確定申告の待ち時間を減らせるかも?手続きに関するお得な情報をご紹介☆
目次
確定申告は毎年2月から3月に行われます。
フリーランスや個人事業主、公的年金受給者、株取引などで利益があった人、不動産収入があった人、副業で20万円以上収入があった人などが対象となります。
確定申告のイメージは小難しい、税務署が混んでいる、面倒くさいなどがつきまといます。
しかし始まる前から憂鬱になっていては勿体ないですよ。
工夫次第で確定申告の待ち時間を減らせることはできます。
どうせ必要ならばサクッと終わらせてしまいましょう。
確定申告時期の税務署はとにかく混雑!
確定申告の時期の税務署はとにかく混みます。確定申告に慣れている人は税務署の職員の方ぐらいなものです。
確定申告の時期に税務署に訪れる人は少なからず確定申告に不安を抱き、不慣れです。
人がたくさんいる上に、作業がゆっくりで混んでしまうのです。
待ち時間が長時間に及び、半日潰れてしまうといった経験のある人も珍しくありません。
確定申告の待ち時間を減らしたいならばタイミングが大切!
確定申告の待ち時間を少しでも減らしたいのならばいつ税務署に行くかのタイミングが大切です。確定申告の時期の税務署は混んでいますが、込み具合には波があります。
混雑具合が比較的甘いタイミングに税務署へ行けばそれほど待たずに確定申告を終わらせることが出来ます。
それでは待ち時間を減らしたい人におすすめの税務署へ行くタイミングを紹介します。
<確定申告時期の前半>
確定申告は毎年2月から3月の約1ヵ月に渡って行われます。確定申告の受付が始まった直後が比較的空いていて待ち時間は少ないです。反対に確定申告の受付が終了する間際になればなるほど混んできます。年が明けたら確定申告の用意を始め、受付と同時に確定申告を行えばそれほど待たずに終えることが出来るでしょう。確定申告の受付終了ギリギリになって税務署に行くと混雑に巻き込まれやすくなります。
<木曜日と金曜日に確定申告をする>
確定申告の時期、木曜日と金曜日は比較的税務署は空いています。反対に月曜日と火曜日は税務署が混んでいる場合が多いです。これは自営業者が月曜日や火曜日を定休日にしていることが多いためと考えられています。
もしも木曜日か金曜日に時間を取ることが出来るのならばなるべくこの曜日を狙うようにしましょう。普段は木曜日や金曜日に仕事をしていたとしても1年に1度くらい臨時休業があってもいいかもしれませんね。
<夕方に確定申告をする>
税務署が開いたばかりの時間よりも夕方くらいの時間の方が空いていることが多いです。みんななるべく早く行って早く済まそうと思うようです。
4時過ぎ以降がおすすめの時間帯と言えるでしょう。
ただし遅すぎる時間に税務署で確定申告をして不備があった場合、その日に確定申告を終えることが出来なくなってしまう可能性があります。
あらかじめしっかりと準備をして税務署へ赴きましょう。
<荒天の日に確定申告をする>
誰だって天気の悪い日にはわざわざ出歩きたくないものです。天気の悪い日の税務署は空いています。
とはいえ大雪や暴風雨警報が出ているような場合は税務署自体が閉まっていることもあります。雨の日は駐車場や道が混む場合もあります。
ちょっと出歩きたくないなと思う日に公共の公共機関で行くのがねらい目です。
確定申告の待ち時間を少なくしたいのならば事前準備を大切に
確定申告の待ち時間を減らしたいのならば手続きをするタイミングだけでなく事前準備を完璧にしておくことも心がけましょう。特に毎年確定申告をする必要がある人は手続きについてある程度勉強しておいても損はありません。
<確定申告の持ち物は全部ありますか?>
確定申告にはいくつか必用なものがあります。忘れてしまうとせっかく長い時間税務署で待っていても、必要なものを再度揃えてからの出直しとなってしまいます。税務署に出発する前に忘れ物がないかをしっかりとチェックしてください。
確定申告に必要なものとは確定申告申請書、源泉徴収表、還付用口座番号のわかるもの、医療控除、社会保険料などの領収書、印鑑、間ナンバーカード、通知カードなどです。
このうち確定申告請書は税務署でも手に入りますが、事前にダウンロードも可能なので自宅である程度記入しておくとスムーズに手続きができます。
<確定申告の書類をあらかじめ作っておく>
確定申告の書類は税務署で職員さんに手伝ってもらいながら作成することもできます。しかしそのような場合、待ち時間が長くなってしまいがちです。
あらかじめ確定申告の書類を自宅で作成をしておけば税務署では提出して簡単なチェックを受けるだけで終了となります。
1人1人に割かれる時間が少ないので待ち時間もあまりありません。確定申告の書類は慣れないと難しそうに思えるかもしれませんが日本語で書かれた書類です。
サラリーマンの年末調整よりはやや複雑かもしれませんが、順番にマス目を埋めて行けば完成させることが出来ます。
個人事業主や自営業者ならば度々税務署や役所などが確定申告についての勉強会や説明会、相談会などを無料で開催しているので確定申告前に参加してみましょう。
確定申告の方法だけでなく、節税のコツまで教えて貰えますよ。
分からないところがあってもネットで検索をすればヒットすることも多いです。
それでも分からなければ税務署に直接電話で問い合わせるのもアリです。
確定申告直前や最中だとやや繋がりにくくなることもありますが、そうでない時には税理士さんが丁寧に教えてくれます。
また個人事業主や自営業者ならば帳簿のソフトを利用するのもおすすめです。
家計簿や小遣い帳を付けるような感覚で収支を入力するだけで確定申告の書類を自動的に作成することができます。
自動で計算をしてくれるので計算ミスをしてしまうリスクもありません。
メーカーによっては電話相談などにも応じてもらえます。
会計ソフトの値段は数千円程の場合が多いです。
何日もかけて確定申告書類を作るよりもお得ではないでしょうか?
