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子どもの好き嫌いの理由と克服方法

公開日: 2017.05.10
最終更新日: 2021.11.19

子どもの好き嫌いの理由と克服方法

子どもの食べ物の好き嫌いで悩む…そんな方、多いのではないでしょうか。
我が子にバランスの良い食事をして欲しいと願うのは、親として当たり前のこと。でも、子どもにしてみたら嫌いな食べ物を無理やり食べさせられるのは、苦痛以外の何物でもありません。そこで、今回は子どもの「嫌い」な食べ物を「おいしい!」食べ物に変えるレシピをご紹介します。

好き嫌いと偏食は違う?

好き嫌いと、偏食なのでは、まったく意味が異なります。 

まれに、「うちの子は偏食だから・・・」などと悩んでいるお母さんがいらっしゃいますが、誤った使い方をしているケースも多いです。 

好き嫌いというのは、単純に、「この野菜は好き、この野菜は嫌い」などと、食べものに対する好みのことです。 

さらに、嫌いな食べ物でも出されたものは食べるという子と、あまり食べないという子がいますが、後者の場合も好き嫌いが激しいというだけで、これも偏食とは異なります。 

いっぽうで偏食というのは、文字どおり、偏った食生活をするということです。 

好き嫌いの度合いが極端であり、好きなものだけを食べるといった状態のことです。 

他のものを食べられないわけではないが、菓子パンが好きだからといって菓子パンばかり食べたり、お肉が好きだからお魚は一切食べずにお肉ばかり食べているといった状態も偏食と言えるでしょう。 

子どもはなぜ好き嫌いをするの?

では、子どもはなぜ好き嫌いをするのでしょう。 

「うちの子は好き嫌いばっかり!」と怒っている親御さんも、その理由を知れば頭ごなしに叱るということがなくなるはずです。 

 

本能的なもの 

 

好き嫌いをするのは、本能が働くからです。 

つまり、好き嫌いというのは、もともと人間に備わった遺伝的な要素が働いているということです。 

人間の身体は、危険を察知するためにさまざまな能力を持っています。 

味覚もそのうちの1つと言えるのです。 

 

味覚には5種類あると言われています。 

・甘味 

・塩味 

・酸味 

・苦味 

・うま味 

このうち、エネルギーの元となる甘みやミネラル分となる塩味、そしてタンパク質となるうま味は子どもでも「美味しい!」「好き!」となることがほとんどです。 

生きていくのに必要不可欠な栄養素であることが起因しているのかもしれません。 

いっぽうで酸味は、腐ったものを身体に入れないための警告として身体が拒否すると考えられています。まだ知識のない赤ちゃんや子どもが腐ったものを口にしないよう、本能が教えてくれるということです。 

苦味も同様です。苦味は毒のシグナルであるため、同じように自然と身体が拒絶すると考えられます。 

つまり、決して子どものワガママや勝手ではなく、防衛本能によるものと言えるのです。 

 

■舌が敏感 

 

子どもの舌は大人の舌に比べて敏感だという研究結果があります。 

大人にとっては、それほど苦みや酸味を感じないものでも、子どもは敏感に感じ取るということです。 

結果、せっかく調理してもらった安全な食べ物だとしても、身体が受け付けないということが起こりえるのです。 

 

■知識・経験が乏しい 

 

酸味や苦味を腐ったもの、毒があるものと身体が認知してしまうということになれば、とうてい好きになるのは難しいと思いますよね。 

しかし、好き嫌いは、遺伝的なものによってだけ決定づけられるものではなく、後天的な要素も影響するのです。 

それは、その食べ物に対する知識や経験を積むことです。 

最初は苦手だと感じたものも、工夫して調理することにより口にできることで、少しずつ慣れていき、好きとなっていくものです。 

苦みのあるピーマンも、最初は小さく切ってオムライスやドライカレーにまぜたりして慣れさせていきます。 

お子さまの嫌い度によって、最初はごくごく少数で構いませんし、一口食べただけで合格とし、褒めてあげることが大事です。できれば徐々に量を増やしていくと良いでしょう。 

繰り返していくうちにピーマンの味に慣れていき、「それほど苦くない!」と苦手意識が薄まっていくはずです。 

と同時に、ピーマンには栄養があることなどを知識として入れ込んでいくこともおすすめです。 

わが家でも、「背が大きくなれるよ」「駆け足が早くなるよ」などと言って、少しずついろいろな食べ物にチャレンジさせています。 

親が率先して食べることも大事です。 

「あー美味しいなぁ」などと笑顔を見せるとより効果的です。 

けっして無理して進める必要はありません。気長に見守っていきましょう。 

なお、赤ちゃんがお腹にいるときにお母さんが口にしたものも、その子どもの味覚に影響を 

すると言われています。 

赤ちゃんを授かったという方は、今からでも食生活を工夫すると良いでしょう。 

子どもの好き嫌いの種類・理由

■うまれつき

 

