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年収UPを目指せる!インフラエンジニアの仕事と魅力を徹底解明★

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ご存じですか?インフラエンジニア

皆さんはITについて詳しいですか?私はこの手の話が苦手というか疎いのであまり詳しいことを知りません。そんな中、今回「インフラエンジニア」という聞きなれない言葉を見つけたので、調べてみました。もしわからない人がいましたらここで一緒に勉強してみませんか?

そもそも「インフラ」についてどういったものなのかを知りましょう。

「インフラ」とは「インストラクチャー」という言葉の略称で、日本語では【土台・下部構造】という意味を指し、表舞台ではなく裏側でそれぞれが円滑に機能するための設備のことを意味しています。これはITに限った単語ではなく、日常に使われている「電気」「ガス」「水道」といった人が生活をする上で欠かせない要素を総称してインフラと呼ばれているのです。

この「電気」「ガス」「水道」をITに置き換えると
◆情報の受け渡しや情報の加工・保管を行う…サーバー
◆ユーザーとサーバーが情報のやり取りを行うための道である…ネットワーク
上記のものがそれに該当し、ITインフラと言います。

そもそもどんな仕事をするの?

さて、冒頭でお話ししたインフラエンジニアがここで登場します。

この文章を読んでいる人の大半はInstagramをご存じだと思います。Instagramで写真を共有できるのは、インフラエンジニアが登場させた写真をサーバーに保管し、そのサーバーがネットワークに繋がっていることで「いいね!」を獲得することができるという仕組みなのです。もしこのインフラがインフラエンジニアによって整備されていなかったら、投稿された写真がInstagramのサーバーに届かず、共有されることができなくなってしまいます。
つまり、インフラエンジニアがインフラを構成・保守・運用をしてくれることによって皆さんが何気なく利用しているSNSなども利用できるということなのです。インターネット上の整備士・警備員のような存在なのかもしれません。決して表舞台に立つことはありませんが、「縁の下の力持ち」として裏舞台ではなくてはならない存在ですね。

もっと詳しく説明すると、Webページを作り上げるのは開発エンジニア・プログラマーと呼ばれる人たちですが、Webページが公開され誰もが閲覧できる状態にするためにはWebページの置き場所であるサーバー、Webページにたどり着くためのネットワークを構築する必要があるのです。

例えるならば、滑り台で子ども達に遊んでもらいたいと思っても、公園という置き場所、さらにはその公園に行くまでの道(道路)を用意しなくてはいけない。さらにその公園に滑り台の他にも遊具を設置したいのであれば、必要な設備・土地の広さも異なってきます。インターネット上でもどんなサービスを提供したいのかによって必要とされる基盤も大きく変化します。サービスの規模、予想される通信量などを考え、適切な基盤を作り出すこと、作り上げた後の保守・運用、そのような仕事を総括して「インフラエンジニアの仕事」ということなのです。

実際の業務内容はどんなもの?

先程、インフラエンジニアの仕事を簡単に説明しましたが、インフラエンジニアの仕事は大きく分けてサーバーとネットワークの2つに大きく分かれています。もちろんこの2つを扱えるインフラエンジニアも存在しますが、それぞれの分野に特化したエンジニアを【サーバーエンジニア】と【ネットワークエンジニア】と呼び分けることが多いです。次にこの2つの業務内容などについて話をしていきたいと思います。

◆サーバーエンジニア
□サーバーの運用業務全般を担当します。
クライアントの目的に応じてサーバーを選定し、システム運用に適した基本ソフト(OS)やソフトウエアのインストールなども行います。

□サーバーエンジニアの業務内容で「PHP」「Java」「Ruby」と言った言語を使い「API」(アプリケーションインターフェース)や※「クエリ」の生成など上位のレイヤーに関しての業務を担当する。
※「クエリ」の生成…クライアントから送られてきたリザルトをデータベースに保存する、データベースからクライアントにデータを送るといった処理のこと

◆ネットワークエンジニア
□ルーターやスイッチなどの機械を接続し、データ送受信を適切に行えるよう基盤を構築していく。

□どのような通り道を構築すれば最も効率よく、最も事故を少なく出来るかを考え、システム運用に最適なネットワークを構築するためのケーブルや外部機器などの設定をネットワークエンジニアが行います。

□各機械の種類や数、どんな回線を使用してネットワークを構築するかなどを設計し、クライアントの要望に応じ、それに見合った基盤構築をするのが特徴です。

さらに詳しくお話しします

その他の業務としてなのですが、上位※レイヤーであるサーバーエンジニアの業務を把握した上で
□ネットワーク全体の設計
□パフォーマンスチューニング
□ネットワークの管理・監視
□負荷分散(ロードバラシング)
□サーバー・データベースの構築、仮想環境の構築
□サーバートラブルへの対応
といった下位レイヤーにおいて多岐にわたる業務を求められることもあります。

