内職でデザインの仕事を始めたい方必見!仕事内容や気になる収入面も解説☆
「WEBデザインの仕事に復帰したいけれど、子どもが小さくて外に出られない」「在宅ワークを始めたいが、単純作業ではなくクリエイティブな仕事がしたい」など、お悩みの方もいらっしゃるのでは?
そのような方々には、在宅でできるデザインの仕事がおすすめです。
デザインと一口に言っても、WEBデザインやグラフィックデザイン、ファッションやCGデザインなどさまざまですよね。
具体的にどのような仕事ができるのか、収入やおすすめのポイントなどを詳しく見ていきましょう。
どんな仕事がある?
まずは、おすすめの在宅デザインの仕事を具体的に見ていきましょう。
- グラフィックデザイン(DTPデザイン)
グラフィックデザインとは、チラシやポスターなどの印刷物にデザインを施すことを言います。
対象となる媒体は多岐に渡り、カタログやパンフレット、雑誌などの広告、商品パッケージや企業のロゴマークなども制作します。
デザインの際は、文字や写真・画像の配置から構図・色彩のバランスを調整しながら、伝えたい情報を分かりやすく表現します。
グラフィックデザインとほぼ同じ意味で「DTPデザイン」という言葉も使われています。DTPデザインとは、Desk Top Publishingの略で、直訳すると卓上出版という意味。
卓上、つまりパソコンを使って印刷物のデザインを行うということです。昔は、グラフィックデザイナーが印刷物の構図や配置を決め、それをDTPデザイナーに電子データ化してもらうという分業制でした。
現在では、グラフィックデザインはillustratorなどの専用ソフトで行いますので、グラフィックデザイナーもDTPデザイナーも同じ職業を意味します。
- WEBデザイン
WEBデザインとは、パソコンやスマートフォンなどの電子媒体上に表示されるページの配置や構図などを決めることです。
企業のHPや商品の通販サイトなど、クライアントの依頼に沿ったWEBサイトの制作全般を担います。
仕事の流れとしては、まずWEBサイトの構成とレイアウト(配置)を決めることから始まります。企業HPであれば「会社概要」や「事業内容」など、どう配置すれば分かりやすいかを考えます。
次に、WEBサイトのデザイン制作です。ここでillustratorやPhotoshopなどの専用ソフトを使い、サイトの配色や装飾を行います。
他にも、写真の加工や画像の作成、アイコンやバナーの作成など、細かい作業が発生します。
最後は、コーディングです。コーディングとは、HTMLやCSSのようなプログラミング言語を使い、デザインをWEB上で表現させるための作業です。
収入はどのくらい?
在宅デザイナーとして働いた場合、どのくらい稼げるのでしょうか?ここでは、気になる収入面についてご紹介します。
グラフィックデザイナーもしくはWEBデザイナーが会社員として働く場合、所属する企業の大小によっても変わりますが、年収300~400万円ほどが平均のようです。
これが在宅(フリーランス)となると、やはり会社員よりは収入が下がる傾向にあります。しかし、中には年収700~800万円を稼ぐ方もいらっしゃいますので、本人の努力次第ということですね。
フリーランスとしてバリバリ働ければ会社員以上の年収も夢ではないでしょうが、子育て中の主婦には難しいですよね。
クラウドソーシングサイトで募集しているデザインの仕事だと、「サイトのコーディング作業」「トップ画像の作成」「A4チラシのデザイン」「企業の名刺デザイン」などで1件あたり10,000~50,000円の報酬となっています。
納期や作業のボリュームにもよりますが、このような単価の低い仕事を月2~3件こなすことで、主婦でも月2~10万円の収入を得ることは可能です。
また、広告代理店や制作会社で、在宅勤務可能なデザイナーの求人を出しているところも少なくありません。
「週1日は必ず出社する」のような条件が付く場合が多いですが、時給1,000円以上の好待遇で働くことができます。
ブランクのある方でも、まずは単価の低い仕事をいくつかこなし、慣れてきたら高単価な案件に挑戦するなど、ステップアップがしやすい環境と言えるのではないでしょうか。
