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ワーキングマザーの働き方

公開日: 2017.02.04
最終更新日: 2020.05.26

ワーキングマザーの働き方

「働き方改革」という言葉をよく耳にするようになりました。

ところで、みなさん「働き方改革」を理解していますか?私には関係ないと思われているワーキングマザーさん!実は関係あるかもしれないのです。

「働き方改革」の目的を知り、ポイントをおさえておきましょう。

また、「働き方改革」でワーキングマザーを取り巻く環境はどうなるのか、調査します!

 

働き方改革とは?

そもそも「働き方改革」とは一体どんな改革なのでしょうか。分かりやすく解説します。

安倍政権が、誰もが活躍できる「一億総活躍社会」の実現を目指してチャレンジしたのがこの「働き方改革」。

誰もが活躍できる働き方や、安心して生活できる社会を目指しています。

さらに少子高齢化に歯止めをかけ、多様な働き手の活躍を実現し、これまでの働き方を見直すためにこの「働き方改革」は必要だとされています。

また、政府はこの改革の主軸に「非正規雇用の待遇改善」と、「長時間労働是正」などを挙げています。 

今後、人口が減少する日本にとって多様な働き方が認められる「働き方改革」を進めていただきたいところですね。

働き方改革で働き方の選択肢が増える?

「働き方改革」のポイントの一つ、「同一労働同一賃金の実現」は、文字通り「契約形態に関わらず、同じ仕事に対して同じ対価を支払う」こと。

つまり、正規雇用であろうが、非正規雇用であろうが、またフリーランスであろうが、賃金に大きな差を作らないようにするのがこの「働き方改革」のポイント。

働き方の選択肢が増え、ワーキングマザーにとってかなりの嬉しいポイントですよね。

また、「働き方改革」の目的である残業時間削減も、ワーキングマザーにとって追い風でしかありません。

多種多様な働き方で実現する女性の活躍

「働き方改革」法案が進む様々な企業が柔軟な働き方を取り入れつつあります。これは、言い換えると、女性の社会進出がしやすい社会になりつつあると言えます。

例えば、「在宅ワーク」でも一定の仕事をこなすことができれば、会社で勤務している人と変わらないお給料を手にすることができるのです。子育てや介護をしながら、社会に貢献できモチベーションも保つことができるというわけです。

残業時間を減らし少子化に歯止めをかけるとともに、多種多様な働き方を社会全体が受け止めてくれることで、ワーキングマザーを取り巻く環境は良くなるように思えます。今まで定時に仕事を終えて帰ることへの罪悪感があったワーキングマザーも、そんなことを感じることもななるのです。

自分にできること、自信を持って成果を出せることは何かを今一度見直し、「私にはこんなことができます!」をうまく社会に発信できれば、ワーキングマザーにとって「働き方改革」は強い味方になってくれるに違いありません!

ワーキングマザーが望んでいること

現代のワーキングマザーは、どのようなことを考えて、何を望んでいるのでしょうか。 これに対しては、さまざまな機関によりアンケートや意識調査が行われています。 当然、質問内容はばらばらですが、どの調査結果からも「仕事も子育てもバランスを取りつつ行っていきたい」という基本的姿勢を読み取ることができます。
では、仕事と子育てに関する良いバランスとは具体的にどういったものでしょうか。 自分自身もワーキングマザーだという人は、特に気になりますよね。 しかし、そのバランスは人によってさまざまだという答えが一番正確でしょう。 2017年にリビングくらしHOW研究所が行った調査では、同じフルタイムワークのワーキングマザーでも、料理は効率優先という「しゃかりきワーカー型」や、料理は手作り志向という「良妻賢母型」など、目指す方向が分かれているからです。 つまり、自分がどの程度、家事や育児、または仕事に期待をするかにより、そのバランスは変わっていくのです。
なお、自分の考える理想のバランスを実現できているかどうかについては、厳しい状況になっているといえます。 WOMANウェルネスプロジェクト事務局が2019年に公表した結果によると、「仕事をやめたい」「働き方を変えたい」と思っている人は7割にのぼります。 つまり、7割以上のワーキングマザーは、理想のバランスに到達できておらず、悩みを抱えているということがわかります。

