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イラスト系の仕事にはどんな職業がある?働き方や収入、フリーランスでの仕事の受注方法について

公開日: 2020.09.07
最終更新日: 2020.09.07

イラスト系の仕事にはどんな職業がある?働き方や収入、フリーランスでの仕事の受注方法について

絵を描くのが大好きで、「イラストを描くことを仕事にしたい」と考えている方は結構いますよね。しかし、イラストを描く仕事といっても、さまざまな種類があります。
そこで、イラストを描く仕事にはどのような職業があるのか、また仕事の探し方や必要な資格・条件などについて解説していきたいと思います。

イラストを描く仕事とは?

イラストといっても、いろいろな種類がありますよね。
まず、その種類・職業についてまとめてみました。

イラストレーター

雑誌などの挿絵や、チラシやポスター・パンフレットなどのイラスト・商品パッケージなどのイラストなどに挿絵を描くお仕事です。最近では、Webメディアに載せるイラストを描くお仕事が増えています。
イラストレーターのなかでも、絵本用のイラストに特化した絵本作家というお仕事もあります。

○アニメーター
http://www.janica.jp/survey/survey2019Report.pdf

同じイラストを描く仕事と言っても、アニメのためのイラストを描く仕事をアニメーターといいます。人物描写や背景描写などがありますが、絵が好きなだけではなく、「アニメが好き!」「キャラクターが好き!」という方が多いです。
ちなみに、アニメーターが手がけるものでもっとも多いのがテレビシリーズで、次に多いのが劇場用映画作品です。ほかには、CMや番宣・プロモーションビデオ・DVDなどが挙げられます。

○2D・3Dデザイナー

平面的な絵をデジタルで描くのが2Dデザイナー。一方で、立体的な絵をデジタルで描くのが3Dデザイナーです。おもにゲームに登場するキャラクターやモンスター、背景などを手がけるお仕事です。キャラクターの善し悪しがゲームの売り上げを決定づけるといっても過言ではありませんので、プロデューサが指定するイメージにどれだけ近づけられるか、腕の見せ所です。当然ゲームが好き、キャラクターが好きという方にむいています。

絵を描く仕事の就職先・働き方

実際に絵を描く仕事をするとして、どういった就職先や働き方があるのかについてご案内します。

 

1:企業に所属して働く

まず一番一般的なのが、企業に所属するという方法です。
イラストレーターを募集する企業には、イラスト制作会社、デザイン会社、広告代理店、広告制作会社、出版社などがあります。また数はあまりありませんが、一般企業の社内誌や広報誌などを担当する部署での求人もあります。ただしその場合は、イラスト意外に制作物全体を担当する職務という可能性が高いです。

企業に所属するメリットは、なんといっても安定性です。たいていは給与制であるため、毎月決まった収入を得ることができたり、厚生年金などの社会保障制度も充実しているため、安心して勤務を続けることができます。もちろん会社に出社するための交通費なども手当としてもらえたり、住居手当や持ち株制度など、さまざまな福利厚生が期待できます。

一方でデメリットもあります。まずは、就職するのは高いスキルが必要なことです。また、企業の方針や上司の指示に従わないといけないので、組織内でうまくコミュニケーションととったり、場合によっては意に添わない仕事もしなければならない状況にもなり得ます。たとえば、自分が納得いかない出来で直したいと思っても勤務時間や算用時間が決められているので終了させられたり、逆に完成しているつもりなのに何度も書き直させられたりする場面にも出くわすはずです。また、思ったように評価してもらえないこともしばしば。当然、ストレスも生まれるでしょう。
ちなみに自分の芸術性を求めたり、つきつめたいという方にはあまりオススメはできない働き方です。

2:フリーランスとして働く

国内で急速に増えつつあるフリーランス。とくに、イラストレーターや2D・3Dデザイナーといったクリエイティブ系の仕事をしている人はフリーランスに切り替える人が増えています。
企業に所属すると、決められた仕事をこなさなければなりませんが、フリーランスであれば、好きな仕事を選べるうえ、有名になれば収入アップも期待できるからです。何よりも絵を描くのが好きな方は、たくさんいろいろな絵を描きたいと思うはずです。そういった方々は、よりさまざまな媒体や種類の絵にチャレンジしたいと考え、企業から独立して個人事業主として活躍しているのです。
なお、アニメーターに関しては、フリーランスのほうが多いという調査結果があります。

