自営業者はクレジットカードを持てる?審査を通過する為のポイントなどご紹介! | 在宅ワーク・内職の求人・アルバイト情報なら主婦のためのママワークス 在宅ワーク・内職の求人・アルバイト情報なら主婦のためのママワークス

その他お役立ち情報

自営業者はクレジットカードを持てる?審査を通過する為のポイントなどご紹介!

公開日: 2018.10.12
最終更新日: 2019.07.30

自営業者はクレジットカードを持てる?審査を通過する為のポイントなどご紹介!

自営業や個人事業主はクレジットカードがもらえないって本当?

サラリーマンを辞めて自営業になる方が増えている昨今、自営業や個人事業主になると、サラリーマンだった時代には予想もしなかったトラブルがいろいろと発生します。

その代表的なものが、クレジットカード。サラリーマンの時には楽々審査が通っていたのに、自営業になった途端、クレジットカードを取得できないという方も珍しくありません。

営業の方は、一般のサラリーマンと違って収入が不安定という風に判断されてしまい、その分クレジットカードの審査ハードルが上がるというのが、主な原因です。

しかしながら、自営業でも、きちんと審査に通って法人用のクレジットカードや個人でクレジットカードを取得できている方もいます。

そこで今回は、自営業の方が個人事業主としてクレジットカードを申請する際に気をつけたいポイントや、取得しやすいおすすめのクレジットカードなど、自営業の方に役立つクレジットカード情報をお届けします!

自営業のクレジットカードは審査が厳しい!その理由は?

営業と言われる職業の方は、商店などを経営する方や、フリーランスでライター業を営む方まで、様々な業務形態があります。中には、大工さんのように店舗を構えず、腕一本でサービスだけを提供する自営業の方もいます。

ここで定義する自営業とは、会社員のように企業や団体などに所属せず、個人で事業を経営している個人事業主という方です。自分で事業をやっていても、法人登記している方は自営業に含まれません。

 

<クレジットカードの職業欄は「自営業」と記入するの?>

クレジットカードの職業欄は、サラリーマンであれば「会社員」と記入するのが当たり前ですが、それ以外の方は自由業か自営業を選択することが可能です。

営業は、自分の力で事業を経営している方のことで、自由業は、専門的な技能で収入を得ていることのことを指します。例えば、医師や弁護士などに代表されるいわゆる「士業」を生業とする方は、自由業に当てはまります。

この定義の違いを知らない方のほとんどがクレジットカードの申請時に職業欄で「自営業」を選んでいるようです。

職業欄を自営業にするとクレジットカードの審査が厳しくなる?

クレジットカードの申し込みの際、職業欄で自営業を選択する人の中には、株式取引などで収入を得ている投資家の方なども含まれます。

例えば、俳優などは自由業に含まれますが、定義が分からず自営業と申告している方も中にはいらっしゃると思います。

クレジットカードの審査の際に、自営業と申請する方の人口が申し込み数に対して多くなっている背景から、その分、自営業で審査落ちをしてしまう方の数も増えています。

そういう数字上の特性を見ると、自営業の審査通過率は、他の職業より少ないという結果になり、職業欄に自営業と書くと不利という風に解釈されている一面もあります。

 

<審査に落ちるのは自営業だからではなく収入証明できないから!>

クレジットカード申請の際に、職業欄を自営業とする方が多いことは先に述べましたが、審査落ちしてしまう原因は、別に職業を「自営業」と記入したからではありません。

営業の方の多くは、収入を証明することが難しいため、安定的な収入がある=返済能力が高いと判断されるクレジットカード申請手続きで、不利になることが審査通過できない主な原因です。

たとえば、ネットオークションや株のトレーダーなどで生活していたり、懸賞の賞金やポイントサイトなどで得た収入で生活している方は、クレジットカードを申請する場合に自営業と書くことが多いようです。

しかし、こういった職業は、収入を証明する手段がないため、無職と同じような扱いを受けてしまう可能性があり、審査落ちするという理由があります。

また、自由業なのに、自営業と申請をあげた場合も同じで、無職や自称自営業の方と同様、収入を証明できないため、審査落ちしてしまうようです。

営業で、個人事業主の方は、開業届けを出して屋号を登録し、確定申告を行うことで収入を証明することができます。

また、安定した収入が得られないと自営業の開業届けを出して確定申告していても、クレジットカードの審査が通りにくいという条件もあります。

営業だと、どうしても商品の売上に上下があり、会社員のように定期的に安定して収入を得られないという場合が多くなります。

その分、会社員よりも収入が不安定ということで、どうしても、審査基準が厳しくなってしまい、返済能力がないと判断されてしまう場合があるのです。

例えば、月によって売上がゼロということもある自営業の場合は、その月は、支払いできる資金がないという風に判断されてしまいます。

営業の方が、クレジットカードの審査を通過するためには、きちんとした収入証明ができるという点以外に、毎月安定した収入があるということを知らせるということが重要になってきます。

