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スキルをお金に!主婦がオンライン講師で月3万円を稼ぐステップを解説

自分の得意分野や経験を活かし、人に教えることで収入につなげられる「オンライン講師」という働き方が注目されています。パソコンやスマホがあれば始められるため、家事や育児で外に働きへ出にくい主婦にとって相性の良い選択肢です。

実際に料理やハンドメイドなど、多くの主婦が得意分野を活かして、月3万円前後の副収入を得ている事例も少なくありません。

この記事では、主婦がオンライン講師に向いている理由から月3万円を稼ぐためのステップ、安定して続けるための工夫まで詳しく解説します。持っているスキルを収入につなげたいと考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

オンライン講師が主婦に向いている3つの理由

オンライン講師が主婦に向いている主な理由は、次の3つです。

  • 家事や育児の合間に働ける
  • 自分の得意を活かせる
  • 高単価を狙える分野もある

それぞれ解説します。

家事や育児の合間に働ける

オンライン講師として働く大きなメリットは、自由度の高さです。講座は自分のスケジュールに合わせて設定できるため、子どもが学校に行っている時間や家事が一段落した夜など、都合の良い時間帯に仕事を入れられます。

また通勤時間が不要なため、効率良く働けるのも魅力の一つ。フルタイム勤務が難しい主婦にとって、家庭と両立しやすい働き方といえます。

自分の得意を活かせる

オンライン講師は、これまでの経験が市場価値として高く評価される可能性があります。例えば料理や裁縫、子育ての工夫や得意な語学など、日常で培った知識やスキルがそのままレッスンの題材になるのです。特別な資格がなくても実体験をもとにした講座は説得力があり、悩みを抱える人に喜ばれるでしょう。自分の強みを活かせるため、続けやすくやりがいも感じやすい働き方です。

高単価を狙える分野もある

ジャンルによっては、1レッスンあたり数千円の報酬を設定できる場合も。英語やプログラミングといった専門性の高い分野はもちろん、近年はSNS活用やCanvaの使い方など、デジタルスキル系の講座も人気が高まりつつあります。

需要のあるテーマを選び、内容を工夫して提供すれば、継続的な収入へとつなげることが可能です。主婦にとっては、自分の強みを磨きながら報酬単価を上げていける大きなチャンスといえるでしょう。

オンライン講師で月3万円を稼ぐまでの5ステップ

「興味はあるけれど、何から始めてよいのかわからない」と、悩む人も多いのではないでしょうか。収入を得るための流れを5つのステップに分けて解説します。

  1. テーマを決める
  2. 教材やカリキュラムをつくる
  3. プラットフォームに登録する
  4. 講座を公開してレッスンを始める
  5. 改善を重ねて継続的に受講者を増やす

順番に見ていきましょう。

テーマを決める

最初のステップは「何を教えるか」を明確にすることです。料理や語学、ハンドメイドなど、自分が得意としている分野を選ぶのがよいでしょう。日常生活の工夫や子育ての経験なども、同じ立場の人には価値のある学びになります。

テーマを選ぶ際は、得意・好きだけでなく「人からよく質問されること」や「需要があるジャンルかどうか」も参考にするのがおすすめです。需要があるテーマを選ぶことで受講者を集めやすくなり、継続的な収入につながりやすくなります。

教材やカリキュラムをつくる

テーマが決まったら、次は具体的な講座の形に落とし込みましょう。ただ知識を羅列するのではなく、受講者が「なぜ学ぶのか」「何を学ぶのか」「どのように実践するのか」を明確に理解できるよう構成することがポイントです。また基礎編と応用編に分けて構成すれば、継続的なレッスンにつなげられます。

プラットフォームに登録する

作成した講座を販売するために、オンラインレッスンを提供するプラットフォームに登録しましょう。代表的なプラットフォームには「ストアカ」や「ココナラ」「Udemy」があり、それぞれ特徴があります。集客機能や決済システム、予約管理機能などを提供してくれるため、準備の手間を省ける点がメリットです。プラットフォームを選ぶ際は、扱うジャンルとの相性や手数料、利用者の年齢層や目的などを比較検討するとよいでしょう。

登録後は魅力的なプロフィール写真や講師紹介文、講座の詳細説明文を充実させることが大切です。「この講師から学びたい」と思わせるような親しみやすさと、専門性が伝わる自己紹介を考えてみてください。

講座を公開してレッスンを始める

講座を公開したら、いよいよレッスンのスタートです。受講者が申し込みやすいよう、まずは単発レッスンや無料・低価格のお試しレッスンを用意するのがおすすめ。また友人や知人にモニターとして参加してもらい、レッスンの流れや質疑応答の練習、機材の確認をしておくとよいでしょう。

