50代女性の長く続けられる仕事の探し方とは?定年のない仕事・パートに採用されるコツも解説
「子供が手を離れたので、仕事を再開したい」 「老後資金のために、少しでも働かないと」 「スキルを活かしてもう一花咲かせたい」 「社会と関わりを持ちたい」 などの様々な理由から、仕事を探している50代女性の方も多いと思います。
しかし、果たして良い仕事が見つかるのか、不安ではありますよね。 やっぱり50代からの仕事探しは難しいんじゃないか、という声も聞こえてきそうです。 そこで今回は、50代の女性が自分に合った仕事を見つけるためのポイントについてご紹介していきます!
50代でも長く仕事を続けられる理由
50代でも長く仕事が続く理由としては以下のようなことが挙げられます。
▼時間的に余裕がある
若いほうが将来にわたって長く働ける、頭が柔軟で覚えも速いなどというメリットが考えられますが、子育て中の方が多く、働く時間を十分に確保できないといったデメリットもあります。子どもを預けて働いたとしても、急な発熱や子どもの行事などで休むということも起こりえます。
一方で50代の方は子育てが一段落している方が多く、時間的に余裕があり、安定した働き方ができると言えます。
▼積極的に50代を採用している企業がある
一見、就職が難しいと思われそうな50代ですが、実は、50代の方を率先して採用している企業がふえつつあるのです。
その理由は、過去の仕事経験や子育て経験を仕事に活かせる可能性があるからです。
50代は、コミュニケーション力を活かしてチームをうまくまとめたりと心強い存在と言えるのです。
もちろん、時間的に余裕があり安定した働き方をしてくれることへの期待もあります。
▼短時間枠など働きやすい環境が整えられている
最近では、募集要項に「週2回からOK」や、「3時間でもOK」などといった文字が増えています。以前は、週4日以上、5時間以上といった条件が当たり前でしたが、確実に人材を確保するため条件を緩和している企業が増えているのです。
「毎日、長時間働くのは体力的につらいかも・・・」と二の足を踏んでいる方にとっても働きやすい環境が整っていると言えますね。
▼共働き世帯が増えている
一昔前は男性が働いて女性は家にいるといった、いわゆる専業主婦世帯が多かったのですが、現在共働き世帯が増え続けています。
とくに、老後の生活が不安といった理由から働きたいと考える50代が増えています。
また、過去に仕事を経験していて「もう一度外に出て働きたい」「社会と繋がっていたい」などといった積極的な理由で働く方も増えつつあると言えるでしょう。
50代の共働きが増えている今、誰しもその1歩を踏み出しやすい雰囲気が作られていると言えますね。
50代女性が働く上での強み
50代から働くとなると、「ブランクが長いから」「新しいことを覚えられない」、何より「若くない」という不安ばかりが先立ってしまう方がほとんどだと思います。
しかし、意外に思うかもしれませんが、50代主婦を積極的に採用している企業がたくさんあるのです。
その理由は、50代女性には強みがあるからです。
まず、小さな子どもがいるような、20代、30代主婦たちよりも、働く時間が長く取れることです。
小さな子どもがいる主婦の場合、「子どもが幼稚園から帰ってくるまでの3時間だけ」などといった条件の方が大半です。
そういった方ばかりになると、何人もの方を採用しなければなりませんし、働く時間が短いと、覚えてもらうにも日数がかかります。
さらに、「子どもが急に熱を出したから休みたい」「行事があるから休みたい」などといった事情も聴いてあげなければならないということが採用側の頭を悩ませます。
一方で50代主婦であれば、ある程度子育てはひと段落ついている方が多いので、長時間、安定的に働けるというだけで強みとなるのです。
また、50代ということで、人生経験が豊富なことも強みと言えます。マナーや、コミュニケーション能力が期待できるからです。年代が若いと、苦手とするような年配者との会話もスムーズにこなせるのではないでしょうか。
50代女性におすすめの仕事内容
1:カスタマーサポート
電話で、お客様からの問い合わせや申し込みを受けるカスタマーサポートのお仕事は、経験豊かな50代主婦にぴったりです。
基本的にはマニュアルがあるため、難しいことはほとんどなく、基本的なマナー、受け答えができれば未経験でも十分に務まります。
また、在宅ワークでの募集もあるので、通える範囲では募集が見つからないという方や通勤時間を削りたい方にもおすすめの仕事と言えます。
ただし受付内容をパソコンで入力するなど、パソコン操作が必要な場合がほとんどですので、基本的な操作ができることが求められます。
ママワークスにはカスタマーサポートの求人が多く掲載されています。
2:受付
ゴルフ場の受付や、クリーニング店での受付、ホテルのフロントなど、お客様の接客をするお仕事です。
こちらも基本的なマナーができれば、そう難しいことは求められないことが多いですが、小さいところだと1人で応対ということもあるため、その場合は、1人でこなせるよう積極性も求められるでしょう。
