イラストレーターやイラストが得意な人におすすめの副業ガイド | 在宅ワーク・内職の求人・アルバイト情報なら主婦のためのママワークス 在宅ワーク・内職の求人・アルバイト情報なら主婦のためのママワークス

その他お役立ち情報

イラストレーターやイラストが得意な人におすすめの副業ガイド

公開日: 2020.11.02
最終更新日: 2020.11.02

イラストレーターやイラストが得意な人におすすめの副業ガイド

現在、イラストレーターとして活躍している方、または、別のお仕事をしているけれども、昔からイラストを描くのが得意だという方、その能力を活かした副業があるのはご存知でしょうか。
すでにそういった副業をしている方も実は存在しています。
今回は、イラストが描けるという方むけに、おすすめの副業や注意点などをご説明していきたいと思います。

1:イラストACにイラストを登録する

イラストACというのは、無料でイラストをダウンロードできるというWebサイトです。
Webサイトをつくるうえで役立つパーツや、今回のような解説をしている、いわゆるWebメディアに挿入される挿絵などがダウンロードされています。
イラスト」「無料」などと検索すると上位にあがってきますし、広告も出しているので、アクセス数も期待できます。
結果、一般人から企業まで幅広いユーザーがいるという、イラストレーターにとって非常に頼りになるWebサービスなのです。

 

※出典:イラストAC

 

〇登録は無料でできる
具体的にどのようにすればよいかというと、まずはイラストを提供するということでクリエイター登録を行います。
登録自体は無料で、オンライン上で氏名や住所、メールアドレスなどを入れてメールで認証を行うだけなので、ハードルが低いのもポイントです。
登録後はログインして自分のイラストをアップロードするだけ。
イラストの形式は、「jpeg」「png」「ai」「eps」の4タイプ。後ろの2つ、「ai」と「eps」は、描画や画像編集ソフトとして世界中のクリエイターに愛されているillustratorやPhotoshopによる拡張子です。ほとんどの方はこれら4つの拡張子でイラストを投稿していますが、なかには、illustratorやPhotoshopを使わず無料や安価なお絵描きソフトで投稿している方もいますよ。

 

〇報酬は1ダウンロード3,56円から
報酬はダウンロードされると加算されます。
イラストの大きさや内容にかかわらず1ダウンロードにつき3,56円となります。
「え?少ない!」と思われる方もいると思いますが、そのイラストが100人にダウンロードされれば356円になります。1年間毎月同じ数がダウンロードされれば、356円×12カ月で4,272円となります。イラストの登録は何本もできますから、100個登録して同じようにダウンロードされれば、4,272円×100個で427,200円とりっぱな副業となりますよね。

 

ちなみに、2020年10月現在トップの方は、なんと、11,659,100円という高額収入を得ています。
月間では、331,700円という数字です。副業を通り越して本業と言えそうですね。
もちろん、作品数、そしてクオリティがあっての数字であり、100個イラストをあげても、1,000円にも満たないという方も実際にはいると思われます。

 

※出典:イラストAC

 

〇安全マークを取得して単価をあげよう
ちなみに、「安全マーク」をつけると、1ダウンロードあたり4円に単価アップします。
安全マークとは、あなたが投稿するイラストが、「自分自身が作成した作品であること」「ほかの人の権利を侵害していない」ことを表すマークです。
ダウンロードする人は、このマークによって安心して使用できるようになるわけです。

 

※出典:https://blog.acworks.co.jp/2019/02/26/illustrator_up/

 

安全マークを得るためには、以下の項目をチェックしましょう。
―――――――――――――――――――――――――――――――
・赤十字の赤いマークを使用していないか
・企業のロゴ、ブランド商品、特殊性のあるデザインに似たイラストではないか
イラストにより元の商品の形状・形態が想起されてしまうものではないか)
・他者サイトの配布素材、自分以外が作成した素材を使用していないか
・写真をそのままトレースしていないか
※出典:https://blog.acworks.co.jp/2019/02/26/illustrator_up/
―――――――――――――――――――――――――――――――

〇不労所得になる
このイラストACにイラストを登録する最大のメリットは、不労所得が得られることです。
不労所得とは、労働せずに得られる所得のことで、言ってみれば家賃収入や著作権のようなものです。最初にイラストを作成するときには対価や報酬を得られるわけではありませんが、一度登録してしまえば、ダウンロードされるたびに報酬が加算されていきますから、本業をこなしているうちに勝手に副業ができていることになります。
そのため、イラスト作成スキルを活かせる副業としては、この不労所得が得られるものを最初に手掛けることを強くお勧めします。

 

