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ITエンジニアの平均年収はどれくらい?年収アップを目指すため必要なスキルやキャリアパスなど徹底解説します!

公開日: 2020.10.26
最終更新日: 2020.10.26

ITエンジニアの平均年収はどれくらい?年収アップを目指すため必要なスキルやキャリアパスなど徹底解説します!

ITエンジニア」というと、どのようなイメージを持っているでしょうか。ひと昔前では、IT業界は、新3Kなどと言われ「きつい・帰れない・給料が安い」仕事だと言われていましたが、今では中高生の将来なりたい職業ランキングで1位を取ることもあるほどの、子どもたちが憧れる、人気の職種となりました。(2017年ソニー生命保険調べ)

 

それではITエンジニアの給料水準は、実際のところはどうなのでしょうか。現在ITエンジニアとして活躍されている方にも、これからITエンジニアを目指したい方にも参考になるよう、データを探っていきたいと思います。

ITエンジニアの平均年収

求人ボックスナビのデータを参照すると、ITエンジニアの平均年収は約498万円となっています。国税庁の平成30年度「民間給与実態統計調査結果」によると、日本の平均年収が441万円程度となっているので、それと比べると若干高い水準にあります。また、正社員の給料分布を見てみると、ボリュームが多いのが411~480万円の範囲であり、平均より少なくなっています。ここから、一部の高年収の人が平均値を押し上げていると推測され、実際に働いている人の多くは、日本の平均年収程度の年収となっているのではないかと考えられます。

 

また、厚生労働省の「平成30年度 賃金構造基本統計調査」によると、システム・エンジニアの平均年収は568万円となっています。また、プログラマーの平均年収は425万円です。IT業界は実力主義の世界だと言われているので、一口にITエンジニアと言っても仕事内容やスキル、企業規模などによっても、その年収には大きく幅があります。

 

平均年収を年代別に見てみると、働きだしたばかりの20代前半では314万円、働き盛りの30代後半で490万円、最大年収を迎えるのは50代前半で660万円となるというデータがあります。また、企業の規模別にみると、大企業では638万円、中企業では528万円、小企業では479万円というデータもあり、多重下請け構造の結果、下流の中小企業では、なかなか年収が上がらないということも多いようです。(データはシステムエンジニアを対象としたもの/参考サイトhttps://heikinnenshu.jp/it/se.html)

ITエンジニアが高年収を目指すには

ITエンジニアの初任給は平均月収22万円程度というデータがあります。エンジニアの経験がない状態で新卒採用され、社内でしっかりと経験を積み、そこで昇進やキャリアアップを目指す、もしくはより条件の良い企業に転職をするというのが一般的な年収アップの方法です。具体的には、どんなスキルや強みがあれば、年収アップに有利になるのでしょうか。

 

■設計から運用まで多くの経験を積む
まずはITエンジニアとしての様々な経験を積むことが最も大事なことです。設計から開発、実装して稼働させ、その後の日々の運用やフォローまで、一連の流れを経験し、理解しておく必要があります。すべての開発を自分一人で手掛けられるような、万能なフルスタックエンジニアになれば、もちろん評価は高くなります。特にスタートアップ企業やベンチャー企業など少数精鋭で事業を行っている会社にとっては、のどから手が出るほど欲しい人材で、年収600万円が最低額といえるような、高水準の年収をもらえる可能性が高くなります。

 

■ニーズのあるプログラミング言語を習得する
プログラミング言語の中でも、トレンドの言語や使用頻度の高い言語、使える人材が少ない言語を扱えれば、年収アップにつながります。使える言語が多ければ多いほどITエンジニアとしての需要は高くなりますが、新しい言語が生まれたり、時代の流れとともにあまり使われなくなったりする言語もあるので、常に勉強する姿勢が大切です。

 

2018年に株式会社ビズリーチが運営する求人検索エンジン「スタンバイ」が発表した「プログラミング言語別年収ランキング2018」によると、1位は【Go】で年収中央値は600万円、2位は【Scala】で同じく600万円、3位は【Python】で575.1万円となりました。また【Ruby】はランキングでは7位で550万円ですが、圧倒的に求人数が多い言語でした。

 

1位の「Go」は、2009年にGoogleが開発したプログラミング言語で、Linux、Windows、MacOS X、Android、iOSなどの主要なOSにはすべて対応しています。シンプルな仕様で、学習の容易さと実用性の高さから、開発者の人気が高い言語です。日本ではLINEやメルカリがGoを導入しており、近年急激に注目を集めています。年収アップを狙うため、新しいプログラミング言語を習得したいと考えている方なら、現状ではGoが最もおすすめできる選択肢でしょう。