ママワークスには受付の求人が多く掲載されています。
3:家事代行サービス
主婦という経験がもっとも活かされるのが、家事代行サービスのお仕事です。
とくに、忙しい人の役に立ちたい、料理や掃除が得意なんて方はもってこいで、人から感謝されるお仕事でもあります。
基本的には、お掃除、ついで、料理の下準備などを希望される場合が多く、まれにお子さまが幼稚園にいくまで面倒を見たり、お迎えをしたりといったお世話系のお仕事があります。
同じお宅に通うケースがほとんどなので、慣れてくれば非常にやりやすいお仕事だと言えます。
なお、お家からお家まで移動する時間がかかりますが、そのかわり時給も高めなものが多いです。
仕事を見つけたい場合は、まず、家事代行サービスの企業に登録することをおすすめします。
4:保育士の補助
子育ての経験を活かせるのが保育士のお仕事です。
保育士自体は国家資格を取得する必要があるため難易度が高くなりますが、保育士の補助のお仕事であれば未経験でも可能です。
保育園だけでなく、学童、保育園の送迎バスなど、働く場はいろいろ。
子どもに元気をもらえるなんて意見もあるので、子どもが好きという方、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
5:検品、梱包、ラベル貼り
商品の置かれている倉庫内で、商品の検品をしたり、梱包やラベル貼りなどを行います。
こちらも経験や特別なスキルは求められませんので、気軽な気持ちで始めることができます。
たいてい大人数で作業するので、お友達ができやすいのもポイントです。
ただし、段ボールをはじめとした紙に触ることが多く、手が荒れてしまうという悩みの声も。軍手や手袋をしたり、最後にクリームでお手入れするなど工夫すると良いでしょう。
ママワークスには梱包の求人が多く掲載されています。
人手不足で求人数増加
2008年のリーマンショックは50代の方々にとって記憶に新しく、家計にも大きく響いた苦い思い出のある方々も多いでしょう。中には職を失った苦い経験もあるかもしれませんが、今日では状況は大きく変わり、多くの企業が人手不足になっています。有効求人倍率は、2009年の0.45を皮切りに上昇し、現在では1.60以上で推移しています。
その要因として挙げられるのが、日本が今直面している少子高齢化です。その他にもインターネット上での仕事の幅が広がり、、働き方が大きく変化したことも考えられます。これまで堅調に業績を維持してきた企業は、就職氷河期の採用抑制やリストラなどで社員数を減らしてきました。さらにこの少子化での新卒採用に失敗した結果、人手が足りない状況にあります。特に飲食やサービス業などでこの傾向が顕著ですが、全業種で人手不足なので求人数が増加しています。
しかし人手不足と聞いて過酷な職場イメージがあると思いますが、近年ではファミレスやファーストフード店では定年後のシニアの方々が特に良く活躍されていますので、思い切って未経験の求人に応募するのも採用の近道だと思います。
50代からの仕事探しは難しい?
世間一般のイメージでいうと、50代女性が新しい仕事を見つけることは難しいとされています。
なぜ、50代からの再就職は難しいのか。
考えられる理由としては、下記のようなものが挙げられます。
- 理由1:体力的な問題
50代になると、体力的な問題が生じてきます。
筋力や基礎体力が衰えるので、若い頃のようにバリバリ働くことは少々難しいかもしれません。
また、女性の場合、更年期の時期とも重なってきます。
体調に不安があると、できる仕事は限られてきますよね。
体力的にハードな仕事などはできなくなってくるので、どうしても職種選びの幅が狭まってしまいます。
- 理由2:資格はあまり役立たない
50代から仕事を探す場合、資格の保有はあまり役に立ちません。
新卒者や若い求職者と異なり、年齢を重ねている方には実務経験が求められます。
伸びしろではなく「現場に入った時に何ができるか」ということが重視されるからです。
そのため、実務経験のない資格はあまり役立たないと考えておいた方が良いでしょう。
- 理由3:家事や介護などで、仕事に専念できない
50代女性で、すべての時間を仕事に費やせる人は少ないと思います。
子供が手を離れても、家事や親の介護など、日々の生活の中でやらなければならないことはたくさんあります。
これらと並行して仕事を行うとなると当然、勤務可能時間は限られてきますよね。
フルタイムで働けないことが足かせとなって、仕事探しが難航してしまうケースもあるのです。
- 理由4:長く働くことができない
企業側からすれば、50代の求職者は「長く働くことができない」存在です。
50代の方が定年まで働いたとしても、せいぜい10年前後の間しか働けません。
入社した後40年近く働ける新卒社員とは大きな違いです。
そのため、同じ能力だとより若い人材が採用される傾向にあります。
- それでは、どうやって仕事を探せばいいの?
