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フルタイム勤務のメリット・デメリットは?パートとの違いも解説します!

公開日:2018.10.05
最終更新日:2019.03.05
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フルタイムとパートの違いって?

そもそも、「フルタイム」と「パート」は、何が違うのでしょうか?まずは、これらの違いについて見ていきましょう。

一般的に「フルタイム」と言う場合は、法定労働時間(週40時間)働いていることを指し、「パート」の場合は法定労働時間より少ない時間で働くことを指します。つまり、勤務時間が多いか少ないかの違いです。

また、フルタイムで働く正社員もいれば、契約社員など非正規雇用の方もいます。雇用形態に関わらず、勤務時間が1日8時間=週40時間の方をフルタイムと呼ぶというわけです。

ちなみに、パートと同じような言葉に「アルバイト」がありますが、実はパートとアルバイトの明確な違いはないのです。

フルタイムのアルバイトはあり得ますが、フルタイムのパートはあり得ませんので、勤務時間でなんとなく使い分けているようですね。

フルタイムのメリット、デメリット

次に、フルタイムで働く際のメリット、デメリットについて見ていきます。

 

【メリット】

  • 収入が増える

当然ながら、フルタイムで働くことによって収入が増えます。パートであれば給料は時給で算出されますが、フルタイムの場合はだいたい月給制で毎月同じ額を受け取ることができます。

さらに、勤務時間が限られているパートとは違い、残業をすれば残業手当が付きます。全く残業をせずに帰宅するのがベストですが、そうはいかない日もあるでしょう。

そんな場合でもしっかりと残業手当を受け取ることができますので、少し励みになりますよね。

  • 責任のある仕事を任せてもらえる

例えば、1日4時間勤務のパートと8時間勤務のフルタイム社員であれば、できる仕事も「倍」違うわけです。

単純作業であれば勤務時間は関係ありませんが、企画を練るような、終わるまでどのくらい時間がかかるか分からない仕事の場合、パートでは無理がありますよね。

フルタイムで働くと、今まで任せてもらえなかった責任のある仕事や、時間をかけて取り組むような仕事に挑戦することが可能です。

将来のためにキャリアを積みたい方には、かなりの魅力になりますね。

  • 有休や保険制度を活用できる

フルタイムで働くことにより、有給休暇の取得が可能になります。パートでも有休を取得できる場合もありますが、ほとんどの企業は「パートは有休なし」が普通ではないでしょうか。

休んでも1日分の給料が出ますので、安心して休むことができますよね。

そして、一定額以上の収入を得ると配偶者の扶養から外れなければなりません。その代わりに自分が働く企業で社会保険に加入し、毎月給料から天引きされるのです。(所得税、住民税、雇用保険も天引きされます)

一見、損をしているように感じるかもしれませんが、そんなことはありません。保険制度に加入することによって、手厚い保障を受けることができるのです。

例えば、健康保険から支払われる「傷病手当金」。こちらは、けがや病気で働くことができない期間に対し、一定額の収入が保障される制度です。

他にも、産休中の収入を保障する「出産手当金」、出産にかかる費用を賄える「出産育児一時金」が健康保険から支給されます。

さらに、雇用保険からは「育児休業給付金」が支給されるのです。こちらは、育児休業中の収入を保障するもので、原則として子どもが1歳になるまで有効です。

もしフルタイム勤務をしていて妊娠した場合、上記のような手厚い保証を受けることができます。働いているからこそ受けられる特権と言えますね。

 

【デメリット】

  • 配偶者の扶養から外れる

フルタイムで働くと条件に該当しなくなり、配偶者の扶養から外れることになります。

そのことで発生するメリットもありますが、同時にデメリットもあります。場合によってはパートで働くのとさほど変わらない手取り額になる可能性があります。

というのは、パートの時には引かれなかった社会保険料(勤務条件によっては雇用保険料と所得税、住民税も)が天引きされるからです。

例えば、今までは年収103万円だったのが、フルタイムになって保険料等を引かれた結果、手取りが130万円程になった。働く時間も責任も増えたのに手取りがあまり変わらない、といったケースです。

せっかくフルタイムで働くのであれば、パートと変わらない手取りにならないように注意しましょう。パートからの切り替えであれば、時給や基本給を上げる交渉をしてみてはいかがでしょうか。