ワーキングマザーの悩み

では、7割以上のワーキングマザーが現在の状況について抱えている悩みとは、どんなものがあるのでしょうか。 いくつか例を挙げていきます。
■家事育児負担に関する悩み
最もよく聞かれるのは、夫の家事育児時間が短いということです。 「自分も同じように働いているのに、食事の準備や後片付けから洗濯まで自分がやっている!」といった不満の声は、後を絶ちません。 「せめて、家事をしている間は子どもの面倒を見てほしい」といった切実な意見も。
■子どもと過ごす時間についての悩み
赤ちゃんのうちは、授乳や身の回りのお世話などで、必然的に子どもと接する時間は多くなります。 しかし、子どもが、ある程度自分のことをできるような年齢になると、家事もあり、子どもを構ってあげる時間が減りがちです。 「本当はもっと勉強をみてあげたい」「お料理も教えてあげたい」などといった声が聞かれます。
■仕事に関する悩み
仕事に対する意識が高ければ高いほど、仕事の悩みも大きいものになります。 「もっとキャリアアップしたい」、そう考えるママは、決して少なくありません。 なかには、仕事や子育てが現在両立できているにもかかわらず、会社の方針や周囲の理解度の低さにより、昇進や昇給の階段を進むことができない、いわゆる「マミートラック」にはまっている方もいます。

ワーキングマザーがキャリアップするために大切こと

ワーキングマザーが、キャリアアップを実現するために大切なこととはなんでしょうか。 それは、ワーキングマザーを悩ませる「仕事と子育てのバランス」という条件がまずはクリアされている、ということでしょう。 そのためには、企業が環境を整えることが重要だといえます。
まずは、ワーキングマザーという立場が理解されていること。 仕事と家庭を両立しなければならないということを、上司だけでなく、社内のスタッフが理解しないと、そもそも働き続けることが難しくなります。
そして、理解だけでなく、働くことをサポートする制度が必要です。 大手企業では当たり前になりつつある「時短制度」をはじめとして、急な休みにも対応出来るようなサポート制度を整えることが重要です。 子どもが急に熱を出し保育園や学校を休ませなければならないというのは、よくある話です。
しかし、その際に休みを言い出しにくいことが、ワーキングマザーの悩みになっているのです。 そこで、ワーキングマザーにはサポート要員を改めて決めておくのです。 どうしてもその日、ワーキングマザーが休めない重要な仕事があった場合には、そのサポート要員が代わりを務められるよう、日頃から情報を共有させておくという仕組みです。
また、それとは別に、適時面談などで、ワーキングマザーの状況確認を行う制度があると良いでしょう。 「仕事量が多い・・・」、逆に、「もっと違うことにもチャレンジしてみたい」などといった希望を上司に伝えるのは、とくに時短を利用しているようなワーキングマザーには心苦しいことであるはずです。 そこで、管理職には特定の研修を受けさせたうえで面談を行わせるか、社内に、ワーキングマザーのフォロー面談を行う専門の職員を置くことが望ましいです。
以上のことは、ワーキングマザーが仕事を継続するにあたって必要な土台といえます。 さらにキャリアアップを目指すには、時短などの制度利用にかかわらず、仕事を正当に評価するような仕組みも必要です。 人は、適切に評価されることで、よりモチベーションをアップさせます。
つまり、能力を十分活かせるような環境がそろっていること、適切な評価が行われるような文化や制度があることが、ワーキングマザーのキャリアップには大切なのです。
一見これらはワーキングマザーに偏りすぎの施策と思われがちですが、少子高齢化が進む今、労働力の確保は不可欠です。 さらに、企業によっては、購買層、または購買の決定権を持つのが、同じようなワーキングマザーだという場合があるでしょう。 企業のさらなる発展のためには、ワーキングマザーが欠かせない存在であると言えるのではないでしょうか。

