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フリーランス向けの在宅仕事は?収入や注意点なども徹底解説

公開日: 2018.10.05
最終更新日: 2022.01.21

フリーランス向けの在宅仕事は?収入や注意点なども徹底解説

フリーランスで仕事をする人が増えている!

最近では、「新卒フリーランス」という言葉も出てくるほど、会社に勤めずフリーランスとして生計を立てる人が増えています。

2014年のアメリカの労働調査では、フリーランスだけで生計を立てる人の人口は、全労働人口の30%以上にも上っており、2023年までには、国民の50%がフリーランスになると言われています。

フリーランスの魅力は、何といっても、時間にも場所にも縛られず、自由に働けるということです。会社勤めで経験する満員電車での通勤や面倒な人間関係ともおさらばして、快適な環境で心の平穏を保って仕事をしていけるというメリットがあります。

しかし、多くの人にとってフリーランスになる=収入が不安定になるというイメージがあり、なかなかそのリスクをとってまでフリーランスにならないという保守的な考え方の人がまだまだ多いというのも実情です。

今回は、フリーランスで働くことのメリットやデメリット、さらには、どんな仕事ならフリーランスでも食べていけるのか?新しい働き方の形を模索します。

フリーランスで仕事を始める前に副業から始めてみる

様々なリスクを考えると、いきなり会社を辞めてフリーランスになるという選択をできる方は、ほとんどいないと思います。

そこで、フリーランスに転向する前に、まずは、副業でフリーランスを始めてみるというのがおすすめです。

そういっても、本業の仕事時間には、何もできないので、副業で始めるフリーランスのお仕事は、できれば、放置しておいてお金が発生するような小さな商売がおすすめです。

副業で始められる小さな商売には、自宅のクローゼットや空き巣ペースを利用して始められる「モノオク」というサービス。

押入れなど使っていないスペースを物置として提供するサービスで、いわゆるシェアリングエコノミーの一種です。Air BnBのような民泊サービスだと、他人を家の中に泊めることになるため、リスクを感じる方も多いと思います。

それに対し、モノオクであれば、人ではなく物を預かりますので、抵抗を感じなくて済みます。

特にスキルもいらないので、主婦やサラリーマンでも簡単に始められるおすすめの副業です。

他にも、自分で稼がずに収益を得られるフリーランス向けの副業としては、資産運用で稼ぐという方法があります。いわゆるデイトレーダーのようにずっと張り付いて値動きを見ているわけにはいきませんが、投資経験の浅い人でも稼げる仮想通貨(ビットコイン)などが人気です。

ビットコインは、5000円ほどの小額投資からスタートできるので、自由なお金があまりない主婦や、サラリーマンのフリーランスの副業としてもおすすめです。

Fxも人気がありますが、小額で確実に資産を増やしていくなら、「Fxプライムby GMO」がおすすめです。

この他にも、現金では投資を始められないという方には、楽天ポイントで始められる投資信託がおすすめです。投資額はなんと100円からスタートで、楽天でたまったポイントを有効活用できます。

投資額が少ないので、大きく稼ぐというのは難しいですが、ポイント利用なので、資産が減っても懐が痛くない、損した感覚が少ないため、初心者で投資をやったことのない方でも、気軽に始められるのが魅力です。

投資は未経験という方や、投資をしたことがあっても、ハイリスクな商品に手を出しづらいという方には、楽天ポイントで投資を始めてみるというのもおすすめです。

フリーランスで仕事を始める際の注意点

会社員からフリーランスになる際に、まず準備しておきたいことをいくつか挙げてみましょう。

まず、フリーランスになって一年目などは、思ったほど収入が得られないという場合がほとんどです。証明が難しくなる場合もありますので、社会的な信用がサラリーマン時代に比べるとかなり低くなってしまいます。

安定した収入がなければ、家のローンや車のローン、さらに、クレジットカードの申し込みなどで、審査が通りにくいというデメリットがあります。

フリーランスになる前に、こういった手続きを申請しておく方が、何事もスムーズに進むのでおすすめです。

また、フリーランスに転向すると、社会保険の支払いなどもすべて自分で全額負担することになります。会社員時代と違って、社会保障がかなり手薄になりますので、家族のいる方の場合は特に、任意保険などの加入も含めて、バックアップを検討しておくことが必要です。

