在宅勤務を長く続けるためのポイントは?おすすめのアイテムなどもご紹介☆
目次
長年続けてきた仕事も、自分を取り巻く家庭環境や体力等の変化によりずっと続けることが難しくなり、それと共に時代の流れも後押しし、在宅勤務の打診も受けて、遠隔地業務として在宅での業務継続をやっと認められた、なんて人も近年増加の一途をたどっています。
会社側としても、これからの時代の流れを踏まえて、どうしても在宅勤務を成功させ、今後の雛型にさせたい狙いもあることでしょう。
上手くゆけば、交通費を払うこともなく、仕事に精通した社員からの質の高い業務だけを受けとることができ、会社側としては本当にいい雇い方なのです。
在宅勤務に切り替えた人にとっても、人生の大きな節目となります。
上手く行くなら、残りの人生、会社に全てを捧げなくても自分らしく生きて楽しむことが可能です。
ですから、出来るかぎり在宅勤務を成功させ、会社と自分のウィンウィンの関係でいたいですよね。
それで今回は、在宅勤務を継続させるための、現実的なポイントを幾つかご紹介しましょう。
そもそも在宅勤務とはどのような働き方なのでしょうか?先ずそこからお伝えしてゆきます。
最近よく聞く在宅勤務とはどのような働き方を指すの?
近年の政府の働き方改革の後押しもあるため、ニュースでも在宅ワークとかリモート、テレワークデイ、という語彙を耳にするようになりました。
それぞれの意味の違いがあるのでしょうか?
大雑把に言うと、細かなニュアンスの違いはあるのですが、大体は同じような意味が含まれて大差はないと言えるでしょう。
在宅勤務とは、この字の如く、会社に出社して仕事をするのではなく、自宅で同じ業務を果たすことを指しています。
テレワークも似たような意味合いです。
テレ;遠隔地
ワーク;仕事
ですから、この語も、会社のオフィスにわざわざ行かなくても、遠隔地で仕事をすれば良いわけですから、在宅勤務と同じような事が求められてきます。
リモートワークにおいても、テレワークと同じ意味を表します。
このように、在宅勤務を指して様々な語彙がありますが、どれも同じような事が求められてきます。場所にとらわれずに働くことであり、インターネット等の通信網を介してどこででも仕事をして提出することが必須であるということです。
ですから、ワークスタイルも多岐にわたります。
ある方々は、オフィスとネット通信で繋がり、チームとして同じ時間帯に働くことが求められます。
こういった働き方であれば、オフィスが自宅に移動しただけで、さほど孤独も感じず、且つ出社の面倒はなく、きちんとした生活を営めるという安定感があります。
又、ある程度、自由が利く働き方も多いようです。会社側から頼まれた仕事を果たすことだけが求められるような場合です。
大抵の在宅勤務はこういった形体かもしれません。このワークスタイルですと、自分の好きな時間に効率よく働いて、提出してゆくので、自分の家庭や夢を諦めず、両立させることも可能です。
このように、在宅勤務にも色々な形体があり、自分に合ったものを選んで、先を見据えて継続しやすい働き方を選ぶ事が必要です。
もし会社側から、在宅勤務な打診などがあり、こちらの希望を聞いてくれるようであれば、そういったこともよく考えて自分に合ったものを提示されると良いでしょう。
というのも、最近では在宅ワークに関して沢山の募集がありますが、自分には慣れていない業務ばかりかもしれません。
でも今の仕事を在宅で続けることができるのであれば、それに越したことはないのです。
それは自分にとって特になるだけでなく、もしかしたら、会社にとってもそうかもしれません。
そういった現実を理性的にとらえて、在宅勤務への切り替えを会社に自分の方からアプローチして、お互いの合意の上で成立するなら、本当にそれに越したことはないですからね。
では、とりあえず、在宅勤務を始めたら、どのような点を気を付けたら良いのでしょうか?
