在宅ワーク・内職の求人・アルバイト情報なら主婦のためのママワークス

働くママが幼稚園で気を付けるべき3つのコト!親子で楽しい幼稚園時代を過ごそう♪

私はフルタイムで働いています。もともと、近所の保育園の入園を希望していましたが、入ることが叶いませんでした。そこで最終的には、第一希望を「こども園」に変えてみました。
すると、その当時は「こども園」という制度が始まったばかりで認知度も低かったためか、すぐに入園通知が貰えました。

少し前置きが長くなりましたが、以上のように幼稚園は経験済みです。ここでは、自分の経験から働くママが幼稚園と良好な関係を築くために気をつけるべき点をご紹介します。

幼稚園ママがパートをする理由とは

幼稚園ママがパートを開始するのにはいくつか理由があります。

 

1:収入を増やすため

幼稚園ママがパートを開始する理由として一番多いのが、収入を増やすためです。
子どもを育てるのには意外とお金がかかります。
幼稚園は無償化され経済的にゆとりが生まれましたが、大学までの道のりを考えると、子どもが幼稚園に入ったことをきっかけに働きにでる方が多くいます。

 

2:仕事と家事・子育ての両立を目指すため

働きたくはあるけれど、家事もこなさなければならないし、子どもとの時間も大切にしたいという方は多いです。
となると、フルタイムワークでは厳しいということになります。
そこで、仕事と、家事・子育てを両立するために、14時までなど限定的な働き方ができるパートという選択をとるということです。

 

3:ブランクを極力減らすため

子どもが小学校や中学校に入ったら本格的にフルタイムワーカーとして働きたいけれど、それまで何もしないと、仕事をしていないブランク期間が増えてしまいます。
それが、再就職するのにネックになる恐れもあります。
実際にその間、パソコンスキルや専門的なスキルに対する腕が落ちる恐れもあるでしょう。
パートをすることでネックとなりそうなブランクを減らすと共に、腕をキープするという理由でパートを始める方もいます。

 

4:友人関係を広げたり、社会とつながるため

幼稚園では、幼稚園のママたちと新たなお友達関係を作ることができます。
同じエリアに住んでいて、同じ年代の子どもを持つという共通点から、共通の話題で盛りあがったり、悩みを相談したりもできるでしょう。
しかし、だからこそ狭い世界であるとも言えます。
パートをすれば、さまざまな年齢の方、さまざまな環境にいる方と知り合うことができます。
結果的に幼稚園ママには相談しにくいことを相談できたり、気分転換にもなるでしょう。
また、働くことで社会とつながっていると実感することもできます。

 

5:スキルアップをはかるため

パートを始めるのには、もっと積極的な理由で決心している方もいます。
それは、スキルアップのためということです。
知見をひろげるため、これまでに経験をしていない分野にチャレンジしたり、新たなスキルを身につけるためにパートで働くということです。

幼稚園ママならではのパート選びのポイントとは?

幼稚園ママは、自由な時間を手に入れたと言っても、午前保育の日やイベントなどがあるほか、予定外のことも起こるため、仕事選びには慎重を期したいところです。
そこで、どのようなところを抑えたら良いか、ポイントをご紹介していきます。

 

1:無理のない日程が組めるところを選ぶ

これから仕事探しを開始する幼稚園ママは、「仕事が欲しい」「こんな仕事がしたい!」などと胸が膨らんでいることでしょう。
しかし、パート選びにもっとも重要なのは、幼稚園ママでも可能な日程で働かせてくれるかということです。
たとえば、14時に幼稚園にお迎えに行く必要がある場合は、14時までの仕事はできないですよね。
また、週に1度は午前保育という幼稚園もあるのと、家事もこなさなければならないといった事情もあるので、週5日きっちり働くことも難しいと言えるのではないでしょうか。
最近では働き手不足により、「週2日~」や「1日3時間からOK」などといったところも増えています。
久しぶりに働きに出る、なんて方も多いと思うので、まずは週に2回程度から始めて、慣れたら回数を増やせるところであれば尚良いと言えますね。

 

2:イベントや急な早退や休みに対応してくれるところを選ぶ

幼稚園には年に数回イベントがあります。
イベントのときには休みをお願いできるような環境のところを探しましょう。
「その曜日に抜けられたら困る」といったところでは、イベントに参加できなくなってしまうからです。
また、幼稚園生は、熱や風邪症状をはじめ、おたふくや手足口病などさまざまな病気にかかる可能性があります。
もし幼稚園にいる間に熱が出た場合は途中で迎えに来るように連絡が入ったり、朝熱があった場合は、数日にわたり休まざるを得ないことがあります。
そんなときは家庭の事情を優先して休ませてくれるところでないと、そのたびに親を呼んだり有料のママサポートを利用しなくてはなりません。
子どもがごく小さいうちは、他人ではなくご家族がそばにいることが望ましいので、急な早退や休みなどを相談しやすいところを選ぶようにしましょう。