国民健康保険も、所得が多くなればなるほど、支払額が大きくなり負担が増えます。フリーランスでも、職業によっては、文芸・文筆家などが所属する組合に入って、固定額で保険料を支払うこともできますので、こういったサービスを積極的に活用しましょう。

フリーランスになると、確定申告の必要が出てきますので、特典の多い青色申告で確定申告を行いたい場合は、フリーランス転向後、できるだけ早い時期に最寄りの税務署で「開業届」を提出してください。

開業届を出し、屋号も決まったら、フリーランスの収入を管理するための口座を開設しましょう。フリーランス専用の収入・支出管理ができる口座を持つことで、オンラインの会計ソフトと連動させて簡単に帳簿付けができるようになり、確定申告もスムーズに行えるようになります。

収入の少ないフリーランスの方にとっては、毎月税理士さんに支払う金額を考えれば、こういった会計ソフトを利用して確定申告する方が、かなりコストを削減できるのでおすすめです。

フリーランスに転向すると、老後の資金の蓄えという部分でも、かなり社会保障が薄くなります。終身雇用型保険に加入する他、フリーランスが加入できる小規模企業共済などに加入して、自分の退職金などをしっかり積み立てておくというのも大切です。

小規模企業共済は、20年以上加入していないと元本割れしてしまいますが、節税対策にもなりますので、長期的にフリーランスとして活動するつもりであれば、こういった保険を利用しておくのが良いでしょう。

フリーランスは自由に仕事ができるけど収入の保証は一切ない!

会社に縛られることも、時間に縛られることもない「フリーランス」という働き方。憧れる方も多いですが、デメリットもいろいろとあります。

まず、フリーランスになって一番困ることと言えば、病気になったり怪我や事故などで働けなくなった場合です。

会社勤めのサラリーマンであれば、社会保険料を支払っていますので、労災が降りて、給与の3分の2ぐらいの金額を一定期間支払ってもらうことが可能です。

それに対し、フリーランスの人は、倒れたその日から収入がゼロになるというリスクを背負っています。家族がいて、フリーランスに転向する方の場合は、こういったリスクに備えて死亡保険や生命保険だけでなく、「給与保証」をしてくれるタイプの保険に任意で加入しておくことも必要となります。

また、当然のことながら、フリーランスになると、休みも自由ではありますが、会社員と違って有給休暇などもありませんので、働かなければ収入が入ってきません。

プライベートと仕事の区別がつきにくくなりますので、土日祝日であっても仕事をしたり、納期や締切りのあるクライアントとの取引の場合は、深夜まで作業をしたり、普通の会社員なら働かなくて良い時間まで働く時もあります。

こうして見ていくと、フリーランスには、様々な自由がある一方で、自分の収入に対してすべて自分で責任を追わなければならないという側面もあります。

完全実力主義の世界ですので、収入の保証がないけど、自分のやり方次第でもっと稼ぎたいと思う高いモチベーションがなければフリーランスとして生計を立てていくのは、意外と大変なことなのです。

先にご紹介したフリーランスでもできる副業なども合わせて、多角的に収益を上げる他、不動産投資などを行って、不労収入を得られるようにするなど、フリーランスの場合は、一つの仕事から収入を得るだけでなく、いくつかの仕事から収入を得られるようにリスクを分散しておくということも大切です。

フリーランスの仕事で得られる平均収入はどれぐらい?

