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主婦と働く女性にとってのPTAの在り方

公開日: 2016.10.15
最終更新日: 2020.04.27

主婦と働く女性にとってのPTAの在り方

そもそもPTAって?

PTAとはParents Teacher Associationの略称で、生徒の保護者と教師とで設置された組織です。その活動費はPTAの組織に入った家庭からのPTA会費で賄われていて、様々な行事やその運営に充てられています。

その中身は会長、副会長などの本部組織から始まり、学校や地域の活動に合わせて様々な係が枝分かれして、そこに保護者が役員として1年間の任務にあたるのです。

共働き家庭にとってPTAの参加は難しい

PTA活動と仕事・家事を両立することは大変なことで、さまざまな問題に直面していることも事実です。ここではPTAとの両立が難しいと感じる主な理由を紹介します。
◆平日昼間の会議に参加することが難しい
PTAは日中に保護者が在宅していることを前提としているため、PTA会議の多くは平日の昼間に行われています。しかし、その時間帯は仕事や家事などで忙しい人が多いので、特に働いている人負担が大きいことは間違いありません。 PTA活動がある日は仕事の早退や、有給をとって参加しなくてはならないこともあり、職場の繁忙期などとPTA活動の時期が重なってしまうと、どうしても都合がつかないこともあります。 他にも、子どもや家族、自身の病気やケガ、冠婚葬祭、役所や銀行の手続きなどがあれば、PTA活動以外でも仕事を休まなければならない必要があります。 「これ以上早退・欠勤・有給は取れない」という状況になってしまう人にとって平日昼間の時間帯を拘束されるPTA活動は難しくなります。
◆PTAの仕事に割ける時間がない
フルタイムで仕事をしながら家事・育児の大半を担っている人の場合、PTA活動に割ける時間が物理的にない場合も多いのが事実です。そんな中にPTAの仕事を無理やり入れるとしたら、仕事・家事・育児に影響が出てしまうことだって安易に想像できます。
◆無駄な会議や非効率な業務が多い
子どもたちのためと思って、仕事や家事をしながらPTAの時間を作ってPTA活動に貢献する気にもなれるかもしれません。ですが、PTA活動の中には直接子どもたちには関わりのない、無駄な会議などもどうしても含まれてきます。例えば、行事やイベントの時の来賓接待や慰労会、新年会などの集まりなどになります。「何のために貴重な時間を犠牲にして参加しなくてはならないのだろう…」と感じている人も多いのです。決定したことをわざわざ集まって報告することも、正直「メールやLINEでも十分」と感じています。 必要な活動であっても「無駄なおしゃべりが多くて作業が進まない」と非効率なやり方にイライラしてしまうこともあります。そこを改善したくても、今までのやり方にこだわって変化を嫌う人がいるので、なかなか悪循環を断ち切れないも歯がゆい現状とも言えます。

専業主婦にとってもPTA活動には負担が大きい

働くママだけでなく、専業主婦にとっても負担が大きいのです。 先程もお話しましたが、PTAは日中に保護者が在宅していることを前提としています。 (※今では「仕事をしている」ということが免除の理由としてはならないというところも増えてきています。) ですが、働いているママがPTA活動に参加できないとなると、どうしても専業主婦に白羽の矢が立ってしまいます。そして、専業主婦たちの中からPTA役員候補に挙がった人が集まる場でも、欠席してしまえば役員から免除され、まじめに参加してしまった人が選ばれてしまう…なんてこともあります。 さらに、上の子で役員を務めたのに、下の子でもまた役員に選ばれてしまったという重複してしまう人もいるのです。 専業主婦であっても下に小さいお子さんがいれば授乳をすることや育児の合間を縫って家事をするので、睡眠時間すらままならないという人だっています。下の子が幼稚園や保育園に通っていたらそちらの行事に参加しなくてはいけません。下の子で役員を任されてしまうことだって考えられます。
このように、働くママだけでなく、専業主婦でも忙しい時間をうまくスケジュール管理し、その合間に家事・育児をしています。これは働くママ・専業主婦の双方への負担を増やしていることが現状として表れてきているのです。

