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SE以外にもおすすめのサイドビジネスはある!副業SEになるための仕事の見つけ方や注意事項のまとめ

いま、副業を始める人が増えています。
副業が解禁され、ヤフージャパンやユニリーバなどの大手企業も副業人材の募集に乗り出しました。
現在SEとして活躍している方のなかにも副業SEが増えつつあります。
ITの知識のあるSEはたくさんの企業に必要とされているからです。
しかも、本業のSE以外で、SEの知識や経験を活かせる副業があるのです。
そこで今回は、副業に関する情勢やSEにおすすめの副業、そしてその見つけ方などを解説していきたいと思います。

目次

副業する人が増えている

副業する人が増えていると言われても、もし周囲に副業者がいなかったら実感がないかもしれません。
しかし、あるデータによると、20代の副業経験者の割合は18.68%、30代では21.65%、40代ともなると23.17%という少なくない数字になっているのです。
3,40代では5人に1人が副業を経験しているということですね。

※出典:https://www.geekly.co.jp/column/cat-geeklycolumn/1910_020/

「え?そんなにいないはず」と疑問に思った方もいるかもしれませんが、副業していることを堂々と周囲に宣言する方はあまりいないこと、また業種や現在の年収により多少偏りがあるのではないでしょうか。

ちなみに副業を始める理由はさまざまです。
「収入を増やしたいから」が54.9%ともっとも高くなっていますが、「自分が活躍できる場を広げたいから(23.9%)」「様々な分野の人とつながりができるから(18.0%)」「現在の仕事で必要な能力を活用・向上させるため(12.8%)」などといった自己啓発系の理由も多いのです。(厚生労働省「副業・兼業の現状②」より ※回答は複数選択可)
確かに、収入が増えるだけでなく、自分のスキルアップにつながるのであれば、生活だけでなく本業の充実にもつながると言えますね。

SEなら引く手はあまた!

では企業側の考えはどうでしょうか。
そもそも副業として業務を遂行するような人を求めているのかも気になりますよね。
答えはYESです。
なかには、正社員のフルタイムワーカーよりも、部分的に業務を請け負ってくれる人を探している企業もいます。冒頭でご紹介したヤフージャパンやユニリーバは、はっきりと「ギグパートナー」や「副業人材」といった言葉を使って募集していることからも納得いただけると思います。英語に通じている方はわりと良く耳にする「ギグ」という言葉ですが、ライブなどで行われる短いセッションといったような意味です。ビジネスで使われるこの場合のギグは、あるプロジェクトを一緒に遂行してくれる(盛り上げてくれる)方といったような認識で良いでしょう。
つまり、本業ではなく、まさに副業として部分的な参加を求めているというわけです。

では、世の中にある企業は、どのような副業人材を求めているのでしょうか。

上のグラフは、兼業・副業に関するニーズを捉えるために企業に行ったアンケート結果です。大企業と中小企業とに分け、不足している人材について調査をしています。その結果、いずれも、「同事業で経験を積んでいるような即戦力社員」が上位にあがりました。
また、「IT(情報技術)に精通した人材」も高水準となっています。中小企業は18.6%ですが、大企業はなんと37.1%という結果に。つまり、3社に1社はITに詳しい人材を必要としているということです。

実際に副業人材を受け入れた場合、どのような職種を求めるかという質問に対しても、大企業、中小企業ともにエンジニアやIT関連の技術職が圧倒的1位となっています。
SEのようにハードウェア、ソフトウェアや両方に精通している人材がまさに求められていることが分かりますね。

SEにおすすめの副業

では、具体的にSEにむいていると言われる、おすすめの副業についてご紹介していきます。

○SE
本業であるSEの知識を活かせる仕事といえば、SEです。
在宅ワーク可能なSEの仕事も多いので、家にいる時間を活かすことができます。
主に時給制のものと業務委託制(成功報酬制)のものがあり、時給制のものであれば、月に50時間などおおよその時間が決められています。ただしあまり多いものだと本業に支障が出るので本業の分量に応じて可能なものを選ぶ必要があります。
一方で業務委託の場合は成功報酬となります。早く終わればその分時間当たりの賃金はあがるのでスキルに自信がある方には特におすすめです。その反面、思ったように進まず、時間がかかってしまうと時間当たりの賃金が下がってしまううえ、完成して納品までしないと報酬は発生しないことに注意が必要です。
ちなみに、クライアントとの打ち合せなどのため、平日日中に連絡が取れることを条件にしているところもあります。
自分に合う条件のところを見つけることがやや難しいことと、副業未経験者が軽い気持ちで行うには不向きと言えるかも知れません。


