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子育てママが派遣で働くのはメリットいっぱい!仕事を始めるまでの流れなど紹介

公開日: 2018.08.29
最終更新日: 2019.09.03

子育てママが派遣で働くのはメリットいっぱい!仕事を始めるまでの流れなど紹介

ママでも働きたい人が増加中!派遣なら育児両立できる?

子供の成長に合わせて、外で働きたいと考えるママが増えている昨今。「フルタイムで週5日働くのは難しいけれど、パート・アルバイトや時短勤務なら働けるかもしれない?」そう考えるママも多いようです。

子育て中の主婦が働き始めるときに、一番のネックとなるのが、仕事と育児、そして家事の両立です。3つのバランスを取りながら、無理のない範囲で働ける働き方でなければ、初めはよくてもなかなか続けていけないからです。

子育て中のママが働く雇用形態は、年々多様化しており、正社員、パート、アルバイトだけでなく、派遣社員在宅ワークなどをその選択肢に入れて考えることもできます。

今回は、子育て中のママでも「育児」「家事」「仕事」の両立がしやすいく、続けやすいと噂の「派遣」という働き方にスポットを当て、派遣社員として働くママのメリットやデメリットや、そもそも派遣ではどんな将来が見込めるか?など、派遣の詳しい雇用形態も含めてご紹介致します。

ママたちを取り巻く日本の労働環境とは?

平成20年に厚生労働省が発表した「両立支援に係る諸問題に関する総合的調査研究アンケート調査報告概要」によれば、「結婚」をきっかけに会社を退職した女性は全体の33.2%、「第一子の妊娠」をきっかけに退職した女性は34.0%にも登ると言われます。

男女雇用機会の均等が叫ばれる日本において、女性の結婚・出産は、今でも女性のキャリアを諦める大きな転換点となっており、多くの方が正社員としての仕事を手放すことになっています。

育児、家事に追われる日々の中で、やはりまた社会に戻りたい、働きたいと考える女性も多いようですが、実際にまた働こうと考えると、仕事のブランクの長さや、育児家事との両立など、いろいろと不安なことが出てきて、どうしても二の足を踏んでしまうという方がほとんどだと思います。
内閣府の推計によれば、家事や買い物、育児、ボランティア、介護などのいわゆる無償労働は、国内総生産の約3割である130兆円を超える金額にも換算されると言われています。

介護や育児などの無償労働に従事する人口はその8割が女性であることから、女性が社会復帰することで、「産業振興が進み、日本の経済成長につながるのではないか」と期待されているようです。

しかしながら、まだまだ女性が社会復帰しやすい労働環境は整っていないため、国が企業に積極的に働きかけて、女性が働きやすい労働環境の提案や、改善に取り組む企業が増えてきています。

子育てママが働きやすい環境が、今後ますます増えていく可能性を秘めています。

派遣ってどんな働き方?子育て中のママの素朴な疑問

子育て中のママがまた社会に復帰することを考えた場合、一番大きなネックは労働時間の長さです。

先に述べた厚生労働省の調査でも、仕事を継続する意志はあったものの、産後に仕事を続けられなかった理由の第1位として寄せられた意見は「労働時間が合わなかったため」となっています。この回答は、正社員の65.4%、非正規雇用者で48.6%と実に高い数字を占めています。

子育て中のママが仕事を続けながら、家事と育児を両立するためには、両方に従事できる時間が必要となり、子供が学校や保育園などに通っている時間に合わせて、短時間勤務を強いられる場合がほとんどです。

また、乳幼児や未就学児童の場合は、子供が急に熱を出したり、怪我をしたりと、突発的な用事で仕事を休まなければならない場合も多く、子供がいない頃に比べて、フレキシブルな働き方をしなければならなくなります。

残業が発生する正社員という雇用形態では、子供のお迎えに間に合わないなどの問題が発生してしまい、どうしても仕事が続けられないという状況に陥ります。

満3歳未満の児童を育てている労働者に対しては、育児・介護休業法が整備されており、短時間勤務制度(時短勤務)が認められています。しかしながら、職場や職種によって、この制度を利用しづらいケースもあり、時短勤務を新生する正社員の32.5%が「決めた時間に帰れない場合が多い」と嘆いています。

ここからも分かる通り、子育て中のママが正社員として社会復帰するのは非常にハードルが高く、かつては、パートまたはアルバイトという形でしか働けないという場合がほとんどでした。

