。

近年では10年後はおろか5年先の未来でさえも予測が困難とされています。今まで学校で学んできた事や仕事で得た経験などは人工知能にとって代わられるかもしれません。これからの時代に必要なのは「問題解決能力」「創造力」「思考力」なのかもしれません。

そのためにはこの機会にプログラミングという決まった正解のない課題にチャレンジして試行錯誤を繰り返す経験がアルバイトを通じてでもいいので必要なのかもしれません。そうすれば目の前の事に常に一生懸命になる事ができ「決まりだからやる」という思考から「ワクワクしながらやる」という事が身に着くはずです。

【仕事内容は?】

システムエンジニアが作成したシステム設計書に従ってプログラムを作成しテストから保守までを行います。長時間にわたりパソコンと向き合う、デスクワークが中心になるので小規模なプログラム以外は数人のプログラマーがチームを組んで進行することが多くある程度はチームの連携が必要になります。

プログラムには「C」「Java」「perl」といったアプリケーション開発用の言語や「SQL」「Oracle」といったデータベース作成用の言語など、様々な文法を持った言語が用いられます。仕様書や設計書に基づきながら、これらの言語を利用してプログラムを作ります。そうして出来上がったプログラムは点検や修正を重ね、リリースされます。プログラマーの仕事は体力勝負と言っても過言ではありません。たいていのプログラムは莫大な分量になりますし、1文字でも間違えれば正常に動作しないからです。そのため高い集中力が要求され万が一間違いがあれば素早く発見し修正しなければなりません。

またバイトに限った話ではありませんが、クライアントから依頼されたプログラム作成には納期があります。学業をこなしながらの仕事になるため徹底したスケジュール管理が欠かせません。予想外の延長やトラブルで計画通り振興できなければ徹夜をしてでも納期に間に合わせなければならずそうなると学業にも支障をきたします。自宅でパソコンがあればできるバイトですが、想像以上に体力を消耗する仕事と心得ておきましょう。

【未経験でも大丈夫?】

一口にプログラミングの言語と言ってもその種類は確認されているだけで300はあると言われています。初めての人はどこから始めればいいのかわからないかもしれませんが私たちが普段身近に使っているような言語は20程度です。大雑把には「コンパイラー言語」「スクリプト言語」「ビジュアルプログラミング言語」の3つと言ってよいでしょう。

とは言えまずは自分で未経験でも大丈夫な求人を探してみてください。大手の求人サイトにはたまに「未経験でも大丈夫」というプログラミングの求人がありますので、そちらに一度応募してみて採用ならラッキーという感覚でいいと思います。ただ未経験だと最初はもちろん技術の習得から始めなければならないので最初から在宅とはいきませんが、きっかけとしては十分だと思います。

しかしプログラミングのバイトに限らないですがやはり地方と東京とでは求人の数は全く異なります。地方のプログラミングの求人が「1」だと仮定すると東京はそれに対して「1000」倍の求人が存在します。もし地方学生で未経験からいきなりプログラミングのバイトを始めるのであればプログラミングのスクールに通うか「Progate」といったプログラミングのオンライン学習ができるサイトで、独学で勉強してある程度のスキルを身に着けてから始めることをお勧めします。

まず、第一段階としては「C++」「Java」といったプログラミング言語を習得することのもよいでしょう。SunJava認定資格はスキルの照明にもなる。入門的な国家資格である基本情報処理技術者の試験に挑戦してみるのもいいとおもいます。

【未経験の場合の言語選択】

毎月、オランダのTIOBEという会社がプログラミング言語人気ランキングを公表しているので一応参考にすると良いでしょう。しかし自分が何をやりたいかを明確にするためにもランキングに先入観を抱かずに職種で選ぶことが大切だと思います。