50代からの仕事探しが難航する理由について、いくつか考えてみました。
「やっぱり50歳から仕事を見つけるのは無理なのかな」
そう思った人もいるかもしれません。
しかし、ご安心ください。
これから紹介する、仕事探しのポイントを実践していけば、必ず自分にあった仕事を見つけることができます!
それではさっそく、仕事の探し方について見ていきましょう!
50代女性が仕事を見つけるためには、いくつかの心構えが必要
まずは、これらについてご紹介していきます!
- 心構え1:資格に縛られすぎない
先ほども書いたように、50代女性が仕事を探す場合、資格の有無はあまり関係ありません。
逆に言うと、実務経験のない資格はあまり役立たないということです。
そのため、資格に縛られず、視野を広げて仕事を探すことが大切でしょう。
たとえば、コンピューター関連の資格を持っていたとして、仕事もコンピューター関係に絞る必要はありません。
資格を持っていても経験のない方というのは、採用する側からすれば「扱いにくい・使いにくい」という印象を持たれる可能性があるからです。
資格の有無にとらわれず、幅広いジャンルの仕事を探してみましょう!
- 心構え2:「何のために働くのか」を明確にする
あなたは何のために働こうと思っていますか?
お金・やりがい・生きがい・人との繋がりが欲しい……
理由は何でも構いません。
仕事を探す前に「何のために働くのか」を明確にしておくことが大切です。
なぜなら、仕事を探すうえでこの部分が大きな軸になってくるからです。
たとえば、収入を得るために仕事をするのであれば「できるだけ給与待遇が良い仕事」という1つの軸ができます。
また、人間関係の繋がりを求めるのであれば「同僚が多い職場にしよう」という軸ができるかもしれません。
仕事探しの軸を構築するためにも、「自分は何のために働きたいのか」という根っこの部分を明確にしておきましょう!
- 心構え3:体力的な無理をしない
仕事を探すときに、1つだけ心掛けていただきたいことがあります。
それは「体力的にハードな仕事は選ばない」ということ。
年齢による衰えや、更年期の重なる50代女性にとって、負荷の大きな仕事は大敵です。
無理をして体調を崩してしまっては、元も子もありません。
1番大切なのは、健康な生活です。
自分自身の身体と相談しながら、無理なく働ける仕事を選ぶようにしましょう。
- 心構え4:確認しておくべき条件
働く際の条件について、しっかりと確認しておくことが大切です。
どういう部分を見れば良いのかというと、たとえば
「1日の勤務時間(1日何時間以上働くのか)」
「週の稼働日数(週に何日以上働くのか)」
「雇用形態(パートか正社員か)」
「勤務地(駅から近いか遠いか)」
「未経験OKか、経験者のみの採用か」
など。
条件面で妥協するのではなく、できるだけ希望を通すべきです。
自分に合った条件で、仕事を探すようにしましょう!
- 心構え5:事前調査をしっかりと行う
仕事を探す際の事前調査は、しっかりと行うようにしましょう。
行きたい会社を見つけても、すぐに面接に進んではいけません。
会社ホームページなどで情報を集めて、仕事について理解を深めたうえで、求人に応募するか判断しましょう。
また、会社によっては職場見学をさせてもらえるところもあります。
入ってから後悔しないためにも、下調べは綿密に行いたいですね!
多くの企業は年齢なんて気にしない!
これまで企業は採用の際に「年齢」や「資格」、「学歴」などを選考の基準として見ていました。実際に50代の方々がリーマンショック直後の求人に応募した際、書類で不採用なんて苦い思い出も多かったと思います。
しかし、近年の人手不足で最も即戦力でかつ全線で活躍しているのは50代の女性であることはご存知ですか?