〇ダウンロード数をあげるには
なお、残念なことに報酬は作品数に比例しません。
あくまでダウンロード数に比例するので、ダウンロードされるような作品を投稿することが最も重要なこととなります。
したがって、以下の点を念頭におきながら投稿すると良いでしょう。
・Webサイト制作に必要されるパーツ、バナーやライン、壁紙などを作成する。その場合は、Webサイトのイメージを統一できるよう、セットで作成すると良い。
・タグ付けを工夫する。新着リストや特集からイラストを探しダウンロードするユーザーもいますが、イラストはキーワードで検索される場合が多いので、使われそうなパターンを思い浮かべたうえでタグをつけると良い。
・Webメディアやチラシでよくつかわれそうなイラストを作成する。その場合は、メディアやチラシの雰囲気が統一できるよう、同じようなタッチのイラストをいくつかつくると良い。
・人気のイラストランキングやイラストレーターをこまめにチェックし、どのような素材やイラストレーターが人気かを頭にいれておくと良い。

 

※出典:イラストAC

 

ほかにも役立つトピックスがイラストACから送られてくるので、きちんと読んで対策すれば確実にダウンロード数をあげていくことができるはずです。
また、ここにイラストを掲載することで、気に入られれば仕事を受注するきっかけにもなります。

 

※出典:イラストAC

 

実際に毎日のように各クリエイターにイラスト作成の依頼が送られています。
もし今本業がイラストレーターではない場合、ここをきっかけにイラストレーターへの道が開けるかもしれませんね。
なお、いくつか注意点があります。
ここのイラストは投稿した時点で著作権はイラストACに明け渡されます。ダウンロードした後自由な形で使用できるため、自分がイメージしていなかったような使われ方をされるケースもありますし、投稿したイラストに関してはもう著作権を主張することができません。
また、換金できるのは、5,000円からなので、それに満たない場合には現金にできないことも念頭に入れておいたほうが良いでしょう。

2:PIXTAにイラストを登録する

PIXTAとは、さきほどご紹介したイラストACとよく比較されるWebサイトで、イラストをストックしダウンロードできるようにしています。
ただしダウンロードは有料のサービスとなることと、写真も同じPIXTA内で取り扱っている点がイラストACと異なります。
しかし、クリエイターは無料で登録できるのはPIXTAでも同様です。

○登録にはテストがある
PIXTAでクリエイターとして認定されるためには、PIXTAが実施している入門テストに合格する必要があります。
入門テストと言っても、オンラインでいつでも受けられるうえ、何度もでもチャレンジできるので、気軽にチャレンジすることができます。
さらに、その対策として入門講座を公開してくれているので、それをしっかり頭に入れておけば、1回でパスできるレベルです。
内容としては以下のようなものがあります。

 

・著作権に関する知識
・肖像権に関する権利
・素材に求められる要件

 

万が一、適さない素材が販売されてしまった場合、訴訟問題となるため、しっかりと頭に入れておく必要があることばかりです。

 

※出典:PIXTA

 

イラストのアップロードについて
登録が完了すると、画像のアップロードが可能となります。
イラストに対し、タグ付けや説明文を記入していきますが、このタグ付けが非常に重要な作業となります。
ダウンロードする方はほとんどキーワードの検索からイラストを探しますので、関連するようなキーワードを確実にタグとして付加しておくことがイラストを見つけてもらうために必要なのです。
なお、タグ付けが終わっただけでは公開されないのが、PIXTAの特徴で、そのあと申請作業を行います。
PIXTAの審査が行われたあと、そのイラストが公開されることとなるのです。
ちなみに審査には2~3週間ほどかかります。
また、一度に申請できる数が決まっているので、少し面倒に感じる方もいるでしょう。

 

※出典:PIXTA

 

○報酬について
イラストが購入されると、クレジットが与えられます。
このクレジットはコミッション率によって変動するのがポイントです。
クレジットは現金に交換できますが、ACイラストと同様、最低交換単位が決まっています。PIXTAの場合は10クレジット以上貯める必要があり、1クレジット、110円の換算率となります。
ちなみにコミッション率はクリエイターとしてのランクによって、さらに単品購入か定額制プランなど購入され方によって異なります。

 

※出典:PIXTA

 

イラストの単価自体はサイズやファイル形式、オプションで変わってきます。

——————————————————————————————–

・Sサイズ(640✕473px)・・・550円
・Mサイズ(2000 x 1479px)・・・1,980円
・Lサイズ(4000 x 2959px)・・・3,630円
・XLサイズ(6890 x 5098px)・・・5,500円
・ベクター・・・3,850円
・エキストラライセンスを追加・・・+3,300円