「子どもにはうまれつきの好き嫌いがある」というふうに東洋大学食環境科学部の露久保美夏先生が解説しています。味覚には苦味、酸味、甘味、塩味、旨味という基本5味と呼ばれているものがありますが、苦味には毒を、酸味には腐っているというふうに本能で判断するので苦手に感じるようです。

自分の子供時代を思い出してみるとわかりやすいと思いますが、苦い食べ物と酸っぱい食べ物に対して苦手意識を感じていませんでしたか?もちろん得意だった方もいるとは思いますが、うまれつき苦味と酸味が苦手だと感じる方が多いはずです。

反対に甘味、塩味、旨味を感じるものは好む傾向にあります。これも自分に置き換えるとわかりやすいと思いますが、スイーツやハンバーグなどの甘さや塩味、旨みを感じるようなものを好んで食べると思います。

大人になっていくと好き嫌いが減るのは、成長する過程でさまざまな味を経験するから。子供のころは生まれつきの味の好みで、食べるものを選ぶことが多いのです。

 
■感性の違い

 

わが家には4人の子どもがいますが、血のつながっている兄弟でもそれぞれ好き嫌いの違いがあります。同じ家族でも食感や味の好みなどが違うので、感性による好き嫌いも大きな要素です。

具体的には匂い、食感、見た目、過去のトラウマによるものがあります。匂いでいえば、匂いが強いものを嫌う傾向に。ネギや納豆、魚や貝など魚介類などを嫌う子どもがいるでしょう。

食感の場合、堅いものや柔らかいものなどによる好き嫌いがあります。わが家には、鶏肉は食べられるけど皮が食べられないという子どももいます。

見た目でいうと、緑色の野菜を嫌う子どもが多いです。緑色はまだ未熟な状態を表している場合が多いのも理由のひとつです。わが家の海鮮嫌いの長男は、タコの見た目も気持ち悪いと言っています。

ほかにも、食べ物に対するトラウマが原因の好き嫌いもあります。嫌いなものを残して怒られた、楽しく食事できた記憶がない、食材にこのような気持ちを抱いてしまうと、過去の記憶がよみがえり嫌いなものを食べるのが苦痛に感じることもあります。

子どもの好き嫌いへのNG対応

理由は分かっても、「それでも子どもの好き嫌いをなくしたい!」という方もいることでしょう。 

子どもの健やかな成長を願う気持ちから、できるだけ早く好き嫌いを直したいという願いが生まれるのは当然のことと思います。 

逆に、好き嫌いされると面倒だと思い安易な道を選ぶ方もいます。 

そこで、子どもの好き嫌いに対して、絶対にやってはいけないNG行動というものを解説していきます。 

 

■嫌いなものを全く出さない 

 

最初のNGは、好き嫌いされるのを面倒だと感じてしまう方に対するものです。 

たしかに、せっかく食事を作ったのに、「嫌い!」と言われ手を付けてもらえなかったら、がっかりしてしまいますよね。 

しかし、好き嫌いは本能的なものがあると同時に、知識や経験などの後天的なもので変化していきます。 

面倒だからと言って子どもが好みむものしか与えないと、さまざまな食べ物に対する経験を与えられず、栄養も偏ってしまう恐れがあるのです。 

 

■無理矢理食べさせたり、過度に叱る 

 

いくら食べて欲しいといっても、無理矢理口に入れさせたり、食べるまで許さないというのは、避けるべきです。 

子どもが、食事の時間自体を恐怖に感じてしまうと逆効果となるからです。 

また、無理矢理食べさせたりはしないものの、くどくどと叱るのも避けましょう。 

成長したあとも、嫌な思い出となって残る恐れもあります。 

とはいえ、単なる食わず嫌いで、見た目で判断している場合もあります。 

試しに一口食べさせてみるといったことはむしろ良いことだと言えます。 

「ちょっとだけ口にしてみようか」「美味しくなかったら飲み込めなくても良いよ」などと言って、優しくサポートしてあげてください。 

 

