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季節の変わり目に心配な小児喘息 ~基礎知識と家庭でできる対処法~

2016.10.26
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暑い暑い夏も終わり、すっかり秋らしくなってきました。朝晩は寒いくらいですね。
この急激な気温の変化は、大人だけでなく、子供も体調を崩してしまいがち。この時期、特に気をつけたいのは喉や気管支の病気、「小児喘息」です。日本ではここ20年間で喘息患者が3倍に増加していると言われていて、今や100万人を越す患者数だそう。
急な気候の変化のある時期は「小児喘息」の発作の症状が出やすくなります。
そこで今回は、「小児喘息」の基礎知識と覚えておきたい家庭でできる対処法をご紹介します。

小児喘息って?

「小児喘息」とは、字のごとく15歳までの「子ども」がかかる喘息のことです。
気道が炎症をおこすことで呼吸困難を引き起こしたり、「ヒューヒュー」と胸の音がするのが特徴です。体を横にした時など、気道が狭くなった時にこれらの症状が現れ、夜中に発作が現れることも多く見られます。
喘息になる人の約7〜8割が3歳までに発症するといわれています。また、もともと、アレルギー体質の人が喘息になりやすいということも発表されています。ハウスダストやダニ、ホコリやカビなどのアレルゲン、風邪や気候の変化などが原因で症状が出たり、さらに悪化したりするのです。
また、最近の研究結果で喘息と鼻風邪が深く関わっていることが分かりました。そのため、鼻風邪をひきやすい季節の変わり目、気候の変化、気温の変化のある時期に喘息発作が出やすいのです。

小児喘息には期間がある?!

「小児喘息」には発病年齢というものがあるのをご存知でしょうか?
一般的には「小児喘息」は1歳〜3歳までの発病が多く、4歳〜5歳までがピークだそう。
3歳は一つ節目と言われていて、ここを境に喘息の原因であるアレルギーが強くなっていくかそうでないかが分かれるそうです。
さらに、「小児喘息」は10歳になる頃には半数が治ると言われていて、成長と共に自然に症状が軽くなります。しかし、20歳以降まで持ち越して発症した場合は、なおりにくく「成人喘息」になってしまう恐れがあります。
できることなら、我が子の「小児喘息」を「成人喘息」に移行させたくないですよね。
そのためには、症状を悪化させないようにしておく必要があります。
家庭でできる「小児喘息」の症状に対する予防法をご紹介します。

小児喘息の発作に対する予防法

「小児喘息」の発作を引き起こす原因の一つに、気候の変化があります。これは、自然現象ですので止めることはできません。しかし、この自然現象から身を守ることはできます。

・天気予報をこまめにチェックし、天気・気候に合った服装を心掛ける。
・冷暖房の調節をし、室温の管理をする。
・湿度を適度に保つ(湿度計を置く)。

などの対処法があります。

さらに、ホコリやカビ、ダニから体を守ることも大事です。生活の中で無意識のうちにダニやホコリを吸い込んでしまうことが喘息を悪化させてしまう原因にもつながります。
絨毯やソファ、ぬいぐるみやカーペットにダニやホコリがつきやすいのをご存知ですか?喘息を悪化させないために、絨毯をひかない、ソファやぬいぐるみはこまめに日にあてたり、掃除機をかけるといいでしょう。また、毎日使うお布団も可能なら丸洗いしたいところ。それが無理なら、日にあてたり、布団乾燥機を使うのも◎。ただ、布団乾燥機を使用する場合は、高温でダニをやっつけるので、死骸が中に残ってしまうことがあります。最後に掃除機をかけることを忘れずに。

また、適度な運動も大切。
適度な運動をすることで体の免疫力を高め、喘息に負けない体をつくります。
「小児喘息」の子は運動後に発作が強くなってしまうことがあります。運動が原因で喘息が繰り返し起こってしまうことで、運動が苦手になってしまう子も多いと言われています。
だからと言って、体を動かさないでいると、体が弱くなってしまうだけ。できる範囲で運動をするように促してあげましょう。
そして、病院からもらっているお薬を上手に利用し気管支の炎症の悪化を防ぐ努力も必要です。

まとめ

「小児喘息」は成長と共に症状が軽くなりますので、「小児喘息」のうちにきちんとした治療をしていれば成人喘息に移行しないことがわかっています。だからこそ、しっかりした治療法を身につけるとともに、家庭での喘息発作に対する予防をしっかり行い、体の状態のコントロールができるようにしましょう。焦らず、「小児喘息」と向き合っていけるといいですね。

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