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子育てしながら働くには?家庭や育児と仕事を両立させるポイントを紹介

公開日: 2018.11.02
最終更新日: 2021.09.29

子育てしながら働くには?家庭や育児と仕事を両立させるポイントを紹介

フルタイムかパートタイムか?子育てしながら働くおすすめの方法は?

少子高齢化社会の影響で、ますます女性の社会進出が求められる時代になりつつある現代日本。

一方で、女性が子育てしながら働くための環境は、まだ十分とは言えず、働きたいけど、なかなか一歩を踏み出せないという女性が多いことも事実です。

子育てしながら働くために、まず一番の悩みとなるのが、働く間、子供をどこで預かってもらうかということです。都市部では待機児童の数も多い上に、例え保育園が見つかったとしても、小さなお子さんを抱えているご家庭では、子供の急な発熱などで園に行けないような状況が突然起こります。

最近では、リモートワークと言って在宅勤務を認める企業も増えてきており、フルタイムやパートタイム以外にも、時短勤務という働き方を選択して、出産後も仕事を続けている女性もいます。

今回は、女性が子育てしながら働く場合に、どんな選択肢があるのか?また、子育てしながら働く際の心構えや注意点なども含めてご紹介致します。

女性が子育てしながら働くために必要なこと

女性が子育てしながら働くためにもっとも重要なことは、育児・家事の分担を他にお願いできる場所があるかどうかという点です。

子供を保育園に通わせるにも、通園のサポートを夫にお願いできる家庭とそうでない家庭では、妻の負担が大きく異なります。

また、家にいられない時間が増えるということで、洗濯や掃除などの家事も山積してしまいがちです。こういった家事の分担を進んで引き受けてくれる夫がいるというのは、非常に心強いポイントとなります。

夫に家事や育児の負担を期待できない場合は、両親や親戚などのサポートを仰げるといのも重要なポイントです。近くに両親や義理の両親が住んでいる場合は、保育園の送迎や食事の支度など、仕事が遅くなりそうな時でも、安心して子供のことをお願いできます。

最近では、駅から保育園まで子供の送迎を請け負うママサポートのようなサービスも登場しており、行政などの支援によって、以前よりも子育てしながら働きやすいサービスなども登場しているようです。

ネットスーパーを活用したり、子育て支援制度を利用して、家事代行などをお願いできる自治体なども増えてきていますので、近くに頼れる親兄弟のいない方が働く場合は、事前にこういった行政サービスを確認しておくことも重要です。

都心部では、子供が病気をした場合でも預かってくれる「病児保育」を専門に手がける施設もありますので、夫婦共に仕事が休めないような場合には、緊急で受け入れしてくれる施設も活用してみましょう。

子育てしながら働くためには、とにかく、妻がすべてを一人で請け負わず、できるところは積極的にアウトソーシングを利用するということが大切です。

子育てしながら働くための選択肢1:時短勤務

ここからは、子育てしながら働く女性たちが選べる選択肢について、見ていきたいと思います。

まず、最初にご紹介するのは「短時間正社員」という働き方です。別名「時短勤務」とも言われる短時間正社員は、フルタイム8時間より短い拘束時間で仕事に取り組むことができます。

2009年からは法律が改正され、3歳未満の児童がいる女性が働く場合は、所定労働時間を6時間にすることが認められています。昼休みを除く9時から16時までなどの短い時間帯で働いても、正社員としてボーナスや福利厚生をきちんと得られるため、時短勤務を希望する女性が増えています。

長期的に安定した収入が得られる一方で、勤務時間は短くても、他の正社員と同様に仕事の責任は求められますので、時短勤務する女性は、仕事のプレッシャーを感じる方も多いようです。

周囲よりも早く帰宅する分、テキパキと効率よく仕事をこなす、営業職など外回りなら、帰宅前にアポイントを入れてそのまま直帰できるようにするなど、スケジューリングをうまく行うことも時短勤務を続けていく上で重要なポイントとなるようです。

子育てしながら働くためには、とにかく時間をうまく活用できるスキルです。仕事、家事、育児をうまく両立していくために、短時間で集中してタスクを片付けていくことが大切です。セルフマネジメントとタイムマネジメントをうまく行えると良いですね。