——————————————————————————————-

たとえば、一般クリエイターである自分のイラスト作品が、Mサイズで単品購入されたとします。その場合、イラストの単価は1,980円ですから、22~42%で435~831円もらえることになります。一方で定額制の場合は、0.25~0.45クレジットが加算されます。
クレジットは10クレジットからの換算ですから、定額制ユーザーの場合ある程度枚数がダウンロードされない場合は換金できないのもイラストACと同様です。

 

イラストをたくさんダウンロードされるためには

PIXTAはダウンロードが有料であるため、一般人の利用は少なく、ダウンロードユーザーは企業が多いと思われます。
また、ダウンロードは有料であるため、ある程度クオリティがないとダウンロードされにくく、イラストACと比較するとシビアと言えるかもしれません。
イラストACにあげたイラストと同じものをPIXTAにあげることは著作権上できませんので、自分に合うほうのみに登録することをおすすめします。

 

さきほどのイラストACでも述べましたが、企業がどのようなイラストを欲しがるかを考え、それに合致したイラストを描くことが収益を上げる最大のポイントといえます。
たとえば、歯医者やデンタル製品をつくるメーカーであれば、歯のイラスト、歯医者さんが治療しているところのイラスト、歯ブラシのイラスト、虫歯菌が口の中に住み着いているイラストなどをWebサイトやパンフレットに載せたいイラストイメージがあるはずです。
そういった企業側の立場になったり、Webサイトを見てどのようなイラストが使われているか研究したうえで、自分なりのイラスト画像を作成することが有効と言えます。

 

※出典:PIXTA

 

 

3:ココナラでイラストを販売

ココナラは、スキルマーケット、つまり、「自分の得意を売る」がコンセプトのちょっと変わったWebサイトです。
イラストを描くのが得意な方なら、似顔絵や挿入イラスト、アイコン作成など、自分の得意分野を販売することができます。
分野により適性価格は異なりますが、SNS用の簡単なイラストなら2,000円程度、クオリティの高いキャラクターデザインとなると50万円などと高価格の設定もあります。

 

イラスト対象としては女の子やアニメ的なキャラクターが多いものの、似顔絵やペットのイラストなどさまざまです。
自分の得意分野を押し出すことがポイントです。

 

○打ち合せも重要
イラストは受注されてから制作することとなります。ここが、先にご紹介した2つの方法とは異なる点です。
購入されるとトークルームという専用スペースが開設されますので、ここで受依頼者との十分な打ち合せを行ったあと、希望に添ったイラスト制作することになります。

 

○報酬と手数料について
報酬は、購入者から直接もらうのではなく、ココナラを通してもらいます。
しかし、手数料が引かれることとなります。
手数料はトークルームごとに計算され、率は以下のようになります。

———————————————————————————–
<<通常サービスの場合>>

・1円〜5万円以下の金額部分・・・25%(税別)
・5万円超〜10万円以下の金額部分・・・20%(税別)
・10万円超〜50万円以下の金額部分・・・15%(税別)
・50万円を超える金額部分・・・10%(税別)

———————————————————————————–

たとえば5万円のサービスの場合は、25%が手数料となるので、12,500円がココナラに渡ります。結果、37,500円が売り上げになるというわけです。
5,000円の場合には、1,250円の手数料がひかれた3,750円が売り上げになります。
5万円を超えると手数料は20%ととなり、さらに10万円を超えると15%と低くなるので、単価が高いサービスの方が手数料が安くて済む構図となっています。
しかし、ここで注意したいのが、金額ごとに異なる手数料率が計算され加算されるようになっている点です。さらに消費税も引かれることを忘れてはいけません。

———————————————————————————–
(例) 8万円のサービスの場合

-計算方法-
・5万円以下の金額部分は25%(税別)をかける
・5万円越から10万円以下の金額部分は20%(税別)をかける

50,000✕25%=12,500円→これに消費税を足すと、12,500円+10%=13,750円
30,000✕20%=6,000円→これに消費税を足すと、6,000円+10%=6,600円

消費税込みの手数料は13,750円+6,600円=20,350円となり、売り上げは80,000円-20,350円で59,650円となります。

———————————————————————————–

サービスが80,000円だからといって、手数料が完全に20%になるわけではない点に理解が必要というわけです。

 

○受け取り方法

売り上げの受取可能になるには、貯まった金額が160円を超えた段階です。
売上には120日の期限があるため、120日以内に振込申請をしますが、もし申請をしない場合自動的に振込みがなされます。
その際、3,000円以上であれば振込手数料はかかりませんが、3,000円未満だと160円の振込手数料がかかります。