そもそもなんでこんなにたくさんのプログラミング言語が存在しているかというとこの言語だとやりづらいと感じた人が楽に作れるものを作ろうとして進化していったもので、そうして新しいものが生まれていき、その基本となるのが「C」というものなのです。「C」は難しいとされていますがどの言語にするか迷っているのであれば「C」一本でみっちりやるのもよいでしょう。またプログラミングを始めるにあたっていかせるスキルが英語です。英会話までのスキルは必要ないがプログラミングで命令するにあたって使う文字は英語なので英語に対して苦手意識やアレルギー反応を持っている人は単語だけでも好きになるように克服するしかないでしょう。

【プログラミングバイトの種類】

一口にプログラミングバイトと言っても募集をかけている会社によって仕事内容は大きく変わってきます。

(webプログラミング)

ネットショップ、ソーシャルサービス、データベース作成、スクリーニング学習などネット上で提供されているサービスのプログラミングを行います。これらのサイトにユーザーが入力する個人情報やクレジット決済、購入商品などを反映し注文が確定するような処理を行えるようにします。私たちが普段使っているインターネットの情報はwebプログラマーが作成しているものです。使用する主な言語は「PHP」「JAVA」「Perl」といったところです。

(制御関係プログラミング)

私たちが普段使っている家電や車、工場で動いている産業用機械の中のプログラムを組む仕事です。基本的に大なり小なり機械にはプログラミングが組み込まれています。これらのプログラムには実際に機械を動かすものですので品質や安全性が非常に問われますが実際に商品になり世の中になくてはならないものとなるのでまさにインフラを支えているという醍醐味を味わうことができるでしょう。使用する主な言語は「アセンブリ言語」「C」「C++」といったところです。

(通信プログラミング)

インフラエンジニア、サーバーエンジンニアなど様々な言い方もありますがメインシステム(サーバー)に対して末端の端末、モデム、ルーター、FAX、プリンター、IP電話など様々な通信と関連したプログラムを構築し開発する仕事となります。受診・送信など各機器に関連したプログラミング行うため上記の制御関係プログラミングと似ているところがあり顧客の利便性を最大限に意識した仕事をするという面では同様でしょう。使用する言語は「Java」「C」「C++」などといったところです。

(ゲームプログラミング)

家庭用ゲーム機やオンラインゲーム、スマホゲームなど私たちは昔に比べてゲームの種類やジャンルがとても増えました。これらはゲームプログラマーのおかげと言っても過言ではないでしょう。このジャンルの求人は非常に多く引く手あまたと言っても良い反面、人手不足というのもネックなところです。しかしゲームプログラマーはゲーム開発の中心的役割でありディレクターの考えやグラフィックデザインなど様々な要素を考慮してプログラムを組まなければならないため最初は打ち合わせなどが非常に重要になってきますが守秘義務さえ守ることができれば在宅でバイトも可能となります。しかし家庭用ゲームの等、大規模プロジェクトの場合はプラットフォームにもよりますが大容量の傾向なためにメインとサブ部分の分業があるので在宅は難しいかもしれません。使用する主な言語は制御関係と同様に「アセンブリ言語」「C」「C++」といったところです。

(パッケージプログラミング)

よく家電量販店にいくとパソコンにインストールして使うパッケージソフトなどが並んでいると思います。「画像加工ソフト」「表計算ソフト」「ウイルス対策ソフト」「会計ソフト」など思い浮かべればわかりやすいと思います。こういった限定的なソフトウエアの開発を行うプログラミングを行います。これらはいかにユーザーが「使いやすい」かを意識して開発しなければなりません。常にバージョンアップを欠かすことがないためにユーザーからの意見や反応をまとめてカスタマイズしていきます。新規でのパッケージ販売では一からの作成になるために難易度は高いかもしれませんがすでにリリースされているパッケージで機能の追加やバグの修正などは納期が短く短期バイトとなることが多いので求人が見つけやすいと思います。またこの分野のプログラマーは自分のアイディアが通りやすいので実際に自分が考案した機能が採用されるとやりがいがもてるというのも大きいかもしれませんね。使用する主な言語は制御関係と同様に「Java」「VB」「VC++」「C」「C++」とかなり多岐にわたりますので自分の得意な言語で勝負すると良いでしょう。