在宅デザイナーのおすすめポイントと注意点
次に、在宅でデザイン業務を行う際のおすすめポイントと、注意点をお伝えします。
(おすすめポイント)
- 場所も時間も自由
作業する場所も時間も、自分の自由ということが最大のメリットではないでしょうか。
場所は自宅がメインになるかと思いますが、近所のカフェやコワーキングスペースなど、ネット環境さえあれば、パソコン一つでどこでも仕事場になるのです。
そして主婦にとって魅力的なのが、自由な時間に働けること。
特に子育て中の主婦は、会社員のように日中の8時間ほどを作業に充てることはできません。家事などの合間にできたスキマ時間で働けるというのは嬉しいですよね。
納期に間に合いさえすれば、作業の時間帯やペースは自由です。早朝だろうが深夜だろうが、作業時間が1日1時間だろうが3時間だろうが関係ありません。
- 初期投資が少なくて済む
在宅ワークとしてデザインの仕事を始める際に、初期投資がほとんど不要というのも魅力の一つ。
必要なのは、パソコンとillustratorやPhotoshopなどの専用ソフト、プリンター、インターネット環境です。
デザイン系業務の経験者であれば、個人的にもMacのパソコンや専用ソフトを持っている方は多いでしょう。
もし持っていなくても、パソコンは中古で購入できますし、ソフトは最新版を月額数千円で利用できますので、それほど負担にはならないはずです。
さらに、クライアントとの連絡のために電話も必要ですが、スカイプのような無料アプリや安価な通話プランに変更するなどの工夫をすれば、通話代を抑えることができます。
- 安定した受注が可能
現在では、クラウドソーシングサイトや在宅ワーク専門のマッチングサイトが多数あります。これらのサイトを活用することで、在宅ワーク初心者でも安定した受注が可能です。
最初は実績がないので思うように受注できないかもしれませんが、続けるうちに仕事のオファーが増えたり、長期の契約につながることもあります。
また、コンスタントに受注するためには、プロフィールを丁寧に書いたり最新のポートフォリオを載せるなど、クライアントから「この人に発注したい」と思われるような努力も不可欠です。
(注意点)
- 自己管理力が必須
デザイナーに限ったことではありませんが、在宅で働く場合、「自己管理ができるか」が成功のカギとなります。
会社であれば、案件は上司や先輩が管理しているので、納期に遅れそうであれば他のメンバーにヘルプに入ってもらうなど、調整が可能です。
しかし、在宅ワークの場合は自分一人しかいませんので、当然スケジュール管理も自分でやらなければなりません。
在宅案件の場合、直接クライアントと会うことはなく、純粋に成果のみで評価されますので、納期に遅れることは在宅ワーカーとして致命的です。
ですので、自己管理ができない=だらしない方は、そもそも在宅ワークには向かないと言えます。
- コミュニケーション力も必要
グラフィックデザインもWEBデザインも、黙々と作業をするので根気と集中力が必要なのはもちろんですが、コミュニケーション力も必要になります。
というのは、クライアントに対し、作業の各工程で確認や報告などが欠かせないからです。しっかりとクライアントの要望を反映するためにも、密なコミュニケーションをとることが重要になります。
「連絡に対する返事が遅い」「報連相が徹底していない」というように、相手にストレスを与えるのは絶対に避けなければなりません。
顔を合わせないからこそ、丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
ここまで、在宅デザイナーの仕事内容や収入、おすすめポイントと注意点についてご紹介してきました。
「在宅でデザインの仕事を始めたい」という方に、少しでも参考になれば幸いです。
グラフィックデザインもWEBデザインも外注化が進んでおり、内容も多種多様です。主婦でも、むしろ主婦にこそおすすめの在宅ワークですので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?