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仕事復帰(職場復帰・復職)が不安なママへ!育休(産休)後のブランク・仕事と家事の両立について

仕事復帰が不安な理由

最近では共働きの家庭が増え、産休・育休を活用しながら仕事を続ける女性も増えてきました。 しかしほとんどの女性が仕事復帰することに不安を感じています。
◆子どもの急病
仕事復帰するママのほとんどが「子どもの急病」の対応です。 子どもはすぐに風邪をひくなど何かと体調を崩しやすいものです。 元気そうに見えても実は発熱していた、急にせきや鼻水が出てきた、なんてことも多いですよね。 育休中は子どもの急病にも問題なく対応できますが、仕事に復帰後だと多くの問題が発生します。 子どもの急病の場合は前日もしくは当日の朝にお休みしなければなりませんし、子どもの体調が回復するまでは仕事を休む必要があります。 また仕事中でも子どもの体調が悪くなれば早退する必要も出てきます。 いくら仕方のないことだと言っても周囲の目も気になりますし、お休みや早退することで周りに迷惑をかけていないかどうか心配になりますよね。
◆子どもと離れることへの不安
ママは妊娠し出産してから今までずっと子どもから離れずに生活していました。 子どもももちろんママが大好きで、ママが少しだけ離れると泣いちゃう子もいると思います。 「ずっとママにべったりしてる子どもがちゃんと保育園に通えるかな?」「保育園でなにかあったらどうしよう」など多くの不安があります。 またママ自身も子どもと離れることへの寂しさがありますよね。 これは出産してから今まで大切に子どもを育て、一番側で見守ってきたママだからこそ抱く不安だと思います。
◆母乳育児ができるかどうか
出産してから母乳で子育てをしていきたママの多くが、仕事に復帰したあとも母乳育児を続けたいと思っているようです。 しかし仕事中は子どもと離れることになるので、その時間は子どもに母乳を与えることができません。 そのため仕事に復帰することで母乳育児に影響があるかどうか不安に思うママが多いようです。

仕事復帰への不安の対処法

上記で紹介したようにほとんどのママは仕事に復帰することに対して不安を感じています。 しかしせっかく仕事に復帰するのだから、できるだけ不安を減らし復帰したいですよね。 そこで仕事復帰に対する不安への対処方法を紹介します。
◆周囲の理解を得よう
上記でも紹介したように子育てしながら仕事をするということは、子どもの急病などでお休みしたり早退したりすることがあります。 ですから家族(夫・両親)などにあらかじめ相談し、もし自分が子どもの急病に対応できなかった場合、協力してもらえるかどうか確認しておきましょう。 また以前に勤めていた会社に復帰する人は、上司や同僚にあらかじめ「急なお休みや早退に対応してもらえるかどうか」などを相談しておくと安心ですね。 新しい職場に勤める場合は求人を探すときに子育て中も働くことができるかどうか確認しておくといいでしょう。 また面接時にもあらかじめ相談しておくことをオススメます。
◆子どもを信じよう
「子どもと離れたくない」「寂しい」「子どもが心配」などといった多くの不安や悩みを抱えていると思います。 中には「小さいうちから保育園に預けるなんて・・・」と罪悪感を抱いているママもいるのでは? しかし子どもは親が思っている以上に柔軟でたくましいものです。 朝登園するときは大泣きしていても、仕事が終わり迎えに行ったら楽しそうに遊んでいた、という話もよく耳にします。 このように子どもはたくましく、柔軟に適応できます。 それにママが「保育園大丈夫かな?」「寂しいな」「かわいそう、ごめんね」などと後ろ向きに考えていると、それが子どもに伝わってしまい子どもも不安に思います。 それよりもママが「保育園楽しいよ」「ママお仕事がんばるね」などといった前向きに考えることで、子どもも安心します。 「うちの子は大丈夫!」と子どもを信じてあげてください。
◆母乳育児を継続させるために
上記で紹介したように母乳育児を行ってきたママの多くが、仕事に復帰したあとも母乳育児を継続したと考えています。 仕事復帰後も母乳育児を継続するために、まずは保育園に搾乳した母乳を与えてくれるかどうか、を確認しましょう。 また仕事をしているときでも休憩室などで定期的に搾乳することをオススメします。 なぜなら搾乳しないと母乳が詰まり乳腺炎になってしまうこともありますし、母乳の分泌が減ってしまうことがあるからです。 また職場によっては託児所が併設されていることもあります。 そういった場合は直接母乳をあたえることもできる場合がありますので、確認してみてくださいね。