フリーランスで得られる収入は、取り組む事業や職業によっても異なります。

2016年の小規模企業白書によれば、フリーランスで最も多い業種は、デザイナープログラマーのお仕事に従事する人たちで、その内訳は、それぞれ、20.7%と17.7%で全体の約5分の1ほどを占めています。

フリーランスでデザイナーのお仕事をしている人たち平均収入の中で、最も多かった層は年収100万円から300万円で全体の37.9%となっています。

一方、プログラマーやソフトウェア開発者の平均収入についても、同じく100万円から300万円の層が最も多く、全体の28.5%となっていました。

どちらも、次に多かった所得層は、300万円から500万円ほどとなっており、フリーランスで生計を立てていくというのは、それほど甘くないということがこの数字から分かります。

実際には、この他にも副業収入を得ている方もいると思いますので、いろいろな事業を組み合わせるなど、工夫をすればフリーランスでも十分暮らしていけるという見方をする専門家もいます。

フリーランスに向いている仕事

フリーランスになりたいけど、自分は何ができるだろう?まずは、それを見つけることが、会社員を辞めて独立するための第一歩です。

ここからは、フリーランスに向いている仕事をそれぞれ「インターネットビジネス系」「クラウドソーシング系」「在宅開業系」「投資系」に分けてご紹介していきます。

フリーランスに向いている仕事1:インターネットビジネス系

まずは、自宅で気軽に始められるインターネットビジネス系のフリーランスのお仕事から見ていきましょう。

 

<アフィリエイト>

最初にご紹介するフリーランスにおすすめのお仕事は、アフィリエイト。

いわゆる「ブロガー」と呼ばれる人たちが行っているお仕事で、企業の広告バナーや広告リンクなどを、自分のサイトに貼って広告から報酬を得るという方法です。

アフィリエイトで稼ぐためには、まず、読者が興味を持ってくれそうなコンテンツを執筆し、ブログで集客するということが必要になります。

また、ブログの読者が興味を持ちそうな広告を設置するということもポイントで、ブログの内容と広告の内容がうまくマッチングすることが大切です。

ブロガーとして収益を挙げるのは、かなり難しいことですが、書くことが好きで、ニッチなマーケットで詳しい知識がある方なら、月100万円以上稼ぐことも十分可能です。

元々趣味で始めたブログを収益化して稼ぐ主婦なども多いため、フリーランスとしては、比較的始めやすいお仕事の一つ言えます。

 

<フリマ・ハンドメイド>

続いてご紹介するフリーランス向けのお仕事は、フリマアプリなどを利用して行うハンドメイドのお仕事です。

物作りが好きな主婦やクリエイターに人気のあるお仕事で、デザイナーの卵やハンドメイドを事業にしたいと考える若い世代に人気があります。

フリーランスで出店できるアプリやサイトには、minneやCreemaなどがあります。

主婦でも気軽に始められるハンドメイド系のお仕事は、趣味で作っている商品を販売して報酬を得られるため、好きなことを仕事にしたいという方にも最適です。

ハンドメイドクリエイターの中には、月150万円以上の売上を上げる人気作家もいるようで、かなり夢のある業界と言えます。

もちろん、作品をコンスタントに作りつづけられるスキルと、インターネット上で商品を販売するという特性から、写真でうまく作品をアピールできるセンスなども必要となってきます。

本格的にクリエイター一本でフリーランスとしてやっていくなら、インスタなどのSNSも活用して、ファンを増やすなど、作品制作以外の営業活動にも力を入れることが大切です。

 

<せどり・転売>

続いてご紹介するインターネットビジネス系でフリーランスに向いているお仕事は「せどり・転売」です。

中古CDやDVDの他、書籍、家電製品など、ありとあらゆるものを安く仕入れて高値で転売する仕事のことを「せどり」と言います。

インターネットのオークションサイトなどを活用して行うフリーランスのお仕事で、専業よりは副業で取り組む方が多いようです。

せどりで利益を上げるためには、まず、他の方と競合しないニッチなマーケットで商品を仕入れて販売するというビジネスセンスです。

また、せどりの場合は、商品を仕入れるための運転資金もある程度必要となりますので、フリーランス専業でやるというよりは、副業収入的に行う方が、安定して収益を得やすいという傾向にあります。

オークションサイトは、無料で利用できる場合と、販売価格の何割かを運営サイトに支払うタイプのサイトがあります。より利益を高くあげるためには、無料でできるサイトを選択するというのも、収入アップのための大切なポイントです。

 