今日では、企業側の人手不足が深刻化しており、必要な時間帯や繁忙期だけ労働力を増やしたいというニーズも増えています。そこで、企業と働きたい子育てママの橋渡しをする役割として注目を浴びているのが「派遣社員」という働き方です。

事務職など、デスクワークで派遣社員として働く場合でも、勤務日数や勤務時間を調整できる職場が増えています。派遣で働く場合は、週3日や日勤のみ、あるいは土日休みなど、子育て中のママが働きやすい条件で契約できる場合もたくさんあります。

子供の保育園の送迎や学校行事なども考慮して、家、学校、職場の3ヶ所ができるだけ近い場所で探すことも可能で、派遣社員として登録する場合は、エントリー時に希望する働き方や勤務地などの希望もヒアリングしていただけます。

最近では「イクメン」という言葉も定着してきて、男性が育児参加する家庭も増えて着ていますが、子供がいる男性の方が長時間労働をしなければならない世代に重なっていたり、教育費の捻出のため、残業するケースなども多く、子供の急な病気などには、結局女性が対応するしかないというのが実情のようです。

派遣会社を通して働く場合は、勤務先に家庭の事情で変則勤務を希望するなど、なかなか相談しにくい事情を相談する場合にも派遣会社からサポートをもらえることになっています。派遣社員という働き方は、子育てママでも続けやすい雇用形態と言えそうです。 

「派遣」と「直接雇用」の違いとは?

子育てママが仕事を探す際によく見かける「派遣」と「直接雇用」という2つの言葉。この2つにはどんな違いがあるのでしょうか?

「直接雇用」とは、正社員、パート、アルバイトなど、勤務先の企業に直接雇われる形式の雇用形態のことです。それに対して、「派遣」は、派遣社員を運営する会社のスタッフとして登録され、そこから、派遣会社が契約を結んだ派遣先の企業で働くことになります。

企業で働いているけれど、その会社の会社員ではない。それが、派遣という働き方の特徴です。派遣社員となった場合は、必ず一定期間ごとに契約を見直す必要があり、大抵の場合は3ヶ月ごとに更新手続きが必要となります。

派遣されてからの最初の1ヶ月のみ、初回更新期間が短くなっています。派遣社員という働き方は、あくまでも、短期契約で期間限定のお仕事という位置付けです。

 

【「派遣」のお仕事に求められる人材とは?】

派遣社員に求められる人材は、当初は高スキルの人材を短期間企業が採用するために生まれた雇用形態でした。

しかし、最近では「派遣」=「未経験でのOK」という図式に、求められる人材にも変化が出てきています。配偶者の扶養の範囲内や、時短勤務の他、週3日から働けるお仕事案件なども増えており、社会人としてブランクのある子育て中のママでも、チャレンジしやすい雰囲気が派遣社員という働き方にはあります。

子育てママが「派遣社員」として働く際の注意点

子育てママにとって、メリットの多い「派遣社員」という働き方。実際に派遣社員として働く場合に、事前に知っておいた方が良い注意点をいくつか挙げてみます。

時給は秘密にする】

派遣社員の時給は、同じ派遣会社から派遣されていたとしても、時給が違う場合がほとんどです。また、派遣先のアルバイトやパートさんたちとも時給が違うため、うっかり自分の時給を言ったことで、他の方たちと揉め事になるリスクがあります。

同じ仕事をしているのに、時給に差があるとひがまれたりすることになります。勤務先で仲良くなっても、他の方に自分の時給をいわないのが鉄則です。

 

【欠勤の相談と欠勤の連絡方法】
派遣社員として働くママが一番困るのが、子供が体調を崩した場合に、仕事を休まなければならないというケースです。

もし、派遣先の仕事を欠勤、遅刻、あるいは早退しなければならない場合は、派遣先だけでなく、派遣会社へも連絡する必要があります。

まずは、派遣先に事情を説明して、「欠勤」「遅刻」などの報告・相談します。その後、派遣会社に連絡を入れるようにしてください。

子育てママが派遣で働くメリットとは?