レッスンでは受講者一人ひとりに寄り添った丁寧な対応を心がけ、スムーズでわかりやすい進行を意識しながら取り組んでみてください。レッスン終了後には受講者へ感謝のメッセージを送り、レビュー(感想)を書いてもらうようお願いすることで集客につながりやすくなります。

改善を重ねて継続的に受講者を増やす

講座は、一度作ったら終わりではありません。受講者の声をもとに、改良を続けることが大切です。アンケートやレビューから得られる意見を参考に、説明の仕方を見直したり実践例を追加したりして、講座をブラッシュアップしましょう。

小さな工夫を続けることで、満足度は高まります。またSNSやブログでレッスン内容や実績を発信すれば、新規の受講者獲得にもつながるでしょう。安定収入を得るためには、このような改善と集客を繰り返して、新規受講者やリピーターを増やしていく工夫が必須です。

主婦におすすめのオンライン講師ジャンル7選

オンライン講師といっても、活躍できるジャンルは多岐にわたります。主婦におすすめのジャンルは、以下の7つです。

  1. 料理・お菓作り
  2. ハンドメイド・クラフト
  3. 子育て・教育
  4. 英語・語学
  5. 美容・健康・セルフケア
  6. デジタルスキル
  7. 趣味・ライフスタイル

それぞれ解説します。自分に合った分野を見つけることで、自然体で取り組める講座をつくれるでしょう。

1.料理・お菓子作り

家庭料理やお菓子づくりは、主婦の経験を活かせる代表的なジャンルです。簡単につくれる時短レシピや、子どもと一緒に楽しめるおやつづくりなどニーズは幅広くあります。受講者は「日常ですぐ実践できる内容」を求める傾向が強いため、特別なテクニックよりも実用性を意識するとよいでしょう。

2.ハンドメイド・クラフト

アクセサリーや小物づくりなど、ハンドメイドは趣味と収入を両立できる分野です。完成度の高い作品を目標に設定し、材料の選び方からプロのような仕上げのコツまでを段階的に教えるカリキュラムが人気な傾向にあります。また完成品をフリマアプリやオンラインショップで販売する方法まで教える講座をつくれば、趣味を活かして副業したい層も取り込めるでしょう。

3.子育て・教育

育児経験をもとにした講座も、注目を集めています。例えば「子どもが喜ぶ声かけの工夫」や「家庭でできる学習習慣の作り方」など、実体験に基づいた内容は同じ立場の親に響きやすいです。資格がなくても、経験を整理してわかりやすく伝えるだけで価値が生まれるでしょう。教育ジャンルはリピーターになりやすく、長期的な講座につながりやすい点も特徴です。

4.英語・語学

語学力を活かせるジャンルは、安定した人気があります。英会話はもちろん初級者向けの基礎文法や旅行会話、中国語や韓国語といったニーズもあります。マンツーマン形式で発音や会話の練習ができるのは、オンラインならではの利点です。語学分野は比較的高単価を設定しやすく、長期受講にもつながりやすいため、安定収入を目指したい人におすすめです。

5.美容・健康・セルフケア

ヨガやピラティス、ストレッチやスキンケアなど、美容や健康に関する分野も需要が高い分野です。主婦の人は、産後の体型戻しや更年期ケアなどライフステージに合わせたリアルなノウハウを持っているため、共感を呼びやすい強みがあります。

例えば自宅で手軽にできるセルフマッサージのやり方や、簡単にできるエクササイズなどが人気です。理論的な解説だけでなく、受講者一人ひとりの体の状態や肌質に合わせたアドバイスを提供することで満足度が向上し、リピートにつながりやすくなるでしょう。

6.デジタルスキル

現代において必須のスキルとなったデジタルスキルを教える講座は、シニア層やデジタルに苦手意識を持つ層から高い支持を得ています。教える際は専門用語を避け、わかりやすい言葉と手順で説明することを意識するとよいでしょう。受講者がつまずきやすいポイントを事前に把握し、画面共有機能などを活用しながら一緒に操作する形式で丁寧にサポートすると満足度を高められます。

7.趣味・ライフスタイル

フラワーアレンジメントや写真整理、手帳術など、趣味や生活に関わるジャンルもおすすめ。「毎日の生活が少し豊かになる」内容は、多くの人に受け入れられやすいテーマです。特に、主婦ならではの視点で役立つ工夫を取り入れると共感を得やすくなります。自分自身が楽しみながら提供できる分野であれば、長く続けられる講座になるでしょう。