■決めつけない、諦めない 

 

子どもに好き嫌いがあるのは当たり前です。 

とはいえ、ずっとそのままとは限りませんし、できるだけ好き嫌いをなくして、いろいろな食べ物に慣れさせることはとても意味のあることです。 

そのとき食べられなくても、一定の時間が過ぎたら、「今日は食べられるかな?試してみる?」などと再チャレンジしてみましょう。 

無理に食べさせたり、激しく叱ったりしていなければ、またチャレンジしてくれるはずです。 

子どものペースに合わせながら、優しく見守っていきたいですね。 

子どもの好き嫌いに対する対応の仕方

子どもの好き嫌いに対する対応方法を3つ解説します。子どもが食事を残してしまうときでも頭ごなしに叱らないで、落ち着いて接するのが大事です。

 

■嫌いな食材を無理やり食べさせない

 

嫌いなものを残していると、無理やりにでも食べさせようとしてしまうこともあるかもしれません。私も子どもが嫌いなものを残していると口うるさくなってしまうときがあるので、気持ちはよくわかります。

しかし好きこのんで嫌いなものを残している訳ではありません。あなたが小さいときも同じように食べれないものがなかったか、一度思い出すのもいいでしょう。

無理に食べさせると、食事が楽しくなくなり嫌な思いをしてしまうもの。トラウマにもなりかねないので、無理に食べさせる必要はありません。

 
■子どもの気持を受け止める

 

子どもが好き嫌いをしてしまうと「なんで食べられないの?」とつい責めてしまうかもしれませんが、本人もわざと嫌いなものを残しているわけではないはず。

ですから、まずは子どもの気持を受け止めてあげることが大切です。子どもの気持ちを受け入れてあげると、自分から「食べてみる!」という風にチャレンジすることもあります。子どもも辛い思いをしているのを理解してあげることが重要だといえるでしょう。

 
■嫌いな理由を探す

 

上記の2点も大切なポイントですが、そのままにしていても嫌いなものを食べられるようになる可能性は低いです。ですから、子どもが好き嫌いをする理由を探して、解決策を考えることが大切です。

本能や個人の感性による好き嫌いの場合、正直改善するのが難しい場合が多いもの。大人でも簡単に改善できることではないので、長い目で見てあげる必要があります。

しかし過去に嫌な思いをしたことが原因の好き嫌いであれば、少しの工夫で解消できるかもしれません。うまく子どもから話しを引き出して、嫌いな原因を突き止めてください。過去に嫌な思いをしたことが原因の好き嫌いであれば、楽しく会話しながら食事したり嫌いなものを食べられたときに褒めてあげたりして、楽しく食事できるようにしてあげましょう。

子どもの好き嫌いの克服方法

子どもの好き嫌い克服は簡単なことではありません。あまり無理はせずに、気長に行うことが大切です。

 
■子どもに嫌いと思わせない

 

子どもは思い込みで好き嫌いをしていることがあります。一度食べられなかった、色や見た目で判断して食べてもいないのに嫌いだと感じる、などちょっとした思い込みが原因になっていることも。

ほかにもママ友と会話しているときに「うちの子野菜が食べられなくて!」という会話を聞いて、食べられないと思い込んでいる場合もあります。

とくに言葉にしてしまうと意識してしまいますから、子どもの前では野菜を食べられないことを話さないようにするといいでしょう。

 
■なにも言わずに嫌いなものをだす

 

なにも言わないで嫌いなものをだすと、食べられることもあります。嫌いなものでも時間がたてば食べられるようになっていることがあるので、有効な方法です。

わが家では「食べやすくしたから食べてみて!」という風に言って、好き嫌いを改善したことがあります。一口食べてみて食べられなかったら止める、食べられたら一緒に喜ぶというのもひとつの克服方法です。

 
■嫌いな食べ物を身近に感じる

 

フランスの小学校の美術の授業で、好き嫌いを克服したケースもあります。授業で嫌いな食べ物の絵を書いたり匂いを嗅いで感想を言い合ったりすることで、嫌いな食材に興味をもてるようになったそうです。

家でできることだと、嫌いな食材を使用した料理を一緒に作るのがいいと思います。自分が作った料理だと料理がうまくいったか気になり、食べてみようかな?という気持ちになるものです。

