インターネット用語16選!パソコン初心者でも知っておきたい用語を解説
はじめに
往々にして女性は、パソコン関連について苦手とされています。私などはその最たる例で、以前、携帯の写真をMacに取り込んでボードを作る機会があったときに、「取り込みたい携帯の写真をフォルダーにまとめてください」と言われました。
しかし、私は携帯の写真は撮りっぱなしで、フォルダーにまとめるなんてことをしたことがないから、その旨を主催者に伝えると非常に驚かれました。
パソコンの壁紙を変える方法ももちろん知りません。ましてやインターネット用語なんて、普段使うことがないですから、ほとんど分かりません。
ただ一応、勤務先ではMacとWindowsと2台のパソコンを使って作業を行っていますので、おそらく業務上必要最低限のパソコン用語は知っているつもりです。
そこで今回は、まったくの初心者にほんの少し毛が生えたレベルのパソコン経験者の私が、初心者に知っていて欲しいインターネット用語をご紹介したいと思います。
インターネット用語って実はかなり身近な存在!
「インターネット用語」なんて聞くと、私なんかは身構えてしまいますが、皆さまはいかがでしょうか?もし皆さまの中に、私のようなインターネットへの苦手意識が高い方がいらっしゃるようでしたら、お伝えしたいことが一つだけあります。
それは、「インターネットは、日常的な言葉になっていて、もしかすると皆さまも普段から使っている可能性がある」ということです。
例えば、日常会話でもよく登場する「ググる」という言葉。こちらはほとんどの方が、ご存じだとは思いますが、「Googleで検索する」の略語です。
また、在宅ワークに関係する「アウトソーシング」という言葉もインターネット用語になります。皆さまもよくご存じだとは思いますが、「社内の業務を外部発注すること」ですよね。
つまり、インターネット用語なんて、構える必要はまったくなく、既に一般的な言葉として日常的に使われている可能性が高いものなのです。
ではここからは、初心者向けのインターネット用語をお伝えしていきますので、どうぞお付き合いください。
インターネット初心者が知っておくべき用語その1
こちらではまず、初心者に知っていて欲しいインターネット用語をご紹介します。
■アルゴリズム
アルゴリズムという言葉に関しては、普段あまりパソコンになじみがない方でも聞いたことがあるという方がいらっしゃるのではないでしょうか。ただ、この言葉も他のインターネット用語同様、聞いたことはあっても意味までは知らないという方が多いかもしれません。
では本題のアルゴリズムとはいったいどういう意味なのかといえば、コトバンクによると「問題を解決するための方法や手順のこと」とあります。さらに「問題解決の手続きを一般化するもので、プログラミングの基礎を作成する基礎となる」と続きます。
ここから、事例を挙げてもう少しわかりやすく説明します。
主婦の日常を事例に挙げれば、例えば、夕ご飯を作る際、少しでも野菜を早く、家族全員分だけ効率切るためにはどうすればいいのかを考えながら、作られていることでしょう。
そのためには、少しでも時短をするために、重ね切りを試してみるなど、さまざまな方法で試行錯誤を繰り返していることと思います。
とてもざっくりした言い方をすれば、それがアルゴリズムの考え方の一つになります!逆に言えば、主婦の皆さんはすでにアルゴリズムを実践されているわけなのです。すごいですね!
■インデックス
インデックスについて、コトバンクでは、「データベースで検索や並べ替えを効率的に行うために使われる機能」とあります。こちらも「まさにおっしゃる通り!」という感じではありますが、これまたインターネット用語初心者には、少し分かりづらいですよね。
例えば、インターネットで「在宅ワーク」と検索した場合、一覧がザーッと出てきますよね?それがインデックスになります。
余談にはなりますが、もし在宅WEBライターを目指している場合、そのインデックスの上位にいかに食い込むことができるのかが非常に重要なポイントになります。
つまり、インデックスで最初のほうにヒットするということは、それだけそのサイトを閲覧している人が多い、すなわち、そのサイトの利用者が多いということになります。
ですから、在宅WEBライターは、いかにしてインデックスの上位に自分の書いた記事がヒットできるようにするのかを日々考えながら書き続けている、と言っても過言ではありません。
■階層
データが管理されてある場所を表すのに、「●●の“階層”にあるから」という使い方をします。「階層」という表現を用いると少し仰々しいですが、平たく言えば、フォルダーがある場所を表す言葉です。
特にデータファイルが多いところになると、どの階層にあるのかを把握しておかなければ、探すのにも一苦労するので、細かにメモを取るようにしましょう。
■コピペ
このインターネット用語も、内勤業務の方にとっては、一般的な言葉になっているのではないでしょうか。「コピペ」とは「コピー&ペースト」の略語になります。
私の場合は、データ入力の業務のときは、データを打つよりはコピー&ペーストしたほうが安全なので、よくコピペしています。あ!在宅WEBライターを目指している方は逆に、コピペの判断にはくれぐれもご注意くださいね。
■バグ