 

2位の「Scala」はTwitterやChatworkで採用されている言語です。Javaとの高い互換性がありながら、Javaよりも簡潔なコードを書ける、汎用性の高い言語だと言えます。また表現力の豊かさが特徴で、少ないコードで理解しやすいプログラムを書くことができます。年々採用する企業は増えている一方で「Scala」を扱えるエンジニアの数は少ないことから、「Scala」を使いこなせれば、市場価値の高い人材となれるでしょう。

 

3位の「Python」は人工知能(機械学習や深層学習)やビッグデータ、IoTなどの分野で使われることの多い言語です。YoutubeやInstagramもPythonで構築されています。ビッグデータを用いたマーケティングなどの動きが活発になる中、今後も「Python」を扱えるエンジニアの需要はますます増えていくと予想されています。
参考サイト:https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2018/0807.html

 

■コミュニケーション能力を磨く
ITエンジニアといえば、黙々とパソコンに向かってコードを書いている、そんなイメージがありませんか?そういった仕事ももちろんありますが、対人コミュニケーションが必要な場面も多くあります。クライアントの要望をヒアリングしたり、どうすればその要望に応えるシステムを構築できるか開発メンバーとディスカッションしたりすることもあるでしょう。正しく相手の要望を聞き取らなければ、途中で仕様の修正などを余儀なくされ、納期に間に合わないなんていう事態にもなりかねません。スムーズなプロジェクト進行のためにも、コミュニケーション能力を磨くことは大事なポイントとなります。

 

■資格を取る
IT業界では、必ずしも資格が必要ということはありません。ただ、仕事内容に関する資格を持っていると、資格手当が支給されて年収がアップしたり、転職活動の際にもより高く評価してもらえることがあります。

 

資格の一例として、国家資格では、エンジニアの登竜門的資格の【基本情報技術者試験(FE)】や、その上級資格である【応用情報技術者試験(AP)】、上級エンジニアを目指す人におすすめの【システムアーキテクト試験(SA)】などが代表的なものとして挙げられます。また、企業独自の認定資格では【Linux技術者認定試験】や【オラクルJava認定試験】など、様々な資格があります。自分のキャリアパスに沿って、必要となる資格を習得すると、実務面でも役に立つことがあるでしょう。

 

ITエンジニアの将来性

人材不足が常に叫ばれているIT業界ですが、ITエンジニアも例外ではありません。2016年6月に経済産業省が発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、国内のIT人材は約90万人いるとされていますが、現在需要に対して17万人が不足していると推計されています。また少子化に加え、現役の高齢化によるリタイアのため、2030年には79万人が不足するという推計もあり、今後ますます人材不足が心配されています。IT技術は日々進化し、今や私たちの生活になくてはならないものとなっています。コロナ禍でテレワークや在宅ワークが一般化し、働き方が変わりつつある今、IT技術を使った新たなサービスはどんどん拡充し、今後も発展を続けるでしょう。その基盤を支える存在ともいえるITエンジニアの仕事は、今後も需要が拡大し続けることはほぼ間違いないでしょう。

 

ITエンジニアのキャリアパス

ITエンジニアとしての仕事の需要が、今後もなくなることはないとわかりました。それでは、ITエンジニアがキャリアアップや年収アップを目指すときには、どのようなキャリアパスを描けばいいのでしょうか?今やIT系の職種は多様化し、キャリアバスも多様化していますので、順番に紹介していきます。

 

<主流なキャリアパス>
以前から、最も多い流れとしては、【プログラマー→システムエンジニア(SE)→プロジェクトリーダー(PL)→プロジェクトマネージャー(PM)】というものです。システム開発における最下流工程であるプログラミングからスタートし、徐々に俯瞰的に物事を判断し、責任あるポジションに上がっていくというイメージです。

 

■システムエンジニアとは
システムエンジニア(SE)は、クライアントからの要望のヒアリングをし、その要望に応えるためのシステムの設計、さらには動作のテストなどを手掛ける職種です。システム開発において実際にプログラムを組むプログラマーよりもさらに上流工程を担当するリーダー的役割を担っています。プログラミング業務については、自分で担当することも他のプログラマーに依頼することもあります。

 