<Youtuber>

続いてご紹介するインターネットビジネス系のフリーランスのお仕事はYoutuber。

今や、子供も大人も登場する「動画制作」の世界は、ご存知Youtubeやニコニコ動画などで、自分の作ったオリジナル動画を配信して、広告収入などで稼ぐお仕事です。

誰もが自分の作ったコンテンツを、インターネットで自由に放送できるようになった現代社会では、今後もこのような自宅クリエイター的なビジネスが次々登場すると見込まれています。

有名なYoutuberと言えば「ヒカキン」さんがいますが、何百万プレビューというアクセス数を誇る人気の動画をコンスタントに作成しています。

Youtuberになるには、動画撮影・編集などのスキルが必要となります。また、カメラや音響、照明など、より魅力的な動画を撮影するための設備も欠かせません。

もちろん、配信する動画のディレクションなどもすべて自分で手がけることになりますので、時代のトレンドを先読みして、より多くの方に見ていただけるような動画を作成できれば、フリーランスでも十分収入が得られると考えます。

 

<インスタグラマー>

Youtuberと並んで、最近若い世代に人気を集めているのが「インスタグラマー」というお仕事。

写真アプリ「インスタグラム」を使って、ライフスタイル、ファッション、旅行など、様々なジャンルで周囲の方に情報発信するお仕事です。

インスタグラマーは、ブロガーと併用している方が多く、例えば「世界一周旅行」などのタグで世界各国の写真を投稿しつつ、自分の運営するブログへの集客などを行い、そこからアフィリエイト収入を得るといったルートで稼ぐ方が多いようです。

インスタグラマーになるには、何といっても写真のセンスが命!また、投稿するタイミングも、インスタグラムを見ている方が多い時間帯を選んだり、投稿する写真の枚数などもわざと制限したり、様々なテクニックが必要です。

写真撮影が好きな方やセルフィーなどで、「自分」というブランドを販売していきたい方に向いているお仕事です。

フリーランスに向いている仕事2:クラウドソーシング系

インターネットビジネス系のフリーランスのお仕事に続いて、クラウドソーシング系でおすすめのお仕事を見ていきましょう。

 

ライター

フリーランスに向いているお仕事の中で、未経験者でも取り組みやすい人気のお仕事と言えば「ライター」です。

クラウドソーシングを介して受注するライターのお仕事は、ブログ、キュレーションサイト、ニュース・情報サイトなどで、記事執筆を行うお仕事です。

ライターとして記事を執筆できるジャンルは、エンターテイメント、恋愛、子育て、旅行など、趣味や生活に即した分野から、金融、証券、不動産投資、あるいは会計、税務など専門的な知識が求められる分野まで、幅広い選択肢の中から選ぶことができます。

クラウドソーシングでライターのお仕事を受注するためには、まず、クラウドソーシングサイトへの登録が必要となります。

ライターに求められる資質は、まず、書くことが好きということと、情報を検索したりすることが得意であるという2つの要素が挙げられます。

クライアントが「会計士」「税理士」「宅建」「看護師」などの特殊な資格を保有している方などと指定していない場合は、主婦や学生でも勤めることが可能です。

ライターの仕事案件は、専門性の低い分野は文字単価0.1円からとかなり安く設定されていますが、専門性の高い分野になると1文字3円から5円ほどの高額報酬が得られる場合もあります。

一般的な報酬額は1文字あたり0.5円から1円ぐらいが相場で、初心者歓迎の案件は、1文字0.3円から0.5円ほどと考えるのが妥当です。

ライター業務だけでフリーランスとして独立するためには、コンスタントに仕事を受注できるよう、いくつかのクライアントを掛け持ちすることが必須です。

また、経験を積めばそれなりに高い報酬額をもらえる案件を受注できるようになりますので、仕事案件をうまく選ぶというのも報酬アップに必要なスキルです。

ライターとしてフリーランス専業で稼ぐ方の平均年収は、一番多いのが100万円から300万円ぐらいの層で、次に多いのが300万円から500万円ぐらいの層と言われています。

 

翻訳家>

続いてご紹介するフリーランスにおすすめのお仕事は「翻訳家」です。

翻訳家のお仕事は、翻訳できる言語や内容の専門性の高さによって報酬額が異なります。

翻訳事務所などに所属して翻訳を請け負う場合は、一般的な内容なら1ワードあたり10円から15円ぐらいが相場となっています。医療、会計、金融、エンジニアリングなど、専門的な知識が必要となる分野の翻訳の場合は、1ワードの金額は20円から30円ほどとかなり高くなる場合もあります。