 

※出典:ココナラ

 

○ココナラで稼ぐためには

ココナラは、ユーザーの目に触れる機会が多い分、手数料が高いというデメリットもあります。個人の力ではなかなか仕事は受けられないので、広告宣伝料としてはいた仕方がない部分ではありますが、できるだけ多く、そして受注金額の多いもので手数料を抑えていくことが高額収入を得るポイントとなります。
ただし、ほかにも気をつけたい以下のような点があります。

 

(1) 相場を見て価格設定する
簡単な似顔絵やアバター、アイコンをつくるといった仕事は3,000円~4,000円程度で多く出品されており、この価格帯を外してしまうと消費者に「高い!」と思われ敬遠されてしまいがちです。「2,3枚カットを用意する」「そのイラストのキーホルダーをつける」など、プラスαの要素をつけない限り、相場以上の価格は付けづらいことを認識しておきましょう。

 

 

(2) 最初は評価(★印)をもらうことに執着する
商品やサービスを購入しようと探している人は、評価(★印)を参考にする傾向があります。
星が5個ついている商品であれば、安心して購入できるからです。
最初は、★印をもらうことに注力しましょう。

 

(3)差別化をする
イラスト系は、とくに、出品者が多い激戦分野です。
イラスト分野のなかでもさらに何かに特化したものでなければ、なかなか差がつきにくく選ばれにくくなってしまいます。
つまり、範囲を狭くして、そのサービスを求めている人から見つけてもらうようにするのです。たとえば、漠然と似顔絵とするのではなく、「結婚式のウエルカムボード掲載用の似顔絵」や「カップル専用の似顔絵」というように用途を区切るのも一つの方法です。
一見、対象者を狭めてしまい購入数が減ってしまいそうな印象がありますが、まずは数多いサービスから、自分に興味をもってもらうことが重要だからです。
同じ内容を同じ金額で複数出品することはできませんが、異なる内容であれば出品できるので、いろいろな内容を受注したいという方は、小分けにして出品すると良いのではないでしょうか。
なお、タイトルにも工夫が必要です。
単純に「家族用似顔絵作成します!」というのではなく、「3日以内に納品」「美少女風」など、特徴がわかりやすかったり、アピールポイントを入れると良いです。

 

 

4:SKIMA

SKIMAは、「描きたいと描いてほしいをつなぐメディア」というコンセプトにしたがい、イラストやデザイン、キャラクタ-などを中心に、クリエイターと消費者をつなげるWebサイトです。
最近では、短編、シナリオなど文章系も出てきましたが、圧倒的にイラストが強いサイトです。

 

手数料は以下の通りで、若干ココナラより安く抑えられています。

 

・500円~20,000円の取引・・・22%
・20,001円~50,000円の取引・・・17%
・50,001円以上の取引・・・11%

 

ちなみに振込手数料は262円(税込み)となります。
なお、2020年3月には、累計会員数が10万人を突破したと発表されました。
同時に、累計出品数も6万件を超えるなど、イラストを中心としたスキルマーケットサイトとして、順調に成長していると言えるでしょう。

 

○SKIMAのユニークな点
また、ココナラにはないユニークなサービスとして、キャラクター販売は、「デザインした完成済みのオリジナルキャラクター自体を売買する」という”Adopt”(アドプト)という方式をとっています。
また、取引後に、クリエイターに報酬を上乗せできるチップ機能も用意されています。
もし作品が思ったよりも気に入ったら、報酬以外にチップを渡せるという仕組みです。
クリエイターとしてもやる気があがりますよね。

 

登録は無料なので、ココナラだけでなく、こちらも合わせて登録・販売を行うと良いのではないでしょうか。

 

出典:SKIMA

5:ランサーズ

クラウドソーシングサービスを代表するランサーズでは、さまざまな仕事を募集しています。
大きく分けると2つあり、企業が出している募集と、自らスキルや受注をアピールする場とに分かれています。
通常の人材募集サイトでは、企業による募集が掲載されているので、応募者は興味があるところに応募するといった形をとりますよね。
ランサーズでは、「ロゴデザインできる方」「教材のイラストを作成できる方」など、企業からの人材(スキル)募集とともに、自ら企業向けに「ロゴデザイン承ります」「手描き水彩を描きます」などとアピールすることができるのです。その際は、希望の時給単価も載せることができるので、条件に見合った場合オファーを受けることができるという仕組みです。
もうひとつの特徴は、たいてい、業務委託や販売という形なので、その会社の社員になるというわけではないということ。
つまり、副業としてはぴったりなのです。
株式会社朝日新聞社やKDDI株式会社など、名だたる企業も利用しているので、自分を成長させてくれるような面白くやりがいのある仕事が受けられるかもしれませんよ。