○在宅プログラマー
ほとんどのSEであれば、プログラミングスキルもあることと思います。
実は在宅プログラマーの求人は今、かなり増えているので、本業終了後や休日を利用した副業にぴったりなのです。
普段は、クライアントへのヒアリングや設計書の作成などでプログラミングはしないという方も多いとは思いますが、得意のプログラミング言語が1つでもあれば、仕事は簡単に見つかります。
簡単なものであれば時給1,000円ほどですが、3,000円ももらえる高額案件もあります。
ただし、現在勤務しているところとライバル関係になる企業は避けましょう。

○アフィリエイト(ブログの開設)で収入を得る
SEの仕事内容に関するブログや、プログラミングに関するブログは人気が出るとかなりのアクセス数を確保できます。「未経験だけどこれからプログラマーを目指したい」「未経験からSEになれるのか」「SEとプログラマーの違いって?」など、学生や専業主婦、転職や副業を探している人にとって興味ありそうな内容をブログにするのです。
ブログと言えば、単なる日記のようなものも多いですが、知りたい人の疑問に答えてくれるような内容にすれば、自然とアクセス数は増えていきます。
また、当然アフィリエイトによる広告収入を目的としていますので、できるだけ訪問者(読者)が興味のある商材を広告に選ぶことが重要です。
逆にアフィリエイトのプロは、広告商材に合わせた記事を書いている方もいるくらいで、商材とのずれがないことが重要ポイントとなります。
なお、できるだけSEOに関する知識を付けておくと、確実な収入源へと成長することでしょう。


○アプリ開発
どこかの企業から仕事を受けるのではなく、完全に自分でアプリを開発するということも可能です。
自分が普段生活をしていて、「こんなアプリがあったら便利だな」または「こんなアプリがあると面白いのに」などと思ったことがあれば、まさにむいていると言えるでしょう。
たいていの方はアイデアはあっても、プログラミングスキルがないことからアプリ開発は行えないからです。
アプリが注目され、多くの人に有料で利用してもらえれば、あとは多少のバグの修正やアップグレードのみで、自動的に収入が入ってくるのがポイントです。

○スクール講師
プログラマーやSEを目指している方向けの講座を開設しているスクールがたくさんありますが、そこの講師の仕事を請け負うこともおすすめです。
人に教えることで、自分の知識の再確認やブラッシュアップも可能です。
また、これから同じ業界を目指す方々に対して、指導を行えると言うこともやりがいにつながるのではないでしょうか。
ただし、平日週5回などといった条件がある場合も多いので、本業がない日、時間帯だけで勤務できるスクールを探す必要があります。

○オンラインメンター・講師
独学でSEやプログラマーを目指している人も実はたくさんいます。
プログラミングに関する情報ならとくに、インターネット上でたくさん見つかりますし、書籍も販売されています。
しかし実際にプログラムを組んでみたときに、解決ができない、またはそれが本当に効率的なコードで書かれているのかなどは誰にも相談できません。
そこで生まれたのが、一定時間だけ相談や指導をしてくれるメンターの存在です。
1時間3,000円など、料金設定をし、申し込まれたらオンラインで教えてくれるといったサービスです。
すでにプラットフォーが用意されているので、登録し、申し込みを待つだけです。

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ココナラ


※出典:https://coconala.com/

MENTA

※出典:https://menta.work/


副業はどこで見つけるか

アプリの開発、またはアフィリエイトのために自分でサイトを立ち上げるなど以外の仕事は、どのように見つければ良いのでしょうか。
オンラインメンターの場合は、プラットフォームがありましたが、それ以外の仕事を効率的に見つける方法も実はあります。
それはクラウドソーシングを掲載する求人サイトです。
または「在宅ワーク」という言葉を入れると副業に適した仕事が見つかります。