 自営業でクレジットカードの審査を通過するための3つのポイント

クレジットカードの審査で、何かと不利な点が多い自営業者。でも、審査を通過できるポイントが3つほどありますので、ここをきちんと押さえればクレジットカードを取得するのはそれほど難しいことではありません。

では、自営業者がクレジットカードの審査を通過するために重要なポイントとは、どういった点があるのか、詳しく見ていきましょう。

 

<ポイント1:開業届けを提出して個人事業主となる>

まず、自営業者がクレジットカードの審査を通過するために大切なポイントは、個人事業主として、税務署に開業届けを提出するということです。

開業届を提出せずに、不法に営業して利益を得ている自称自営業の方はたくさんいますが、開業届けを出していないということは、確定申告を行っていないため、収入を証明できないということになります。

税務署に開業届けを出すことで、毎年きちんと確定申告を行い、自営業者として、自分の収入を証明することができるようになります。

脱税していれば、社会的に信用がないということになりますので、同じ自営業でも、クレジットカードの審査は通りません。

たとえば、楽天市場などでネットショップなどを運営する場合は、開業届けの提出が求められています。個人事業主として、きちんと登録しなければ、自営業者として商売をすることができない仕組みになっています。

また、確定申告をしていれば、それに応じて、年間所得を証明することにもなりますので、自営業者でもクレジットカードの審査を通過しやすいということに結果としてなります。

クレジットカードの申請時に、自営業と職業を選択した場合は、確定申告や納税履歴の提出を求められる場合がほとんどです。

 

<ポイント2:自営業でクレジットカードを申請するのは開業2年めから>

クレジットカードの申請時には、職業の選択だけでなく、勤続年数を記入する欄もあります。

営業者の場合は、何年この事業を運営しているかを表す「営業年数」を記入することになります。

会社勤務の方でも、勤続期間が6ヶ月未満の場合は、クレジットカードの審査を通過できない場合が多く、勤続年数が長い人ほど、安定して収入があるという風に判断され、審査通過しやすいという傾向にあります。

営業の場合も、これは同じことで、開業して1年未満の場合は、まだ確定申告を行っておらず、納税の履歴がないため、収入証明をすることができません。

また、年度をまたいで一度確定申告を行ったとしても、1年未満の収入しか証明できないため、審査が通りにくいという傾向にあります。

できれば、審査落ちしたくないと考える方は、自営業を開業してから2年め以降にクレジットカードの申請をあげるのがベストです。

開業1年未満でどうしてもクレジットカードを取得したい場合は、審査通過の可能性が高いクレジットカード会社を選択するという裏技があります。

しかしながら、一度審査落ちしてしまうと、信用情報会社に審査落ちの履歴が残ってしまいますので、次にクレジットカードを申請する際にも、不利になってしまいます。審査落ちしてしまった場合は、6ヶ月間記録が保管されますので、さらに6ヶ月以上待ってから申請をあげなければならないという悪循環に陥ります。

 

<ポイント3:利益率の高さより安定した収入がある方が重要>

営業の方がクレジットカードを申請する場合は、各月ごとの利益率の高さより、収入は低くても毎月安定して収入を得ているということが重要なポイントとなります。

例えば、毎月20万円ずつ収入がある自営業の方と、月によっては200万以上収入があるが、月によっては収入が0円となる2名の自営業者がクレジットカードの申請をした場合、審査で有利になるのは、毎月20万円ずつ収入がある自営業者の方になります。

収入の上下が激しい方は、返済能力が低いと思われてしまいますので、少ない金額でいいから、毎月安定して収入を得られるということが、非常に重要です。

営業になると、年収の高さだけを気にしがちですが、クレジットカードの申請にあたっては、年収が高くても、月によっては収入がゼロというような方より、年収200万円でも、毎月最低20万円は収入があるという方の方が有利になります。

3つのポイントをまとめると、自営業の方が、クレジットカードの審査を通過するためには、

1.個人事業主としてきちんと開業届けを出す

2.開業後2年め以降に申し込みをする

3.年収は低くていいので毎月安定した収入があることを証明する

ということになります。

多くの方が自営業としてクレジットカードの申請をしたのに、通過しなかったという背景には、まず、第一条件である個人事業主として開業届けを出していないということが挙げられます。

納税の義務をきちんと果たさなければ、社会的信用が得られないので、クレジットカードも取得できないということを心得ておきましょう。

自営業におすすめのクレジットカードはどんなものがある?

