仕事しながら人生を豊かにできていますか?
「仕事をしながら“何か”をする」なんて、一昔前ならあり得ないことでした。しかし今の時代は、「仕事をしながら何かをする」ことが当たり前とまでは言えませんが、そのような働き方が徐々に定着しつつあるように思います。
「仕事をしながら“何か”をする」という働き方を日本の通勤型勤務で実行するのは、まだ時期尚早という感じではあります。その一方で、そのような働き方が可能になる方法があります!それが「在宅ワーク」なのです。
ここでは「仕事をしながら“何か”をする」、人生を豊かにする生き方をご紹介します。
「仕事しながら“何か”をする」を可能にするのは在宅ワーク
今でこそ外資系企業の影響で、日本の企業でも「仕事をしながら“ビリヤード”を楽しむ」とか「仕事をしながら“ダーツ”を楽しむ」ことが奇異ではなくなってきました。しかし少し前だと絶対にあり得ない光景でした。
私が若い頃は「24時間、働けますか?」というコマーシャルが普通にテレビで流れていた時代。本当に働き方に対する時代の流れを感じずにはいられません。
ただそうは言うものの、どの企業でも仕事をしながら“ダーツ”を楽しんでいるか、と言われれば決してそのようなことはありません。むしろ勤務中にそのような「仕事しながら“何か”ができる」会社は、まだまだ珍しいのではないでしょうか。
よって日本の通勤型勤務で「仕事をしながら“何か”をする」という働き方が一般的になることは、正直まだまだ先のようです。では日本では仕事をしながら何かをすることは無理なのかといえば、決してそんなことはありません。
そんな勤務体制をすぐに可能にしてくれる働き方があります。それが「在宅ワーク」なのです。
「在宅ワーク」ならば、「仕事をしながら家族と過ごす」ことも「仕事をしながら外出先のカフェで構想を練る」ことも「仕事をしながら車を運転する」こともすべて可能にします。
私は現在、副業として在宅ワークで「ライター」をしています。ただ妊娠中は、退職をしていたので在宅ワークを本業として「校正と採点」をしていました。
これらの経験から、なぜ在宅ワークなら「仕事をしながら“何か”をする」を実現できるのかをお伝えしたいと思います。
なぜ在宅ワークなら「仕事をしながら“何か”をする」を可能にするのか?
一番の理由は「(在宅ワークの職種にもよりますが)ネット環境さえ整っていれば、どこでも仕事ができる」から。
私は現在、在宅ワークのライターをしていますが、基本の仕事場は「通勤電車の中」になります。つまり「仕事をしながら“通勤”しています」。
ひと昔前に比べるとモバイル機器の発達により、電車で移動中に仕事をする人をよく見かけるようになりました。
ただまだ誰もがそのようなスタイルで仕事をしているわけではないので、「電車の中で仕事なんてできるの?」とのご指摘を受けるかもしれません。
しかし朝なので頭がスッキリしていますし、電車の中ですから家や会社のように誰かに話しかけられて仕事が中断する心配がありません。よって集中して書けますので、むしろサクサクと業務が進みます。
あと在宅ワークのライターの仕事は大きく分けて「与えられたテーマを記事にして書き上げるもの」と「自分でテーマを見つけて記事にして書き上げるもの」の二つのパターンがあります。
特に後者の場合、電車の中での人間観察は次回以降書くためのテーマを考えるのに、非常に良いアイデアをもたらしてくれます。またその記事のテーマのアイデアは、乗車している人たちからだけに貰うわけではありません。
例えば、電車に差し込んでくる日の光や電車の窓を開けているときに入ってくる外からの空気は、普段、季節を意識することなく家と職場を往復している私に良い刺激を与えてくれます。
もちろん本業を切り離して、在宅ワークだけで考えても、在宅ワークは「仕事をしながら“何か”をする」には最適の勤務形態だと思います。
例えば「子どもとおやつ作りを楽しむ」とか「夫と一緒に買い物を楽しむ」とか「友人と合奏を楽しむ」など、考えようによってはこれらすべてが、在宅ライターで「自分でテーマを見つけて記事にして書き上げるもの」の場合だと、活かすことができます。
生きていて楽しむ行為がそのまま在宅でのお仕事に直結するのって、なんだか得した気分になりませんか?
