名刺作成は外注?自作?フリーランス必見、作成のデザイン・印刷相場を解説
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それが名刺だと私は考えています。
前職が保育士だったため、私は名刺というものとは縁がない社会人でしたので「名刺」という存在に今でも憧れがあります。主人は名刺を多用する職種なので、出張などの前には名刺枚数を確認してはよく「そろそろ名刺を作らないといけないな!」とつぶやいています。主人は、あまり名刺を多くは必要としてはなく、また経費で落ちるので自分自身で名刺を作っています。もし外注でお願いするとしたらどれほど費用はかかるのか?名刺に関するいろいろな情報をご紹介していこうと思います。
どんなことを名刺にすればいい?
名刺は取引先の方たちにお渡しするものですので、いろいろな情報を記載していかなくてはいけませんよね?一般的に記載されている場としては
・氏名
・会社名・屋号
・住所(勤務先)
・電話番号・FAX番号
・メールアドレス
・WebサイトやSNSのURL(あれば記載している場合があるそうです)
・営業時間と定休日
・所有資格やスキル
等の情報が記載されています。ですが、ただこのような情報が箇条書きで記載されていても印象に残らず、名刺としての役目を果たしてはいません。では、どのようにしたら取引先の相手に印象が残る名刺を渡せるのか?また名刺を作成するならばどのようなことに注意していくことが必要なのかをお話していきます。
◆フリーランスなどの場合、プライベートな情報は取り扱いに気をつけよう!
フリーランスや自営業等の人は自宅兼オフィスという人もいらっしゃいます。この場合、必ずしも住所などのプライベート情報は記載しなくても大丈夫です。この場合はあらかじめ「住所がある名刺」と「住所がない名刺」の2つを用意して相手によって使い分けると便利です。信用できる取引相手・書類などを郵送したい相手などには住所を記載されているものを渡すようにすることで、プライベートの開示を必要最低限にすることができます。
◆名刺のデザインで覚えやすさもUPする!
名刺のデザインにも実は「見やすいレイアウト」の黄金比が存在しています。この黄金比を意識しながら自分がどんな人間かを的確に表現した名刺は相手の印象に残るものとなります。名刺をきっかけに会話が弾むなんてことにもなりますので、名刺のおかげでビジネスチャンスが巡ってくることがあるといっても過言ではないのです。シンプルかつ印象深いものを考えることが名刺デザインでの重要ポイントとなるのです。
名刺の相場ってどれぐらい?業者を決める時のポイント
自分では名刺を作るのが苦手だから外注しようという人もいると思います。そんな人のために、名刺作成の費用相場をご紹介していきます。
※ご紹介しているものは一般的な価格となっています。デザイナーやデザイン会社によっては高額提示をされることもありますので、参考程度にご覧になっていただけると助かります。
◆印刷費用相場
1枚当たり10~100円程が相場と言われています。安い順から
・片面モノクロ
・両面モノクロ
・片面カラー
・両面カラー
という順になり、同デザインでも費用が異なってきます。また大量にロット発注すると1枚の単価を抑えることが出来る業者も多く存在します。名刺のデザインを変更しないという考えである人は、一度に大量発生した方がお得になります。
◆デザイン費用相場
デザインにかかる費用は平均3,000円~5万円程が相場だそうです。印刷費用に比べるとデザイン費用の方が業者によって金額差が大きく差が開いています。「修正〇回まで対応します!」と修正費用も含まれていることもあるようなので、1,2回程度の修正でしたら、さほど金額に大きく影響はしないと思いますが、何度も繰り返して修正依頼をしてしまうと追加料金が発生してしまうこともあります。コストを抑えたいのであれば、発注前にしっかり打ち合わせやデザインを考え、イメージをすり合わせるようにしておくと良いでしょう。
◆ロゴ作成費用相場
ロゴの作成ですと1万~5万円が相場です。先程のデザイン費用に比べてしまうとかなり割高に感じてしまう金額かもしれませんが、ロゴ=企業などの顔となる重要な存在です。また、1度ロゴを作成してしまえば、名刺だけでなく会社のホールページや販促品やノベルティグッズにも利用できるなど多様な使い方ができます。そう考えるとこの相場にも納得できるとも思います。
◆イラスト作成費用相場
主人の名刺にもキャラクターが入っていますが、可愛くてすごくいい印象な名刺だなと思うことがありました。このような印象を与えたくて、イラストを名刺に入れたいという人も多いかと思います。
このイラストを作成するための費用は3,000円~1万円程が相場となります。イラストを入れるだけで印象を与えられるのであれば「安い」と感じる人もいるかと思います。こちらもお勧めなのですが、5,000円前後の費用で自身の似顔絵を作成してくれる業者もいるようです。似顔絵は自分の顔を売るには最適なイラストと言える上、親近感を持ってもらえるでしょう。