 

3:探すときは求人情報サイトや店頭のお知らせをチェック

実際にパートを探すときは、求人情報サイトから探すのが一般的です。
その際には、さきほどの2つのポイントを必ずチェックするようにしましょう。
なお、「子育て中の方歓迎」「急な休みなどにも対応可」などといったコメントが入っているほうが安心です。
実際に相談しやすい環境である可能性が高いからです。
なお、求人情報サイトに掲載されていなくても、パートを募集しているケースもあります。
大型ショッピングモールの求人情報コーナーや、スーパーマーケット、コンビニエンスストアの店頭では、求人情報が貼られていることが多いです。
よく訪れるお客様こそ、近場に住んでいて働き手になりうる可能性が高いからです。
逆に言うと、自分がよく行くお店であれば、雰囲気もなんとなく分かると思いますので、そのなかから選ぶのもおすすめです。

 

4:幼稚園に近い場所を選ぶ

最後に、空いた時間を最大限利用できるように、自宅や幼稚園から近いところを選ぶのもポイントです。幼稚園のそばであれば、送ったその足でそのまま勤務に入れるからです。また、帰りもそのままお迎えに行けるので、時間を有効に使うことができますよね。
子どもが急に具合が悪くなり幼稚園から連絡が来た際も、すぐにお迎えに行けるので便利です。

 

5:しょっちゅう募集しているところは避ける

しょっちゅう欠員が出て募集をかけているところは働きにくいところである可能性が高いです。
パートが多いところでは、女性の割合が高い可能性が高いのですが、独特の雰囲気があったり、スタッフ同士仲が悪いところもあるのは事実です。
普段利用しているところであれば、店員の様子を見て雰囲気の良さそうなところを選ぶのがおすすめですが、しょっちゅう募集しているところは、スタッフが続かず、働きにくい環境である恐れがあるため、日頃から気にかけて募集をチェックしておくことがおすすめです。

幼稚園ママに聞いた、おすすめのパートランキング

1位:飲食店

11時から14時など、短時間勤務が可能な場合が多いのが飲食店。
働きやすさといった点では群を抜いていると言えるでしょう。
厨房内で働く場合もありますが、基本的には注文を聞いたり、お料理をホールに運ぶ配膳の仕事が主な業務です。
現在はタッチパネルを利用するお店も多いので、操作さえ覚えてしまえば、どなたでも簡単にこなせる業務であると言えます。
ただし、料理や空いた皿を片付けるので体力を使ううえ、腰が痛くなるなどといった悩みの声も。
また、いろいろなお客様がくるので接客に苦手意識がない方でないとむきません。
ちなみに、社員割りやまかないが出るところもあるようです。

 

2位:コンビニエンスストアの店員

午前だけの勤務などの設定が多い、コンビニエンスストアの店員もおすすめです。
小さなお子さまを持つパートも多いため、シフト制で、それぞれ協力し合いながらうまく回しているところが多いです。
その反面、仕事の種類が多く、大変だという声も聴かれます。
通常のレジ打ちはもちろん、荷物の受け付け、公共料金の受付、品出し、調理など、ありとあらゆることをこなす必要があります。
また、品出しをしていても、レジが混み合えばヘルプに入るなど機転も必要です。
とはいえ、ある程度業務に慣れたり、一緒のシフトの方と気があえば、楽しい仕事だという意見も多いです。

 

3:スーパーのスタッフ

食料品や総合スーパーの店員も、子育て中のママが多い職場です。
主婦向けのパートとして、短時間での勤務が用意されているところも多いからです。
食料品スーパーの場合、レジ打ちとお惣菜部門、お魚やお肉などのパック詰めなどの裏方部門などと役割が分かれていることが多いですが、立ちっぱなしで足がむくんだり、手が荒れたりなどといった悩みがあるようです。
また、総合スーパーの店員の場合は、繁忙期などにより別の部門の手伝いなどを命じられる場合もあるので、単純作業が好きな方にはむかない可能性があります。
ただし、同じような子育て中のママが多いうえ、先輩ママもいて参考になる話をきけるといったメリットもあります。

 

4:カスタマーサポート

知識や経験が不要で、すぐに始めやすいのがカスタマーサポート(コールセンター)の仕事です。
毎日フルタイムといった職場も多いですが、短時間でもOKとしている職場も見つかります。
商品の案内や各種お問い合わせに対する対応を行います。
一見難しそうな仕事に見えますがマニュアルが用意されているうえ、用件によっては、専門部署に回したり、エスカレーションすることが可能なので、電話でのやり取りに苦手意識がなければどなたでもできる仕事と言えます。
なお、最近では在宅でできるカスタマーサポートの仕事が増えています。
時間が限られている幼稚園ママにはおすすめの仕事です。
その場合、一般求人サイトではなく、在宅ワークを多く取り扱う求人情報サイトで見つけることができます。