ここからは、実際に、子育て中のママが派遣社員として働く場合のメリットについて見ていきたいと思います。

【時給が高い(交通費込みが基本)】

派遣社員のお仕事は、様々な職種がありますが、派遣で一般事務のお仕事に従事する方の平均時給はおよそ1200円から1500円と言われています。時給は、交通費込みで支給されるため、家からの距離や交通費の実費とは関係ありません。

もし、通勤距離の短い職場に勤務することができれば、パートやアルバイトで働くよりも派遣の方が手取り収入が多くもらえるケースが出てきます。

また、派遣社員でも、採用する企業側が求めている資格や職歴を持っている場合は、より高い時給で働くことができるため、時給1500円以上をもらっている派遣社員もたくさんいます。

 

【契約の範囲内で働けばOK】 

派遣社員は、派遣される企業と事前に契約書を交わし、それに則って勤務します。そのため、契約書の内容にしたがってその範囲内で働くことになります。

例えば、契約書に「残業なし」という条件で採用された場合は、基本的に勤務時間内のみ働くことになり、残業することはありません。

パートやアルバイト勤務している方の中には、残業を言い渡されて断れないという方も多いと思いますが、派遣の場合は、派遣会社が間に入って対応してくれますので、企業側とのトラブルなども自分一人で解決する必要はありません。

派遣社員には、事前に契約した内容以上の業務をさせてはいけないという決まりがありますので、不必要な残業や自分の持ち場以上の仕事を押し付けられるリスクも回避できます。

就業時間がきちんと決まっているので、子供保育園のお迎えなども時間通りに行うことができ、子育てしているママにとっては、非常に働きやすい条件と言えます。

 

【派遣会社の福利厚生サービスを利用できる】

派遣会社に登録する際は、一定の基準を満たせば、健康診断の受診や社会保険の加入など、福利厚生のサービスを利用することが可能です。

また、派遣会社にもよりますが、宿泊施設やマッサージなどの割引サービスなど、社員が受けられる特典を用意している会社も増えており、大手派遣会社などでは、スキルアップのための資格講座や託児所付きでママが受けられる復職講座などを設置している場合もあります。

子育てをしながら、社会復帰したいと考える子育てママにとって、仕事を始めやすいようなメリットのあるサービスが増えてきているようです。

 

【有名企業や違う業界の会社でも働ける】

派遣社員として働く場合は、一般就職では、まず働けないような有名企業や大手企業で働けるチャンスもあります。

また、派遣社員として働く場合は、様々な業界で働ける機会があるため、職歴を増やさず、違う業界の職場を体験できるというメリットもあります。

自分にどんな仕事が向いているか?また、子育てしながら働きすい職場はどんな職場なのか?様々な職場に派遣されて働くことで、これまで知らなかったいろいろな会社を見ることができます。

もし、いくつもの職場を普通に直接採用で転々とした場合は、職歴も長くなり「転職歴が多い」と見なされますが、派遣社員なら、一環して業種は同じで、業界だけが変わっているということになりますので、あまりネガティブな印象を受けないと考えます。

子育てママが派遣で働くデメリットとは?

子育てママに魅力的なメリットがたくさんある「派遣社員」という働き方。続いては、デメリットについて見てみましょう。

【契約更新してもらえない場合がある】

派遣社員として働くことの最大のデメリットは、働き続けたいと思っていたとしても、契約更新してもらえず、仕事が急になくなるということが挙げられます。

派遣社員本人の勤務態度もよく、仕事の実績も高評価だったとしても、派遣先の企業が業績悪化したり、景気が悪くなって雇用しつづけられないというケースもあるのです。

契約更新されなかった場合は、派遣会社が次の仕事を紹介してくれる場合がほとんどですが、必ずしも次の職場が自分に合っているとは限りません。

 

【契約の範囲内でしか仕事を任せてもらえない】

派遣社員は、採用された企業との契約書に則って勤務する必要があるため、最初に契約した範囲内でしか、仕事を任せてもらえないというデメリットがあります。

仕事が楽しかったり、こんなこともやってみたいと思ったり、スキルアップにつながるようなお仕事を任せてもらいたいと思っても、挑戦させてもらえないのが派遣社員という身分です。

正社員以上に仕事ができる派遣社員もたくさんいますが、結局は、派遣だと期間限定の労働力という位置づけですので、大きな仕事などは回ってきません。与えられたことだけをやっていたいタイプの方にとっては、これで問題ないかもしれませんが、向上心のある方の場合は、デメリットになるでしょう。

 