クラウドソーシングの場合は、1ワードあたりの金額が2円から3円ほどとかなり低く設定されているため、数をこなせるということが大前提となってきます。

また、クラウドソーシングの翻訳案件は、1社あたりの取扱い量が少ないので、フリーランスだけやっていくためには、いくつかのクラウドソーシングサイトに登録する他、個人で知り合いの企業などを当たるなど、人脈を増やしてクライアントを開拓する必要があります。

研究機関や専門書を多く出版する業者など、決まったクライアントを開拓できれば、定期的に翻訳案件を受注することができるため、フリーランスでも生計を立てていくことは可能です。

また、英語や中国語などのメジャーな言語ではなく、日本で話せる人口の少ないマイナー言語を翻訳できる場合は、メジャー言語に比べてかなり高い金額で交渉することも可能です。

翻訳家の収入は、一番多いのが年収100万円から300万円ぐらいの層になっています。語学学校の講師や、自宅で英語教室などを開きながら、副業的に翻訳を引き受けるというフリーランスの方も多いようです。

 

<システムエンジニアプログラマー>

続いてご紹介するクラウドソーシング系のフリーランスに向いているお仕事は「システムエンジニア」や「プログラマー」のお仕事。

大手クラウドソーシングサイトが行った調査によると、システムエンジニアプログラマーとしてフリーランスで収入を得ている方の中には、年収1000万円を越える方もいるようです。

企業でSEの経験がある方なら、即戦力としてすぐ稼げるため、プログラマーは、IT企業に勤めるサラリーマンの副業としても人気があるようです。

クラウドソーシングサイトで募集しているシステムエンジニアやシステム管理系のお仕事案件の中には、1件で50万円から100万円もするようなアプリの開発など、かなりの高額案件があります。

また、企業の募集に対して、プログラマーとして活動できるワーカーが不足しているという状況ですので、仕事を受注する競争も少なく、かなり売り手市場というのも人気の秘密です。

プログラマーやシステムエンジニアになるのは、別に専門学校などを卒業する必要はありません。オンラインで受講できる通信教育などや、独学でもプログラミングの知識を得ることが可能です。

日本初でプログラミングを学べるサイトには「侍エンジニア塾」があります。最短1ヶ月で学べるデビューコースは、168,000円でプログラミングを学ぶことが可能です。

 

<ウェブ・デザイナー

続いてご紹介するフリーランスにおすすめのお仕事は、ウェブデザイナー

主婦や女性も活躍できるウェブ・デザイナーのお仕事は、先ほどご紹介したプログラマーやシステムエンジニアと並んでかなり高額の報酬が得られる人気のお仕事です。

企業がイメージするホームページなどを作成したり、ユーザーのユーザビリティーを考えたデザインを提案したり、ウェブデザイナーが行う仕事は、かなり広範囲に渡っています。

ウェブデザイナーになるためには、最低でも、フォトショップなどの画像加工技術が必要で、それに加えて、プログラミング言語も使えると仕事の幅が広がります。

とはいえ、センスが問われるお仕事ですので、ウェブデザイナーとして活躍するためには、仕事の受注実績を目に見える形で提示する必要があります。

お友達や知り合いのウェブサイトを構築したり、低額案件などでいくつかのサイトを作成するなど、駆け出しのデザイナーほど、仕事を受注するまでの下積みがある程度必要ということを覚えておきましょう。

クラウドソーシングで、実際にウェブデザイナー募集の案件を見てみると、仕事の単価は安いものだと1件数千円から高いものだと1件数十万円まで色々なお仕事があるようです。

ウェブデザイナーの収入は、年収300万円から500万円の層が多いようですが、大手クラウドソーシングサイトの調査によると、人気デザイナーで年収1400万円を越えた人もいたようです。