ここまでざっとではありますが、費用相場をお話してきましたが、やはり安く済ませられるのであれば安く済ましたいと思うのが当たり前だと思います。実際に費用を抑えるためにするべきポイントをご紹介していきます。
◆いろいろな業者から見積もりをもらい、比較すること
費用だけでなくクオリティまで納得できる業者と出会うためには見積もりを取りながら業者を吟味していくことが欠かせません。その時「修正費用は発生するのか?」「修正費用はいくらになるか?」「納期の最短はいつ頃になるのか?」など事前に気になることをピックアップしてすべて質問しておくと、打ち合わせもスムーズに行うことができます。業者は企業から個人までたくさんありますので、たくさんの業者と積極的にコンタクトを取るようにしましょう。
◆個人のデザイナーとのコンタクトの取り方
企業とコンタクトは取れても個人デザイナーとコンタクトが取りづらいという人は、クラウドソーシングサービスを利用すると良いです。クラウドソーシングサービスには発注者と受注者を効率的に結び付けるのに最適で、名刺作成実績が多いユーザー、でザイルスキルの優れたユーザーも多数登録しています。今まで作成してきた名刺のデザインを紹介していることもあるので、参考にしやすく作成イメージも思い浮かび安いという利点もあります。値段交渉も行えるので、費用を抑えることも可能です。
◆納得するためには業者にこだわろう!
安い=良いとは限りません。費用を気にしすぎてしまって印象が良くない名刺が出来上がってしまうのではそれこそ“無駄遣い”となってしまいます。名刺作成業者には時間をかけてじっくり吟味して作り上げるようにしてほしいと思います。
内製と外注のメリット・デメリットを比較
ここまで名刺の外注についてお話していきましたが、主人のように自分で名刺を作成している(内製)人もいらっしゃいます。実際に内製と外注だとどのように違いが出てくるのか?それぞれのメリットデメリットについて比べてみようと思います。
まずはそれぞれのメリットをお話しいたします。
【内製】
●名刺1箱当たりの単価が安い
1番のメリットはやはり価格が押さえられるという点です。印刷にかかるのはインク代と紙代のみなので、外注に比べとても安く済ませることができます。
●名刺以外にも社内印刷できる
使用するプリンターにもよりますが、封筒やチラシなどの名刺以外の印刷も社内作成することができます。
例えば、簡単に名刺を作成するツールとして、Canvaがおすすめです。
Canvaで名刺を作成するには、好きなデザインを選択し、必要な個所を変更すれば、名刺のデザインは完成します。
Canva公式:https://www.canva.com/ja_jp/business-cards/
自社で名刺を作成しない場合は、外注も検討してみましょう。
【外注】
●繁忙期にも対応してくれる
異動時期や移転時期には発注数が増え印刷業務に時間がかかってしまいます。また名刺作成の時間を他の業務に充ててしまうので、作成する時間を確保することが出来なくなってしまう可能性もあります。業者に依頼することで社内の負担を軽減できる上に納期通り(欲しい時期)に納品されるのも安心するポイントです。
●特殊加工にも対応してくれる
浮き出し印刷(QRコード等)や型押し、金箔やPP加工などをつけるためには専用の機材や技術が必要となってきます。専門的なことになってしまうので、このような加工をしたいのであれば業者に依頼した方が良いでしょう。
次にデメリットをご紹介していきます。
【内製】
●設備を揃える必要がある
これまで社内印刷を行っていない場合、プリンターやカッターなどの機材を一から揃えなくてはいけません。初期投資にそれなりの費用が掛かってしまいます。
●スペースや人材の確保が必要となってしまう。
プリンターの設置、作業スペースを用意しなくてはいけません。また税氏を作成するために人材も確保しなくてはいけないので、いろいろと手間がかかってしまいます。
【外注】
●名刺1箱当たりの単価が高い
当然なのですが、業者への利益が上乗せされるので価格は高くなってしまいます。
●小ロットでの作成に対応できないことがある
小ロット(100枚以下)の作成に対応することができない、対応できたとしても割高になってしまうこともあるので、やはりどうしても費用は高くなってしまいます。
やはり内製・外注それぞれ一長一短なところがありますので、会社勤めであれば会社の方針に従う、フリーランスであれば自身が納得する方法を選択するためにいろいろな情報を集めて吟味することが必要だと感じました。
おすすめ業者ランキング☆
さて、もしあなたが名刺作成を外注すると決めたならどこに作成を依頼しましょう?おすすめ業者をいくつかご紹介します!