【派遣という孤独】

派遣社員として働くということは、いずれ契約期間満了で、この職場から離れるということを意味しています。

正社員と違って入れ違いも激しい業界であることから、会社によっては名前を覚えてもらえず「派遣さん」と呼ばれるような職場もあります。

正社員の中には、パートやアルバイト(直接雇用)の方とは仲良く接しているのに、派遣(派遣会社が雇用)だと差別するという方もいるようで、孤独を感じる方もいるようです。

 

【契約期間中は辞めることができない】

子育て中のママにとって、一番難しいポイントとなるのが、派遣社員は、契約期間中に仕事を辞めることができないというデメリットがあります。

契約に基づいて働くことが基本とされているため、残業などは最初から契約に含まれなければ行う必要がありませんが、契約期間満了までは、退職することが基本的に認められていませんので、途中で子育てとの両立が難しいと思っても、簡単には辞められないのです。

派遣は絶対に辞められないのか?と言うと、そういうわけでもありませんが、理由によっては派遣会社の印象を悪くしてしまい、次のお仕事を紹介してもらえなくなる場合もあります。

派遣社員は、気楽な働き方のように思えるかもしれませんが、そこには責任もあるということを忘れないように注意してください。

派遣で仕事を探すにはどうすればいいの?

子育て中のママでも続けやすいと評判の「派遣社員」。では、実際に派遣のお仕事を探したい時には、どうすれば良いのでしょうか?ここからは、派遣のお仕事の流れについて見ていきます。

【派遣登録から仕事を始めるまでの流れ】

◆仮登録

まず、派遣の仕事を紹介してもらうために派遣会社に登録をします。仮登録は、派遣会社のホームページなどから行ことができ、これまでの学歴、職歴などに加えて、個人情報を登録します。実際に派遣会社を訪問する前に仮登録を済ませることで、派遣会社に行ったときにスムーズに次の登録面談に進めます。

 

◆登録面談

派遣会社でお仕事を探す時には、仮登録を済ませたあと、最低一回は派遣会社に訪問して、本登録を行う必要があります。

登録面談では、お仕事を紹介してくれるコーディネーターの方と面談し、仕事の希望条件のヒアリングなどを行う他、パソコンスキルのチェックなども行われます。

最近では、派遣会社のコーディネーターが家まできてくれる「出張登録」サービスなどもあり、まだ、子供を預ける保育園がなくて、遠くの派遣会社まで出向けないという子育てママには、非常にありがたいサービスとなっています。

この他、派遣フェアなどで合同登録会などを開催している大手派遣会社などもあります。

 

◆仕事紹介

登録面談が終わったら、早い時には、その場で仕事紹介をしてもらえる場合もあります。条件に合うお仕事がなかった場合は、後日、電話等で派遣会社の担当者から仕事紹介の連絡が入ります。

紹介される案件が多い場合は、自分の希望条件をしっかりと伝えて、より働きやすい環境を選ぶようにすることもできます。

 

◆派遣先との顔合わせ

派遣企業先と派遣社員の面談は、基本的には行われない決まりになっていますが、「顔合わせ」を行う場合が多いようです。

採用する企業も、そこに派遣される社員もお互いにどんな職場か、人材かを事前に見ることができます。「顔合わせ」は職場見学という位置づけです。本来、派遣先企業との面接は行わないのが決まりです。

 

◆就業開始
すべての手続きが終了したら、いよいよ派遣先での就業開始となります。勤務初日は、派遣会社のコーディネーターが会社まで一緒に行ってくださる場合が多いようです。

勤務中は、派遣会社に出勤記録を提出する必要があります。パソコンで毎日データを入力する場合と、月末にタイムカードを送る場合など、会社によってやり方が異なります。

派遣会社が派遣先企業と契約更新手続きを行う場合は、派遣社員にもヒアリングを行い3社で確認してから、新たな契約を結ぶというのが通常です。契約更新の際に、時給が上がるチャンスもありますので、勤務態度や勤務実績が認められるように頑張りましょう。

派遣会社への登録~勤務開始までの流れ

派遣会社に登録をしてから、実際に働けるようになるまで、どのように進行していくのか流れをみていきましょう。

1:仮登録
派遣社員は、まず派遣会社に登録するところから始まります。本登録の前に、基本データを仮登録します。派遣会社のホームページに直接データを入力するか、電話で基本事項を伝える形で完了します。

2:面談~登録
本登録をするためには、一度は派遣会社に赴いて担当者と面談をする必要があります。PCのスキル確認や希望職種についてヒアリングが行われます。面談場所は、本社以外にも最寄りの支店で行われることもあります。

