在宅ワークを無理なく続けるには時短家事の活用!5つのアイデアをご紹介☆
目次
在宅ワークは通勤の必要がなく、自宅で自由な時間に仕事ができる点が魅力ですね。
でも、子育てや介護をしていると、仕事時間を自由にやりくりできるライフスタイルにポンッと切り替えることはなかなか難しいですよね。
外で働く場合は勤務時間に合わせて、時間の区切りがはっきりしているため、仕事と家庭のメリハリをつけやすいのですが、在宅ワークの場合は、生活の時間配分を見直して、「在宅ワークするためのライフスタイル」に切り替えることが必要となります。
そこで大事なのが、仕事と家事のバランスです。
下の表は、厚生労働省 国立社会保障・人口問題研究所発表 第5回全国家庭動向調査の結果です。
2013年のデータ(5年毎調査)では、専業主婦の家事時間を100%とすると、常勤の女性は約50%、パートで働く女性は約75%の家事時間ということになります。
*http://www.ipss.go.jp/ps-katei/j/NSFJ5/NSFJ5_gaiyo.pdf#search=’全国家庭動向調査+家事時間‘
15ページ *http://www.garbagenews.net/archives/1436105.html
このデータからわかるのは、仮に、在宅ワークでパート並みに仕事時間を作り、専業主婦の頃と同様の家事をこなすとすると、今までの約75%の時間で家事をすることになるということです。
在宅ワークを始めて家事にかけられる時間が短くなったからといって、家族に「仕事を始めてから家事が疎かになった。」とは言われたくないですよね。
だからこそ、仕事時間はしっかりキープ&集中、だけど家事の質は落とさずきちんとこなす。
そんな在宅ワークライフスタイルを実現するための時短家事のアイデアをいくつかご紹介します。
アイデア その1 日々の掃除はついで掃除・ついで片付けで済ませる
毎日の片付けや掃除は、日々こまめにすることできれいな状態が保てます。でもその「日々こまめに」がなかなかできないもの。そこで、「日々ついでに」するのはいかがでしょう。
例えば、
テレビを消すついでにテレビのほこりとり
トイレに行くついでにトイレ掃除
手を洗うついでにシンクもお掃除
玄関に出たついでに玄関掃除
その作業に必要な道具をそれぞれの場所に置いておけば、いつでもささっと簡単にお掃除ができます。
更に毎日でなくてもいい掃除は、曜日毎にするなどのルールを決めてもいいですね。
アイデア その2 物を減らす=片付けの手間を減らす
家の中に物が多いと、その分片付けの手間が増えます。
もうほとんど使わないけれど、どうしても捨てられなくて持ち続けているものって結構ありますよね。それを「捨てる」と思うとなかなか実行に移せないのですが、「また使ってくれる人に譲る」と思うと手放す気になるものです。
そこで私はインターネットフリーマーケットを利用してたくさんのものを譲る事に成功!
更にそれらを売ったお金でちょっとした貯金もできています。
このように物を減らした結果、家の中がすっきりして物の場所がより明確にわかるようになり、普段の片付けもしやすくなりました。
アイデア その3 こどもにも家事のお手伝いをさせよう
我が家はまだこどもが小さいので、私が何かと世話を焼いて一人でてんてこまいということがよくあります。
でもそれでは子供は甘えっぱなしになるし、私の体力的・精神的にも負担が大きすぎます。
そこで、こどもが自分でできることは自分でやるように、手始めにこども用の食器類をこどもの手の届く棚や引き出しに収め、「使う時は自分でやろうね。」とやらせてみました。すると、こどもは仕事を任されたことがとても嬉しいようで、喜んでお手伝いをしてくれるようになりました。
更に我が家では、このお手伝いのような、遊びのような行動を「めいじんカード」というものにしてこども達にプレゼントしています。
こどもはカード集めやごほうびシールが好きなので、めいじんカードの横にはシールを貼るスペースを作りました。写真のように「ちからもち」のお手伝いをしてくれたらシールをあげるようにすると、張り切ってお手伝いをしてくれるようになりました。(まだまだ日によってやったりやらなかったりですが)
正直、こどものお手伝いは即戦力にならないどころか、何度も説明したり近くで見守らなければならないので時間がかかりますよね。でも今すぐ上手にできなくても、根気よく続けていけば上手にできる日がくると期待して続けてみてはいかがでしょうか。
アイデア その4 生活編 キーワード「まとめる」
雑務をまとめて済ませることで外出時間・作業時間を軽減。
毎月やらなければいけない雑務(外出してすること、PC作業が必要なこと、電話をかける)
などをリストアップし、いつどのタイミングで行うのがいいかプランします。
◯銀行やクリーニングなど外出しなければならない用事も、急ぎでなければ週1回とか2週間に1回とまとめることでちょこちょこでかける時間を減らすことができます。
◯100円ショップの買物はリストを作って1-2ヶ月に1回の買物にまとめる。
思いつく度にお店に行くのは時間の無駄。行くとなにかと買ってしまうのはお金の無駄。急ぎの買物でなければリストアップしておき、1-2ヶ月に1回の買物で十分ですね。
◯ネット振込は振込予約を利用して一度にまとめて設定すると、その都度手続きする手間が省けます。
アイデア その5 料理編 キーワード「道具の活用」
今ある調理器具を使いこなす&便利器具導入で、時短料理!
◯包丁はこまめに研ぐ。
切れ味が良いと作業時間が短縮できます。
◯冷凍庫をしっかり活用。
料理の度に野菜を切っていると、切る手間だけでなく包丁やまな板を洗う手間も増えます。
例えば、定番の人参たまねぎセットを1袋にまとめて冷凍保存しておけば、カレーやシチュー、スープや野菜炒めなど、幅広い料理を簡単に作ることができます。
◯電気ポット
野菜を茹でたりスープを作るためのお湯は電気ポットで沸かしましょう。時間短縮&ガス代節約。
◯圧力鍋
火の通りにくい野菜調理や、味をしっかりしみこませたいお肉料理などで大活躍。扱いが難しい印象がありますが、使い慣れれば毎日活用したくなること間違いなし。
調理時間短縮&ガス代節約。
◯バターカッター
我が家ではホームベーカリーでパンを焼くので、毎回バター20gが必要。
それをいちいち計るのは手間なので、一度にバターを10gの固まりにカットできる道具を使ってあらかじめ切っておきます。料理の際、一目で必要な分量がわかるのは便利ですね。
作業内容に合った便利道具や調理器具を活用することで、料理時間が短縮されます。
自分の料理スタイルに合う道具探しをするのも楽しいですよ。
まとめ
仕事も家事も無理なく効率よくこなしていきたいですね。
時短家事を取り入れる時に一番大切なのは、今までの常識や当たり前を打ち破る勇気です。家事の負担を少しでも軽減できるよう、柔軟に前向きに、できることから始めてみましょう。
最後にもう一つ。在宅ワークライフに必要なこと。
それは「手抜き」です。
何でも完璧にしようと思わず、体調不良や疲れが取れない時、どうしても仕事が終わらない時などは手抜きをすることも大切です。
夕食はデリバリーやスーパーのお惣菜でもいいじゃないですか。お掃除ができていなくても「明日やっておくね。」と笑顔で乗り切りましょう。
部屋が片付いてなければ「ごめん!一緒にお願い。」なんて家族に甘えてみるのもいいかもしれません。
仕事と家事の両立!なんて難しく考えず、自分のできる範囲でバランスよく。毎日笑顔でいられるように、自分らしい在宅ワークライフスタイルを確立していきましょう。