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障害者の方におすすめな「在宅ワーク」という働き方!メリット・デメリットをご紹介☆
公開日: 2018.11.02
最終更新日: 2019.09.03

外に働きに出ることは難しいけれども、なんとかして社会と繋がりたい。ハンデを抱えているけれども、自分のできる範囲で働きたい。
障害者の方達の中には、そのような考えを持っている方々もいらっしゃるのではないでしょうか。
働きたいという希望はあるけれども、自分に合った働き方が見つからなくて困っている障害者のみなさん。
在宅ワークという働き方はご存知ですか?
在宅ワークは、自分の好きなとき、好きな場所、好きなペースで働くことができる方法として、人気が高まっている働き方です。
ワークライフバランスへの関心が高まる近年、在宅ワークの需要はますます増えています。
在宅ワークを行なっている人は、小さなお子様がいらっしゃるママさんや、フリーランスのエンジニアなど、実に様々です。
それぞれが、自分の暮らしに合った働き方として、在宅ワークを選択しています。
この在宅ワークという働き方、障害者の方にもピッタリなのではないでしょうか。
今回のコラムでは、在宅ワークに興味を持っている障害者の方達のために、在宅ワークを始めるときに知っておきたいメリットとデメリットをご紹介します。
障害者の方が知っておきたい在宅ワークのメリット
(1)通勤の手間がかからない
障害者・健常者に関わらず、在宅ワークのイチバンのメリットとも言えるであろうことが、通勤に時間を取られることが無いということです。
在宅ワークは自宅で行うことができますので、職場まで通勤をする必要はありません。
通勤をしなくても良ければ、通勤に伴う身支度などの手間を省くこともできます。
また、車や人通りの多い道を通ったり、満員電車に乗ったり、交通に煩わされることもありません。
在宅ワークなら、通勤中に起きてしまう万が一の事故も確実に避けられるとういうことです。
面倒を省くだけでなく、安全性も確保できることは、大きなメリットですよね。
(2)自分のペースを保てる
在宅ワークなら、周りの目を気にせずに自分のペースで仕事をすることが可能です。
職場だと周りの目が気になって、休憩を取ることも憚れてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
在宅ワークでは、そのような心配をしなくても大丈夫です。
お仕事を頑張りすぎて体が固くなってしまったとき、もしくは、頭がゴチャゴチャになってしまったとき。
自分の好きなペースで仕事ができる在宅ワークのなら、自分の最も適したタイミングで休憩を取ることができます。
自宅のベッドに少し横になることだってできちゃうんです。
調子の良いときは、一気に仕事を進めてしまい、少し疲れたら、しっかり休んでリフレッシュ。
在宅ワークならそのように、自分の体調に合わせてメリハリのある働き方ができます。
(3)お気に入りのスペースで仕事ができる
障害者の方の中には、急な環境の変化に対応することが苦手という方もいらっしゃるかと思います。
自分が落ち着ける環境やスペースを維持したくても、職場でワガママを通すことは難しいですよね。
自宅で仕事が行える在宅ワークなら、ご自身にとって心地よい環境を保ったまま仕事ができます。
自宅ですから、仕事場のレイアウトは全て自分次第です。物の配置が急に変更になったり、奇妙なインテリアに集中力をそがれることもえりません。
窓を開けて風を通したり、カーテンを閉めて強い光を避けたり、空調や調光も自由自在です。
自分ひとりだけのために、イチバン仕事がしやすいスペースを作り出すことができます。
そして、それを邪魔できる人は誰もいないということもポイントのひとつですよね。
障害者の方が知っておきたい在宅ワークのデメリット
(1)コミュニケーションの手段が限られている
在宅ワークは、インターネットやメール、電話などを活用して行われる働き方です。
つまり、人と直接会ってコミュニケーションを取りながら仕事をすることは、限られているということ。
対面でコミュニケーションが取れないと、どのようなことが起きるでしょうか。
まず、リアルタイムで物事を伝えることが難しくなってしまいます。
今すぐに聞きたいことがあるのに、電話をかけてもなかなか繋がらなかったり、メールに気づいてもらえず返信が遅れてしまう可能性も。
そうすると、待っている間は不安でモヤモヤしますよね。
また、電話やメールでは、相手の感情を読み取りにくいという点もあります。
表情が見えないので、電話越しの声やメールの文面で気持ちを読み取らなければいけません。
何かわからないことがあったとき、身振り手振りを交えた説明が受けられないこともデメリットのひとつです。
限られた手段のなかで、上手に情報伝達を行わなければいけませんね。
(2)スケジュール管理が難しい
自分のペースで仕事が出来るということは、そのぶん、自分のペースをきちんと把握しなければいけないということです。
昨日はのんびり仕事をしたから、今日はもうちょっと頑張ろう!など、ペース配分に気を配ることが大切です。
また、周囲に人がいないということは、全てひとりで管理をしなければいけないということ。
職場であれば、今日やらなければいけないことをうっかり忘れてしまったとき、同僚が助け舟を出してくれることもあるかもしれません。
しけし、在宅ワークでは、全てのスケジュールを自分ひとりで把握しておく必要があります。
無理のないスケジュールを立てることと、うっかりを防ぐ対策が大切ですね。
(3)孤独感を感じやすい
在宅ワークのデメリットとして多くの方があげているのが、孤独感を感じやすいということです。
ちょっとした休憩時間に同僚と他愛もない会話を楽しんだり、昼食を一緒に食べたり・・・
在宅ワークでは、そのような交流を行うことができませんよね。
誰とも会わずに仕事を行うということは、社会との繋がりを密に感じたい方にとっては物足りないかもしれません。
自分なりの孤独感の解消法を探して、ストレス発散しながら仕事を行いましょう。
さいごに
障害者の方にとって、様々な面でバリアフリーな職場で働くことは欠かせないことだと思います。
もしかすると、最もバリアフリーな職場は、自宅だと言えるのではないでしょうか?
今回のコラムが、これからお仕事を始めようと考えている障害者の方のお役に立てましたら幸いです。