(汎用プログラミング)

まずコンピューターの世界で汎用とはオフコンのことを示します。今の学生さんにはなじみのない言葉かもしれませんが今から30年ほど前の企業ではこのオフコンが広く使われてきた基幹システム(メインフレーム)なのです。ではなぜこの分野でのバイトが必要とされているかというと理由はたくさんあるのですが「まだ使っている会社がある」という事です。主に金融関連の会社や卸売市場など閉ざされた環境の中で業務を行う会社が必要としています。基本的には外部に情報が洩れないような環境下で設計されていますが実はこの分野の技術者がほとんど退職してしまっていてメーカーも対応に追われているところなのです。多くは各企業の担当者が独自にプログラムを組んで運用していましたが後継者が育たずに担当者が定年になってしまうことが多いようで、その後オフコンのメーカーが担当するケースが多いのです。

使用する言語は「COBOL」と言われるものですが基本的にはパソコンではなく専用のコンピューターに出動いてきました。しかし先述したような理由もあってかパソコン上(Windows上)でも動作するようにエミュレート化されたり大手電子機器メーカーではCOBOL専用のデータセンターを作りVPN回線にてクラウド化がされてきました。このCOBOLという言語で動いている会社は国内では30%程度と言われていますが世界では70%ともいわれています。COBOLプログラマーはライバルが少ないうえに重宝されているので自分のレベルアップの為に挑戦するのもいいかもしれませんね。

(オープンシステムプログラム)

主に顧客先のサーバーシステムを構築する仕事になります。上記で述べた汎用ブログラムと対照的ですがソースコードが公開されているOSやソフトウエアにてシステム構築を行っていきますので閉鎖的な環境下で行う汎用プログラムと対する用語になります。もちろん使用する言語も異なり「Java」「C」「C++」などですがオンラインで公開する場合は「JAVA」「Perl」などといった言語も使う事もあり多岐にわたっています。OSは「Linux」「Unix」「Windows」など今では広く使われた環境下で使用する事となるのでこの分野でのプログラミングはセキュリティ対策も意識して仕事する事となります。企業のメインシステムを構築するという点では汎用プログラムと一緒ですのでかなり大規模な案件になっていますが近年では汎用システムを廃止してオープンシステムへ移行する会社もあるので少なからずCOBOLとの関係性は意識した方が良いでしょう。

(アプリ開発プログラミング)

スマホにインストールすると機能を拡充し日々の生活を便利にしてくれるアプリこうしたスマホ向けのアプリを製作するアプリ開発は情報系の大学や専門学校でプログラミングをしている人にとってはなじみがあり、比較的始めやすいバイトと言えるでしょう。

アプリには主にAndroidとiPhoneアプリの2種類がありそれぞれで開発の為に必要なプログラミング言語やパソコンの環境整備がことなります。Androidアプリを開発するにはプログラミング言語にJava、パソコン環境はAndroid Studioというソフトが必要で、iPhoneアプリを開発するには、プログラミング言語にObjective-CやSwift、パソコン環境はXcodeが必要になります。

(起業する)

バイトとは違いますがもし学生の段階でかなりの技術力や上記で述べたような経験があるのであれば起業するという選択もあります。特に近年ではスマホの普及により巷ではスマホアプリが急速に普及している状態ですのでこのスマホアプリの開発で起業するというのも手でしょう。学生といえど自分でアプリ開発をして収入を得ている人もたくさんいます。ヒット作を出せれば大幅収入増も見込めると言っても良いでしょう。