※出典:ママワークス

上の例は実際に募集されている案件です。
このように「在宅」のもの「継続案件」のもの、「時間・曜日が選べる」など自由度が高いものがおすすめです。
とくにこれから初めて副業を行う方は、副業があまりに重すぎると、本業、副業、どちらも中途半端になってしまう恐れがあります。
多少金額的には低くなってしまっても、短時間でおわったり、難しくない案件にするようにしましょう。

副業SEになるうえで知っておきたいポイントや注意事項

1:労働時間の通算ルールについて

さきほど紹介した副業は主に2タイプに分かれます。
・雇用契約があるもの(給与所得)
・雇用契約はない、いわゆるフリーランス業となるもの(事業所得・雑所得)

雇用契約のものは、労働時間に関わるので、報告の必要があります。複数の企業で働く場合、労働時間は通算される必要があるからです。本業ですでに法定労働時間を越えた場合は、副業での勤務は当然法定時間外労働になります。
一方でフリーランスの場合は、通算されません。2018年に副業が解禁されたものの、これまでこの労働時間に関する規定が曖昧でしたが、2020年9月から新ガイドラインに改定されたのです。
そういった背景もあり、現在、副業人材を想定した求人は、業務委託など、フリーランスを前提としたものがほとんどとなっていますが、万が一雇用型の場合は、必ず相談、申告を行うようにしましょう。

2:就業規則の確認について

副業を認めている企業が増えつつありますが、そのルールを定めているケースがほとんどです。
たとえば、副業に時間をさくことにより十分な休息を得られず本業に集中できない状態や、本業のイメージダウンにつながったり、損害を与えるようなことを禁止しています。
万が一明確な決まりがなくても、朝方までかかるような重い副業やライバル企業で働く、本業の重要な機密を公表するような非道徳的なことは避けるべきでしょう。

3:確定申告の必要性について

副業は所得が年間20万を越えると確定申告を行う必要があります。
つまり、1ヶ月平均して約1.66万ほどの所得となります。
確定申告とは、地域の指定された税務署に所得の申告を行い、税額の計算や報告を行うことです。
もし所得が年間20万円を超えているのに確定申告を行わなかった場合は脱税行為にあたるので、重加算税が課せられる可能性があります。
それだけでなく、脱税により企業のイメージを傷つけたとして、本業にも影響する恐れがありますので、十分気をつけるようにしましょう。
なお、確定申告自体は、マイナンバーカードで使用すればパソコンやスマートフォンを使用してオンラインで簡単に済ませることができます。または郵送でも対応しています。
日頃から、月単位での収支をまとめておくと良いでしょう。

○所得の考え方

所得とは、収入から必要経費を引いたものです。
オンラインメンターなどを行うために、マイクやカメラなどのパソコン周辺機器や、円滑にすすめるためホワイトボードや照明などを購入した場合は、それを経費として計上することが可能です。
またアフィリエイトを得るためサイト運営をする場合は、サーバーレンタル代やドメイン取得に関わる費用も経費とすることが可能です。
これらを引いた分だけが課税対象となるので、領収書をしっかりとっておきましょう。

4:効率の良い稼ぎ方について

副業には、働いている時間や実行した成果に対して支払われるといった仕事がほとんどですが、アプリ開発や株、ブログのように、普段は手をかけていなくても、自動的にお金が生まれるタイプもあり、うまく組み合わせると、大きな収入になるはずです。
本格的に収入を増やしたいという方は、アプリ開発などで自動的に収入を生んでくれる副業を中心に行うと、雪だるま式に増やすことができます。
しかし、こういった類いは当たらない場合もあり、収入としては不安定になります。
また、単発受注型のメンターなども同様です。有名になるまでは、月に何本か依頼されることもあれば、全く依頼のない月も十分あり得ます。
そこで、自動的に収入を生んでくれる副業を先に行っておいて、次に、定期的に仕事が約束されている業務請負型の副業を行うか、単発受注型の仕事を登録しておいて、定期的な仕事が約束されている業務請負も行うかなどと、うまく組み立てを行うと良いでしょう。

副業SEになろう

今回は、現在の副業に関する情勢から、実際に副業SEになるために必要な知識、おすすめの仕事や見つけ方、注意事項についてまとめてきました。
SEとしての仕事以外にもSEの知識や経験を活かせる仕事で自分にできそうなものが見つけられたのではないでしょうか。
最後に説明したポイントや注意事項を十分に理解したうえで、充実した副業ライフを目指してくださいね。

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