■プロジェクトリーダーとは
プロジェクトリーダーとは、プロジェクトを計画通りに実行し、ゴールに導くために、チームを引っぱる役割の職種です。プロジェクトの実行責任者ともいえるでしょう。スケジュール管理や、各メンバーへの適切な指示だし、想定外のアクシデントがあった場合の解決策考案など、円滑にプロジェクトが進むように、リーダーシップを取りながらチームをまとめるのが使命です。この職種には、指導力やリーダーシップ、コミュニケーション能力などが必要でしょう。実際にプログラムを組むことはあまりないですが、SEやプログラマーに指示出しをする際にはプログラミングの知識も必要になります。

 

■プロジェクトマネージャーとは
プロジェクトマネージャーとは、プロジェクト全体の進行を管理する責任者で、開発するシステムの規模に応じて、予算やスケジュールを立て、メンバーを決定し、プロジェクトを遂行していく職種です。開発途中で仕様が変更になったり、スケジュールがずれこみクライアントとの交渉が必要になるような場面も多いですので交渉力や、しっかりと予算や人員配置の計画を立て利益を出すマネジメント能力も必要です。

 

平成29年に経済産業省が発表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」を参考にすると、プロジェクトマネージャーは平均年収891万円となっています。この調査では、他の調査の平均値より高めの数字が出ているように感じますが、それでも優秀なプロジェクトマネージャーなら年収1000万円を超えることも珍しくありません。それだけ幅広いスキルと経験が必要で、大きな責任を伴うポジションだということがわかります。

 

<変化しつつある様々なキャリアパス>
■技術を究め、専門職へ
IT技術の進歩に伴い、より高度な知識や技術を持ったスペシャリストとして、キャリアパスを選ぶ人も増えています。より高度な開発を手掛けることができる「高度ITエンジニア」や、セキュリティやデータベースなど専門分野を持つ「ITスペシャリスト」、1人ですべての開発ができる万能な「フルスタックエンジニア」なども人材は、引く手あまたの状態です。現場仕事が好きな方には、マネジメントサイドに進むより、技術を究める専門職の方が向いているでしょう。先にも述べましたが、IT業界は人出不足が常態化しているので、一人で何役もこなせる「フルスタックエンジニア」は特に需要が高いです。

 

■ITコンサルタントへ
IT業界の中でも高年収が見込める、ITコンサルタント。ITを活用して企業の課題を解決するスペシャリストです。どんなシステムを導入すれば、企業の持つ課題を解決できるのかを検討し、提案するのが主な仕事です。コンサルタント自身がシステム開発をするわけではなく、あくまで課題解決のためのどんなシステムが必要なのかを導き出すので、システム開発の最上流工程を担当しているといえます。システム開発やITに関する幅広い知識はもちろん、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力、多くのスタッフをまとめるリーダーシップも必要で、年収に見合った高い能力が求められます。

 

■フリーランスエンジニアへ
社内や転職でキャリアアップを目指すだけでなく、独立してフリーランスエンジニアとして活躍する人も増えています。情報処理推進機構(IPA)が発表した「IT人材白書2016」によると、フリーランスのIT人材は、2005年には59,180人でしたが、2010年には60,960人と5年間で1,780人増加しています。2020年現在の正確な人数のデータはありませんが、IT業界が拡大している中、更に増加していることは間違いないでしょう。「ライフプランに合わせてもっと自由な働き方をしたい」「収入を増やしたい」「自分の技術力を生かせる仕事をしたい」そんな動機でフリーランスになる方が多いようです。ただ、フリーランスとなると、これまで会社で保障されていた収入や福利厚生が一切なくなり、確定申告などの事務作業や仕事を獲得するための営業もしなければなりません。会社員時代より雑務に追われて、エンジニアとしての仕事をする時間が意外と少ないということも念頭に置いておくと良いでしょう。

 

ITエンジニアの年収まとめ

ITエンジニアの平均年収から、年収アップさせるために必要なスキルやキャリアパスなど見てきました。ITエンジニアとして仕事をしている間は、仕事量の割に収入はそう多くないかもしれません。しかしキャリアアップしてマネジメントサイドに進んだり、上級技術者として腕を磨けば、貴重なIT人材としておのずと年収もアップするでしょう。資格を取得するのも一つの有効な手だと思います。

 

もしITエンジニアのアナタが今の状況に満足していなければ、転職や独立も視野に入れて考えてみると良いと思います。人材不足の業界ですので、技術と経験があれば、よりよい環境で働くことができるでしょう。最近では、IT人材専用の転職サイトやクラウドソーシングサービスもあるので、それらを活用して、理想の働き方と収入を得られるといいですね。