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内職と在宅ワークの意味の違いについて知っていますか?詳しく解説☆
公開日: 2018.09.04
最終更新日: 2019.01.28

実は最低工賃が決まっている内職
実は、「内職」の仕事は法律で守られていて、「請負」が多い在宅ワークとは大きく違います。
「どういう意味?」というと、自分自身でクライアントと納期や金額を決める事が多い在宅ワークは「請負業」となり、自分自身が代表として動かないといけません。
金額を決めるのも責任も自分次第なんです。
そして、内職は、厚生労働省の定める「家内労働法」に基づいて最低工賃額が定められていたり(都道府県による)、作業に対する安全面や衛生面の基準が定められていたりと、法律で守られています。
これは、在宅ワークでは、最低工賃が定められているわけではないので、どんなに安い金額でも、自分が受けてしまえば、それが売価となりますが、内職の場合は都道府県の定めた金額以上は貰えますので、大きな違いと言えますね。
例に出してみると、東京都で靴の裏地貼りなどの底付け作業等の革靴製造業の最低工賃は
革の種類…牛革の銀付き又はガラス張り
型及びデザイン…裏付き
工程…中底仮止め、先しん及び月型しん入れ、つり込み、起毛並びにシャンク又は中しん入れ並びに本底張付け
こちらの場合は555円が最低工賃となります。
内職で働ける仕事
内職では、家内労働法で働ける仕事も決まっています。
内職で仕事をする大きな意味は「自宅でコツコツ出来ること」
基本的に材料や道具は支給なので、パソコンやタブレットが必須というわけではありません。
そもそもいわゆる内職仕事自体の意味は
家内労働者側(内職で仕事をする人)
物品の提供を受け、その物品を部品、付属品又は原材料とする物品の製造、加工委託者側(発注者)
仕事を委託する時に、原則として、原材料などの物品を提供して、その物品を部品、付属品、又は原材料とする物品の製造、加工等を頼むこと
(どちらも家内労働法より)
とありますので、基本的に発注者が全て材料を用意するようになります。
自分が持っているパソコンやタブレットなどで仕事をする「在宅ワーク」とはここの意味合いが大きく違いますね。
この定義の中で働ける仕事というと、最近ではネイルパーツでもあるラインストーンに欠けや割れが無いかの選定作業や、乾物などの袋詰加工。
他にも最低工賃で紹介しました靴のパーツ取り付けや、封筒の糊貼りなどがございます。
インチキ内職に注意!
内職の意味や内容について、軽くご理解いただけたと思います。
しかし、材料などは材料等も自分で用意しなければならない、仕入れなければならないといった「インチキ内職」にはご注意下さい!
インチキ内職とは?
「講習会」「説明会」などと謳って、高額な受講料を徴収したり、出来上がった成果物に対して様々な理由を付けて買い叩く、買上げを拒否するなどといったインチキ内職が近年多く見られます。
「自宅で出来る仕事」と銘打ってパソコンを高額で売りつけるといったインチキ内職も近年話題となっております。
こちらは在宅ワーク希望者対象にもあるので、内職だけの問題ではありません。
自宅で楽に数万数十万稼げるといったウマい話はありませんので、自分自身で注意をするしか無いのですが、内職といっても業務委託契約書の内容や、工賃などをしっかりと確認して委託条件の意味を理解しておけば、内職に限らずトラブルを回避できるでしょう。
また、こういったインチキ内職についてのトラブル相談窓口が、東京都消費生活総合センターに設けられておりますので、イザという時はこういった機関も利用すると良いアドバイスをもらえるでしょう。