フリーランスとして安定して収入を得るためには、ある程度使える言語の幅が広いということと、仕事を定期的に受注できるだけの実績が必要ということが挙げられます。

フリーランスに向いている仕事5:在宅開業系

インターネット系、クラウドソーシング系に続いて、続いては「在宅開業系」でフリーランスに向いているお仕事をご紹介します。

 

<ネイリスト・サロン運営>

まず、最初にご紹介するのは、美容に興味のある方に向いている「ネイリスト」や「ビューティーシャン」のお仕事。

ネイリストは、日本ネイリスト協会などが運営する検定試験を受けるか、ネイルプロダクトを販売するメーカーなどが行うネイリスト要請講座などを修了すると資格をもらえ、開業することが可能になります。

一方、ビューティーシャンのお仕事もこれに類似しており、サロンプロダクトなどを販売するメーカーでサロンで必要なマッサージやフェイシャルなどの技術や、商品の使い方やマシンの使い方などの知識を習得し、自宅で開業するという流れになります。

明確な国家資格などがないので、誰でも気軽に参入できる業界ではありますが、フリーランスで始める場合は、自宅経営のこじんまりとしたサロン運営から行うのが良いでしょう。

コースの受講費用の他、開業資金もある程度必要となりますので、主婦でも、他の収入がある方や、出資者がいる方にある程度限定されてしまうお仕事となります。

接客業が好きと言う方や、美容関連に興味のある方におすすめのフリーランスのお仕事です。

 

<自宅学習塾・個別指導>

続いてご紹介するフリーランスにおすすめの自宅開業系のお仕事は「学習塾」や「個別指導塾」などの運営です。

5教科の指導をする学習塾は、受験の対応などいろいろとプレッシャーもあり、高学歴であるということが大前提となります。

それに対して、書道、そろばん、英会話などの自宅学習系の教室運営は、趣味や習い事と言った位置づけで気軽に始められるので、主婦でも取り組みやすいフリーランスにおすすめの仕事と言えます。

珠算教室を運営するためには、珠算検定資格をいくつか保有している必要があります。英会話教室の運営については、ECCジュニアなど、在宅開業できるフリーランスプログラムを利用すれば、フランチャイズで簡単に開業することが可能です。

 

<フォトグラファー>

プロフィール写真の撮影や、物撮り(料理、静物、商品撮影などを専門に手がける)など、様々な分野で活躍できるフォトグラファーのお仕事は、フリーランスで活動する方が多い業界です。

近年では、インスタグラムなどの写真アプリの台頭で、元々写真家として活動していない方やアマチュア、素人でも、フォトグラファーとして活躍できる時代となっており、写真好きな若い世代にも注目されているお仕事です。

フォトグラファーのお仕事は、ネットなどで仕事を見つける他、スタジオに所属したり、写真事務所に所属するという働き方もあります。

有名なフォトグラファーのアシスタントとして下積みを積んで、個人で写真展を開いたり、独立するというルートが昔は主流でしたが、現在は、自分の撮影した写真をPIXTAなどのサイトで販売したり、企業と直接取引して利益をあげるというタイプのフォトグラファーが増加しています。

フォトグラファーの収入だけで、フリーランスで生活していくためには、やはり安定して仕事を得られる営業力が一番重要となります。

クライアントを魅了する良い写真が撮れるということが大前提となりますが、ブログや自分のウェブサイトを運営したり、しっかりと市場にアピールできる営業力がなければ、次の仕事を確保していくというのが難しくなります。

フォトグラファーは、世界を舞台に活躍できるチャンスのあるお仕事で、報道写真の分野などでは、世界的に有名な「ビューリッツァー賞」など、数々の賞などもあります。

受賞できれば、フォトグラファーとしての格が上がるだけでなく、有名人などのポートレイト撮影など、高額案件を受けられるようになりますので、一攫千金も夢ではないお仕事と言えます。

とはいえ、フォトグラファーとして活動するためには、高機能のデジカメやレンズ、さらにはフラッシュなど、ある程度の機材を揃えることが必要となります。

また、スタジオをレンタルして撮影する場合は、スタジオ手数料などのコストもかかりますので、写真を撮影する技術だけでなく、こういった設備投資にかける収入がある程度確保できているということが大切です。

 

