働くママが毎日負担なくお弁当をつくるコツ!
ワーキングママにとって、家事に費やす時間は効率よく、短時間で済ませたいところ。
特に忙しい朝は、お弁当も手間ひまかけずに作りたい!
そんな方に、週末にまとめて作って後はお弁当に詰めるだけ、そんな作り置きおかずをご紹介!ぜひ、参考にしてくださいね。
働くママのお弁当事情
働いているママがお弁当を作るのは大変なことで、苦労している方も多くいると思います。実際にどのような悩みを抱えているか詳しくみていきましょう。
■お弁当を作る時間を確保しにくい
働いているママは仕事だけではなく家事や子供の世話など、やらないといけないことが多くあります。ですから、限られた時間で多くのことをこなさないといけません。
とくに朝はお弁当作り以外にも、子供や自分の準備などにも追われてしまうでしょう。そのためお弁当を作る時間が限られていて、時間を確保できないママも多いはずです。
■お弁当作りが負担になってしまう
お弁当作りが負担になってしまうのも、働いてるママのお弁当事情のひとつ。とにかく忙しく時間がないので、お弁当作りが大変に感じてしまいます。お弁当作りが大変で「もう作りたくない!」、「毎日給食だったらいいのに…!」という風に感じているママも多いでしょう。
でもお弁当を作らないわけにはいけませんから、時短や簡単なレシピなどを知りたいと思っている方が多くいます。
■料理のレパートリーが少なくて困る
お弁当を毎日作っているとさまざまな種類のおかずを作るので、次第に料理のレパートリーが少なくなってきます。たくさんの料理を作ると、なにを作っていいかわからなくなるので、なにを作っていいか悩まされているママも多いでしょう。
悩んだときは子供の好きなものを入れてあげるのがおすすめ。子供も喜びますし、完食した達成感を味わうことができる、などのメリットがあります。しかし子供の好きなものばかり入れてしまうと、栄養がかたよってしまう場合があります。
これを守れば安心!作り置きおかずの鉄則
そう不安に思われる方もいらっしゃるでしょう。かく言う私もその一人。お弁当には新鮮なものを!と思っていました。でも、作り置きおかずの鉄則を知って作ると安心で安全な作り置きおかずが作れるので目から鱗でした。
まずは、何と言っても加熱!
すぐに食べるものと違い、作り置きするものは完全に加熱しなければなりません。そうすることで、食中毒やノロウィルス予防に繋がります。
作り置きおかずを作る際、味を少し濃いめにしておきましょう。おかずは冷めてしまうと薄味になってしまうだけでなく、塩や醤油には殺菌作用があるのです。
せっかく気をつけて作り置きおかずを作っても、保存容器が不潔だと意味がありません。保存容器は熱湯消毒することをオススメします。
作り置きおかずを作ったら、しっかりと冷ましてから冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。温かいまま入れてしまうと、雑菌の繁殖に繋がります。
お弁当づくりの時短ワザ
忙しく働いているママにおすすめの時短ワザを紹介します。お弁当作りの時間を短縮できれば余裕が生まれるはず。ぜひ試してください!
■冷凍食品を活用する
冷凍食品を活用するのも、お弁当作りの時短ワザとして有効です。ほかのおかずを作っている間に、レンジで温めるだけで一品のおかずができるので、時短になります。
夏だと冷凍されたままお弁当に入れておけば、保冷剤の代わりにもなります。自然解凍に対応している冷凍食品を使えば食べるころには解凍され、水っぽくなりにくいのでおすすめです。
■夕食と一緒に下ごしらえする
夕食と一緒に下ごしらえをするのもおすすめです。お弁当に入れる予定の食材をあらかじめ切っておいたり、下味をつけて味を染み込ませたりしておくと、朝の調理の時間を短くできます。
夕食の余りものをお弁当に入れたり、アレンジしてお弁当に入れるのもいいでしょう。しかし夕食の余りものを入れると、子供が嫌がることも多いです。
■フライパンをフル活用する
フライパンをフル活用できると、お弁当作りの時間を短縮できます。フライパンを活用して、一度に複数の料理を調理しましょう。
シリコンの卵焼きの型を使用すれば、フライパンのスペースを活用して玉子焼きを作れます。フライパンシートを使用すれば、フライパンも汚れにくいので後片付けも楽チンです。フライパンに仕切りがついているものを選べば、同時調理がスムーズになるでしょう。
■隙間を埋める食材を用意する
お弁当の隙間を埋める食材を活用するのも、お弁当を時短で作成するコツ。調理の必要のないものや調理が簡単にできるものなど用意しておくと、お弁当にできた隙間をすぐに埋められます。
ミニトマト、ブロッコリー、アスパラ、ウィンナー、ちくわ、かまぼこ、うずらの卵などの食材を用意しておくのがおすすめです。