私なんかは「パソコン、バグった~」とよく使っていますが、もしかすると、一般的な会社では「バグった」より「落ちた」とかのほうがよく使われているかもしれません。ただ、おそらく広告系・WEB系の会社では、(あまりよくありませんが)日常的に使われているのではないでしょうか。
「バグ」はコトバンクによると、「バグとは“虫”の意味で、パソコン用語ではプログラムの中の誤りのこと」だそうです。そのため「正しい動作をしない、想定していない操作をしたときにトラブルを起こすなどの原因になる」とあります。
私の場合、なぜだか分かりませんが、急いでいるときに限ってよくパソコンがバグり、悲鳴をあげながら仕事をしています(…)。
■バズる
こちらのインターネット用語も、公用語的な言葉になっていますよね。ただ、ある程度の年齢の方になってくると、使用する機会があまりなくご存じないかもしれない言葉かもしれません。
しかし、もしWEBコンテンツを扱っていたり、広告業界に就職したいと思っていらっしゃる方ならば、知っておくべきインターネット用語だと思います。
「バズる」はコトバンクによると、「ウェブ上で、ある特定の事柄について話題にする。特にSNSを通じて多人数がうわさをしたり、意見や感想を述べ合ったりして、一挙に話題が広まること」とあります。
少し前にはなりますが、「伯方の塩」の声優募集がSNSから一挙に広まり、声優が決まったときは朝の情報番組で放送をされていました。このような現象を【「伯方の塩」がバズった】という表現をします。
■バナー
「バナー」というインターネット用語は、聞かれたことがありますか?こちらも、ホームページ制作の仕事を希望されているならば、知っておくべき言葉かもしれません。
この「バナー」について、コトバンクは「垂れ幕の意味で、インターネットでは、Webページに表示されるWebサイトの広告やリンクの画像」を指すと説明してあります。その広告画像をクリックすることで、広告主のWebサイトにリンクするシステムのことです。
ここまで読んでいただくと、「そういえばヤフーのメールをクリックする前に、その上にある広告が気になったのでクリックしたら、広告先に飛んだな~」なんて思い出された方もいらっしゃるのではないでしょうか?それがバナーになります!
そのバナーを「自分のWebサイトに掲載することで報酬が得られ、表示回数やクリック回数によって報酬が発生するものや、商品の売り上げに応じて成果報酬が得られるものが」あるのは、今ではWeb業界以外の方でもよくご存じなようです。
ですから、バナー制作する方は、いかに「クリックしてもらうか」を日々研究されています。
■ブラウザー
「ブラウザー」もよく聞く言葉ではありますが、いざ「説明して!」となると、ちょっと自信がない…という方が多いのではないでしょうか。おそらく「インターネットに関係する言葉かな~」というのは、ご存じだと思います。
では、「インターネットのなにに関係する言葉なのか?」ということになると、自信を持って説明できるインターネット用語初心者の方は少ないのではないでしょうか。
ではそんな「ブラウザー」の意味ですが、「Webサイトを見るために使うソフトのこと」になります。この説明でも、初心者からしてみれば、まだ少し分かりづらいと思います。
そこで、事例を挙げれば、「Internet Explorer(IE)」や「Google Chrome」、「Safari」や「Firefox」などがブラウザです、と言えばご理解いただけるのではないでしょうか。
事例を挙げれば、「それが「ブラウザ」なんだ~」って思われたかもしれませんよね。そうなんです!インターネット用語なんて、そんなに難しいものではなく、本当はかなり身近なものなんですよ。
■プログラミング
小学生のお子さんをお持ちのママならば、ご存じの方が大半だとは思いますが、2020年より小学校でプログラミング教育が必修化されます。
この背景には、現代社会の問題が関係しているようです。例えば、どこの業界も人手不足は切実な問題ですが、実は、IT業界でもエンジニア不足は、かなり深刻な問題になっています。
しかも日本は、特にプログラミング教育に関して、世界の先進国と比較してもかなりの後進国。そのようなことも受けて、2020年より小学校でプログラミング教育が必修化されることになったのかもしれませんね。
以上より、特に小学校のお子さんがいるママには、インターネット用語としてはもちろん、自分の子どものためにも、「プログラミング」についてはぜひ知っておいていただきたいのです。
では本題の「プログラミング」ですが、「コンピューターが理解できるように、コンピューター語で、人間が意図した処理を行うように、コンピューターに指示すること」になります。
コンピューターは非常に賢いですが、コンピューター語で指示をしなければ、何もしてくれません。そこで、コンピューターにコンピューター語で指示を出せる人が必要とされており、そのような人を「エンジニア」とか「プログラマー」と呼びます。
そして既述の通り、そのエンジニアやプログラマー不足が、喫緊の課題になっているわけです。
大人は、自分の経験から、先入観を持って物事に当たる傾向があります。しかし、子どもは先入観なく物事に臨むことができます。しかも、生まれたときからパソコンがあるので、パソコンに対する苦手意識が大人よりも低く、プログラミング対しても大人より慣れ親しみやすいです。