様々な種類のクレジットカードがありますが、特に自営業を営む方に、おすすめのクレジットカードにはどんなものがあるのでしょうか?

人事業主として自営業者が取得できるクレジットカードは、個人用と法人用の2種類のクレジットカードがあります。経費の決済などに利用できる法人用クレジットカードには、自営業や個人事業主にお得なサービスが付帯されているものが多いので、自営業で申請するなら,断然法人用クレジットカードがおすすめです。

法人クレジットカードを利用することができると、自営業にかかるコストを抑えたり、自営業に役立つ様々なサービスを受けることが可能です。

法人登記をしていない個人事業主の方(つまり自営業の方で個人事業主として開業届けを出している方)なら、法人クレジットカードに入会する資格があります。

また、審査基準も選ぶクレジットカードによっては、かなり高い確率で審査通過できるものがあるのが、法人クレジットカードの魅力です。

個人用クレジットカードを自営業用に使うと、経理や会計処理の部分で色々な手間が発生します。そういったデメリットを考えると、法人クレジットカードの方が、ビジネスに役立つポイントも多く、経理や会計事務に関わる負担を減らすこともできて一石二鳥です。

では、法人クレジットカードのメリットには、どんな点があるのでしょうか?

会計や経費管理を一元化できる
ビジネスに役立つサービスが充実
私的利用と自営業で利用した経費の区別ができる
確定申告手続きの簡素化
キャッシュフローがよくなる
経費の支払いに利用することで経費節減になる

法人クレジットカードは、自営業にかかる経費管理をスムーズに行うことができるようになるため、個人事業主や小規模事業主こそ、法人クレジットカードを持つ方が良いということになります。

では、実際に法人クレジットカードを申し込むなら、どのようなクレジットカードが良いのでしょうか?

開業一年未満の自営業者でも、申し込み審査が通過しやすいおすすめのクレジットカードを以下に3つ挙げてみます。

 

 

<アメックス・ビジネス・カード>

開業1年未満で自営業の方が、審査通過しやすいおすすめの法人クレジットカードは「アメックス・ビジネス・カード」です。

アメックス・ビジネス・カードは、外資系クレジットカード会社が発行しているクレジットカードで、自営業で、開業1年未満でも審査通過が可能と言われています。

日本のクレジットカードの審査基準は、経営実績やクレジットカードヒストリーと言われる利用履歴などを重視する傾向にありますが、外資系クレジットカードであるアメックスの審査基準は、これとは異なります。

アメックスの本拠地であるアメリカでは、ビジネスを開業する方や再チャレンジする方を高く評価する傾向にあり、開業期間が短いベンチャーや起業者に大して、サポートするという傾向にあります。

こういった理由からアメックス・ビジネス・カードは、自営業を始めて1年未満でも入会可能なクレジットカードとして多くの利用者を獲得しています。

ちなみに、日本の一般的な法人クレジットカードの審査を通過したい場合は、開業後最低3年間の営業実績を報告する必要があると言われています。

アメックス・ビジネス・カードは、個人事業主用と法人用の2つのクレジットカードがあり、カードのステイタスは、どちらも同じでう。

営業の方は、個人事業主tなりますので、法人カードに必要な登記簿謄本の提出は必要ありません。本人確認書類の提出のみで申請が可能となっています。

アメックス・ビジネス・カードなら、無料の会員登録を行うことで、利用明細(四半期管理レポート)なども発行してくれます。経費管理が効率的に行えるようになるというメリットがあります。

アメックス・ビジネス・カードには、他にも、福利厚生プログラムや75000以上の施設を優待料金で利用できるサービスもついています。年会費無料で利用できる、ビジネス情報サービスなど、他にも自営業の方に役立つ特典がいっぱいです。

この他にも、旅行保険や付帯していたり、同伴者1名まで無料で利用できる空港ラウンジサービスなどもついているので、出張の際にもメリットが満載です。

営業で、特にクライアントの接待の機会が多い方には、接待のアメックス・ビジネス・ゴールドカードがおすすめです。ステイタスが高く、取引先との信頼関係を築くのにも役立つ、社会的信用度の高いクレジットカードです。