私は在宅ワークを始めてもっとも強く感じた思いは、この「何気ない普段の行為が仕事になることのお得感」です。これを通勤型勤務で実感するのは、なかなか難しいのではないでしょうか。
仕事しながらの通勤は、その日の行動全てにプラスとなる!
上記でも指摘をしていますが、在宅ワークだと「仕事しながら“何か”をする」わけですから、私は「仕事プラス別のことができている」という優越感(お得感)を非常に感じています。
あと私は毎朝の通勤時間での在宅ライター業で、「会社に着くまでの間に、ここまでは書き進めよう」と目標を持って書いています。ですから、その目標がクリアできたときは満足感から、朝から晴れ晴れした気分になれます。
またそのことが大きな要因となって、「今朝は目標通り書き進めることができたから、順調な一日を過ごせそう」と前向きに本業にも取り組めています。
もちろんいつも自己目標のところまで、記事を書き進められるわけではありません。
しかしそのような日でも「今朝は書き進める予定のところまで書けなかったから、気持ちを引き締めて本業に取り組もう」と自分の気持ちに言い聞かせて本業に臨んでいます。
つまり、私の中で在宅ワークとは、ある種「お守り」的な感覚のところがあります。ですから逆にモバイルを忘れたときは、本当に最悪です。
まず電車の中で仕事を進めることができない訳ですから、「無駄に通勤時間を使ってしまっている」ことに対して、罪悪感に苛まれてしまいます。罪悪感だけではなく手持ち無沙汰なため、自分にイライラしてきます。
そんな気持ちのまま出勤しても当然のことながら、本業をうまく進めることができるはずもなく、いつもならするはずのないレベルの失敗をしてしまうなど、その日一日の出来事が全て、うまく行かなくなってしまうのです。
しかも私の在宅ワークのライターのスタイルは、電車の中でライティングの骨組みを作り、帰宅後パソコンを使って記事に肉付けをするという形を取っています。
ですからモバイルを忘れてしまうと、要は骨組みができないわけです。そのため、帰宅後の業務処理の負担が一気に増えます。その結果、自分の睡眠時間が減ります。つまりその日の朝に起こった些細な出勤時の「モバイル携帯忘れ」が、なんと明日にまで悪い影響を及ぼすことになるのです。
以上より、「仕事をしながらの通勤時間」は私にとって、ある種「衣食住」同様に「生活習慣の一つ」であり、その日一日を無事に過ごすための「お守り」みたいなものなのです。
仕事しながら自分らしく生きていくなら、在宅ワークに決まり♪
本当に在宅ワークは「仕事しながら“何か”をする」の宝庫です。
私は妊娠中、退職し「採点」と「校正」の在宅ワークをしていました。在宅ワークの「採点」では、採点をするために最低限、自分の採点担当の問題を解いたうえで、採点をしなければなりません。なぜならば、それをしなければ「問題の主旨」が頭に入ってこないからです。
問題を解くことによって当然、いやでも(!?)問いに関する知識は身に付きます。つまり「仕事しながら“知識”がつく」わけです。
これが「作文の採点」となると、大変失礼ながら時代を反映してか「イ抜き」「ラ抜き」「口語」のオンパレード状態。よって自然と、会話や手紙、お礼状を書く場合など、自分で意識をして文章を書く癖がつきます。つまりプライベートでも役に立つわけです。
一方在宅ワークの「校正」の場合、大きく分けると「文字校正が中心の校正」と「画像を含めての文字の校正」の二つのパターンがあります。
「文字校正が中心の校正」の場合、辞書を片手に作業を進めるので、こちらも語彙力が高まります。一方「画像を含めての文字の校正」の場合、雑談で役立つ話ネタが身に付きます。つまり「仕事しながら“雑学”が身に付く」わけです。
いずれにせよ、仕事をしながら人生を豊かにできる働き方は、今の日本では在宅ワークくらいでしょう。以上より、「仕事しながら」の働き方を選ぶなら、在宅ワークをおすすめするわけです。