3:副業・兼業として働く

最後の選択肢は、あくまで本業としてほかの仕事をしていて、イラストレーターや2D・3Dデザイナーの仕事を本業の合間や休みの日に副業として行う、または兼業として同じくらいの度合いで行うといったスタイルです。
クリエイターとしてはまだまだ実力が十分ではなく、収入が不足する場合などといった理由がある場合などに、別の仕事で最低限の収入を確保するといった働き方です。
ちなみにもうひとつの仕事は、イラスト制作会社やデザイン会社など、同じ業界の仕事であるケースもありますが、カフェや本屋さんなどの店員など全く違う職種である場合もあります。
フリーランスとして活躍したいが、まだ学校を卒業したばかりの駆け出しの場合は、このような副業・兼業スタイルをとる方が多いかもしれません。または、これまで一般的なサラリーマンをやっていたけれども、どうしてもクリエイターの夢を諦めきれず、独学で勉強しながら少しずつフリーランスへの道に歩むといった方もこういった働き方をすることがあるでしょう。

 

イラストレーターのお仕事事情について

イラストレーターとして働いている人のうち、イラストレーター1本で仕事をできている人、兼業や副業をしている人などの割合は実際どれくらいなのかが気になりますよね。
あるアンケート結果によると、本業のイラストレーターで収入を得ていると答えた人はわずか15.1%でした。そして兼業・副業をしていたり、扶養に入りながらイラストで収入を得ている方は24.2%でした。なんと残りの6割はイラストでは収入を得られていないという結果でした。(株式会社 MUGENUP イラストレーター白書 2019より)
とはいっても、イラストレーターとして活躍し収入を得ている人はたくさんいます。しかし、このアンケートでも分かるように、収入を得られずともイラストを制作している人がいるということです。たしかに、インターネット上には無料でダウンロードできると謳ったイラストが無数に掲載されています。イラストを描くのが好きで、収入とならなくても皆に見てもらいたいというアマチュアの方がいっぱいいる以上、逆にイラストレーターとして生計をたてるために、より企業に価値を認められるイラストレーターを目指す他ありません。

ちなみに収入を得ている4割の方が、どのようにして働いているかの内訳は、以下の通りです。

※株式会社 MUGENUP 「イラストレーター白書 2019」より作成

 

イラストレーターを本業としている人は、16%の割合で企業と雇用関係にある(会社員)と答えています。雇用をされつつ、個人でもイラストレーターとして収入を得ている6.2%を個人とは考えず会社員と判断すると、残りの77.8%の人はどこにも所属せず、個人や個人事業主として収入を得ている。つまり、一匹狼的な働き方だと言うことができます。副業・兼業ともなると、その割合はもっと拡大し、9割の人が個人や個人事業主として働いていることとなります。
やはり、イラストレーターという職業で、企業に属するのは非常に限られた人数ということが分かります。ちなみに、本業・副業・個人・企業に所属など種類を問わず、もっともお仕事のニーズが高いのは、キャラクター系のイラストや一枚絵のイラストでした。ゲームやアニメといった対象の場合、どうしてもキャラクターが出てくる頻度が高いため、そういった仕事が必然的に多くなると思われます。なお、宣伝POPやカットなど広告系は21%程度でニュースやコラムなどの挿絵カットは12.3%と低い数字となりました。

アニメーターのお仕事事情、年間収入について

次に、アニメーターのお仕事事情については、こんな調査結果をご照会します。
平成30年度の文化庁「メディア芸術連携促進事業」の調査結果によると。アニメーション制作者として正社員として働いているのが14.7%で、契約社員が6%、アルバイトやパートといった就業形態が0.5%でした。一方フリーランスが50.5%、自営業として製作しているのが19.1%
と大半を占めています。とはいえ、フリーランスとして業務委託を受けていても、業務委託先の会社に行き、社内スタッフのように働いているというケースが少なくありません。自宅で仕事をしていると回答した人は3割未満で、残りの7割近くが制作会社にて制作作業を行っていると回答しています。
しかし、あくまで業務委託という扱いなので、福利厚生や健康保険などは受けられないようです。

なお、アニメーターはおよそ10時~12時に仕事を開始する方が半数で、22時から24時まで仕事をしている方が多いです。副業としてアニメーターをしている人のなかには、16時や17時から開始なんて方も少なからずいます。
休日に関しては週1か週2日以上休みという、サラリーマンと同じスタイルの方が半数近くいます。しかし、なかには1ヶ月のうち3日以下という方が16.9%もいることに注目すべきです。仕事が多く終わらない、または収入を稼ぐために仕事をこなさなければならないといった事情があるのかもしれませんね。
最後に、アニメーターの年間収入についてもまとめておきます。