オンライン講師に必要な4つの準備

スムーズなレッスン運営と受講者の満足度向上のためには、入念な準備が欠かせません。以下の4点を整えておきましょう。

  1. 安定したネット回線とパソコン・カメラを揃える
  2. 背景や音が気にならない環境を整える
  3. ZoomやGoogle Meetなど基本ツールを使いこなす
  4. 講座の見栄えを良くする照明や音声機材を準備する

それぞれ解説します。

1.安定したネット回線とパソコン・カメラを揃える

オンラインレッスンはインターネット回線を通じて進めるため、高速かつ安定したインターネット回線環境が大切です。回線が不安定だと映像や音声が途切れ、受講者にストレスを与えてしまいます。

光回線など安定した環境を整え、パソコンやカメラは最低限HD画質に対応しているものを選びましょう。ノートパソコンに内蔵されたカメラでも可能ですが、外付けカメラを用意すると映像の質が向上し、より信頼感を与えられます。

2.背景や音が気にならない環境を整える

受講者が集中できるよう、背景や周囲の音にも配慮します。背景には生活感のあるものが映り込まないように整理整頓するか、シンプルな壁やバーチャル背景の活用がおすすめです。また騒音が入りにくい静かな部屋を選び、できればドアを閉めて外部の音を遮断しましょう。静かな場所の確保が難しい場合は、ノイズキャンセリング機能付きのヘッドセットやマイクを使用するのも一つの方法です。

3.ZoomやGoogle Meetなど基本ツールを使いこなす

講座でよく使われるのは、ZoomやGoogle Meetといったオンライン会議ツールです。画面共有やチャット、録画機能など基本操作を把握しておけば、講座の進行がスムーズになります。なかにはツールに不慣れな受講者もいるため、使い方を簡単に説明できるようにしておくとよいでしょう。またリハーサルで操作を確認しておくことで、本番中のトラブルを防げます。

4.講座の見栄えを良くする照明や音声機材を準備する

映像と音声は、講座の印象を左右する大切な要素です。暗い部屋では表情が伝わりにくいため、リングライトなどの照明を取り入れるとよいでしょう。音声に関してはマイク付きイヤホンでも対応可能ですが、雑音が入りにくい外付けマイクを用意すれば聞き取りやすさが上がります。見やすく聞きやすい環境を整えることは、受講者の満足度を高めるためにも必須です。

オンライン講師の相場は?目安を解説

オンライン講師のレッスン単価はジャンルや講師の専門性、レッスンの形式(マンツーマンかグループレッスンか)、時間の長さなどによって大きく変動します。例えば趣味や教養を目的としたグループレッスンの場合、1時間あたり1,500円から3,000円程度が目安とされることが多いです。大人数を対象にすると1人あたりの単価を抑えつつ、まとまった収入を得られます。

一方で語学や資格試験対策、専門的なデジタルスキルなど、成果に直結する内容のマンツーマンレッスンでは、1時間あたり3,000〜1万円以上と高めの価格設定が可能です。最初は無理せず、月3万円を目標にするとよいでしょう。例えば1回2,000円のレッスンを週に4回、月に16回ほど開催することで達成できます。

まずは実績作りとして相場よりもやや低めに設定し、レビューやリピーターが増えてきたら徐々に単価を上げていくという戦略が一般的です。その後は、経験の成長に合わせて柔軟に価格を見直していくとよいでしょう。

収入を安定させるためのポイント5つ

オンライン講師は始めやすい一方で、安定した収入を得るには工夫が必要です。ここでは5つのポイントを解説します。

  1. リピーターを増やす仕組みをつくる
  2. 集客を「仕組み化」する
  3. 教材や講座を「ストック型」にする
  4. 単価を少しずつ上げる
  5. スキルを磨き続ける

ぜひ、意識しながら活動してみてください。

1.リピーターを増やす仕組みをつくる

収入を安定させるには、リピーターの存在が大切です。単発で終わらないように「基礎の次は応用編」といった流れを用意すると、継続して受けてもらいやすくなります。またレッスンで学んだ内容の復習用資料を配布したり、お礼メッセージを送ったりすると「また参加したい」と思ってもらえるきっかけをつくれるでしょう。

2.集客を「仕組み化」する

毎回ゼロから集客するのは負担が大きいもの。そこでSNSやLINE公式アカウントを使って情報を発信し、講座に興味を持った人とつながりを持ち続ける仕組みを作りましょう。日常の発信に受講者の声やレッスン風景を交えると、信頼感が増して申し込みにつながりやすくなります。

