手に職がなくて不安!そんな方におすすめの比較的取得しやすい技術をご紹介☆
先日、あるアンケートで働いている女性の約7割が、「手に職がない」と将来に不安を感じていることが報道されました。
働いている女性ですらそう感じているなら、結婚や出産で退職して再就職しようとしている無職の女性は、再就職活動以前から、「手に職がないと再就職活動すら難しい」とそれ自体を諦めてしまうかもしれません。
とは言うものの、多くの女性の間では「今さら何を身につければいいの!?」というのが、本音かもしれません。では、これから「手に職をつける」とすれば、何がおすすめなのでしょうか。
ここでは将来性があり、今からでも比較的身につけやすい「手に職」をご紹介します。
やはりIT関連で手に職が一番!
携帯電話からでも簡単につながるインターネット。若者の「テレビ離れ」が言われて久しいですが、その一方でインターネットの普及・利用の勢いは止まりません。
ですから、「手に職を付けたいけれども、何を付ければいいのか」を悩んでいる方がいるならば、一番おすすめしたいのが「IT関連の技術」になります。
「IT関連の技術なんて難しそう…」と思われるかもしれません。確かに一見そんな感じですが、「簡単」とまでは言わないものの意外と面白く学ぶことができると思います。
なぜならば、私事で恐縮ですが、私は家では(恥ずかしながら)DVDの操作を家族にやって貰うほど、機械に弱い者です。しかし仕事では、フォトショップやインデザイン(編集専用ソフト)を仕事で支障にならないレベルで使っているからです。
しかもフォトショップやインデザインを使い始めたのは、35歳を超えてからでした。
以上により、きっと年齢に関係なく、たとえパソコン操作が苦手な方でも身に付けやすく、さらに将来性もある「IT関連の技術」を「手に職」として身につけることをおすすめします。
中でもここでは今大注目の「WEBデザイン」と「プログラミング」についてご紹介します。
デザインに興味がある方は「WEBデザイン」はいかが?
『ママワークス』の求人にもよくある「WEBデザイン」の仕事。「面白そう」「興味はあるけど難しそう」など、いろいろな感想があると思います。
ただ「将来性があるもので、手に職を付けたい」あるいは「WEBデザインに少しでも興味がある」なら、私は「WEBデザイン」を手に職として付けることをおすすめします。
一番の理由は、「これからWEBサイトは増えることがあっても、減ることはないから」。つまりWEBサイトがある限り、WEBデザインの仕事が減ることはないからです。
もしかすると「年齢的に理解するのが難しいのでは?」なんてネガティブなことを考えている方はいらっしゃいませんか?
既述の通り、私は35歳を過ぎてから、WEBデザインで使用するフォトショップの使い方を覚えました。ですから、年齢に関しては学ぶということには、さほど関係ないと思います。
【WEBデザインの学び方について】
ではWEBデザインはどうやって身につければいいのでしょうか。それは大きく分けて「独学」と「通学」と「通信」があります。ただ全くの初心者の場合、何と言っても通学をおすすめします。
その理由は難易度云々ではなく、一度わからなくなりWEBデザインに対して苦手意識を持ってしまうと、それを克服するのが大変だからです。
ただ通学でも、時間が限られている方には、民間の社会人教育専門学校に行くことをおすすめします。
なぜならば、その民間の各種学校には短期集中・夜間・昼間コースなどいろいろなものがあり、学校職員がその人に合ったコースを進めてくれるから。
一方ある程度の学費が必要となるので、金銭的に厳しいと感じる方がいらっしゃるかもしれません。
もしあなたが「教育訓練給付制度の対象者」の場合、決められたやり方に則って手続きを行なえば、希望する授業がその対象講座の場合、一部授業料が還付されることもあります。その辺りは自分で調べた上で先方に確認をとりましょう。
小学校で必修科目になる「プログラミング」はいかが?
まず最初に簡単に「プログラミング」についてご説明します。プログラミングとは、「コンピュータが理解できるコンピュータの言葉で、コンピュータに指示を出すこと」になります。
普段私たちはあまりにもパソコン上でその操作を当たり前のことのように思って対応しているので、そのありがたみがいまいち実感できていないと思います。
【身近でお世話になっているプログラミングの事例】
そこで今から「プログラミング」の恩恵を受けているパソコン操作をご案内します。皆さんは、インターネットで買い物をされた経験が一度はありますよね?ここでは「ネットショッピング」でプログラミングの例を挙げてみます。
まずネットショッピングをするとき、「1:欲しい品名を入力して、ボタンを押します」よね?すると「2:検索結果がヒット。その中から欲しい商品を“カート”に入れます」よね?
その後「3:住所や名前など必要事項を入力。ネットショッピングが完了」。後日商品が届く、というのがネットショッピングの主な流れだと思います。
この「1~3」のスムーズな操作こそ、プログラミングのなせる業。操作後の流れをプログラミングしてくれているから、そのようなスムーズなネットショッピングが可能なです。
【プログラミングなら親子で楽しみながら学ぶことが可能】
あとご存じの方も多いかと思いますが、2020年より小学校でプログラミングの授業が必修科目になります。この世の中の動向は、今後の社会を見越してのこでしょう。
ということは、これからの一般社会において、プログラミング言語は「できて当然」になってくる可能性が高いと考えられます。
例えばインターネットで「プログラミン 文部科学省」と検索してみてください。すると、プログラミングの基礎を楽しみながら学ぶことができる子ども向けサイトがヒットします。
あと民間のサイトでも、プログラミングを無料で親子で楽しみながら学べるサイトがいろいろあります。
事例でもご理解いただけたと思いますが、おそらくパソコンの一連の動作の指示書を作成するプログラミングの仕事は、これからの社会を考えると将来性は非常にあると思います。
しかもプログラミングの良いところは、親子で楽しみながら手に職を目指せる点。ぜひこの機会に、親子で切磋琢磨しながらプログラミング学習にトライしてみてはいかがでしょうか。
「手に職がない」と悩むだけなんてもったいない!
「手に職がない」と悩んでいる女性が多いことは既述の通りです。しかしそのことで悩んで時間を空しく使うのは、非常にもったいない話。悩む前にまず行動しましょう。
今回はITに特化して「手に職」が付くものをお伝えしました。しかしどうしてもパソコンに対して苦手意識が拭えず、IT系で手に職を身につけることを希望されない方はいらっしゃるでしょう。
そのような方の場合、例えば「放課後児童支援員」の資格取得を目指してみてはいかがでしょうか?
「放課後児童支援員」という資格は2015年にできた新しい資格。しかし今の放課後児童クラブでは、この放課後児童支援員の有資格者が2名以上居ることが義務付けられています。
ただ一定の条件を満たしていなければ、この資格を取得することはできないのでご注意ください。しかし先日ニュースでも報じられていましたが、学童保育の利用者数は過去最多の120万人を超え、同様にそこの待機児童も過去最多を更新したそうです。
このニュースからおそらく学童保育関連の求人も、今後ますます増えていくと考えることができるのではないでしょうか。あくまで一例ではありますが、子どもが好きな方には、この放課後児童支援員の取得を「手に職」として目指すことをおすすめします。
以上のように、手に職を付けるためのヒントは、日常生活の中にたくさん転がっています。
まずは身の回りの日常に、興味を持つこと。そして新しいことへの挑戦に、ひるまず挑むこと。これさえできれば、きっと手に職は身に付きます。頑張ってください!