※出典:平成30年度文化庁メディア芸術連携促進事業の「アニメーション制作者実態調査報告書2019」

 

アニメーターの年間収入として、もっとも多いのが600万円超で、19.4%です。続いて500万超600万円以下と、250万超300万以下が同数の11.1%となっています。平均の年間収入は440万円で中央値は370万円でした。一方、2019年のサラリーマンにおける平均年収は307万7千円ですから、大幅に上回っているという方が2割近くもいることに注目です。
なお、年収は所得税や社会保険料、アニメーターとして必要なペンタブレットなどを購入した場合は、その経費などが引かれる前の収入ですので、実質的に手元に入る所得ではないことも知っておきましょう。
なお、アニメーターが自己負担しているもので最も大きいのは資料代です。そして、交通費・消耗品代・通信費と続きます。また、社会保障制度などが手薄なことからか、身体ケア・ケガ・病気予防に伴う支出を選んでいる方が3割いたことも注目です。
企業に所属しない場合、さまざまな媒体や仕事を受けることができたり、報酬も高額になる可能性もありますが、年金や病気やケガなどによる保障を自分で準備することが必要だと言うことも覚えておきましょう。

フリーランスの仕事の受注の仕方

次に、イラストを描くことを仕事にしたいという方がフリーランスを目指すうえで、知っておきたい仕事の受注方法について解説していきたいと思います。
新規案件を得る方法としては、「人脈の活用」を挙げる方がほとんどです。
かつて一緒に仕事をした人、かつて所属していた企業から声をかけてもらって次の仕事を得るといった方式です。これは、イラストを描く仕事に限らず、プログラマーなど他のフリーランス業にも通じることです。もちろん、そういった知人に仕事があったら声をかけるよう予めお願いしておくことが欠かせません。

 

フリーランスとなったからには、紹介を待っているだけでは十分ではありません。求人サイトを見るのは当然、クラウドソーシングサイトのチェックが欠かせません。
クラウドソーシングとは、ある業務やプロジェクトを行う際に、不特定多数に対して募集をかけることをいいます。継続的に行われる仕事から、単発の仕事までさまざまです。
次にスカウトされる方法です。「え?どうやったら、スカウトしてもらえるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。確かに、ただ待っていただけではスカウトされる確率は0に近いでしょう。なぜなら、企業からの依頼でイラスト作成の仕事をした場合、著作権は企業に属することがほとんどなので、自分の名前はでないものだからです。
そこで、自分にはこういったことができるということをアピールすることや場が必要です。
その方法としては、まず、ポートフォリオを作成すること。そしてWebなどに公開することです。SNSを使う方も多いですが、きちんとしたポートフォリオを作成することをおすすめします。企業の面接で活用することも可能ですし、より効果的なアピールが叶うからです。
ポートフォリオについて詳しく知りたい方は、「ポートフォリオの「なに?」「どうつくる?」がまとめてわかる! 初心者向けガイド」や「職業事に違う!?クリエイターが知っておきたいポートフォリオ作り方や便利サービスについて解説します」についてご覧くださいね。
最後に、自分から目当ての企業に営業をかけるという方法です。実力があって、企業の求めるものと一致していれば、成功する確率は少なくはありません。なお、その際にもポートフォリオが必要ですので、フリーランスにはポートフォリオは欠かせないツールと考えた方が良いでしょう。

まとめ

今回は、イラストを描く仕事について、収入や働く時間も含めて、解説してきました。
職業がらフリーランスが多く、フリーランスに対する説明が多くなりましたが、もし専門学校や美大を卒業する予定の方であれば、学校に就職先を紹介してもらうのが常套といえる方法です。企業に所属できれば、就職後に先輩や上司の指導を受けながらスキルアップも可能ですし、何より安定した収入や保障制度を得ることができます。
もし、フリーランスになりたいとしても、まずは企業で、イラスト受注から企画案の作成、イラスト作成、そして納品前のチェックなどの一連の流れをしっかりと理解し、学んでおく必要があります。ぜなら、フリーランスの場合は、言ってみれば自分が営業でもあり、自分が責任者でもあるからです。イラストが好き、上手なだけでは、十分な収入を得るのは難しいと理解をしておくべきでしょう。
しかし、自分の作品が世の中にでたときには、誰よりも喜びを感じられる仕事でもあります。実際に、仕事に対する満足度が高いと回答している方が多いことがそのことを表しています。とはいえ、より確実で高単価の収入を目指すのは良いことといえるでしょう。クラウドソーシングやSNS、ポートフォリオなどを活用しながら、ぜひ求められるクリエイターを目指してくださいね。