役員同士、お互い思いやりをもった活動を

もし役員に選出されてしまったとしても「助け合える関係」を築くようにしていけば気持ちよく活動に参加することができるかと思います。そのための方法について少しご紹介していきます。
◆「参加が難しいこと」は先に伝えましょう
どうしても無理なことは、あらかじめ周囲に宣言してしまった方が得策です。時間を作ることが難しく、会議や活動などができないと感じた時は、理由を説明して欠席させてもらう、日程を調整してもらうよりも、最初からどういったことができないのか伝えておいた方が自分にとっても周囲にとっても無駄がありません。
例えば、「会社での重要な会議と時間が重なってしまい、平日の午前中はどうしてもPTA活動には参加できません」など、自分の参加が難しい時の条件をしっかり伝えておきます。しかし、忙しいというのはお互い様ですので、自分の主張だけを闘争とするのではなく、代わりに自分が協力できる提案なども一緒に伝えておくと角が立つこともなく、周囲と円滑な関係を保つことができます。
◆時には周りに手伝ってもらう
時には突発的な仕事や子どもの病気、親の介護など家庭の環境で、どうしても周囲と時間の都合を合わせることが難しく活動に参加できないということもあるかもしれません。その時は1人で抱えずPTAの仲間に協力をお願いして手伝ってもらうことも重要です。自分一人で解決しようと無理に参加しても、かえって周りに迷惑をかけてしまうことだって考えられます。 自分が助けてもらったら、他の人が困っている時に助ける「お互い様」の気持ちでいることが、PTA活動と仕事や家事を両立させるポイントです。

変わる組織の在り方

戦後から始まったこのPTAの組織そのものは、80年代、90年代をピークに専業主婦の女性達が中心となって活動を支えてきました。平日、子供が学校に行っている間に集まって話し合うことも問題なくできたのでしょう。

しかし、産後も何らかの形で社会に出る女性が増えた近年は、PTA活動が簡素化される動きがあります。時代の流れに従って、PTAの在り方も少しずつ変化しているのです。

まず、働くママに代わってパパのPTAへの参加が増えた事で、PTAの運営に男性目線の切り口が入り、委員会を土日などの休日や平日の夜間に開催することになった学校が増えています。

また、暗黙のルールのような“月1度は委員会を開催する”事も最近では少なくなり、話し合いは隔月にして極力学校に出向かなくてもその委員会組織が運営できるようにする工夫もなされています。それぞれが自分たちの生活スタイルに合わせて参加しやすい形態を整えようとする動きがあるのです。

「仕事があるので欠席します」って言っても大丈夫!

いくら整備されたからといって、それでもなかなか活動に参加できそうもない、だけど1回くらい引き受けないと、最後にとんでもない重大な役を引き受けなければいけなくなるかも、と考えているあなた!そんなに身構えなくても大丈夫です。

引き受けるからと言って、全ての会に出席できる人はなかなかいません。

役員のみんなで、お互いに負担がかからないように話し合い、家で出来る仕事を積極的に引き受ける、というのも方法の1つ。パソコン作業など、家で出来ることは沢山あるので、お互いの生活に合わせて分担しあえば、あなたもれっきとした役員経験者になれるなのです。

アプリのほかに効率化できる方法

PTA活動を効率的にするためにはどのような方法があるのでしょうか?IT活用などをしている方法などをについて紹介していきます。
◆会議資料などをネット上で共有してペーパーレス化
書類を紙に出力するとそれを印刷する作業や配布する作業が増えてしまいます。印刷代もかかる上、環境面でもあまりよくないので、ペーパーレス化を導入しているところも増えてきています。 それとは別に、Googleドライブなどのウェブサービスにアップロードして情報の共有をしているという人もいました。会議に必要な書類は学校のホームページに記載すると決めて、総会などでお知らせしておくことで、会議前日や当日にパソコンやスマホからアクセスし、各自書類を見ることができるのです。紙面化したいのであれば自身で印刷すればコスト削減もペーパーレスも同時に行うことができるのです。その他にも、当番表や年間スケジュールなども掲示することでいつでもどこでも閲覧が可能になることも効率的です。 役員だけ情報共有したいことは、PTA役員だけにパスワードを設定しログインするなどすれば、空間を閉鎖することも可能になります。
◆スケジュールをネットカレンダーで共有
年間の予定はもちろん、会議の日程や開始時間などをネットスケジュールに乗せることで、欠席してしまった人も次回の会議日程や内容を知ることができます。つまりわざわざ連絡をするという手間が省けるのです。(Googleカレンダーは無料で使えます)

いかがでしたか?すごく大変なんだという先入観で捉えてしまうとなかなか腰が重くなってしまいますが、実際はできるだけ保護者に負担がかからないような工夫がされているので、ぜひできるタイミングで参加してみましょう!働いている経験がPTA運営のためにプラスに作用し、活躍できるかもしれませんよ!

【参照元】
◆PTAは共働きには難しい?仕事との両立をラクにする方法
◆PTA活動をめぐりママの間に「壁」専業主婦が選ばれやすい実態
◆PTAの作業効率化のためにホームページやITでできること(事例、方法)