 

○手数料について

手数料の率や計算方法は以下の通りです。
———————————————————————————-
・ 金額が20万円超部分について・・・5%
・ 金額が10万円超~20万円以下の部分について・・・10%
・ 金額が10万円以下の部分について・・・20%
———————————————————————————–

少しわかりづらいのですが、100万円の依頼を受けた場合、100万円を3つのパートに分けて考えます。
金額が10万円以下の部分については20%なので、10万円✕20%で2万円です。
次に10万円超から20万円以下の部分については10%なので、10万円✕10%で1万円です。そして最後に、20万円超については5%なので、80万円✕5%で4万円となります。
それぞれのパートの手数料を足すと、2万円+1万円+4万円で合計7万円が最終手数料となるのです。つまり、企業は100万円支払いますが、7万円がランサーズに入り、残り93万円があなたのものになるという計算です。
ココナラやSKIMAの仕組みと似ていますね。
もし、5,000円の簡単な仕事ばかり請け負う場合には、毎回20%である1,000円が手数料としてとられるので、受け取るのは4,000円となります。打ち合わせやイラスト制作に4時間かけてしまうと時給1,000円の仕事ということになり、2時間で終わらせた場合には時給2,000円の仕事ということになります。
当然、10万円超え、または20万円超えの仕事を請け負うと手数料が低く効率は良くなりますので、販売本数が限られても、高単価の仕事を請け負うというスタンスの方もいます。

 

※出典:ランサーズ

 

 

6:クラウドワークス

クラウドワークスは、在宅ワーカーと仕事発注者を結びつけることをコンセプトにしている会社です。
ランサーズと似てはいますが、おもに掲載されているお仕事から、自分に合った案件を探すことがメインとなります。
ただし、プロフィールにスキルを登録しておくと、マッチングする企業から、オファーを受けることもあります。

 

手数料は以下の通りです。
———————————————————————————-
20万円超の部分・・・5%
10万円超20万円以下の部分・・・10%
10万円以下の部分・・・20%
タスク形式での場合・・・20%
———————————————————————————-

一覧を見るとお分かりいただけるように、手数料はランサーズと同率となっています。
ほかに、タスク形式という分類もありますが、そちらは一律20%となっています。
ちなみに、報酬は、申請すると個人口座に振り込んでくれますが、別途振込手数料(楽天銀行税込み100円・他行税込み500円)が発生します。50,000円を超えたら振込む、翌月に回すなどの設定がありますので、振込手数料を節約したい場合は、ある程度金額が貯まってから振込み申請をすると良いでしょう。

 

※出典:クラウドワークス

組み合わせや宣伝が重要

今回は6つの副業をご紹介してきましたが、それぞれ1個しか利用しないのではなく、複数のサービスを利用することが収入をあげるためには重要です。
イラストACとPIXTAに関しては、同じイラストは登録できないことと、換金するためにはある程度ポイントを貯める必要があるので、十分な収入が得られるまではどちらか1つだけにすることがおすすめですが、スキルマーケット系のココナラやランサーズなどには複数登録しておくことをおすすめします。
さらにいえば、SNSやブログを使って、宣伝することがおすすめ。SNSでのイラストを見て、直接仕事の依頼がくるといったことも十分考えられますし、ココナラやSKIMAなどに誘導することも可能です。
とにかく、あなたのスキルを多くの人の目に触れてもらうことを考えましょう。

年間所得が20万を超えたら確定申告を

副業をするにあたり知っておきたいことがあります。
それは、年間所得が20万円を超えたら確定申告が必要になるということです。
本業が給与所得の場合は、通常その企業で税の申告を行ってくれていますが、副業をする場合、自分自身で確定申告を行うこととなるのです。
ランサーズ、ココナラ、SNSを通じて得た仕事もすべて収入として考えます。
ただし、税金の対象となるのはその収入から経費は引いた所得です。
たとえば、イラスト作成を行うために購入した部材やかかった取材費などがあれば引くことができるので、領収証などはとっておくようにしましょう。

 

まとめ

今回は、イラストが描けるという方におすすめの副業をご紹介してきました。
イラストを描けるということは特技ではありますが、ライバルもわりと多く、収入を得続けるためには、ある程度工夫が必要です。
繰り返しになりますが、イラストACなどの不労所得を含めて複数サービスの活用、しかも対象をしぼった商品にすること、SNSなどで宣伝をするなどして、安定した副業収入を得られるよう目指して下さいね。

その他記事