押さえるべきポイントを幾つかご紹介してみましょう。
会社側とのメール対応は迅速に
在宅勤務の命はネット通信網での繋がりになります。
この繋がりで仕事をもらい、提出して成立するのです。
そのため、この繋がりを大切にし、メールやチャットでの連絡事項に迅速に対応し、会社側が安心して仕事を任せられるような環境を自分で作っておく必要がどうしてもあるのです。
オフィスに出社して仕事しているのであれば、社員の仕事ぶりを上司も直に見て、お喋りしたり、仕事終わりには皆で飲みに行ったりと、お互いの信頼関係は仕事以外でも培える場は側面的に沢山あります。
これが在宅勤務には1つもないのです。
とにかく、仕事で信頼を築いてゆかなければなりません。その要である連絡事項に関して、返信が遅かったり、もたついているなら、最初の段階で信頼関係を築くのが難しくなってしまいます。
ですから、会社に居たときよりも、この点に関しては一層の注意を要すると自覚して、迅速に対応してゆきましょう。
メール対応の文章は親しみを込めながらも社会人のルールを守る
これも先に述べた理由に関連があることです。
仕事で信頼関係は築いてゆくため、仕事の要となる連絡事項においても、信頼できる社会人としてのマナーを守りましょう。
少し慣れてきたからといって、なれなれしくなったりすると、会社のオフィスでコミュニケーションをとっているわけではないため、メールを受けとる側の受け取り方も様々で、無礼に感じさせてしまえば大変なことになってしまいます。しかも、それもこちらでは把握しきれません。
ですので、最低限の社会人としてのマナーを守り、言葉遣いはビジネスマンとしての常識の範疇にしておきましょう。
誤解を受けないように気を付けます。
その上で、あまりにも固い印象も避けて、柔らかい、人間味ある丁寧な言葉遣いをしておくことが必要です。
メールなどが中心となって業務の指示や連絡、こちらの意向も伝えてゆくため、円滑にスムーズにキャッチボールが進んでゆけば良いわけですから、そのための潤滑油になれるような、日頃の感謝や敬意は忘れないようにしてゆきましょう。
なんでもそうですが、コミュニケーションには、相手側の受け取りやすいものを投げるに越したことはないですからね。
納期を守る
これは鉄則です。
先に挙げたように、在宅勤務では信頼関係が非常に大切になります。相手が見えない分、会社側はより一層信頼できるものを求めてきます。
それが、仕事、なのです。
そして最低限、納期を守ることは絶対条件です。
どうしても出来ないことは人間にはありますから、その時は十分前もって会社側に連絡し、納期に間に合わせられない理由をきちんと報告しておきましょう。
在宅勤務では自由が利く分、やるべき事が後回しにもなりがちです。
ですので、この点は本当に気を付けてゆかなければなりません。長くなればなるほど、慣れてきて、ルーズになりがちです。でも慣れてきて納期を守ることが出来なくなってきて、結局在宅勤務が継続出来なくなった場合、又オフィスに戻る、ということはほぼ無理です。
せっかく楽しんで慣れた仕事を手離さないためにも、納期はしっかり守りましょう。
スケジュール管理はしっかりと
在宅勤務になると、オフィスに出社する必要がなくなり、沢山の自由が利くのが魅力です。
ですがここに罠が潜んでもいるのです。自由を謳歌し過ぎて、仕事が後回しになり、続けることが難しくなる、という現実です。
自由には責任が伴う、という事実を忘れないようにしましょう。
それで、楽しく在宅勤務を継続できるように、現実に即した計画を立てておくことが身の守りとなります。
ざっくりとでも良いのです。
あまりにもキチキチと分刻みのスケジュールを立ててしまうと、直ぐに挫折してしまい、計画を守らない自分にも慣れて、これも結構危険です。
そのため、1週間に、これだけは必ず果たす、というような分量を決めて、それから自分の好きな趣味や家族のための計画を立ててゆきましょう。
そして果たすべき分量を決めたら、大体どの日にそれを果たすのかも決めてゆきましょう。
もしも、果たせなくても余裕を持って出来るように、その場合にはどうするのかの対処法や別の日にも果たせるようなゆとりを考えておきます。
先ずは一番優先するべき仕事を自分のスケジュールに入れておき、その合間合間にゆとりが出来たら趣味等をいれると良いでしょう。
そうするなら、経済的な破綻を避けることができ、家族を養ったり出来るのに、自分のライフスタイルも楽しめるようになってくるでしょう。
ここまでで在宅勤務に携わる上での注意事項を幾らか挙げてみました。
ここに挙げたものはどれも初歩的な基礎ですから、実際に携わる時にはもっと沢山の注意点があることでしょう。
では、在宅勤務に携わる前に、自分の適正をある程度知っておくことにしましょう。
どの仕事もそうですが、どうしても向き不向きというのがあるものです。自分に全然向いていないのに、始めてしまって大きな後悔で終わってしまうことにもなりかねません。
