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成果報酬とは?成功報酬との違いや仕組み、フリーランスでのメリット・デメリットも解説

公開日: 2019.11.04
最終更新日: 2021.09.07

成果報酬とは?成功報酬との違いや仕組み、フリーランスでのメリット・デメリットも解説

はじめに

フリーランスや個人事業主の方は、会社員やアルバイトのような固定給や時給制による給料ではないため、自身の仕事の裁量によって報酬を獲得する必要があります。当然のことながら残業代やボーナス、交通費、有休取得などのような会社員の方が得られる福利厚生はありません。「仕事を請け負ってその成果が認められた場合」のみ報酬を獲得する必要があります。
フリーランスや個人事業主の方の中には時給制や年俸制などで報酬獲得をしている方々もいますが、それはごく一部で仕事の契約時にクライアントからの信頼や自身の交渉能力によるものがほとんどだと思います。

会社員やアルバイトの方々は固定された給料の中から減額されることはありませんが、会社の業績によりボーナスなどの一時金が支払われ、それ以上になる事があります。しかし、フリーランスや個人事業主の方は、成果報酬や年俸制など契約金額以上の報酬をいただくことはほぼ稀であり、成果が出なければ報酬が減額されるリスクを伴います。
今回のコラムはこの「成果報酬」について説明していきたいと思います。

成果報酬とは

成果報酬とは「クライアントが求めた仕事内容(成果)に対して、必要最低限の条件や結果をクリアする事で報酬を頂ける」という定義になっています。ここで注意したいのが「どこまで成果を出したら報酬」と言うのがポイントであります。必ず最初の契約の時点で確認しておきたい項目でクライアントによっては成果を出さなければ報酬はゼロと言う可能性も出てきます。

また、似たような言葉で「成功報酬」と言うのもあります。成果報酬はクライアントがその仕事を依頼するだけで報酬がもらえるのに対して成功報酬は仕事を依頼して実際に利益が出なければ報酬をもらうことはできません。

以下に「成果報酬」と「成功報酬」の違いをまとめてみました。

①納期
成果報酬…定められている場合が多い
成功報酬…定められていない場合が多い

②報酬
成果報酬…条件をクリアすれば獲得できる。
成功報酬…クライアント側に利益が出なければ支払われない。

③仕事内容
成果報酬…ホームページ制作やシステム構築など製作にかかわるものが多い。
成功報酬…顧客の獲得や商品の販売など営業的な要素が多い。

成果報酬で仕事をする上でのリスクやデメリットについて

成果報酬はクライアント先の社員ではこなせない、もしくは社員では費用対効果が生まれないとの理由で、フリーランスへ成果報酬型として仕事を発注しているケースがほとんどです。つまり、仕事を受ける側としてはその労力や時間が場合によっては最低賃金を下回ってしまうことも可能性としてはあります。

また、必要な材料や道具、交通費などもすべて自分で用意しなければなりません。そして自分自身にも先の見えない不安から、クライアントの要望する内容と噛み合わず質が下がってしまう恐れもあります。一方的に途中から案件が打ち切りになるリスクも考えられます。特に実績のないフリーランスは、ひたすら辛抱して案件をこなしていき、さまざまなクライアントから信頼を勝ち取ることを意識して仕事をしていきましょう。

稀ではありますが、クライアントによっては仕事が契約通り完了したにもかかわらず入金が遅れたり、逃げられたりする場合もあります。契約時に支払い方法の確認や振込先の銀行などの情報も双方で確認する事も必要と言えます。

投資の世界では「卵は同じ籠に入れるな」と言われるようにリスクを分散しておく必要があります。成功報酬で仕事をしていくならば自分の体調や仕事のタスク管理を徹底してさまざまなクライアント確保をしておく必要があると言えます。

さいごに…

フリーランスと言う働き方は昔からある仕事方法ですが、近年ではそのような働き方が増えてきています。しかし、仕事とプライベートの区切りがつきづらく、体を壊してしまいがちです。

近年では、フリーランスの為の保険や確定申告支援など様々なサービスができてきています。これらをうまく活用してリスクを減らしていくことが重要だと考えられます。

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