以上より、大人の私たちがコンピューターに対して感じているような先入観を持つことなく、パソコンに接することができるわけです。ですから、プログラミング教育の必修化を機に、親子でプログラミングを学んでみるのもいいかもしれませんね。
インターネット初心者が知っておくべき用語その2
インターネット用語にも少し慣れてきたことと思いますので、こちらでは、アルファベット表記の初心者に知っていて欲しいインターネット用語をお伝えします。
こちらの説明に関しては、エクスメディア著『超図解®パソコン用語事典 2007-08年版』(エクスメディア発行)を参照しています。
■AI(エーアイ)
人間が持っている、認識や推論などの能力をコンピューターでも可能にするための技術のこと。「人工知能」とも呼ばれています。今年も新卒の採用や人事考課にAIが利用されたことがニュースになるなど、相変わらず話題性が高いインターネット用語です。
■CSV形式(シーエスブイ形式)
表計算ソフトなどで開くことを前提に、データを「,(コンマ)」や改行で区切って並べたテキスト形式のファイルのこと。…私はこのコンマのおかげで、データがちゃんと流れ込まず、コンマを消す一連の作業を試行錯誤しながら取り組んだことが、昨日のことのように思い出されます…。
■IP電話
通常の電話回線の代わりに、IP(Internet Protocol)ネットワークを利用して、音声通話を行う技術のこと。
『ママワークス』でも在宅のテレフォンアポインターの募集があると思いますが、おそらく在宅の場合、このIP電話を利用している会社が、多いのではないでしょうか。
もし、「在宅のテレフォンアポインターって、自宅の電話を使うのでは?」ということを心配して、応募をためらっている方は、その心配は低いと考えられますので、まずは応募をしてみてくださいね♪
■MTX(マトリックス)
マトリックスと言っても、もちろん、映画の『マトリックス』ではありません。ウイルスの一種で、感染すると、パソコンのアドレス帳などに登録されている電子メールアドレス宛にウイルスを送信します。
おそらく在宅ワークでパソコンをお使いの皆さまは、依頼主である企業を契約する際、ウイルス対策ソフトのことなど確認されると思います。本当にパソコンウイルスは怖いものなので、しっかりと対策をしたうえで、くれぐれもご注意くださいね。
■OS(オーエス)
私自身、「パソコンのオーエスはなに?」と初めて聞かれたとき、「何を言ってるんだろう…」と思ったものでした。OSとは、コンピュータの管理やユーザーへのインターフェースとその動作などを実現するソフトウエアのことを指します。
事例を挙げれば、マイクロソフトの「Windows」であったり、アップルの「macOS」などがOSに当たります。このようにパソコン用語は、事例を挙げれば、「な~んだ」と思うものが多いのが特徴のような気がします。
■SNS(エスエヌエス)
インターネット上における人と人の交流を支援するサービスのことです。多くの日本人が利用しているであろう「LINE」や最近経済系のニュースでちょくちょく取り上げられている「mixi」などがSNSに当たります。
先ほども指摘をしましたが、パソコン用語はこんな感じで、あまりにも普段の生活に溶け込んでいるから、説明を受ければ、「な~んだ」と思うことが多いです。
なので、身構えることなく、気楽な気持ちでインターネット用語に取り組んで行ってくださいね。
■URL(ユーアールエル)
インターネット上にある、情報が保存されている場所を指定する表記のことになります。「http://www.〜/〜.html」がそれに当たります。これならインターネット用語初心者の方も見たことがありますよね?
繰り返しにはなりますが、おそらくインターネット用語を覚える一番の方法は、この「な~んだこれか!」と気付くことだと思います。これを機に、一つでも多くのインターネット用語の気づきを増やして行きましょう。
おわりに
いかがでしょうか?おそらく見たことがある、あるいは聞いたことがある単語が多かったことと思います。何事もそうですが、意外と普段見たり聞いたりしているものほど、いざ聞かれてみると知らないことが多いものです。
「聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥」ではないですが、分からないことは、聞いたり自分で調べてみると、意外と「目から鱗」的な発見があります。
私もパソコンはかなり苦手で、本業の二次面接で「私が校正の仕事を行っている一番の理由は、パソコンが嫌いなうえに、スキルがまったくないからです」と正直に言って、笑われたくらいです。
そんな私でも、いつの間にか、ExcelのVLOOKUPを使うようになり、Photoshopを使うようになり、InDesignを使うようになっていました。
まだまだスキルと言えるレベルには程遠いものではあります。しかし、以前ほどのパソコンに対する恐怖や毛嫌いはなく、何かトラブルが発生しても、自分一人の力で何とか解決できるようにはなってきました。
こんな私ですから、パソコン初心者の方のお気持ちはよく分かっているつもりです。今回のインターネット用語がきっかけで、パソコンの世界に少しでも興味を持っていただければ幸いです。頑張ってくださいね!