<メイクアップ・アーティスト>

フリーランスとして、活動しやすいお仕事には「メイクアップ・アーティスト」もあります。自宅開業系とご紹介しましたが、メイクアップ・アーティストは、メイク道具と自分の体一つあれば、世界中どこでも仕事をすることが可能です。

メイクアップ・アーティストになるためには、専門学校などを卒業して美容院やサロンなどに所属した後、フリーランスに転向するなどの道があります。

有名雑誌社やモデルと専属契約しているメイクアップアーティストの中には、自分の化粧品ブランドを立ち上げたり、メイク本を出版するなど、違った形で報酬を得ている方も多くいます。

個人でそこまで成功するのは、なかなか難しいですが、ブライダル・メイクを手がけたり、パーティーメイクや、facebook、インスタグラム用にプロフィール写真撮影用のメイクアップを手がけるなど、フリーランスでも稼げる道が広がってきています。

メイクアップアーティストは、出張など外に出て仕事をする機会も多いので、一人で外出できる環境が必須であり、子育て中の女性などが行うのは、少し難しいかもしれません。

 

<美容師>

メイクアップアーティストと同じく、フリーランスで活躍できるお仕事として人気があるのが「美容師」です。

特定のサロンに就職して美容師として働かなくても、いくつかのサロンと専属契約を結んだり、芸能事務所などと一緒に仕事をするフリーランスの美容師もたくさんいます。

メイクアップアーティスト同様に、世界中で働くことが可能な美容師は、美やファッションに対する興味が強い方におすすめのお仕事です。

美容師の資格は国家資格となっていますので、必ず、専門学校などを卒業し、美容師試験に合格しなければなりません。

専門学校は、通信制のコースなども開講されており、2週間ほどの実習を1年に2回ほど受けながら、在宅メインで3年ほどかけて資格取得をすることも可能です。

最近では、まつげエクステのサロンを開業するためにも、美容師資格が必要となっているため、フリーランスでこういったお仕事につきたい方にも必須となっています。

 

<ゲストハウス運営>

続いてご紹介する在宅系フリーランスのお仕事は「ゲストハウス運営」。

シェアリングエコノミーの一種として、世界中で人気を集めているAir Bnb。日本では、旅行関連業の法律規制が厳しくなり、少し劣勢となっていますが、使っていない住宅を利用して、民泊ビジネスやゲストハウスを運営するのも、フリーランスにおすすめのお仕事です。

Air Bnbでは、世界中の旅行者が、あなたの提供する宿に宿泊します。英語ができる方や、国際交流などに興味がある方にもおすすめです。

また、ロケーションによっては、ビジネス目的でホテルの代わりに長期滞在でこういったゲストハウスを利用するという方も増えていますので、そういった意味では、不労所得を得られるおすすめの副業と言えます。

ある程度、立地の良いところに物件をいくつか所有していれば、フリーランスとして民泊運営だけで生計を立てていくことも、十分可能と考えられます。

フリーランスに向いている仕事4:投資系

最後に、フリーランスのお仕事の中で、投資関連のものについてご紹介してみます。

 

<Fx・投資信託>

投資系のお仕事の中で、もっとも人気があるのはFxや投資信託で収入を得るという方法です。

フリーランスで投資家として活躍する人は、いくつかの株式を購入して、多角的に収入を得ている方が多いようです。

Fxや投資信託など、株式投資で利益を得るためには、業界に関連する専門的な知識が必要となります。また、取扱い銘柄によって投資金額は異なりますが、1株100万円以下では取引できないものも多いため、ある程度資産運用に回せる潤沢な資金があるということが大前提となります。

株式投資は、ギャンブル的な要素が強く、大きな利益を得られる一方で、多額の損失を出すというリスクも兼ね備えています。

うまく利益を出せるようになれば、株式投資だけで十分フリーランスとして活動していけますが、主婦が気軽に始められるようなジャンルのお仕事とは言えません。

 

<仮想通貨>

ビットコインなどに代表される仮想通貨は、世界中で注目が集まっている新しい投資のジャンルです。

収益を得られる仕組みがいまいち不明な会社も多く、優良企業が運営しているサイトを利用して、ビットコインを購入するということが一番大切になります。

 