たとえ確定申告の書類を完璧に作れなかったとしても分かるところだけでも記入をしておけば税務署で行うことが減ります。
そして分からないところは税理士さんに教えて貰いながら行えば来年からはもっと楽に確定申告を終わらせることが出来るでしょう。
確定申告は税務署とは限らない!待ち時間ゼロもアリ!
確定申告は絶対に税務署で行わなければならないと言うものではありません。
場合によっては待ち時間ゼロの場合ですらあります。
<市役所で確定申告が出来るところも>
一部の都市ではありますが、市役所で確定申告が出来る場合もあります。市役所のほうが空いていたりアクセスが良かったりする場合もあるのでチェックしてみましょう。
ただし確定申告ができる市役所であっても医療費控除だけ、自営業者だけ、住宅ローン減税だけなどの制限がある場合もあるので、自分のしたい確定申告やそれに当てはまるのかよく知っておきましょう。
確定申告はできなくても市役所で確定申告用の書類の作成が出来る倍もあるので、その場合は市役所で書類を作り、税務署へ提出をすれば待ち時間を減らすことが出来るでしょう。
<確定申告の書類を郵送で税務署に送る>
確定申告は実は直接持っていかなければならないものではありません。自宅で書類を作成して、郵送で税務署へ届けることも可能です。待ち時間ゼロどころか、税務署にすら行きません。
ただし注意点もあります。
税務署で確定申告をする場合、職員によるチェックが受けられて不備や間違いがあればその場で修整することが可能です。
しかし郵送の場合はそのようなチェックを受けることが出来ません。完璧に確定申告の書類を仕上げる必要があります。
もう1つはマイナンバーについてです。確定申告にマイナンバーを記載した上で本人確認書類を同封しなければなりません。例えばマインナンバーカードや免許のコピーなどです。
<確定申告をe-taxで提出する>
確定申告は郵送だけでなくネット上での提出も可能です。それがe-taxです。税務署どころか郵便局にすら行かなくていいのです。
さらに24時間提出ができるので土日祝日に提出できるのはもちろんのこと、確定申告締め切り日当日の23時59分59秒の提出も可能です。
郵送や直接提出の場合に求められる添付書類も必要ありません(ただし自宅で5年間保管をする)。
ただしe-taxには条件があります。
それはネット環境とセキュリティ環境とパソコン環境が整っていること、電子証明書を取得していること、カードリーダーを持っていることです。
有効期間三ヵ月の電子証明書の値段は2500円、カードリーダーは2000円から3000円なので個人事業主として利用するにはやや割高であまりメリットはありません。
<開き直って待ち時間を楽しむのもアリ?>
確定申告に限らず待ち時間は短いに越したことはありませんが、ある程度は折り合いをつけることも必要です。
確定申告の際にはある程度待つ覚悟を持つことで気持ちよく確定申告を終わらせることができるかもしれません。
待ち時間の時の暇つぶし道具を装備して参戦!本やゲーム、タブレットなどを持ち込んで待ち時間に備えてみましょう。
普段なかなかゆっくりと本を読む時間が取れないのならばかえっていい機会かもしれません。
音やニオイなどに配慮すればオヤツもおすすめです。
ただしイヤホンが必要な暇つぶしは名前を呼ばれても気がつけないリスクがあるのでおすすめできません。
<待ち時間を労働時間に替えられるかも!>
待ち時間を無駄な時間にするか有効活用するかはその人次第です。簡単なアンケートに答えるだけでポイントがもらえるサイトならば待ち時間を利用して稼ぐことが出来ます。スマホ1つあれば出来るのでとても手軽です。
確定申告の待ち時間は恐れすぎる必要はありません!
確定申告の時期、税務署は混みます。待ち時間が長くなってしまうこともあるかもしれません。
しかし確定申告を恐れすぎる必要はありません。
確定申告の受付が始まったばかりで木曜日や金曜日の夕方の時間がねらい目です。
必要な書類を用意したりある程度確定申告の書類を自分で作っておいたりするとスムーズに手続きを終えることが出来ます。
また書類を自分で全部完璧に作成する必要はありますが、郵送やe-taxを利用すれば税務署自体に行く必要がなくなり、待ち時間はゼロとなります。
自分で確定申告の書類を作る自信がないという人はある程度覚悟を決め、暇つぶし対策をしておくというのも1つの方法でしょう。