★1位★ ラクスル
最近CMでも見かけることが増えてきた「ラクスル」!やはり堂々の人気度でした!
ラクスルの魅力は
・名刺100枚の両面カラー印刷が税込500円(この価格は注文後7営業後の出荷の場合です)
・240種類もあるデザインテンプレートで種類豊富
・自分でデザインをするための無料テンプレートがある
・名刺サイズが豊富(通常のサイズ・欧米サイズ・小型サイズに対応)
見た目も美しく、更に両面カラー印刷ができるのは最大のポイントと言えるでしょう。
※即日出荷の場合は価格が変化しますので、ご注意ください。
★2位★ アスクル
オフィス用品の販売をしている「アスクル」、実は名刺作成も行っているのをご存じでしたでしょうか?アスクルの魅力は
・名刺100枚の片面カラー印刷が950円
・注文してから翌日に届く(午後3時までの注文の場合です)
・400種類のデザインプレートから選ぶことができる
・自由編集機能で会社ロゴやQRコードが簡単に挿入できる
・テンプレートを利用することでWeb上での編集が可能
種類が豊富なので、美容師系・建築系・医療系・飲食系など業種やビジネスシーンに合わせた名刺を作ることもできます。
★3位★ 名刺良品
こちらの魅力は
・片面モノクロ印刷・両面カラー印刷もすべて100枚500円で注文ができる
・イラストレーターで作成した名刺データがあれば用紙を選ぶだけですぐ注文が可能
・富士ゼロックス社の2,400dpi高解像度のオンデマンド最高峰レーザー出力の印刷機を使用
先程お話しした「データがある場合」でしたら、簡単注文だけでなく即日印刷・配達が可能なので、急いでいる場合は嬉しい対応ですね。また最高峰の印刷機を使用しているため、写真やロゴなども色鮮やかに印刷することができます。
★4位★ アドプリント
こちらの魅力は
・メール便名刺なら100枚の片面・両面のモノクロ・カラー印刷どれでも570円で作成
・高級用紙名刺もメール便名刺なら990円で作成できるのでお得
・メール便名刺サイズも4種類から選べます
(通常サイズ・変形サイズ・3号名刺(女性用)・欧米サイズ)
・メール便なので400枚までの注文も可能
すでに名刺原稿データがあるのであれば追加料金なし・送料無料、570円で注文ができます。データがない場合でもデザインデータの作成代行を追加料金付きのオプションで選択もできます。
★5位★ 激安名刺ドットコム
こちらの魅力は何よりも安さです。
・片面モノクロ印刷(通常サイズ)100枚で290円
・平日の14時までに注文すると当日配送が可能
・最新のオンデマンド印刷機を導入しているので高画質の名刺印刷が可能
100枚290円なのはすごく安いので、業界最安値を目指していることを謳っているのにも納得ができます。何より14時までの注文で当日配送してくれるのはすぐに名刺が欲しい人にはすごく助かります。安いから印刷が雑なのではという不安もありましたが、最新の印刷機が作成してくれるのならば安心して作成依頼ができます。
サイズはクレジットカードと同サイズの名刺も同じ価格で注文可能なので、財布などに入れたい、収納しやすいサイズが欲しいという人にはお勧めです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
名刺を作るだけでもこんなにも業者がいること、作成するときに工夫する点があることなど、名刺を作ったことがない私にはどれも新鮮な情報で驚くこと勉強になることばかりでした。
皆さんももし外注で名刺を発注するのでしたら、ご紹介した内容を参考にしてみてはいかがでしょうか?この世に1つしかない自分だけのオリジナルの名刺が出来たらいいですね♪
【参照元】
◆【ランキング】高品質で安い名刺業者おすすめ7選を発表!
◆フリーランスで個人名刺の自作に挑戦!必須事項や作り方について
◆【名刺作成の費用相場は?】好印象なデザインをプロに外注しよう!
◆名刺作成は内製?それとも外注?メリットとデメリットを比較!