アプリ開発には自作アプリと受託アプリの2つがありそれぞれ収入を得る方法があります。自作アプリはアプリ内に広告を表示したり使用者から課金するシステムを導入したりすることで収入につなげますが、そもそもアプリ自体が人気にならなければなかなか収入にはなりません。単純なアプリでも着眼点が面白ければヒットする可能性がありますのでセンスを磨いてチャレンジしてください。一方受託アプリは依頼を受けて開発するものですので確実に報酬を得ることができます。ただし、1つの仕事で1つの報酬ですので自作アプリのように継続的な収入にはなりません。スキルとセンス次第で独立の可能性もあります。

アプリができたら審査を受け通過すれば販売が可能になります。審査の基準はアプリケーション審査ガイドを検索すれば知ることができます。

【それぞれのプログラミング言語の仕事】

上記ではジャンルごとにどのような言語やスキルが求められているかを述べましたが今度は数あるプログラミング言語の中からそれぞれどの分野に活かせるか紹介していきましょう。

(C言語)

C言語は多くのプログラミング言語の基礎となった言語です。この言語を理解している人は現在世に出ているプログラミング言語にも応用が利くといっても良いでしょう。ではどのような分野の仕事に着けるのか紹介します。

・組み込み・制御

・パッケージソフト

・ゲーム

・オープンシステム

・ソフトウエア開発

・ロボット開発

など汎用系以外はC言語はほとんど網羅しているといっても過言ではないでしょう。

なお正社員として働いた場合は平均で500~600万程度と言われています。これだけの分野で展開しているってことは様々なプラットフォームに対応できるという事なのでC言語習得者はとても強いと思います。

(PHP)

PHPは主にweb関係に特化したプログラムでアプリやwebサービスなどで広く使われています。例えばインターネット経由での掲示板や決算サービス、業務アプリケーションなどに使われどちらかというと小規模なwebサービス向けに使われています。主に以下のような分野での職種となります。

・ゲーム

・ソフトウエア開発

・アプリ開発

なお正社員として働いた場合は平均で450~550万程度と言われています。

(Java)

PHPが小規模webサービスと紹介しましたがそれに対してJavaは大規模なwebアプリケーション開発によく使われます。歴史的には「C」→「C++」→「Java」という流れで比較的新しい言語でとても人気の高いプログラミング言語です。どんなところで主に活躍できるのか以下に示します。

・大規模サーバー開発

・デスクトップアプリ開発

・組み込み・制御

なお正社員として働いた場合は平均で500~600万程度と言われています。

(Perl)

上記で説明したPHPが誕生するまでは小規模webアプリケーションはこのPerlが使われてきました。理由は単純にPHPの方がとっつきやすいからです。だからと言ってPerlの需要がないかとゆうと実はそうでもありません。Perlの実績はとても長く使われてきたもので現在でもPerlを利用した既存のアプリケーションが多数存在しています。活躍できる分野は以下のようにPHPと同程度ですが最新のものというよりは既存のアプリケーションの保守や修正といった仕事内容が主になりそうです。

・ゲーム

・ソフトウエア開発

・アプリ開発

なお正社員として働いた場合は平均で530~580万程度と言われています。

(アセンブリ言語)

アセンブリ言語は機械語に近いプログラミング言語で低級と言われていますがC言語とは異なり電子機器のCPUなどに機械語で命令して動くプログラムという事で以下のような分野で活躍しています。

・組み込み・制御

・パッケージソフト

なお正社員として働いた場合は平均で450~550万程度と言われています。

(Swift)

iPhoneやiPad、MacブックなどApple製品にはこの「Swift」と呼ばれる言語が必要です。Swiftは2014年に誕生したAppleの最新言語ですがそれまでは「Objective-C」という言語が使われてきました。スマホ市場は日本ではiPhoneが断然人気なので求人も多数取り揃えてあります。活躍分野はもちろんApple製品向けのアプリ開発です。Apple向けにこれから勉強しようとしている学生さんは「Objective-C」よりも「Swift」が習得しやすいと思います。

なお正社員として働いた場合は平均で550~650万程度と言われています。

(COBOL)