 

5:クリニックや病院の受付

クリニックや病院の受付も子育て中のママが働きやすい職場です。
水・日休みなど、土日のどちらかを出社する必要があるところも多いので、家族の理解を得られる方のみとなりますが、エアコン完備で、普段座って仕事ができるところも多いうえ、時給も高めのところが多く見つかります。
ただし、医療事務の経験がある方のみとされている場合があります。
初めての方は未経験でも可となっているところを探すか、医療事務の資格取得にチャレンジしてから探すという選択肢もおすすめです。
ただし、子どもが大きくなってきて、いざフルタイムワークをしようとしたときに、拘束時間が長くなる恐れがあることは知っておいたほうが良いです。
医療機関は、13時から15時程度まで休診し、午後の部は15時からスタートといったようなことが多々あります。
つまりお昼休みが2時間あり、午後は19時まで拘束ということがあり得るのです。
一般的は昼休憩が1時間であり、17時~18時あたりで終了という契約がほとんどですから、将来的にフルタイムワークに切り替える場合、十分その職場でやっていけるか確認したうえで選ぶことをおすすめします。

幼稚園と保育園の違いに関して

そもそも、幼稚園と保育園の違いってご存じでしょうか?「内容なんてほとんど同じだから違いなんて保育料ぐらいでしょ?」と考えていませんか?いいえ!全く違うのです!

元幼稚園教諭&保育士の私が、この二つの違いをご説明いたしましょう!

◆管轄が違います!

これは両者の根本的な違いなのですが、

保育園→厚生労働省が管轄している「児童保育施設」 適用されている法令は児童福祉法
幼稚園→文部科学省が管轄している「学校教育施設」 適応されている法令は学校教育法

という位置づけがされています。わかりやすく言い換えると

保育園=保育することが目的の施設
幼稚園=教育することが目的の施設

なのです。目的や管轄が違えばルールや先生になる為の必要な資格なども異なってきます。それはこれから順にお話しします。

◆保育時間・日数の違い

保育園は原則8時間以上の間子どもを預かることができます。しかし、幼稚園は標準時間4時間以上しか預かることができません。預かり保育を除けば、幼稚園と保育園の保育時間は4時間も違うこととなります。

◆保育料の違い

保育園(公立)の場合、世帯の収入によって異なってきます。幼稚園(私立)は月謝という形式で平均的にはバス・給食費を含め3万円~平均的だと言われています。ですが、今は認定こども園に移行する幼稚園も多いので、保育園同様、世帯収入によって保育料が異なる園も存在します。

※無認可保育園は補助金が出ないのでおおよそ10万円~15万円が相場

※2019年10月~幼児教育無償化により保育料が無料となったため、月謝=実質負担分のみの請求となっています。

※実質負担額…バス代や園の施設管理費、私立で自校式給食の場合は給食費も含まれます。

働くママが幼稚園で気をつけること_その1:幼稚園は専業ママが大半

お世話になった子ども園は、母体が幼稚園でした。そのため「幼稚園カラー」が非常に強く、一学年5クラスありましたが、働くママの子どもが占める割合は、わずか5%。

ただうちはありがたいことに、子ども園入園から卒園まで、保育園も幼稚園も担任が同じでした。よって担任は、私があまり園の行事に参加できないことを理解してくれたうえで、最低限、参加しなければならない行事のときだけは、必ず声を掛けてくれていました。
あと同じクラスの働くママたちも、保育園からのつき合いだったので、私が多忙なことはよく理解してくれていました。ですから、私が幼稚園の行事に行けないときは、私の代わりに携帯で子どもの写真を撮ってくれていました。

しかしそんな周りの優しさに甘えてばかりのこともあり、専業ママとは積極的に関わることはありませんでした。
その為、たまに私が幼稚園の行事に参加して、逆にいつもお世話してくれている働くママたちが行事を休んでいたときは、居心地が悪く、肩身の狭い思いを感じずにはいられませんでした。

なので、たとえ仕事が忙しくても、せめて入園から2〜3カ月の間くらいは、園の行事に参加して、積極的にクラス中のママとコミュニケーションを取って顔を繋いでおいたほうがいいと思います。
特に校区内の幼稚園に通う場合は、「子どものため」と割り切って、ぜひ参加されることを強くおすすめします。

