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グラフィックデザイナーは在宅でもできるの?仕事の流れやフリーランスの現状等を紹介♪

公開日: 2018.10.05
最終更新日: 2019.09.02

グラフィックデザイナーは在宅でもできるの?仕事の流れやフリーランスの現状等を紹介♪

グラフィックデザイナーの仕事は、クライアントの意向や意図に沿ってデザインを施すことが主です。

雑誌や新聞、広告、ポスター、看板、商品パッケージやインテリア、ホームページなど、この世に形あるものにデザインをする仕事を指します。

自分の手掛けたデザインが、形に残り、人に喜んでもらえる非常にやりがいのある仕事です。

しかし、クリエイティブに100%自分の思い通りにデザインするというよりは、依頼主、つまりクライアントの意向を十分に聞き入れて、満足してもらうのが一番です。

さらに、複数の案件を同時に進める難しさ、それぞれの納期に間に合わせるスケジュール管理能力、クライアントの狙いを聞き出して理解するヒアリング能力が求められる、デザイン能力のほかに多くの能力を求められます。

では、グラフィックデザインの仕事の流れを見ていきましょう。

グラフィックデザイナーの仕事の流れとは

グラフィックデザイナーは、フリーデザイナーと、企業専属のデザイナー、また企業との契約デザイナーなど、雇用の形態はさまざまです。

一般的なグラフィックデザイナーは、いずれかの制作会社に所属し、案件ごとに仕事を進めていきます。

まずは、その案件のクライアントへのヒアリング作業をしっかりと行います。広告制作会社やWEBサイト制作会社などに所属するグラフィックデザイナーであれば、広告代理店やメーカー企業などのクライアント先と案件の打ち合わせを実施します。

手掛ける商品や作品のコンセプトや企画を確認し合います。丁寧な打ち合わせの後は、デザイン素材の収集に入ります。写真やイラストなどを集めて、具体的な色や素材、文字のフォントや大さなど具体的にレイアウトしていきます。

まだ、この段階では平面上でのレイアウトです。当初の打ち合わせで聞き取った、クライアントの意図する完成形をイメージしながら具体的デザインをしていきます。

コンセプトやテーマなどが、しっかりと盛り込まれているかどうか、それが効果的に表現されているかどうかを確認しながら進めます。

平面上のデザインが仕上がると、その試作をクライアントに見せながらチェックしてもらいます。試作という土台があるので、お互いより鮮明にイメージを伝えやすく、修正指示も分かりやすくなります。

クライアントから、修正指示があった場合はその指示通りに、デザインを軌道修正していきます。グラフィックデザイナーとクライアントとのこのやり取りを繰り返しながら、OKが出ると今度は印刷会社に納品します。

ここまでが、グラフィックデザイナーの仕事となります。

グラフィックデザイナーの働き方

以上に挙げたように、会社員としてグラフィックデザイナーの仕事をするのが一般的かつ安定した働き方ですね。

主に、広告代理店、広告制作会社、メーカーの広告宣伝部、WEBサイト会社などで勤務します。

もう一つは、フリーランスとして独立する働き方があります。会社員として実績や経験を積んだデザイナーの多くが、フリーランスとして独立するといった働き方が増えてきています。

広告代理店勤務の場合、多くは新聞や雑誌メディアに提携広告枠を持ち、広告を出したいメーカーなどに広告枠のデザインを提供して手数料を得ます。

専門のグラフィックデザイナーを抱える広告代理店が多いですね。

広告制作会社勤務の場合は、基本的に広告代理店や企業、メーカーからのデザイン依頼を受けて広告の企画や制作を実施します。

広告代理店のグループ会社、デザイン事務所、制作プロダクションといったように、グループが細分化されています。

メーカーの広告宣伝部とは、企業の広告宣伝部として広告に特化してデザインしていく部署です。企業部署なので、自社の広告や自社製品のパッケージやデザイン、ロゴなどを企画、考案していきます。

グラフィックデザイナーの働き方としては、企業所属が一番安定した働き方です。

一方で、企業部署ということから、デザイン以外の企業内業務を振られることもあるので、グラフィックデザイナーとしての特化した存在とは言えないこともあります。

フリーランスとして独立したグラフィックデザイナー

デザイナーになりたてや、若い時代は、企業に就職するなど会社員の経験を積むのが理想ですね。

社会人としてのルールはもちろんのこと、デザイナーとしてのスキルや実績、経験を一つひとつ積み上げることが出来ます。

それと同時に、会社員として会社に守られながら、思い切り自分を試すことが出来ます。収入を確保しながら、挑戦し続けることが出来るのは非常に恵まれた環境と言えます。

また、会社員時代に幅広い人脈を築くことが可能です。社会人になれば、この人脈が大きな財産となります。

このように、会社や企業に精いっぱい尽くして、スキルや実績、経験、人脈を次のフリーランスとして生かそう独立するのが、デザイナーの多くの人が進む道でもあります。

フリーランスになってこそ、自身の力を試せるということですね。案件の一つから、自分で獲得してこなければ収入がないわけですから、厳しい選択ではあります。

フリーランスとして独立したばかりは、収入は激減します。余程、会社員時代に準備を進めていない限り、収入減は覚悟する必要があります。

実際には、独立直後から軌道に乗るまでは、案件をこなす時間よりも、人脈を作ったり、営業して仕事を得る活動時間の方が多いでしょう。

グラフィックデザイナーになるためには

以上、グラフィックデザイナーの仕事を見てきました。グラフィックデザイナーの仕事は、所属する会社や雇用形態などによって、仕事の内容はもちろん、年収もばらつきが見られます。

グラフィックデザイナーの平均年収は、一般企業勤務でも約330万円、フリーランスでは推定約250~800万円とかなり幅が大きいとされています。

多様な働き方の一方で、大きな可能性のある職業と言えるでしょう。

では、グラフィックデザイナーになるためには、どうしたら良いのでしょうか。

グラフィックデザイナーとして働くための、特化した資格などはありませんが、一定以上のスキルと知識、経験や能力が求められます。

これらを、学生のうちから大学や専門学校で学べるのがベストですが、社会人でも自主的に学習すれば修得は十分に可能です。

グラフィックデザインに必要不可欠な学習は、色彩やデザイン、レイアウトの基礎

デザイン概論などの知識に加え、グラフィックソフトの基本操作、バナー制作実習などWEB操作、プログラミングスキルなどが必要です。

オンライン講習など、学習教材が豊富にあることから、その気になればいつでも学習をスタートすることが可能です。社会人として働きながら、技術を修得する人も多いですね。

また、副業として、在宅ワークとしても働くことが出来るのでグラフィックデザイナーは注目を集めている職業です。

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