3.教材や講座を「ストック型」にする

オンライン講師の活動は「時間労働型」になりがち。効率良く収益を得たいと考えているなら、ストック型ビジネスという選択肢も視野に入れておくとよいでしょう。

例えばUdemyは、持っている知識やスキルを動画講座にして販売できるプラットフォームです。一度作成した講座が長期間にわたって自動的に購入・受講されるため、労力を減らせます。ただし、公開するだけで受講者を得られるわけではありません。SNSやUdemyの機能を活用して集客にも力を入れる必要はありますが、軌道に乗れば少ない労力で安定した収入を得られる仕組みをつくれるでしょう。

4.単価を少しずつ上げる

実績や経験を積み重ねて自信が持てたら、レッスン単価を少しずつ上げていきましょう。受講者の満足度が高く、レビューが増えてきたら値上げのタイミングです。単に値上げするのではなく「教材をバージョンアップしました」「個別相談時間を追加しました」といった提供価値の向上とセットにするのがポイント。受講者にも納得感を持ってもらえます。

5.スキルを磨き続ける

講師として長く活動するには、自分自身が学び続ける姿勢が欠かせません。他の講師の講座を受けて新しい表現方法を取り入れたり、受講者からのフィードバックを活かしたりすることで講座の質を高めていきましょう。さらに新しいジャンルやトレンドを取り入れれば、講座の幅が広がって集客面でも強みになります。

主婦がオンライン講師として活動する際の注意点5つ

オンライン講師は自由度の高い働き方ですが、続けていくためには注意したい点もあります。それが次の5つです。

  1. 家庭との時間管理を徹底する
  2. プライバシーと安全性に配慮する
  3. 信頼できるプラットフォームを選ぶ
  4. 無理な価格設定を避ける
  5. 税金や扶養についての理解も深める

順番に解説します。

1.家庭との時間管理を徹底する

在宅でできるからこそ、家事や育児との線引きが曖昧になりがちです。結果的に生活のリズムが崩れたり、子どもの相手をしながら講座を進めることになり、集中できなくなるケースも少なくありません。

レッスンはあらかじめ決めた時間に設定し、家族の予定と重ならないように調整しておくことが大切です。Googleカレンダーなどのスケジュール管理ツールを使えば、家庭と仕事を切り分けやすくなります。

2.プライバシーと安全性に配慮する

画面に映る背景や、個人情報の扱いにも注意が必要です。生活感のある部屋が映り込むと受講者の印象に影響するため、シンプルな壁やバーチャル背景の利用がおすすめです。また受講者とやり取りをする際は、本名や個人のメールアドレスも安易に公開しないようにしましょう。

決済や連絡は必ずプラットフォームを通し、直接的な個人情報のやり取りを避けることが、安全に続けるためにも大切です。

3.信頼できるプラットフォームを選ぶ

オンライン講師のスタートには、受講者募集や決済の仕組みが整ったプラットフォームを使うのが基本です。「ストアカ」や「Udemy」は知名度が高く、多くの受講者が利用しているため、初めての人でも信頼を得やすい環境といえます。

ただし、プラットフォームによって手数料や利用規約は異なります。内容を確認せずに始めると「思ったより手取りが少ない」と感じることもあるので、事前に比較して自分のスタイルに合ったものを選びましょう。

4.無理な価格設定を避ける

オンライン講座は価格を自由に設定できる点が魅力ですが、相場よりも極端に高い金額にすると受講者が集まりにくくなります。一方で、極端に安すぎる価格も「質が低いのでは」と疑われてしまう可能性があるでしょう。

最初はプラットフォームの相場より少し低めに設定し、レビューや実績を積んでから徐々に引き上げるのがおすすめです。適正価格で提供することは受講者に安心感を与え、自分自身も無理なく継続できるポイントになります。

5.税金や扶養についての理解も深める

収入が増えてくると、税金や扶養の範囲に関する知識が欠かせなくなります。例えば配偶者の扶養に入っている場合、一定の目安を超えると税金や社会保険料に影響が出ます。また一定額を超えると確定申告が必要になり、青色申告や開業届を検討する段階に進む人も少なくありません。

収入を増やすことに集中していると後回しにしがちな部分ですが、家計全体で考えると大切な部分です。早めに知識を深め、必要に応じて税務署や専門家に相談しておくとよいでしょう。

まとめ

オンライン講師は、自宅にいながら自分の得意や経験を収入につなげられる働き方です。家事や育児と両立しやすく、主婦にとって挑戦しやすい選択肢といえます。本記事で解説した具体的な準備や注意点を参考に、オンライン講師としてのキャリアをスタートさせてみてはいかがでしょうか。

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