 
■嫌いな食材を細かくする

 

嫌いな食材を細かくするのも、ひとつの手段です。細かく刻んでしまえば味や食感が少なくなるので、食べられることが多いです。食べた後に「嫌いな〇〇が入っていたんだよ!」と言ってあげれば、食べられるかもという自信にもつながります。

食材を細くする以外にも、煮こんで味を染み込ませることで嫌いなものを食べられることもあります。

参考・参照元:株式会社ヒアリングシステム 嚥下研究所 食調査参考:子どもの好き嫌いはどうしたら克服できる?幼児期から始める食育のコツを専門家に聞いてみた
https://linkuptoyo.com/dietaryeducation

子どもの嫌いな食べ物ベスト3とは?

嫌いなものを好きに変える前に、子どもの嫌いな食べ物ベスト3をご紹介!
 
第1位   ピーマン
時代を超えて、堂々の第1位はピーマン!
苦味と食感、そして見た目!というのが嫌われている理由のようです。
でも、ピーマンにはビタミンやカロテンが豊富なのです。中でもビタミンCが豊富で、なんと100ccのレモン汁に含まれるビタミンCよりもピーマン1個に含まれるビタミンCの方が多いのです。
 
第2位  にんじん
ハンバーグの付け合わせや、カレーに欠かせないにんじん。でも、にんじん特有のにおいが嫌いという子どもが沢山います。
にんじんには、ご存知のとおりβカロチンが豊富に含まれていてビタミンも豊富。さらに食物繊維も豊富でお腹の調子も整えます。
 
第3位  お魚
意外に多いお魚嫌いの子ども。食べにくいことや、焼き魚にした時の苦味がトラウマになってしまって食べられなくなった…など何かのきっかけで嫌いになってしまうことが多いようです。
お魚、特に背中の青いお魚には良質のタンパク質が多く、またDHAやEPAが含まれていて体を作る栄養素が沢山!

おいしいと言ってもらえるレシピ!

ピーマンのドライカレー
子どもが嫌いなピーマンを、子どもが好きなカレー味にすることで食べられるように!
<材料>
・ピーマン
・合挽き肉
・玉ねぎ
・カレー粉
・ケチャップ
・中濃ソース
・砂糖
・塩、コショウ
1.フライパンに油をしき、合挽き肉とみじん切りにした玉ねぎをしんなりするまで炒めます。さらにみじん切りにしたピーマンを加え、ピーマンもしんなりするまで炒めます。
2.1のフライパンにカレー粉を入れ、具と絡ませるように炒めていきます。さらにその他の調味料を入れて水っぽさがなくなるまで炒めて出来上がり。
もうピーマンが入ってるとは思えないドライカレーです。ご飯にもあいますが、パンに挟んで簡単カレーパンとしても◎
 
にんじんゼリー
我が家もよく作ります!甘くすることで食べやすくなります。
<材料>
・にんじん(ジュースを使うと簡単)
・はちみつ
・ゼラチン
1.にんじんをすりおろします。手間を省きたい場合は、にんじんジュースを代用します。
2.鍋に1を入れ、はちみつを加え沸騰間際まで煮詰め、ゼラチンを入れて火を消します。
3.2の粗熱をとり、容器に入れて3時間くらい冷やして出来上がり。
子どもが大好きなゼリーをにんじん味にアレンジ!見た目もオレンジで綺麗!親子で一緒にクッキングしても楽しいですね。
※1歳未満のお子さんには、はちみつは与えないでください。
 
お魚のチーズフライ
焼き魚は嫌いでも、カリカリの衣をつけたフライにすればやみつきに!
<材料>
・お魚(食べやすいお魚を選びましょう)
・塩コショウ
・薄力粉
・粉チーズ
・パン粉
・卵
・揚げ油
1.お魚を一口サイズに切り、塩コショウしておきます。
2.パン粉と粉チーズを混ぜておく。
3.1に薄力粉、卵、2の順でつけていき、油で揚げて出来上がり。
高温でサクッと揚げるとカリカリに!衣にチーズが入っているからカルシウムも摂取できますよ。
 
せっかく手の込んだご飯を作っても食べてくれないと悲しい気持ちになりますよね。
いつもの手料理に一工夫加えて、お子さんの「嫌い」を「好き」に変えてみてはいかがでしょうか。