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案分計算ってなに?対象は?

公開日:2019.10.26
最終更新日:2019.10.26
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案分計算ってなに?対象は?

はじめに

確定申告をする際、自営業を営んでいる方は私生活と事業活動との境界線に悩まされることが多いと思います。

つまり「生活費」、「事業費」の割合ですが、このような時に案分計算という考え方で経費を算出します。今回は案分計算の方法や具体例、さらには確定申告のやり方などを詳しく解説していきたいと思います。  

案分とは

読み方は「あんぶん」と読みます。ビジネス場面や確定申告をしている方でしたらよく使う言葉ですが、日常的にはあまり使わない言葉ですよね。

三省堂の大辞林によると、その言葉の意味は『物品や金銭など基準となる数量に比例して割り振る事』とされています。つまり、同じ出費でもプライベートで使ったお金とビジネス上で使ったお金を割合に応じて経費を割り振る事を意味します。

フリーランスや個人事業主などが行う確定申告では、この案分という考え方はとても身近なもので、必ず知っておいてほしい項目です。大企業などの法人規模でやっている会社の経理ではあまり案分は使わないかもしれませんが、複数の事業所で共有で使うものを購入した場合、それぞれ事業所にも予算がありますので、案分計算で経費処理を行うケースもまれにあります。  

案分計算の方法と比率について

身近な家庭内のもので例を出していきたいと思います。

例えば1台の自家用車を、お父さん、お母さん、大学生のお子さんの3人でそれぞれ使ったとします。お父さんは通勤の為に月に700キロ程度、お母さんは休日にショッピングの為に200キロ程度、大学生のお子さんは週末の夜にお友達とドライブ程度で100キロ程度だとします。ガソリン代はお父さんがまとめて払っていますが、一ヶ月に12000円かかるそうです。このガソリン代をお父さんが3人で割ってお母さんと息子さんにそれぞれ4000円を請求したらかなり理不尽で不平等です。この考え方だと「等分」と言う考え方になります。

そこで平等にガソリン代を請求するために案分計算を行います。まずは構成比率について考えていきましょう。家族三人で一ヶ月の走行距離は「700キロ+200キロ+100キロ=1000キロ」になります。そこでお父さんの構成比率は「700キロ/1000キロ×100パーセント=70パーセント」になり、お母さんと息子さんの構成比率はそれぞれ20パーセントと10パーセントとなります。この割合の事を「案分率」と言います。

そしてその案分率に基づいて、それぞれのガソリン代を算出するとお父さんは「12000円×70パーセント=8400円」となりお母さんは2400円、息子さんは1200円のガソリン代の負担となり走行距離に応じて公平に案分計算ができたと言えます。

個人事業主の按分事例

フリーランスや個人事業主の方々は自宅兼事務所でお仕事をされている方が多いと思いますが、アパートの家賃の場合も案分計算を採用して経費を計上することができます。

例えば、総床面積が50㎡の2DKで15㎡の1部屋を仕事として利用している場合、15/50で30パーセントの案分比率にすることが可能です。次に水道光熱費などは仕事としての使用時間などから算出します。その他、案分できる項目を下記にまとめてありますので参照して頂けたらと思います。

①消耗品、事務用品:10万円以下のPCソフトも対象。
②新聞図書費:事業に関係のあるものに限る。
③自家用車:事業に利用した走行距離とガソリン代、車検費用を案分計算する。
④通信費:携帯電話やインターネットなど使用時間に応じて案分計算する。

これらのものを「家事案分」と呼びますが、これらの案分計算の考え方としては事業における「専有面積」、「稼働時間」、「稼働日数」、「必要個数」などの4つを軸に考えます。これらの構成比率は事業主に委ねられていますが、実際よりも低めの設定で算出した方が税務調査が入った時には説明がしやすいと思います。

さいごに

確定申告だけでなく、支払いの公平性を考えると案分計算は日常でもとても役立つ知識になります。仕事と日常が入り混じっている個人事業主だからこそ適切に計算して確定申告に計上できるようにしましょう。

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