子育てしながら働くための選択肢2:リモートワーク

子育てしながら働くための2つ目の選択肢として挙げられるのが「リモートワーク」という働き方です。企業に所属しながらも、在宅で業務を行う「リモートワーク」は、子育てしながらでも働きやすい理想的な働き方と言われています。

在宅勤務なら、仕事の就業時間がフレキシブルなので、子供の送迎や突然のお休みなどにも、十分に対応することが可能です。また、家にいながら仕事ができますので、例えば、洗濯を回しながらパソコンで仕事をしたり、煮物などを煮ながら書類整理をしたりと、家事と仕事を両立するという面でも非常にメリットが大きいと言えます。

また、通勤の必要がないので、通勤時間に当てていた時間を他のことに使えるというメリットもあります。

リモートワークだと、上司や同僚の目がないので、自分で仕事をきちんと進めていける自己管理能力が求められます。また、業務上で必要なコミュニケーションをSkypeやチャットワークなどのツールを通して行いますので、ミスコミュニケーションがないように注意が必要です。

子育てしながら働くための選択肢3:社内託児所

子育てしながら働くための選択肢として、一般の保育園ではなく、社内託児所を完備している職場で働くという働き方もあります。

女性の多い企業では、出産後も安心して仕事をが続けられるように社内託児所を設けている会社もあります。子供と一緒に出勤・退勤ができる上に、仮に子供が体調不良を起こした場合でも、すぐに駆けつけることができるというメリットがあります。

社内託児所のデメリットは、遊べるスペースが狭かったり、運動場などの設備が充実していないという点です。メリットとしては、0歳児から6歳児まで様々な年齢層の子供たちがいますので、一人っ子で兄弟のいない子でも、年齢の違う子たちと混じって活動することで協調性などが身につくという点です。

子供の成長を身近に感じながら働けますし、上司や同僚にも子供の急病の際には状態を理解してもらいやすいですので、社内託児所がある会社で働くという選択肢は、かなりおすすめです。

子育てしながら働くための選択肢6:フリーランス・在宅ワーク

子育てしながら働くための選択肢として、最後にご紹介したいのが「フリーランス」という働き方です。

パート・アルバイト勤務や時短勤務をする場合でもそうですが、やはりそこには「通勤」や「勤務時間」と言った働く時間や場所の制限が生まれてしまいます。

 

一方で、在宅ワークなどを行うフリーランスという働き方を選択すれば、一日中家にいながら、好きな時間に働くという理想的なライフワークバランスを実現することが可能です。

フリーランスの在宅ワーカーとして働く女性の多くは、子供を預けずに、家で遊ばせながら作業をしたり、子供のお昼寝時間などの隙間時間を活用して仕事をしています。

フルタイムや正社員の時短勤務している方に比べて、収入は不安定にはなりますが、時間も働く場所も自由に選べるという利便性は、子育てしながら働く女性にとって、非常にメリットが働き方と言えます。

在宅ワークでお仕事を始めるには、まず、大手クラウドソーシングサイト等にワーカーとして登録します。

子育てをしながら働くためには、初めは短時間で業務が完了する単発のお仕事や短期のお仕事から受注してみることをおすすめします。

未経験者歓迎のジャンルとしては、データ入力ライター業務などがあります。仕事選びのポイントとしては、締切りやノルマがほとんどないこと、作業内容が比較的簡単で短時間で完了できるようなものから始めましょう。

データ入力のお仕事の場合は、分量が少なく、締切りまでの期間がある程度長い案件がおすすめです。

ライター業務などを選ぶ場合は、研修ライター制度があったり、執筆マニュアルなどを完備しているクライアントを選ぶと、自宅にいながら記事を書くための知識やスキルを身につけることができるのでおすすめです。