※レイヤー…①層のこと②画像処理ソフトなどに搭載されている画像をセルのように使うことができる機能③ウェブブラウザーに複数の画像を重ねて表示する命令

ここまでで大体の業務についての内容を知ることはできたと思いますが、細かく業務を分類すると【設計・構築・運用】の3段階になります。では、それぞれの段階でどのような業務を行っているのか?についてお話していきます。

【設計】サービスを運営するために、どの程度の規模のインフラをどの程度の予算で作り上げなくてはいけないのかを考えるのがこの「設計」の段階に当たります。

◆想定されるユーザー数や通信量などを踏まえ、サーバーのランクやネットワークの経路を設計していく。
◆サービスが動くことはもちろん、起こりうるさまざまなトラブルを想定し、トラブルが起こった際はどのような対処ができるようにしておくかといった準備をする。
※スマートフォンアプリを始めとするWebサービスの場合は、想定されるユーザー数や同時アクセス数の2倍くらいまでを耐えられるよう設計していくことが多いそうです。

【構築】
ここでは設計されたインフラを実際に作り上げていく段階です。
※サーバーをクラウド上に用意するか物理的に用意するかで業務内容は大きく変わってくるのですが、ここでは物理的にサーバーを用意する場合の仕事内容でお話していきます。

◆物理サーバーは非常に大きな箱です。この箱を組み立てるところから、さまざまな機能のインストール・サーバーをネットワークに繋ぐための配線を行っていく。わかりやすく例えるならば、初めて家にパソコンを買ってきた時に行う作業が規模を拡大化されたものと思えばよいかと思います。
◆Wi-Fiを使ってインターネットに接続、Google ChromeなどのWebブラウザやAdobeのアプリケーションをインストールしていくことによって自分の目的に合った設定を行うように、インフラの構造もそれと同じ構造で、自分たちが提供するサービスに必要な機能を構築していくのです。

【運用】
構築したインフラが正常に運用しているかを常に確認していく必要があります。また、サーバーが許容できるアクセス量を大幅に超えてしまうとサーバーダウンやネットワーク問題が起こり、通信が遮断してしまうといったトラブルはいつ起こってもおかしくはありません。こういったトラブルが発生した時に、速やかに原因特定をして問題を解消するのがこの段階になります。

先程ネットワークエンジニアのところで出てきた
□ネットワーク全体の設計
□パフォーマンスチューニング
□ネットワークの管理・監視
□負荷分散(ロードバラシング)
□サーバー・データベースの構築、仮想環境の構築
□サーバートラブルへの対応
についてもお話していきます。

【ネットワーク全体の設計】
ゲームなどを運営していく際、サーバー数や平均売上金額、ゲームの規模に応じてサーバーのスペック選定やミドルウェア選定、クラウドコンピューティング選定などを行わなければなりません。この選定でユーザーのプレイ環境が快適かどうか左右されます。

【パフォーマンスチューニング】
設計したネットワークのリソースを100%近くまで使い切るようにメモリや中央演算処理装置(CPU)の使用率の設定やネットワークのタイムアウト、ミドルウェアが使用するリソースのバッファ設定といったミドルウェア・基本ソフトウェア(OS)などの細かい部分の設定を行う作業になります。この作業を総称してパフォーマンスチューニングと呼んでいます。

【ネットワークの管理・監視】
設計したネットワークは管理・監視しなくてはいけません。永久的に障害が起こらないネットワークを構築することは難しいので、「MRTG」「M1unin」「Cacti」などのリソースを管理するツールや「Mackerel」「Zabbix」などの障害を監視するツールを駆使して障害の早期発見に努めることが最善の策であり、業務となるのです。

【負荷分散(ロードバラシング)】
サーバーへのアクセス・負荷などを予測し、サーバーを何台立てるか、その負荷をどのように分散するのか、同じくデータベースサーバーのデータベース使用量に応じたバッファの設定に関しても考慮しなくてはいけません。また、負荷の分散に必要なロードバランサー(ユーザーからのアクセスに対して通信負荷を複数のサーバー分散させる仕組み)に関して、インフラエンジニアが適切な台数のロードバランサーを設置し、障害率の低下やメンテナンス性の向上を図ることができるので、管理能力が問われる業務です。

【サーバー・データベースの構築、仮想環境の構築】
ネットワークの設計=建物の設計段階とするなら、サーバー・データベースの構成=実際に建物を建築していく段階と言えるでしょう。
仮想環境を構築することにより1つのサーバー上に複数の基本ソフト(OS)を構築することが可能となるのです。例えるならば1つの土地の上に複数の建物を立てることができるようになったということです。

【サーバートラブルへの対応】
サーバーにトラブルがないように適切なネットワークの設置や負荷分散などの調整を行うのはもちろんなのですが、万が一サーバーダウンなどのサーバー障害が起こった時に障害の対応を行うことも大切なのです。この業務は迅速かつ正確な障害対応が必須とされています。

こんな魅力的なことがあります!