それでこれから、在宅勤務にどんな人が向いているのか?書いてゆきます。少しの参考程度にされてくださいね。
計画に沿って行える人
在宅勤務には誘惑?が沢山あります。
家族がいるなら、子供と楽しく過ごして、一緒にお昼寝したり、遊んだり、配偶者が家にいてテレビを見て笑っていたり‥‥
少しだけ一緒に遊んで、後でまとめてやっちゃおう、ともくろんで、ついつい時間が経つのを忘れたり‥‥
気がついたときには、納期が迫り、最後は缶詰め状態~なんてことも日常茶飯時になりかねません。
よっぽどの大事な急用でない限り、最初に立てた予定に沿って仕事を行える自己鍛練の出来る人でなければ、長くは続けられないことでしょう。
しかも、なんとか納期に間に合わせたとしても、そのような突貫工事では、とても質の高い仕事を提出できる状態ではありません。
在宅勤務では何度も言うようですが、自由が利く分、会社側が求めてくるのは信頼であり、その要は仕事を自体です。
その質が下がってくると、会社側は信頼出来なくなってきて、仕事の質をあげない限り業務継続をさせてくれなくなる可能性も出てきてしまいます。
この事態を避けるには、仕事のクオリティーをあげることであり、そのためには、余裕を持って業務を果たして、再考出来るくらいに仕上げることが必要です。
ですので、計画的に沿って仕事を行える人、というのは在宅勤務を継続できる条件にもなってくるのです。
これが無理な人は出勤する方がいいかもしれませんね。
一人で作業できる人
在宅勤務では、基本的に一人で作業をこなします。
勿論、分からないことは、会社にメールやチャット等を活用して聞きますが、簡単なことを何度も聞くのは会社側にも面倒をかけてしまいます。
ですから、分からないことは自分で調べ、自分で解決して進めてゆきます。
仕事が上手くいったからといって誉めてくれる人もおらず、毎日一人で粛々とこなしてゆきます。
オフィスでは、常に同僚や上司がいて、何かにつけて、飲み会等の気晴らしもあり、仕事以外でのストレス発散もみんなで和気藹々と出来るのです。これが全くなくても出来るのかを、よく吟味してみましょう。
在宅勤務出来るような空間を確保出来る人
これは意外と大切です。
というのは、在宅勤務では、仕事内容にもよりますが、時には大切なクライアントさんと直接話し合う必要もありますし、その時には当然、電話での応対となるかもしれません。
そのようなときに、オフィスでは決して聴こえてこないような、猫の鳴き声や家族の笑い声、等々、あまりにも生活感溢れた音が向こうに聴こえてしまえば、仕事への影響も出てしまいかねません。
更にはネット通信の上で成り立つのが遠隔地業務です。ですから、ネットワーク機能が不安定であったりすれば、迅速な対応が取れず、これも信頼関係が構築できない基本的な要素となってしまいます。
それに、ネットワーク機能においての情報交換が必須の場合にはセキュリティの問題も出てきます。
ですから、こういった面での安全性と安定感が確保できないと業務継続が難しくなってしまうのです。
他に挙げると切りはありませんが、在宅勤務は自宅がオフィスがわりです。
オフィスを思い出すと良いでしょう。
使いやすいデスク、動きやすい椅子、エアコン完備で暑さ寒さにほぼ完璧に対応してくれています。
エアコン代だってそんなにバカに出来ないのに経費で会社側がそうしているのは何故でしょうか?
一人一人の業務効率をあげるためなのです。
こういった事を考えるなら、在宅勤務だからといって、適当に考えていると、仕事効率が下がり、質も落ち、最後には継続不能に繋がりかねません。
ですから、仕事しやすい空調等も用意しておくことが大切であり、それを完備出来る人は在宅勤務に向いていると言えるでしょう。
在宅勤務に切り替える必要のある人
意外と思えるかもしれませんが、結構こういう方は続きやすくなります。
例えば、配偶者の病気で時々でも病院付き添いや介護が必要であるとか、実家の両親が近くに引っ越してきて欲しいと言っている等々、色々な事情があるかもしれません。
こういう方は、自分では仕事を続けたいのに、他の責任も出てきてしまい、両立させるために在宅勤務に切り替えた訳です。
経済的必要も満たしてゆかなければ生活自体成り立ちません。
このような、背に腹は変えられぬ、という切羽詰まった外的情況なら、仕事があるだけでも有り難く感じて、続けやすいのです。
それに田舎の両親の必要で地元に戻ったところで、そんなに割りの良い仕事などそう見つかりません。ですから、一生懸命に今ある仕事を果たそうとしますよね。ですから、続けやすいといえますね。
その仕事内容が好きな人
在宅勤務においてこの要素はとても重要です。
というのも、在宅勤務は一人一人で基本的に黙々と果たします。
誰も励ましてくれるわけでも、親切に教えてくれる訳でもありません。
そんな孤独の中で続けるのには、好きであることが重要なのです。
例えば、幼稚園児が、毎日ずっと好きでもないことを、先生が居なくても出来るでしょうか?