また派遣会社によっては、出張面談のサービスや大規模施設で合同面談が行われることがあります。 

面談は1時間程度行われます。この際に本登録をします。

3:仕事紹介
登録をしたその日から、仕事の紹介が始まります。この日条件に合った仕事に出会えなくても、後日、改めて仕事紹介の電話があります。条件に合わなければ、また改めて別件の紹介があるので、妥協して慌てて決める必要はありません。

条件に合う仕事が紹介されれば、了解します。

4:派遣先への訪問
派遣法によって、派遣先の企業が派遣社員を「選考する」ことは禁じられています。このため、採用試験のような「面接」が行われることはありません。しかし雇用者と派遣社員が何の面識もないまま、いきなり仕事に取り掛かるのは、お互いに不安要素が大きいため、事前に「顔合わせ」を行うのが一般的です。ここで会社の雰囲気を把握します。 

派遣先企業は顔合わせの様子から、自社の仕事に向いているかの判断をします。他の派遣会社からも「顔合わせ」にきていることもあるので、必ず採用されるわけではありません。また派遣社員も会社の雰囲気に合わないと感じたら、派遣会社に断りを入れることができます。

5:派遣会社と契約
派遣先企業と派遣社員ともに問題点がなければ、無事就業することになります。就業開始日までに契約書で就業内容を確認して、派遣会社と契約を結びます。

6:勤務開始
派遣先が決まると、就業開始時期を決めて派遣社員として勤務を開始します。

派遣社員に求められるスキルとは?

子育てママが気になる派遣社員のお仕事。実際に派遣社員として働くためには、どんなスキルがあると有利なのでしょうか?

派遣社員でも、簿記・経理の資格や語学力といった専門知識があれば、即戦力として採用される大きなセールスポイントになります。

しかしながら、そういったスキルを持ち合わせていないという方も多いのではないでしょうか?

派遣社員に求められるスキルは、簡単なパソコン操作ができれば見つかる事務職のお仕事なども多く、パソコンスキルがない方は、職業訓練などを経て、短期のビジネススキル講座などでパソコン操作を学ぶ方も多いようです。

まずは、派遣会社に登録して、コーディネーターに相談し、どういった仕事案件があるのかを見て見るのも一つのやり方です。

子育てママが働く場合は、勤務時間や勤務地を優先して決める場合がほとんどですので、勤められる業界や職種は、あまり絞り込まずに探す方が仕事を見つけやすくなります。

また、子供が小さいうちは、派遣社員として働いていたとしても、子供の成長に合わせて正社員を目指すといった働き方もできるのが派遣社員ですので、今はスキルがそれほどなくても、働きながらスキルアップして、いづれ正社員を目指すという方も少なくありません。この場合は、紹介予定派遣という形で働くのが一般的です。

 

派遣から夢の正社員になるには?】

初めは派遣社員として社会復帰したとしても、長期間続けていくにつれて、待遇や収入の面で不満を感じるママもいるでしょう。子供が大きくなるにつれて、働ける時間も長くなりますので、徐々に勤務時間を長くして、いずれは正社員で働きたいと考える方も多くなっています。

派遣社員から正社員に登用される道は、先に少し述べた正社員となることを前提としている「紹介予定派遣」で働く場合や、派遣先の会社で、正社員登用試験や面談を受けるという方法などがあります。

明確な採用ルールはありませんので、自分から積極的にやる気があるというところを見せるというのも大事で、勤務態度はもちろん、無遅刻・無欠席は当たり前です。正社員として採用したいと思わせるだけの実績があることが一番望ましいので、まずは、目の前にあるお仕事を着実にこなしていきましょう。

ママの働き方として派遣は一つの選択肢

子育てママにとって魅力的な「派遣社員」のお仕事についてご紹介しました。

派遣のお仕事は、期間限定で契約更新されない場合もあり、不安定な働き方であることには変わりません。

しかしながら、自分にあった勤務時間や勤務先を選べたり、自力ではまず就職できないような大企業で働く経験を持てたりと、他にはない働き方のメリットもたくさんあります。

育児、家事、仕事の両立を考えると、いきなり正社員で社会復帰するのは、かなり大変です。そういったときに、派遣を考えてみるというのも一案ではないでしょうか?

派遣は、ママでも取り組める働き方の一つの選択肢。自分に合った働き方を見つけて、子育てだけでなく、仕事もできる充実した毎日を送りましょう!

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