<全自動投資>

最後にご紹介する投資系のフリーランスにおすすめのお仕事は、全自動投資です。

投資に興味があるけれど、株取引の知識もないし、リスクが大きかったり投資額が大きすぎて自分にはハードルが高いと感じる方には、AIなどを駆使してロボットアドバイザーが代わりに投資をしてくれる「全自動投資」がおすすめです。

全自動投資は、ウェルスナビや新生銀行の運営するTHEOなどが有名で、プロの投資家に代わって、AIを搭載したロボットアドバイザーが投資を行ってくれるというシステムです。

ウェルスナビなら、投資額は、最小10万円から投資が可能で、主婦やサラリーマンの副業でも、始められなくはない金額設定となっているところがポイントです。

また、新生銀行が運営するTHEOの場合は、最低投資金額が1万円からとなっているため、主婦のお小遣いでも始められる気軽さが魅力となっています。

この他にも、小額から始められる投資の中には、スマホのみで取引が完結する「ワンタップバイ」などがあります。ワンタップバイは日本とアメリカなどの有名企業の銘柄が、わずか1000円から購入できるという驚きの安さとサービスがウリとなっています。

facebookやtwitterなど、誰でも聞いたことのあるような有名企業の株が、1000円から購入できるというので、かなり話題性が高い投資サービスとして各方面で注目を浴びているようです。

投資額が少なければ、その分得られる利益も低くなりますので、これだけでフリーランスとして生計を立てていくのはかなり難しいと考えます。副業として始めるには、リスクも低いのでおすすめです。

フリーランスのメリット、デメリット

フリーランスのメリットとデメリットについて考えてみましょう。

メリットはなんといっても、組織的な束縛がない点にあります。仕事上のトラブルが発生しても、それを上司に報告する必要はありません。そもそも上司なんていません。フリーランスは、どこにも所属しない個人事業主ですから、何か問題が起これば自分が責任をとればいいのです。
また嫌な取引先との仕事も自分の裁量で断ることができますから、組織に属している人に比べて人間関係のストレスはずいぶんと軽減されます。

しかしその一方で、メリットと裏腹のデメリットもあります。嫌な取引先の仕事を断れる反面、クライアントからの発注が減少すれば、嫌な相手でも頭を下げて仕事をもらわないといけないシチュエーションもあるのです。

フリーランスの場合、体調管理も重要な課題になります。会社員であれば、発熱をすれば有給休暇で休めます。現在急ぎの仕事を抱えていれば、組織でカバーしてくれることもあるでしょう。
ところがフリーランスは、有給休暇もなければ、休日もないといった働き方をしている方が大勢います。風邪で体調を崩して仕事に穴を開けたら、以後の発注は絶望的な状況になるという人がほとんどなのです。

仕事も細かなミスをすると、次の依頼がないのではないかと不安に陥ります。長年太いパイプを築いていたはずのクライアントから、突然依頼が止まると、収入面よりもむしろ精神的ダメージが大きかったことに気づかされます。クライアントへの依存度がいつの間にか膨れ上がっているのもフリーランスの特徴なのです。

フリーランスは、どこまでいっても絶対的な将来の保証がないために、常に不安と対峙しなくてはいけない宿命を背負っています。これがフリーランスの最大のデメリットだといえます。

まずは副業からフリーランスを始めてみよう!

フリーランスという働き方のメリットやデメリット、そして、フリーランスに向いている仕事など、独立を考える方に役立つ情報をご紹介いたしました。

フリーランスの仕事には、会社員のような安定した収入や生活はないと考えて間違いありませんが、能力のある方なら、サラリーマンを続けるよりずっと多くの収入を稼ぐことが可能です。

フリーランスの最大のメリットは、時間や場所にとらわれず自由に働けるということです。子育てや介護があったり、事情があって会社に通勤できない方にとって、フリーランスのお仕事は、非常にフレキシブルでおすすめの働き方です。

いきなり会社を辞めてフリーランスに転向するというのは、かなり勇気のいることです。まずは、副業から始めて、ゆくゆくはフリーランスに転向というやり方が一番確実でおすすめです。

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