  • 家族への負担が増える

今まで15時に退社していたのが、17時になる。そうなると当然、その後のスケジュールは全て後ろ倒しになりますよね。

まず、子どもを迎えに行く時間が遅くなります。残業なしの条件で働いているとしても、毎日定時に帰れるということはまずないでしょう。何かしらやっているうちに定時を過ぎることも十分あり得ます。

そうすると子どもを保育園などで長時間待たせることになり、機嫌を損ねるかもしれませんね。

そして、家事も今までのようにはできなくなりますので、家族にも協力してもらう必要があります。夫と家事を分担したり、両親に子どもを預けたり…。

もちろん家族で協力し合うのはいいことですが、負担が増えるとも言えます。フルタイムで働くことによって確実に家族への負担が増えますので、そこをどうフォローするかまで考えておくべきでしょう。

  • ストレスの増加

働く上でストレスはつきもの。それはパートでも同じですが、フルタイムになるとよりストレスを感じる状況になります。

仕事が量・質ともに増え、より重い責任も発生。さらに、今までは関わらなかった人と関わったり、新人の育成を任されるなど、「人」にまつわる仕事が増えていきます。その中に相性の悪い人がいたりすると、それだけでストレスになりますよね。

仕事でのストレスが増え、環境が変わったことにより家庭でもストレスを感じるかもしれません。

実際にフルタイムで働いたらどうなるかを、事前にシミュレーションしてストレスに振り回されないようにしましょう。

フルタイムで働く前に知っておきたいこと

ここでは、主婦が働く際によく耳にする「103万円の壁」「130万円の壁」など、扶養の条件についてご説明します。

簡単に言うと、年収103万円以下であれば、社会保険も所得税・住民税も一切かからず、配偶者の扶養の範囲内で働くことができます。

そして年収103万円以上、130万円以下なら所得税や住民税は自己負担となりますが、社会保険は負担しなくていいのです。130万円以上(上限141万円)でも社会保険の負担はなしですが、所得税、住民税の課税額がより高くなります。

ただし、年収106万円以上で一定の条件に該当する場合は、パートでも社会保険に加入しなければなりませんので、ご注意ください。

フルタイム勤務のメリット・デメリットは?パートとの違いも解説します!

仕事をする目的は、基本的には収入を得るためですが、それだけでなく人生の意義を感じるために働きたいという方もいます。そんな人の中には、パートでは物足りないという方もいるのでないでしょうか。

しかし子どもを保育所に預けている状況では、なかなかフルタイムというわけにはいきません。フルタイムだと、子どもが急に発熱したからといって、簡単に休めるものではありません。また思わぬトラブル処理のために残業をしなくてはいけない状況になっても、同僚に頭を下げて定時に退社せざるを得ません。 

さらにフルタイムだと責任も大きく、知らず知らずのうちにストレスをためることになります。仕事上の苛立ちを家庭に持ち帰らないようにしようと思っても、現実にはそんなことができる人はいません。

つまり子どもがまだ小さく保育所に預けている状況であれば、どこかに無理を抱えているのです。それはここで改めて言うまでもなく、誰しもが感じていることです。そんな生活から解放されるためにも、この時期は子どもが最優先だと割り切って、パートという選択をしてみてはいかがでしょうか。

フルタイムに切り替えるのは、子どもがもう少し成長してからでも十分です。今の社会は単に経験年数で評価される状況ではなくなっています。上昇志向のある方なら、途中採用であっても早い段階で認められることがあります。また安定した働き方をしたいタイプの人であれば、地道に仕事をこなすことで、そのうち会社の一員として定着してきます。

パートからフルタイムへの切り替え時期は、小学校入学を機にするのか、高学年になってからなのかは、それぞれの家庭の事情によって異なります。

自分が適切だと思った時期が到来したら、パートからフルタイムへ切り替えることを考えてみましょう。それまでは家族のために時間の融通が利くパートを続けてみてはいかかでしょうか。

まとめ

ここまでフルタイムとパートの違いや、メリット・デメリットなどをご紹介しました。少しでもお役に立てたのであれば幸いです。

育児をしながらのフルタイム勤務は本当に大変です。現在パートでこれからフルタイムに切り替えようとしている方は、今まで通り家事を担っていたのではおそらくパンクするでしょう。

せっかく働くのであれば、楽しく生き生きと働きたいですよね。

家族や行政のサービスなどをうまく活用しながら、ストレスを溜めすぎないようにバランスを取ることが大切です。

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