アメックス・ビジネス・ゴールドカードも、開業1年未満の自営業者で申請可能で、個人事業主の方でも取得しやすいクレジットカードとして知られています。

アメックス・ビジネス・ゴールドカードには、接待に便利なレストラン予約サービスや、ヘルスケアの無料相談サービスなど、さらに多くの特典がついていますので、その点もおすすめポイントと言えるでしょう。

アメックスの発行するクレジットカードは、利用限度額の上限は、一律ではりませんので、高額を利用しなければならない場合は、事前に承認手続きを行うことで高額決済も可能です。

利用限度額に制限の多いクレジットカードが多い中で、このようなサービスがあるというのは、自営業者にはとても心強いですね。

 

<オリコ・エグゼクティブ・ゴールドフォービズS>

営業者の方におすすめのクレジットカード、続いてはオリコカードが発行している「オリコ・エグゼクティブ・ゴールドフォービズS」です。こちらは、経費をあまりかけずにクレジットカードを持ちたいという方におすすめです。

オリコ・エグゼクティブ・ゴールドフォービズSは、自営業者(個人事業主)専用の法人クレジットカードとなっており、本人確認書類のみで申請可能です。審査に通過しやすい法人クレジットカードとして、先のアメックスカードと同様人気があります。

オリコカードは、コストパフォーマンスが良い法人クレジットカードとして知られており、初年度の年会費は無料で、次年度以降も2000円となっており、年会費の安さが魅力です。

営業者に人気の会計ソフトfreeeを2ヶ月間魅了で利用することができ、クレジットカードの利用だけでなく、確定申告を行う場合の手続きを簡略化することも可能です。freeeの経費は、プランにもよりますが、スタータープランでも月980円になりますので、2ヶ月分つくなら、2年目の年会費と同じぐらいの費用を浮かせることができたと考えることもできます。

他にも、オリコの法人カードに付帯するサービスには、以下のようなものがあります。

国内旅行傷害保険、海外旅行傷害保険、ショッピング保険、事務用品割引、レストラン割引など、自営業に役立つ魅力的な特典が満載です。

またクレジットカードの種類は、VisaまたはMasterCardブランドの優待サービスも選べます。

もし、MasterCard選択した場合は、「ダイニング BY 招待日和」というサービスで、コース料理が1名無料になります。接待の際に非常にお得なサービスです。

たとえば、個人会員でこのサービスを利用するためには、年会費32400円が必要となります。このサービスのコストだけでも、法人カードを利用する価値があると言えます。

Visaカードを選択した場合は、「Visa ビジネスグルメオファー」というサービスが付帯しており、なだ万やホテルレストランなどを10%OFFで利用することができます

オリコ・エグゼクティブ・ゴールドフォービズSは、キャッシングサービスも付帯しているクレジットカードです。どうしても現金が必要となった際に、サポートが受けられるというのも、自営業者にとって心強いサービスです。

キャッシングサービス以外にも、オリコでは証書貸付やローンカードの利用も可能なので、融資を受ける際にも優遇金利で貸付を受けられるという特典があります。

自営業なら法人用クレジットカードを持つのがおすすめ!

営業の方がクレジットカードの申請を行う際の注意点や、開業1年未満でも申請できる法人クレジットカードの情報などをまとめました。

営業だと、クレジットカードの申請をしても審査が通らないというまことしやかな噂がありますが、きちんとした手続きを行えば、自営業だからと言って審査が通らないということはありません。

また、自営業になってから1年未満の場合は、どうしても事業収入を証明できる手段がなくなってしまうので、先にご紹介したアメックス系列のクレジットカード以外は、審査を通過し辛いというのも事実です。

もし、個人カードでクレジットカードを保有しておきたいと考える場合は、サラリーマンのうちに、クレジットカードを取得して、それから、自営業などの個人事業主に転向する方が手続きも簡単なのでおすすめです。

また、自営業転向後に手続きをする場合でも、きちんと開業届けを出して確定申告を行っていれば、クレジットカードの取得はそれほど難しいことではありません。

営業の中でも、安定した報酬を得ていて経費節減を行いたいという場合は、法人クレジットカードの取得がおすすめです。

法人クレジットカード取得のデメリットは、年会費がかかるという点ですが、年会費は経費として計上することが可能です。ステイタスもあり、社会的信用にもつながりますので、自営業者は法人クレジットカードを持つ方がメリットが多いと言えるでしょう。

その他記事