子供が飽きないお弁当作りのコツ
子供は毎日のようにお弁当を食べているので、飽きないように工夫する必要もあります。子供が飽きないお弁当作りのコツを4つ紹介するので、参考にしてください。
■彩りをよくする
彩りをよくすると、子供のテンションも上がるはず。お弁当を開けたときに彩り豊かなお弁当だと、お弁当を食べるのが楽しみになりますよね。
彩りがいいと栄養バランスもよくなりやすいですし、美味しそうに見えるので彩りをよくするのもおすすすめです。
■盛り付けを可愛くする
女の子なら、盛り付けを可愛くするのがおすすめ。型抜きを活用すればハムやチーズなどを可愛い形にできます。玉子焼きを斜めに切り、くるっとひっくり返して盛り付けるとハート型の玉子焼きにすることも可能です。女の子ならかなり喜んでくれるので、ぜひ試してみてください。
また、キャラ弁を作ると喜んでくれます。周りにも自慢したくなるくらい喜んでくれるので、作りがいのあるお弁当だといえます。しかし手間がかかるのでキャラ弁を作るには、早起きして時間を作る覚悟が必要です。
■ピックやバラン、カップを活用する
ピックやバラン、カップなどを活用してお弁当を作るのもおすすめです。こちらも、とくに女の子が喜んでくれます。
ピックやバラン、カップには、キャラクターやかわいいデザインのものがあるので、いろいろな種類のものをそろえておくといいでしょう。お弁当の盛り付けがしやすくなり、食べやすさも増すのでおすすめです。
■好みの料理を入れてあげる
好みの料理をお弁当に入れてあげると、子供は大喜びです。好きな食べ物が入っているとテンションが上がるので、入れてあげるといいでしょう。
しかし毎回同じ料理を入れてしまうと飽きてしまうので、バリエーションを豊富にするのがおすすめです。
これは使える!作り置きしたいおかず3選
お弁当にはもちろん、パパの晩酌のお供にも出せちゃう!万能おかずです。
・鶏ひき肉
・タマゴ
・片栗粉
・だしの素
・醤油
・酒
・みりん
・砂糖
・水
1.鶏ひき肉、タマゴ、片栗粉、酒、だしの素をボウルに入れ、粘りが出るまでこね、形成する(お弁当に入れることを考慮した形に)
2.油を熱したフライパンに1を並べ、中火または弱火でじっくりと焼く
3.2のフライパンに、水、酒、砂糖、みりん、醤油を入れ、つくねを絡めながら焼き煮詰めできあがり
カレー粉を入れることで傷みにくくなるだけでなく、食欲を増進します。
・マカロニ
・キャベツ
・ハム
・カレー粉
・塩コショウ
・マヨネーズ
1.マカロニを時間通り茹でる。マカロニの茹で時間の40秒前に千切りにしたキャベツを入れ、一緒に茹でる。
2.マカロニが茹で上がったら熱い間に塩コショウをふる
3.2.を完全に冷ます
4.ハムを食べやすいように切り3と共に混ぜ、マヨネーズ、カレー粉を絡めてできあがり
お弁当の彩りにぴったり!甘めの仕上がりでお子さんも喜んで食べてくれますよ
・にんじん
・砂糖
・バター
1.にんじんを食べやすい形、大きさに切ります
2. 1をフライパンに入れ、ひたひたになるように水を入れ煮立たせます
3.2が煮立ったら、バターと砂糖を入れて水分がなくなるまで煮詰めてできあがり
また、一度作り置きしたおかずは、だいたい一週間くらいで食べ切るようにしましょう。
時短でできるおかず
時短でできるおかずのレシピを3つ紹介します。どれも短時間で簡単に作れるのでおすすめのおかずです。
■ポークケチャップ
豚肉をケチャップで炒めた料理。甘みと酸味の合わさったおかずです。
-材料-
豚肉、塩、胡椒、砂糖、ケチャップ
-手順-
1.豚肉を食べやすい大きさにカットし、塩胡椒で下味をつける。
2.豚肉を炒めて、火が通ったらケチャップと砂糖で味付ける。
■ハム入り卵焼き
ハム入り卵焼きは、子供からの人気が高いおかずです。かにかまやチーズ、青のりやネギなどを入れても美味しく食べられます。お弁当に入れる卵焼きは、マヨネーズを入れておくと時間がたっても美味しく食べられます。
-材料-
卵、塩、だし、砂糖、マヨネーズ、牛乳
-手順-
1.卵に調味料を入れ味付けしていき、よく混ぜていきます。
2.フライパンに卵を薄くひき、その上にハムをのせて巻いていく。
3.「2」を繰り返して、卵焼きを作る。
■無限ピーマン
ピーマンを炒めたシンプルな料理ですが、食べやすいのが特徴的。苦味がでるので、炒めすぎないのがポイントです。
-材料-
ピーマン、鶏がらの素
-手順-
1.ピーマンを縦に細切りします。横に切ると縦切りより苦味が強くでるので、縦切りできるのがおすすめ。
2.フライパンでピーマンを炒めて鶏がらの素で味付けする。炒めすぎると苦味がでるので、さっと炒めましょう。
時短で作れるおかずのレシピを紹介しました。卵焼きはとくに子供からの評判がいいのでおすすめです。ぜひ試してください。