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働くママが直面する小1の壁とは?小学生になったら注意するべき3つのコト

【ライタープロフィール】

家族は夫、中3長男、小4次男+文鳥。転勤族で座右の銘「住めば都」。2000年頃からweb・DTPデザインをメインに在宅や外勤で働く。現在、東京都在住。

小1の壁って?!子供が小学生に上がってからも、働くママには壁がある??

「小1の壁」という言葉を聞いたことがありますか?ひと言で言うと、子供が小学校に入学する際、働くママが「働き方の変更を強いられる問題」を言います。

その理由は、大きくあげると下記の3つになります。

1.保育園より学童保育は運営時間が短い

2.毎日の宿題、持ち物の準備など、親のサポート量が増える。

3.保育園や幼稚園と比べ、学校や担任の先生との関係が薄くなり、学校での子どもの様子が見えにくい。

1.保育園よりも、学童保育は運営時間が短い

自治体ごとに違いがありますが、学童保育は保育園よりも運営時間が短く、親は働き方を見直す必要も出てくるでしょう。学童終了後の時間をつぶすために、毎日習い事を入れている家庭もありますが、費用もかさみます。

私はパート勤務+在宅で働いていますが、学童ではなく、自治体が運営する「放課後対策事業」を多用しています。自治体によって、運営名は異なると思いますが、厚生労働省からも「放課後子ども総合プランについて」(http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000054557.pdf)という資料が出ています。

主旨・目的は、共働き家庭等の「小1の壁」を打破するとともに、次代を担う人材を育成するため、全ての就学児童が放課後等を安全・安心に過ごし、 多様な体験・活動を行うことができるよう、一体型を中心とした放課後児童クラブ及び放課後子供教室の計画的な整備等を進める、というものです。

平成31年度末までに、放課後児童クラブについては、約30万人分を新たに整備することを目標に掲げているそうなので、活用を検討するのも良いかもしれませんね。

2.毎日の宿題、持ち物の準備など、親のサポート量が増える

小学校に上がると「学習」が始まり、「宿題」が出ます。

毎日の宿題、持ち物、時間割は「連絡帳」が命。基本的に子ども自身が記入して持ち帰ります。書いた本人もよく分からない字を書いてきた時は、同じクラスのママにラインやメールで教えてもらったり。(この苦労はお子さんの個性によって違いがあります)

また、仕事を終え、帰宅後に夕飯を作りながら、子供の宿題をみることは気力と体力が必要。宿題をさせ、チェックして間違い直しをさせ、時間割を確認し、翌日の準備をさせる。低学年のうちは、これが平日の日課です。

ママ友の話ですが、我が子は宿題をちゃんとやっていると思い込んでいたら、担任の先生から「宿題の進度がみんなより遅れています。お母さん、お気づきでしたか?」と電話が。実は1日遅れで宿題をやっていたようで、慌てて追いつくように課題をやらせたそうです。低学年のうちは特に、手取り足取り見て教えてあげる必要があり、時間もパワーもかかります。

3.学校や先生との関係が薄くなり、学校での子どもの様子が見えにくい

小学生なるとまず親が不安になるのは、「先生と話をする機会が少ない」ことと、「プリントに必要事項が全部書いてあるわけでない」ことです。

行事の時以外は、保護者が学校に足を運ぶ機会が少なく、クラス全体の様子などが見えにくくなります。子どもは、自分が見えている事しか話さないし、言葉で上手に伝えられなかったり、都合の悪いことは隠したりすることも。

過去、上の子が小2の頃に私の知らない所でトラブルがありました。その際、スクールカウンセラーの先生とよくお話をしたことで、学校の様子や、私が気付いていなかった子どもの状況などもよくわかり、トラブル時の対処方法も身に付けることができました。

 

だんだんと親から自立していく小学生。親はどこまでサポートすべきか、学校や保護者達とはどのような付き合いをするか悩みますね。働くママは、お子さんの小学校入学を機に、改めて家庭状況を考えたり、自身の棚卸を行ったりしながら、働き方を見直す良い機会にもなるかもしれませんね。

【ライター:遠藤もとこ】

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