COBOLはC言語をはじめとする他の言語とは全く異なり事務処理用として文系でもプログラミングが組めるように開発されたものです。歴史は半世紀にも及びJIS規格にも認定されており、アメリカの軍人向け給与支払いシステムはなんとこのCOBOLがまだ使われているというのですから驚きです。少し古臭いイメージがありますが長期的に利用できるという面とセキュリティが万全という事で国内でもまだまだ需要があります。

しかし活躍できる分野は限定的で汎用プログラム(メインフレーム)のみの案件となってしまいます。主に大手メーカーを中心に求人を出していてデータセンター案件が多いのでこちらの方は在宅バイトとはいきませんが小規模のシステム開発会社からですと主にエミュレーターを使ってUSBにてデータを持ち運びできるので在宅バイトとしてはこちらの方が交渉しやすいのではないかと思います。

なお正社員として働いた場合は多少幅がありますが平均で450~650万程度と言われていてこれは習得者が減ってきている影響だと考えられます。

【求人の探し方】

プログラミングのバイトの求人を探すのは難しくありません。在宅でやる場合は在宅可能か交渉も必要になると思いますが、主に「求人サイト・雑誌」「人材エージェント会社」「クラウドソーシングなどのマッチングサイト」の3つの方法で簡単に探せると思います。在宅でやる場合は後者のマッチングサイトの方が気軽に条件などを問い合わせることができるのと完全に在宅案件しか取り扱ってないので間違いなく見つけることはできるでしょう。

求人サイト・雑誌も募集案件が一番多いので常に目を通しておくと良い条件の企業が見つかるかもしれません。人材エージェント会社に関しては最初に自分のスキルや経歴などを登録する必要があるので初心者にはあまりお勧めはできませんが経験者ですとかなりの好待遇の会社がヒットするかもしれません。人材エージェント会社に依頼している会社はそれなりに企業体力もあり就業規則や賃金体系、コンプライアンスなど整っているので働きやすい環境を探すことができるでしょう。

【収入は?】

交渉次第では在宅ワークも可能で大学背でも起業して独立すると言った選択肢ももちろんありますが独立すると取引先開拓など営業活動も多少は必要になります。

そもそも学生は生活と遊びを両立させるためにバイトを始めますが、通常のバイトは時給にして1000円前後といったところでしょう。どうせならプログラミングでスキルを身に着けてお金を稼ぐ方がとてもメリットがあると思います。プログラミングのバイトは未経験でも時給1000円以上が当たり前です。経験者なら1500円以上は望めますよね。なぜそんなに高いのかというとソフト開発の会社は製造業の会社のような工場と違って設備投資がとても低いんですよね。サーバーとパソコンだけです。それに加えて重要がとても高いのと習得するのに難しいから人で不足状態なのです。それに伴ってソフト開発の会社は塵埃教育や人件費など意欲が高い人やできる人に多くお金を支払うことができるのです。もちろんプログラミングの言語や開発するシステムの種類や規模にも多少の差は出ますが数あるアルバイトの中では断トツだと言っても過言で話ありません。

また企業と委託関係になるとアルバイトであってもフリーランス扱いとなり年収は400万円程度から中には1000万円を超える人もいるので夢がある仕事でしょう。

【学業との両立は?】

全体のシステムができたら運用実験し、エラーなら1からやり直しになります。途中で仕様書が変更されることもあり根気と体力、集中力も欠かせないでしょう。

在宅も可能ですがチーム体制が多いため、少なからず週一で出社することは覚悟したほうが良いでしょう。とはいえ平均的に見て大学生が週に30時間以上働くことは留年する確率が非常に高いのと体調管理にもリスクを伴うので自分のタイムスケジュール管理はとても重要でしょう。

いかにプログラミングというものにやりがいを感じるかが重要です。ただしサークル活動はあまりお勧めしません。入るならプログラミング関係のサークルへ加入して自分の英知を養うことが良いでしょう。まあ個人差はありますが自分に有意義のある時間の使い方は自分自身で管理することです。