答えは自ずと明らかです。
つまり人は好きでないことは、誰かの励ましなどがない限り、続けて行くのは難しい、という現実があるわけですよね。
でも好きなことであれば、だれかが励ましてくれなくてもずっと集中できますし、ストレスなく行えます。
在宅勤務においては、一人で行う上でスキルアップもしてゆかなければなりません。
そうでなければ、一人でしているので知らず知らずに質も落ちやすくなりますし、それに気がつかないこともあり得ます。
気付くのは自分でなくて、会社側だったりするかもしれません。そして能力不足と簡単に認定されて、それ以上、仕事を回してくれなかったり、やりにくい仕事ばかりまわされたりもして、最後にはこちらがギブアップしてしまいかねません。
それを防いでくれるのが、業務のスキルアップというわけですが、好きでもないことをスキルアップさせて行くのは容易ではありませんよね。
好きであれば、昔からこんな言葉があるものです。「好きこそものの上手なれ」
ですから、子供じみて感じるかもしれませんが、一人で行う在宅勤務の場合には特に、元々好きな仕事内容、という基本的な事が大切になってくるのです。
オンとオフの切り替えの上手い人
この業務は、出社してその時に仕事を行うわけではなく、自宅がいつでもオフィスになります。
どんなときにも仕事が出来るというのが売りなのです。
でもこれは逆手にとると、どんなときでも仕事が頭から離れない、という事態に陥りやすくなるのです。
神経質になってしまうと、いつも仕事のことばかり考えてしまって、毎日の普段の日常からホッと一息つくのも中途半端になってしまい、心と身体から疲れが抜けなくなってしまう人も少なからずいるのです。
ですので、計画的に仕事をを果たしているのであれば、過度に気にせず、おおらかに構えていられるのであれば良いのですが、オンとオフの切り替えが上手くできない人にとってはストレスになってしまいます。
それで、思いの切り替えの得意な人が向いているのか向いているのかもしれませんね。
ただ、この分野は慣れもあるので、物凄くこういう分野が不得意、というのでなければ、ある程度は大丈夫でしょう。
自宅でも身体を自分で動かせる人
在宅勤務は出社する必要もありませんよね。
どうしても運動不足になります。
なりがちです、と言いたいですが、絶対に運動不足になるので、身体を動かしたい人には向いていません。
それで在宅勤務の合間に近所のジムに通ったり、家周りをジョギングやウォーキングしたり、自宅で身体を動かすように出来る人は、健康的に続けてゆきやすいでしょう。
部屋にこもりっぱなしに下手するとなりかねないので、自分で身体を意図的に動かさないと、悲しいかな、ブヨブヨと弛んでしまいます‥‥これは在宅勤務の方は皆言うことなので、、長く健康的に続けてゆくために自分で頑張れる人が向いています。
在宅勤務におすすめアイテム
在宅で仕事をする際、あったら便利というものをいくつかご紹介しましょう。どれも必須ではありませんが、取り入れると快適に仕事ができるようになるなど、メリットは大きいです。
【ひざ掛けや暖かいソックス】
パソコンに向かってひたすら作業をするという時間が長くなりますので、特に冬は身体が冷えがちです。ひざ掛けや暖かいソックスで防寒すると、作業に集中できるでしょう。夏もクーラーの効きすぎなどで冷えがちなので、裸足ではなく靴下を履くようにしましょう。
「こんなこと?」と思われるかもしれませんが、デスクワークに集中するためには、まず環境を整えることから始めなければなりません。
【蓋つきのコップ】
仕事の相棒は主にパソコン。このパソコンが壊れてしまっては、全く仕事ができなくなります。作業をしながら飲み物を飲む人が多いと思いますが、うっかり中身をこぼしてしまい、パソコンにかかってしまって故障してしまうという経験をした人も、少なくないのではないでしょうか。こんなアクシデントを防ぐためにも、中身がこぼれないような蓋つきのコップを用意しておくと安心です。
【広い机】
「事務所衛生基準規則」では、「事業者は、労働者を常時就業させる室(以下「室」という。)の気積を、設備の占める容積及び床面から四メートルをこえる高さにある空間を除き、労働者一人について、十立方メートル以上としなければならない。」と定められていることをご存じでしょうか。
確かに、オフィスに設置されている机はかなり広いものばかりです。これは規定に沿っているから、とも言えますが、単純に広いスペースが必要になるためだとも考えられます。