業務内容はここまでとして、次はインフラエンジニアの魅力や適性がある人の特徴などについてお話していきます。

まずは魅力を紹介します。

■スケールの大きい仕事に携われる
インフラエンジニアが関わる仕事は個人では扱いきれないような大規模なインフラ環境の構成や運用になることがほとんどです。自分の体ほどの大きさになるコンピューターを100台以上並べたりするので、なかなか体験できないことを経験できると思います。

■半永久的に仕事がなくならない
インターネットが常につながっているようになった今の時代、それだけ現代の生活に欠かせない存在となっているということ。つまりその構築・整備を行うのが業務であるインフラエンジニアは仕事がなくなることがないと言えるような状態です。ですが、それだけ必要な専門的な知識を求められるということなので、知識を常に保持していく努力は必要だと言えるでしょう。

■社会貢献率が非常に高い
ITインフラは、今や世界中あらゆる機器に利用されています。皆さんが使うSNSから空港管制や医療機器に至るまで、社会はITインフラがなくてはならない状態です。情報化社会と言われている現代、企業だけでなく社会的にも非常に必要とされている職業だとも言えます。

■高収入を狙いやすい
IT業界の中でも平均年収が高く、平均年収額は456万円とされています。

では次にインフラエンジニアに向いている人の特徴をお話しします。

□縁の下の力持ちタイプで活躍することが好き
インフラエンジニアは基盤を作り上げることが仕事です。表舞台よりも陰の実力者や裏方仕事を好む人に向いていると思います。

□事前準備が好き
「先を予測して」「念のため」というように先のことを見越して行動することが多いので、何事にも先のことを考えて行動できる人が向いていると思います。

□機械いじりが好き
画面上の操作も含まれますが、実際に機器の配線や設置を行っているので、機械の組み立てが好きな人や説明書なしでもゲームを起動できるような方は、インフラエンジニアに向いているでしょう。

高額年収ですが、さらに年収をアップさせる方法があります!

先程平均年収は460万円というお話をしました。年齢別で詳しく見てみると

◆20代の平均年収…300~400万円
◆30代の平均年収…350~500万円
◆40代の平均年収…400~600万円

となります。

インフラエンジニアは技術・専門職ですので、経験を積んでいくと共に給与が上昇していく傾向がある為です。資格取得をすれば、若いうちから年収を上げることも可能なので、自分の努力次第の見返り(給与)が期待できるという見方もできます。
中でもシスコシステムズ合同会社が提供する「CCIE」と呼ばれている資格を取得していると、インフラエンジニアとして最高レベルの知識と技術を持つことが証明されるので、平均年収が550~750万円と高額の平均年収を狙うことも夢ではないのです!ですが、この「CCIE」の資格保持者はインフラエンジニア全体のわずか1%にも満たないと言われるほどです。難関を突破してみたい、チャレンジしてみたい人は是非とも挑戦してみてください!

もちろんその他にもインフラエンジニアとして保持しておくと良い資格はあります。「LPIC」「Oracle Master」「AWS認定」といったものがあります。年収を少しでも早くアップさせたいと考えているのであれば、資格取得を目指すのは良いと思います。

もう一つの年収アップの道として、企業やプロジェクトに対してどのようなITインフラを用意するかを提案する案件定義などの業務を経験し、プロジェクトマネージャー(PM)やプロジェクトリーダー(PL)などの管理職を目指すのも一つの道です。
どちらの選択をしたとしても、年収の伸びは非常に高く将来性も高い職種であることは間違いありません。近年ではクラウド化の技術が進んできたため、フリーランスとして在宅のままインフラ構築・設計を行うという選択肢も増えたので、自分に合った選択で仕事をするのが良いでしょう。

未経験者も諦めることはありません!

「興味があるけれど、経験がない」「経験がなければインフラエンジニアは難しいかもしれない」と未経験ということがネックで挑戦できないという方にお伝えします。

「インフラエンジニアなること自体に資格はなくても大丈夫です!」

インフラエンジニアの採用市場は、システムエンジニア・プログラマーなどと同じく非常に人材不足の状態なのです。専門色の強い仕事ではありますが、未経験の人でも採用されやすい傾向にあるのです。

だからと言って誰でも簡単・すぐになれるというわけではありません。完全な未経験ですと書類選考で落ちてしまい、なかなか面接まで辿り着くことができないというケースも少なくはありません。調べてみるとインフラエンジニア向けの就職支援セミナーを開催している企業もあるので、インフラエンジニアになりたい、興味があるという人は、セミナーに参加するところかは始めるという選択肢もあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
インターネットが全世界に普及したことにより、このような職業や資格も増えています。就職するという中の選択肢が増えたということにより、自分の得意分野で働くこともできる時代になってきました。しかし、何事も自分の努力次第でいくらでも可能性は広がります。私の記事を読んで、インフラエンジニアになりたいという人の役に立てたら光栄です。

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