50代女性は、子育ても終わり人間関係や家族関係など様々な社会性の知識を兼ね備えていて「お母さん」という親しみやすさがあります。多くの企業は理屈っぽい人間よりもこう言った経験値のある「お母さん」のような人材を重宝しています。日本企業は保守的な企業が多いので家庭をいつも守っている「お母さん」のような方々が現場ではとても輝いているのです。
また、自己管理などもできていることも50代女性の武器であるでしょう。お子さんはもう子育てが一段落し時間的融通も効きます。何よりこれまで激務な主婦をこなしてきた「体力」が必要とされているのです。いくら人手不足でだからと言って体調不良で休みがちな人材を安易に採用する企業はほとんどありませんので「体力に自信がある!」はアピールするととても良い印象でしょう。
50代女性にオススメの仕事の探し方
次に、実際に仕事を見つける方法についてご紹介していきます。
「心構えは分かった。だけどどうやって仕事を探せばいいの?」
そんな方もご安心ください。インターネットが発達した現代では、仕事を探す方法はたくさんあります。
今回はその中でも、特に代表的な方法について取り上げていきます!
- 方法1:求人情報サイトを利用する
Web上には、たくさんの求人情報サイトがあります。
働きたい条件を絞ったり、職種から仕事を探せるものもあるので、とても便利です。
また、サイト内に自分の情報を登録しておくだけで、企業側から連絡が来るような「逆オファー型」求人サイトもあります。
多くの種類の仕事に出会えるため、登録しておくだけでも損はないでしょう。
- 方法2:就職・転職エージェントに登録する
就職・転職エージェントに登録するのも、仕事を見つけるうえで有効な方法です。
まずは自分の情報を登録し、働きたい条件や自身のスキル・経験などをあらかじめ面談等で伝えます。
すると、エージェント側から自分に合いそうな求人を紹介してもらえるのです。
メリットとしては、より自分に合った仕事に出会えやすい、といったことがあります。
逆に、希望に沿わない仕事を紹介されることもあるので、その点に関しては注意が必要です。
言いなりになるのではなく、自分の意思をしっかりと伝えることで、より良い仕事を見つけられるでしょう。
転職エージェント選びに迷ったら、「リクルートエージェント」がおすすめです。
圧倒的な求人数を誇るリクルートエージェントには、50代の採用実績がある企業や50代が活躍する職場など、幅広い求人があります。
専門のコンサルタントが、希望に合わせた仕事を紹介してくれるので、一人で仕事探しをする自信がないという方は、ぜひ会員登録をしてみましょう。
- 方法3:ハローワークを利用する
インターネットが登場する以前は「仕事探しはハローワーク」と言われるほど、代表的な存在だったハローワーク。
「公共職業安定所」と呼ばれたりもします。
ハローワークのメリットとしてはやはり、対面で仕事を紹介してもらえるという点。
仕事の紹介だけでなく、励ましてもらったり、アドバイスをもらえる機会もあります。
また、セミナーやイベントが開かれることもあり、こちらにも参加可能です。
人との繋がりやコミュニケーションを大切にしたい方には、オススメできる方法です。
- 方法4:在宅ワークのサイトを活用する
企業に採用されるのとは少し異なりますが、在宅ワークのサイトを活用するという手もあります。
在宅ワークとは、主に個人事業主として、自宅などで行う仕事のこと。
ライター、デザイナーなど様々な種類の仕事があり、得意分野を生かしてお金を稼ぐことができます。
時間・場所の拘束がないので、忙しい方にもオススメです。
まずはサイトに登録し、カンタンに出来そうな仕事から取り組んでみましょう!
- 方法5:派遣会社に登録する
正社員として働くことがスタンダードではなくなった現在では、仕事を紹介してくれる派遣会社はたくさんあります。
軽作業系から事務作業系、イベントスタッフなど、仕事の種類はたくさん。
まずは派遣として働いてみて、仕事の適性を見るのも悪くない選択肢です。
様々な仕事を経験できるのも、派遣の仕事のメリットでしょう。
ただし、同じ職場で長く働きたい、と考えている方にはあまりオススメできません。
50代女性が採用を獲得するコツ
最後に、50代女性の方が企業からの採用・内定を獲得するコツについて、いくつかご紹介していきます。
自分に合った仕事が見つかったとしても、採用というハードルを越えなければ、実際に働くことはできませんよね。
「年齢のこともあるし、実際に採用をもらえるか不安だ」
と感じている方も多いかもしれません。
そんな方はぜひ、以下で紹介する事を意識してみてください!