仕事復帰後の職場選びのポイント

出産をして子育てが始まり、今までとは全く違う生活スタイルになりましたよね。 ですから働き方も子どもを産む前と産んだ後では変わってきます。 そこで仕事に復帰するための職場選びのポイントを紹介します。
◆子育てへの理解があるか
職場を選ぶときに第一に重視したいのが「子育て中のママに理解があるかどうか」です。 子育てに理解のある職場は実際に子育て中の人が多く在籍しています。 ですから子どもの急病などにも理解がある人が多く、お休みや早退に対応してもらうことができます。 他のママが急にお休みしたり早退したりする場合は協力することができ、お互いに協力し合って働くことができるため他の職場に比べて罪悪感などを持つこともなく働くことができます。 なかなか子育てに理解のある職場が見つからない場合は「マザーズハローワーク」に相談してみるのもオススメです。
◆勤務時間
子育て中は保育園の時間などがあるため、働くことができる時間に限りがあります。 子どもを産む前のように残業したり、休日出勤したりすることは難しくなります。 また仕事に復帰してすぐから長時間、子どもを預けることは難しいので、子どもに合わせて時短勤務ができるかどうかもポイントになってきます。 子どもが小さければ小さいほど、子どものリズムに合わせて仕事をする必要があるため、そのリズムにあった勤務時間を選ぶ必要があります。
◆通いやすい場所にあるかどうか
ママが保育園まで子どもを送り迎えする場合、自宅から保育園、保育園から会社という順番で出勤しなければいけませんよね。 ならば会社はできるだけ通いやすい場所にあると良いですよね。 通いづらい場所にある場合は通勤時間がより多くかかってしまうため、ママや子どもの負担となってしまいます。 なるべくママや子どもの負担を減らすために最寄り駅にある職場や保育園から近い場所にある職場など「通いやすい場所にある職場」を選びましょう。

スムーズに仕事復帰するためのポイント

せっかく仕事復帰するなら初日からスムーズに復帰したいですよね。 そこでスムーズに仕事復帰するためのポイントを紹介します。
◆通勤シミュレーションをする
仕事復帰当日いざ子どもと一緒に通勤しようとすると、思わぬトラブルが起こり、スムーズな通勤が難しいことがあります。 そこで仕事復帰する前に通勤シミュレーションをしておきましょう。 もし電車やバスなど公共の乗り物を使用して通勤するなら、行き帰りの時間を調べておくなどです。 また可能ならば一度、実際に子どもと一緒に通勤してみることをオススメします。 そうすることで通勤する際に危険な場所や気を付けておきたい所を見つけられ、必要な物も把握できますよ。
◆スケジュールを把握する
仕事復帰後は仕事の予定はもちろんのこと、保育園の行事や予防接種など子どもの予定も管理する必要があります。 また子どもの予定が仕事とかぶっていた場合はお休みをとるなどをして調節する必要があります。 そのためにもスケジュールはしっかり把握しておく必要があります。 最近ではスケジュール管理アプリも多くあり、なかには家族とスケジュールを共有できるアプリもあるので便利ですよね。 アプリの他にもワーキングマザー用の手帳なども販売されていますので、そちらもオススメです。
◆家事・育児分担をシミュレーション
仕事復帰するにあたってパパと家事や育児を分担するママも多いと思います。 しかしいざ仕事復帰してみると、家事・育児の分担がうまくいかないことも多いです。 そこで誰が何を分担するのか、仕事が忙しいときの分担はどうするのか、子どもが病気のときはどうするか、などありとあらゆる場面を想定し「家事・育児の分担ルール」を決めておくことをオススメします。 また実際にその決めたルールでスムーズに分担できるかどうかシミュレーションしてみると良いですね。

朝のスケジュール。”子どもが起きるまでの50分間”が勝負!

復帰後、出勤日の朝のスケジュールをご紹介します。
5時50分に起床し、子どもたちが起きる6時40分までに、朝食の準備・身支度・化粧などを済ませます。子どもたちが起きてからはバタバタ。。朝食を食べさせたりおむつ替えや着替えなどに手がかかるので、子どもたちが起きるまでの50分間に、いかに効率よく家事や準備をこなせるかを考えて動くようになりました。余裕がある時(ほとんどありませんが)には、洗濯物を畳んだリ夕食の下ごしらえも済ませて、家族全員で7時40分に家を出発。子どもたちを保育園に送り届けて、そのまま電車で出勤します。
 

勤務時間を”30分前倒しに”したら、スムーズに

勤務時間については、産休前と比べて30分前倒しに変更してもらいました。理由は、1歳の下の子の就寝時間を考慮して。早い時間に眠くなり、ぐずり始めてしまうので、夕食時間が遅くならないためです。
朝のラッシュこそハードになりましたが、この”朝方スタイル”はわが家にとって大正解。パパの出勤時間と重なったことで、朝食は家族みんなで食べられるし、それはつまり、パパの手も借りられるということに。朝食を子どもに食べさせてもらえたり、後片付けや身支度などをも夫婦で協力して行えるようになりました。
仕事を終えて保育園へお迎えに行き、帰宅する時間はおよそ17時ですが、この時間からであれば、夕食準備を始めるにも少しゆとりがあり、育休中の生活スタイルから大きく変わることがないので子どもたちのペースも安定しています。
”朝時間の有効活用”と”夕方からの時間のゆとり”で、一日のスケジュールにメリハリが出来て、今のところ仕事と育児の両立は順調。とはいえ、復職当時は、慣れない早起きや保育園の慣らしに苦戦しました。。そのエピソードは、復職エピソード②以降でご紹介します。
 
ライター 石井佳苗
【ライタープロフィール】
東京都在住。夫、私、5歳(年中)長男、1歳長女の4人家族。週3日のパート外勤に加えて、ライティングを中心に在宅ワーク中。4月から仕事復帰しました。
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