在宅で仕事をする場合も、パソコンだけが置けるような狭い机で作業をしていると、きっとストレスを感じやすくなるでしょう。パソコンの他に、スマホ、資料、飲み物、お菓子などを手元に広げると、小さい机では手狭に感じてしまいます。ストレスを感じないように仕事をするためにも、ある程度広い机を用意しておくと良いでしょう。
小さいお子さんがいる家庭では、赤ちゃんの手が届かないように少し高めの机があると、パソコンなどをいじられずに済むので安心です。
【ヘッドホン】
カメラとマイクが内蔵されているパソコンが主流ですが、複数人でテレビ会議を行う場合は、ヘッドホンで対応をしないとうまく音声が届かない場合が多いため、ヘッドホンはひとつあったほうが良いでしょう。長時間つけていても耳が痛くならないタイプのもので、コードレスだとより便利です。
テレビ会議以外にも、音楽を聴いたり、周りの音をシャットアウトしたりするために使うこともあります。
【電源タップ】
パソコン、複合機、スマートフォンの充電、卓上照明など、自宅で仕事をするとなると、予想以上に電源が必要になることがあります。家にある電源では足りなくなってしまった時は、電源タップを用意しましょう。コンセントひとつずつの電源を切り替えることができるタイプが便利です。
【壁掛けのホワイトボード】
「今日すべき仕事」を書き出すためにも必要ですが、今日一日の簡単なスケジュールを書いておき、家族が目にするところに掛けておくと、「○時~のテレビ会議中は大人しくしておこう」などと、家族が配慮してくれるきっかけにもなります。
「一日中静かにしていてね」と言うよりも、このように、絶対静かにしておいてほしい時間帯を伝えておくほうが、お互いにとってストレスになりにくいのではないでしょうか。
実際に在宅勤務しているワーママの1日
家事や育児の合間に、1日2~3時間を在宅勤務に充てて仕事をしているママも、最近では珍しくなくなりました。産前後のブランクを少しずつ埋めたい、子育てしながらでもスキルアップに努めたい・・・このようなママが選ぶ道のひとつとして、在宅勤務があります。朝夜や、子どもの昼寝時間など、空いた時間を活用します。
実際にそのように働いているママの一日のスケジュールを見てみましょう。
■WEBライター Sさん(子ども 4歳女の子・1歳男の子)
6:30 起床 自分の身支度、洗濯
7:30 子どもを起こす
8:45 上の子幼稚園へ登園
10:00~12:30 下の子と児童館へ(お昼も済ませる)
13:00~14:30 下の子が昼寝中に仕事
14:45 上の子降園 夕飯作り、洗濯物の取り込み、子どもと遊ぶ
17:00 入浴
18:00 夕飯
20:00 子ども就寝
20:00~就寝まで仕事
Sさんに話を聞くと、次のように話してくれました。
「下の子は自宅保育なので、基本的に下の子の昼寝時間と、子どもたちの就寝後が仕事時間になります。そのため、家事は子どもが起きている時間に済ませます。今はこのように一日2~3時間の確保が限度ですが、ゆくゆくは下の子を一時保育に預けるなどして、さらに仕事時間を増やしたいと思っています。」
「子どもが昼寝をしている時間くらいしか休めないのに、その時間を仕事に充てるなんて、大変では?」と思われるかもしれませんが、Sさんにとって仕事時間は、自分の世界に集中できる楽しみでもあり、むしろそれがストレス解消にもなっているといいます。それに加え、収入も入り、スキルアップにもつながっているのですから、在宅勤務の仕事は、Sさんのぜいたくな時間と言っても過言ではありません。
在宅勤務では、時間の融通が利く仕事が多く、WEBライターも例外ではありません。子どもの急な発熱や、幼稚園の保護者会などで作業できない日があっても、うまく調節ができます。これからもますます、このように子育てしながら在宅で仕事をするママが増えていくのではないでしょうか。
まとめ
在宅勤務には注意点も沢山ありますが、押さえるべきポイントをしっかり留意しておけば、今の時代の波に乗り、楽しく過ごしてゆくのに、素晴らしい働き方です。
社会人のルールを守り、自己鍛練ができて、好きな仕事内容で在宅勤務が出来るようであれば、きっと素晴らしく楽しい道が拓けています。是非、その波に乗り、人生をグングン謳歌されてくださいね。
これまでの時代は仕事のために、自分の家族も、実家の両親も、自分の本当にしたかったことも犠牲にしてくる必要があったことでしょう。
在宅勤務によって、そのすべての責任も夢も犠牲にしないで、仕事をその責任を果たすための一助と見なせるようにもなりました。大切な優先順位を崩す必要もなくなったのです。
是非この素晴らしい働き方を御自分のものとして、第二のステージを拓かれてくださいね。
応援しています!