一日の作業時間の目安や稼ぎたい月収などをざっと試算してみて、子育てしながらでも自分に負担がない範囲でまずは仕事を始めてみましょう。

子育てしながら働くための選択肢4:子連れ出勤

最近では、社内託児所の延長として子連れ出勤を認めている企業も増えています。

文字通り、子供を連れて会社に出勤し、仕事をするわけですが、子供がうるさくて業務の邪魔になったり、会社のものを壊してしまうなど、マイナーなトラブルもあるようです。

子連れ出勤することのメリットは、やはり子供が目に届く範囲にいるという点です。また、子育てしたことのない若い世代と子育てについて共有できたり、子育てを終えた世代の同僚や上司から子育ての知恵をもらったりと社内コミュニケーションが円滑になるというメリットもあるようです。

小さな子供が会社にいることで、癒されると感じる社員も多くいるようです。

子育てしながら働くための選択肢5:フルタイム勤務

子育てしながら働くための選択肢には、もちろんフルタイム勤務という働き方もあります。

フルタイム勤務を続けることの最大のメリットは、収入が安定して経済的に余裕ができるという点です。子供が小さいうちはそうでもありませんが、高校・大学など進学する頃になると多額の教育費が家計を圧迫します。

子供が小さいうちからフルタイム勤務で働き続けていれば、最初のうちは大変かもしれませんが、将来経済的にゆとりがあって良かったと思うことが多いようです。

家にいて、育児と家事だけをやっていると気持ちが滅入って鬱になるという女性も多く、フルタイムで働くことがストレス発散や気分転換になっているというケースもあるようです。

一方で、フルタイムで働くと、とにかく時間がないという状況が慢性的に出てきてしまいます。何とか子供と過ごす時間をつくろうと、必死になっているお母さんも多いようですが、フルタイム勤務の場合は、平日は諦めて週末にまとめて家事・育児をやるなど切り替えも必要なようです。

一方で、限られた時間を目一杯活用して、時間の長さではなく質の高い子育てをするというイメージで、日々充実した毎日を送るフルタイムママもいますよ!

子育てしながら働くための心得

子育てしながら働くために必要な心得とは一体なんでしょうか?働き始める前に知っておきたいポイントをここでまとめてみたいと思います。

 

スケジュールには余裕を持たせる

子育てしながら働くためには、スケジュールに余裕を持たせるということが非常に重要です。特にフルタイム勤務で勤めると決めた場合は、いろいろな予定を一気に詰め込まないようにするというのが一番大切です。

時間が無いからと言って、毎日ギチギチに家事や育児のスケジュールも組んでしまうと、ママ自身が倒れてしまいます。効率よく作業をしていくためには、1回に1つのタスクだけと決めて、その時集中して完了させていく方が、結果としてスムーズに進みます。

特に、朝の時間帯は通勤・通園などでママもピリピリしがちです。朝は、子供の食事と着替えだけで、後片付けが必要ないような朝食メニューにしたり、前の日に子供の持ち物などをまとめておくなど、ゆとりが出る工夫をしてみましょう。

 

周囲のサポートを活用していく

最近では、働く女性をサポートする地域の取り組みなども増えてきており、近所で子供を預かってくれる「保育ママ」などのサービスもあります。

仕事を始める前に、自分の住んでいるエリアでは、どんな行政サービスがあるのかしっかり確認しておき、万が一の時には、依頼できるように連絡先などを一覧にしておくと安心です。

 

時短家事を心がける

洗濯はハンガーにかけて乾いたらそのままクローゼットに引っ掛けるだけ、料理は、週末にまとめて行い平日は温めたり仕上げ調理をするだけのように、家事を効率化して時短していくようにしましょう。

どうしても回らないときには、働いて稼いだ分、家事代行サービスなどを利用して、掃除や食事の支度などをアウトソーシングして手抜きするというのもアリです。

最近では、お掃除ロボットや食器洗い機など、人間の代わりに家事をやってくれる家電品も増えていますので、こういった便利なものを利用してうまく家事の負担を減らせるようにしましょう。

子育てしながら働くあなたへ

残念ながら、子育てしながら働くことは、女性にとってかなり負担が多くなるというのが現状です。

しかしながら、ママが仕事を持つことは、お母さん自身の人生を豊かにすることにもつながります。大変なこともいろいろとあると思いますが、一人でも多くの方が仕事と育児を両立させて充実した人生を歩まれることを心から祈っています。

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