あとは自分が通っている学校で何を専攻しているかが大きく分かれてきます。今まさに学校でプログラミングを勉強しているという学生さんはさほど問題ないでしょうが、その他の文系と理系、専門学校の学生さんとでは状況は大きく変わってきます。

文系の学生さんは学校でのカリキュラムを自分で自由に選択できるのである程度は時間を作りやすいのでプログラミングを勉強したりバイトしたりしてかける時間は確保することが比較的容易ですが理系や専門学校生は学校からみっちりと実験や実習、レポート提出が強いられているのでちょっと厳しいといったところが本音です。あえて言うなら理系なら大学で最低限のプログラミング演習があったり、情報系の学科で教えてくれる先生や生徒がいるというのが心強いところです。

また大学のカリキュラムを利用して「プログラミング」をしている会社にインターン実習をしてみるのもいいかもしれません。賃金が発生するかしないかは会社に寄りきりだと思いますが企業実習は必ずしも自分が専攻している分野でなきゃだめだというはありません。プログラミングを学んで企業とつながりを持つのと同時に単位も取得できるというメリットもあるので大学という場所は最大限に生かすべきだと私は思います。しかし専門学校生はほとんどがそれに精通した国家資格を取得するために通って勉強しているようなものなので本業と外れたプログラミングバイトは避けたほうが良いと思います。

【税金や法律に関すること】

コンビニやファミレス、居酒屋など労働が管理されているアルバイトと違って在宅でのバイトは自己責任になるのを肝に銘じてください。これはサラリーマンが副業したり専業主婦が内職するのも同様で学生であってもそこに所得が発生する以上「税金」というものを納める必要があるからです。特に社会経験がない学生さんは税金を払うという事に慣れていないどころか経験すらしていないので当然です。

バイトで受けとった給与の場合は「給与所得」、雇われず自分で何とかしてフリーで収入は「事業所得」や「雑所所得」などになります。所得があるのに確定申告をしないで税金を納めないと「無申告」状態になり「脱税」扱いとなってしまいます。こればかりは学生だからと言って税務署は免除してくれないです。所得が増えると納めるべき税金も跳ね上がります。

特にプログラミングのバイトは所得が多いので支払うべき各種税金も増えることは理解しておきましょう。とくにフリーで管理されていない状態得た収入は「事業所得」か「雑所得」に分かれますがどちらで申告するかは継続的な収入であるかがポイントになってきます。

一般的には年間所得が20万円以下の場合は確定申告は不要とされていますが雇われ先の企業が税務署に申告した場合はなど必要となってくるケースがありますので注意が必要です。特に近年ではマイナンバーの導入により所得がわかりやすくなっていますので、もしあなたが確定申告をしないで何年も放置してしまったという場合であっても追納という形もありますのでしっかりと申告することをお勧めします。

【まとめ】

・どの分野でどの言語が必要としているかを確認する。

・知識以外にも集中力と体力が必要。

・未経験や初心者でもやる気次第。

・時給の相場は未経験でも1000円以上。

・在宅でやるには交渉次第。

・在宅での案件はマッチングサイトで見つける。

・あくまで学業を優先とすること。

・確定申告を意識する事。

【最後に】

まず何よりも行動する事から始めることが大切だと思います。プログラミングの世界は「習うより慣れろ!」です。

プログラミングの勉強から始めると約9割の人が挫折すると言われています。それはプログラミングによって何をするべきかが明確ではないからです。バイトを通じて何を作るかを明確にすれば知識はその都度習得していけばよいものだと思います。学生にとって学業との両立は非常に大変なものですがプログラミングの経験は論理的思考力の習得にもつながり社会に出ていく前にこれを習得しておくとあらゆる問題解決の能力にもつながると言われています。

また今後プログラミングは職業・職種の垣根を越えて必要になる時代になりました。今後世の中は予測不能な時代と突入することになりますが何よりも自分自身が日進月歩していくことが大切です。

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