働くママが幼稚園で気をつけること_その2:行事は基本平日

上記のように幼稚園のママは大半が専業主婦です。ですから大抵の場合、専業主婦の方の行動に合わせて予定が組まれます。

例えば月行事の「おいもパーティー」を開催するまでの準備として、保護者はおいも畑の管理を任されます。
おいも畑の管理は当番制で、畑の肥料や水やりの対応がクラスのママ全員に割り振られます。そしてその当番が集まって水やりなどをするのは、大抵の場合、平日の午前中になると思います。
また、同じく当番制にして行なう「朝のあいさつ運動」や「帰りのあいさつ運動」も、平日の午前中もしくは午後になるでしょう。あと給食の試食会も当たり前ですが、平日の昼間に行なわれると思います。

とにかく幼稚園時代は、私のような最低限でしか当番や行事に参加をしない者でも、有給は付与されてから半年以内にはなくなっていました。
もし休みづらい会社にお勤めの場合は、事前に「幼稚園とはこんな所です。」と、上司に伝えておくことをおすすめします。

働くママが幼稚園で気をつけること_その3:PTAがある

うちのこども園は、幼稚園はもちろん、保育園からPTAがありました。私はさっさと面倒なこと(!?)は済ませたいタイプなので、保育園のときにPTAの副会長をしました。
ただもちろん幼稚園と合同のPTAですから、幼稚園のPTAは間近で見て、手伝える範囲で手伝っていました。

その時感じた幼稚園のPTAに対する感想ですが、少子化のため、また地域的に「幼小中一貫教育」に力を入れているためか、小学校や中学校のPTAとの連携をかなり密にしていたように思います。

例えば年に一度、こども園では地域との交流を深める目的で「移動動物園」を開催していました。
そのときの役割分担は、小学校PTAは、開催地として運動場の借出しと準備及び後片付け。中学校PTAは、移動動物園の手配と費用交渉を行なう。だから幼稚園PTAは、せめて予算を一番負担するように。というような内容を議題に挙げて話し合われます。

このような年中行事を巡って、負担金をどうするのかという議論は、3か月に一度は幼稚園・小学校・中学校のPTAの間で行なわれていました。

しかもこの議論、なぜか中学校のPTAをメインにして行なうので、集まるのはいつも夜。しかも内容が予算決めなので、どのPTAも自分のところの負担を減らすので必死。よって議論が白熱し、終わるのはいつも夜の10時を過ぎていました。
その上、たいていの場合その日中に結論は出ず、次の日の夜からまた議論を再開させるのです。また当然ではありますが、この間、出退勤の時間が変わるわけでもなく、次の日の仕事が休みになるわけでもないので、本当に体力的に辛かったです。
あと、子供もその頃はまだ保育園児でしたから、夜遅くなるとぐずずり出すし…で、保育園のPTAなので発言権がなく、本当にただ「座っているだけ」の状態ではありましたが、とてもしんどかったことをよく覚えています。

また特に幼稚園時代はPTAからの貰い物が多かったイメージがあります。
例えば、運動会の後に貰う参加賞や幼稚園とは別にくれる卒園の記念品や進級の記念品など、PTAからの貰い物の選定から始まり業者決めや発注、買い出しや配布準備はすべて、幼稚園PTAが行なっていました。

確かに保育園でもPTAからの配布物はあります。ただ保育園と幼稚園では人数がまったく違うので、幼稚園は準備がかなり大変そうでした。なので、保育園の準備が終わり次第、幼稚園の手伝いはしていました。

PTAには良いところがたくさんあります。ママ同士仲良くなったり、先生と話す機会も多くなるので、いろいろと便宜を図ってくれます。その反面、上記のような大変さはあります。
おそらく幼稚園のPTAは小学校のように全員一度は必ずしなければならない役職ではありません。また幼稚園のPTAは、ほとんどが専業ママだと考えられることから、その活動は専業ママのライフスタイルにあわせたものとなるでしょう。

以上の事を踏まえた上でよく考えて、PTAをどうするか判断することをおすすめします。

「実るほど頭が下がる稲穂かな」の精神があれば、大丈夫!

私は幼稚園でお世話になったときつくづく思ったのが、「感謝の心をもつことの大切さ」でした。

幼稚園の専業ママは無償で、上記では紹介しきれていない、移動図書館の受付や文化祭及び運動会の庭の準備、花壇の水やりや遠足など遠出をしたときの写真撮影などをしてくれています。

ですからせめて、どの立場のママも気持ちよく過ごせるように、働くママは仕事を口実に園の運営に全く関わらないようなことだけはしない方がいいでしょう。
そして、参観日などで会うときくらいは、感謝の気持ちで周りのママたちと接するようにしましょう。そうすればきっと、親子で楽しく幼稚園時代を過ごせると思います。頑張ってくださいね!

目次