- ポイント1:基本的なパソコンスキルを身につけておく
50代女性の方だと、パソコン操作に抵抗を感じる人も少なくないと思います。
確かに、パソコンをメインで扱わない仕事はたくさんあります。
しかし、どの職種でも、最低限のパソコンスキルは必要とされることが多いです。
たとえば、パソコンでメールを送受信したり、ワードやエクセルで表を作成する、といった基礎的な操作は、どのような仕事でも要求されたりします。
そのため、パソコンがまったく扱えないという人は、面接の段階で不利になってしまいがちです。
パソコンが苦手だという人も、基本的な操作方法は身につけておくべきでしょう。
パソコン操作を扱った書籍や、パソコン教室などもたくさんあるので、これらを活用するのもオススメです。
- ポイント2:経験値をアピールする
50代女性の方で1番の武器になるのは、これまで生きてきた中で得られた経験です。
企業側も、その方にしかない経験を求めて、採用・内定を出す傾向にあります。
その部分を前面に押し出して、アピールするようにしましょう。
「今まで何を考え、どのようにして生きてきたのか」
「その中で、どのような知識やスキルが身についたのか」
胸に手を当て、自分の人生を振り返るように考えてみれば、答えは必ず見えてくると思います。
- ポイント3:個人で働くのもアリ
採用とは話が別になりますが、「個人で働く」という選択肢を持つのも良いと思います。
個人で働くというのは、たとえば在宅ワークなど、企業に属しない形でお金を稼いでいくワークスタイルのことです。
時間・場所に縛られないので、近年注目されている働き方でもあります。
また、応募・採用という手順を踏まなくても、すぐに働き出すことができるので、仕事を行ううえでのハードルも高くありません。
興味がある方は、ぜひチャレンジしてみましょう!
50代の女性が応募するときに気をつけたいポイント
今度は逆に、50代女性が仕事に応募するときに気をつけたいポイントについて説明していきたいと思います。
ポイント1:シフト調整に協力的な態度をとる
業務によっては、シフト制を組んでいるところが多いですが、その場合の企業の悩みどころは、いかに安定的に人材を確保できるかという点につきます。
たとえば、子育て世代が多い場合は、夕方以降は手薄になる可能性が高いため、そこをどう埋めていくかを担当者は悩んでいるケースが多いです。
逆に学生の応募が多いような職種は、土日は人手が足りているが平日午前が手薄になるといった場合もあります。
つまり、そのニーズにぴったり合う人であれば、企業から“欲しい人”となるわけです。
また、現在の雇用に子育て世代が多い場合は、学校行事で穴が空いたり、子どもの発熱などの突発的な事情で人数が不足するということも担当者としては悩みの種です。
そこで、「前もって言ってもらえれば代わりに出勤できます」「家が近いので、欠勤者がいる旨朝ご連絡いただいたら、駆けつけることもできるかもしれません」などと、協力的な態度を取ることがおすすめです。
50代の方は、子育てが比較的落ち着いている方が多いと思いますので、そこの強みとしてアピールすると良いでしょう。
ポイント2:人気のあるアルバイトばかり受けない
時給が高くて楽なアルバイトほど人気が高く、必然的にライバルが多くなります。
そういった仕事ばかり選んで応募すると絶滅し自信を無くす恐れがあります。
ポイント3:経験を強くアピールしすぎない
経験値をアピールすることは重要だと説明しましたが、過度のアピールは逆効果です。
「この業界は初めてのくせにわかってない」などと反感を買ったりする恐れがあるためです。
実際に同じ業界にいたとしても、数年離れていれば事情が変わっているケースは多々ありますから、「○○の経験が活かせるのではないかと思います。とはいえ、当時と事情が変わっていることも多いと思いますので、先輩方に教えていただきながら一日でも早く戦力になりたいと思います」などと一言前置きした上で、アピールすると良いでしょう。
ポイント4:社員登用に関する質問や要望は様子をみて聞く
50代と言えば子育てが一通り落ち着いて、「再び社員として働きたい!」という気持ちを強く持つ人も少なくないでしょう。
しかし、企業によっては社員登用に慎重である場合も多く、そこを前面に出して面談を受けると悪い印象を受ける場合があります。
募集要項に「社員登用あり」などと書かれている場合以外は、あくまで質問をし、方針を伺う態度がおすすめです。
そのほかにも、希望条件があるけれど応募先の企業に伝えにくいという方は、「リクルートエージェント」のキャリアアドバイザーに相談してみましょう。
リクルートエージェントを利用すれば、求職者の立場では言い出しづらい条件交渉を、代行してもらえます。
キャリアアドバイザーのサポートを受けて、理想の働き方を実現するために、まずはリクルートエージェントへの会員登録がおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「50代女性が自分に合った仕事を見つける方法」についてご紹介してきました。
一般的に、50代女性が仕事を見つけるのは難しいと捉えられがちです。しかし、
- 仕事を探すうえでの心構えを構築する
- 仕事を探す方法を知る
- 採用を獲得するコツを知る
ことで必ず、良い結果を得られると思います。
ぜひ、自分に合った仕事を見つけて、人生の後半戦を輝かしいものにしてください!