ライフステージにあったキャリアアップ環境とは

フルタイムのワーキングマザーがキャリアアップを望む割合は高いです。 しかし、具体的にその中身をみてみると、「今」ではなく、「いずれは」や「無理なく」といった条件付きであることがわかります。 (リビングくらしHOW研究所 ワーキングマザーの実態・意識調査レポートより)
別の団体が行ったワーキングマザーの管理職意向の調査では、管理職として働きたい人の割合は出産後に半分以下に低下するが、子どもが大きくなるにしたがって上昇することがわかりました。 そして、小学生の子どもがいるときで17.3%と、出産前の19.6%近くにまで戻るのです。 (2019年パーソル総合研究所 ワーキングマザー調査より)
つまり、「子どもがもう少し大きくなったらキャリアアップしたい」というワーキングマザーの本音がわかります。
ライフステージという考え方があります。 人の一生を、児童期、青年期などにわけたものです。 それを、働く人の状況にあてはめます。 出産前、出産後・・・、さらに、出産後を子どもが1歳未満、3歳未満、3歳以上、小学生などと子どもの年齢に応じて分けるのです。
そして、それぞれのライフステージに応じたキャリアアップを提案していくのです。 産後休業、または育児休暇明けには一時的にそのスピードは緩みますが、子育ての負担が減るにつれて、またそのスピードが加速していくといったイメージです。

ワーキングマザーに求められるスタンス

これまで、ワーキングマザーの悩みをはじめとして、キャリアアップに大切なこと、周りの環境について説明してきました。 どちらかというと、ワーキングマザーに必要とされる周囲の協力体制についての問題でしたが、次は、ワーキングマザー自身が求められる考え方、スタンスについて考えていきます。
ワーキングマザーと一口にいっても、理想のワーキングスタイルは、人によってさまざまでしょう。仕事の重きだけの問題だけでなく、管理職としてやっていきたいのか、専門性を高めて他の企業でも通用するスキルを身につけていきたいのか、自身の描く理想像も異なります。 一方で、自分の理想像をはっきりさせないと、迷走することになります。 子育て中も時短制度を利用せず、出産前と同様に働き、管理職へとすすんでいくワーキングマザーに憧れることもあるでしょう。 しかし、その人も何かを犠牲にしているはずです。 または、自由業の夫がいて家事・育児の大半を切り盛りしていたり、実家の助けがあったりするかもしれません。 自身の環境と、理想像をまずははっきりとさせておき、具体的にいま何ができるのか、そして理想像に近づけるためにどう努力していけばいいのか、自分なりのプランを描くことが一番重要だと言えるでしょう。
同時に、世間の動向に対しては常にアンテナをはっておくことも重要です。 働き方改革を推進する政府の動きに注目をしつつ、ほかの企業の動向にも目を光らせておくのです。 企業によっては、企業内保育所を設置したり、在宅ワークを推進していたりと、ワーキングマザーが働きやすい環境を整えているからです。 出産前に選んだ会社で、出産後も働き続けるルールはありません。 出産前に一緒に働いていた同僚と、出産後に再び一緒に働くことが心の重荷になるケースもあります。 環境が整った会社で、全く違う仕事を始めてみるといった選択肢があっても良いのではないでしょうか。 また、1つの企業に縛られずフリーランスの道を歩むという手段も。 可能性は限りなく広がっているのです。
ワーキングマザーを取り巻く環境は改善されているとはいえ、まだまだ厳しい風が吹いているのは紛れもない事実です。 情報を武器にし、自分にとって、そして家族にとって一番幸せだと思う道を進んでいくことが重要なのです。