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フリーランスエンジニアと会社員エンジニアどっちが合っている?その生活など徹底比較!

公開日: 2020.11.06
最終更新日: 2020.11.06

フリーランスエンジニアと会社員エンジニアどっちが合っている?その生活など徹底比較!

企業でエンジニアとして働いている方の中には、独立してフリーランスエンジニアになりたいと考えている方も少なからずいるでしょう。以前の日本では、新卒から定年まで一つの企業で勤め上げる終身雇用が一般的でしたが、近年ではよりよい年収や働く環境を求めて、転職したり、独立したりすることは珍しくなくなりました。また時間や場所に縛られず自由に働く、フリーランスという形態の働き方をする人も増加しています。コロナ禍で、企業に属している・属していないに関わらず、テレワークや在宅ワークが一般的になった今、フリーランスのエンジニアと会社員のエンジニアではどちらの方がより魅力的なのでしょうか。比較しながら見ていきましょう。

 

フリーランスとして働く人は増加傾向

まず、フリーランス全体の動向を見ていきましょう。日本国内でフリーランスとして働く人は、副業や兼業の人も含めると1000万人ほどいるとされています。また、フリーランスとして働く人は年々増加傾向にありますし、フリーランスを活用したいと考えている企業も年々増えています。その理由としては、インターネットが普及し自宅などでもパソコンを使った仕事が可能になったことや、慢性的な人手不足解消のため外部からでもスキルのある人材を確保したいという企業が増えてきたことが挙げられます。

 

近年では、インターネット上のプラットホームであるクラウドソーシングサービスの成長が著しく、2014年には391億円だった市場規模が、2020年には2950億円まで成長すると予想されています。(矢野経済研究所調べ)さらには、新型コロナウィルス拡大の影響もあり、在宅勤務やテレワークが珍しいことではなくなったことも、クラウドソーシング案件増加の一因となっていると考えられます。

 

フリーランスエンジニアと会社員エンジニアの比較

フリーランスのエンジニアと会社員エンジニア、どちらにも良い点・悪い点が考えられますので、どちらの方がいいとは一概に言えません。それぞれ比較しながら見てみましょう。

 

【メリット・デメリット】

 

こうして比べてみると、会社員には自由はないけれど「安定」があり、フリーランスには安定はないけれど「自由」があるというのが最大のメリットでしょう。安定志向の方は会社員エンジニアのままでいたほうが精神的にも良いでしょうし、自由を優先させたい方はフリーランスが向いているでしょう。養うべき家族がいるかどうかでも変わってくるかもしれませんね。一家の大黒柱であれば、会社員からフリーランスに転向するのは家族の反対もあるかもしれません。逆にフリーランスとなることで長時間労働から解放され、同じ給料でも家族といる時間が増えて、関係が良好になるケースもあるでしょう。

 

【年収】
厚生労働省の「平成30年度 賃金構造基本統計調査」参照を参照すると、会社員システム・エンジニアの平均年収は568万円となっています。また、求人ボックス給料ナビのデータを参照すると、正社員ITエンジニアの平均年収は約498万円となっています。このデータでは、正社員の給料分布で最も多いのは411〜480万円の水準となっているので、400万円~600万円というのが正社員エンジニアのボリュームゾーンだと考えられます。
※参考サイト:

https://bit.ly/34YL0LJ

 

会社員の労働時間はある程度一定であると考えられますが、フリーランスでは状況が異なります。収入を上げるために休みなく働く人もいれば、家事・育児をしながら無理のない範囲で働く人もいますし、副業・兼業で短時間のみ働く人もいます。また、スキルによって扱える案件は異なりますので、年収の幅は非常に広くなります。

 

「IT人材白書2016」によると、フリーランスのエンジニアの年収は、300万円未満~1000万円以上まで幅広くなっています。30代・40代・50代それぞれで年収が調査されていますが、年代でそれほど大きな変化はなく、300万円未満が3割強、300万円以上~500万円未満が3割程度、500万円以上~700万円未満が2割弱、700万円以上が2割弱となっています。また、2020年7月にレバテックフリーランスが扱う案件の単価から算出したものでは、フリーランスシステム・エンジニアの平均年収は、約888万円というのが目安ということです。

 

フリーランスは、収入から税金や年金、保険料などを支払わなければいけません。2020年現在の国民年金は月額16,540円、国民健康保険は収入と居住地によって保険料が異なりますが、東京区部在住の場合年収240万円程度でも、年20万円近く支払う必要があります。これは会社員に比べて、負担が大きい金額でしょう。またフリーランスには、収入の保証や退職金などもないので一定の貯蓄も必要になります。そう考えると、一概にフリーランスの方が稼げる!とは言いきれないのが実情です。

 

【人数】
情報処理推進機構(IPA)が発表した「IT人材白書2016」によると、情報通信業における常時雇用は減る傾向にあり、1か月以上1年未満の「臨時雇」や「雇人のない事業主」(個人事業主・フリーランス)が増えていると報告されています。

 

 

上記はエンジニアに限定した数ではありませんが、国勢調査で雇用形態をフリーランスと回答した情報通信業に携わる人は確実に増加しています。2020年現在の数字は発表されていませんが、2010年時点よりフリーランスが増えていることは間違いないでしょう。

 

【満足度】
株式会社Miraieが行った「SEの働き方に関するアンケート」によると、会社員エンジニアとフリーランスエンジニア約1000人に現在の働き方の満足度を聞いたところ、次のような結果が出ています。

 

 

フリーランスは実に9割近くの人が現状に満足しているという結果になりました。反対に、会社員エンジニアは約3割の人が現状に不満を持っています。いったい何が満足度を下げているのでしょうか。満足していない内容を聞くと、「技術が上がっても収入が上がらない」と答えた人が47.5%、「残業が多い」が37.8%、「希望の仕事ができない」が31.1%という結果になりました。会社員では会社の給料体系が概ね決まっていて、技術があってもなかなか給料が上がらないということが多く、不満に繋がっているのでしょう。また勤務時間や休日についての不満や、やりたい仕事ができないなど不満も多いようです。

 

フリーランスの場合は、収入は自分の実力や市場価値によって決まるので、不満に思う人が少ないのだと考えられます。また働く時間や仕事内容を希望した通りに選べている人が多いということでしょう。

 

※参考サイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000052102.html

 

フリーランスが直面する悩みと解決策

<フリーランスの悩み①:収入が不安定・キャッシュ不足になることも>
フリーランスとして独立を考える人は、独立前に「100万円」ほどの貯蓄を用意しておきたいところです。3か月間収入がなくても生活できる程度の金額ですね。フリーランスエンジニアとして駆け出しのころは収入が安定しませんし、仕事が軌道に乗ったと思っても景気に左右されて取引先を失うこともあります。

 

また、仕事はあっても大きなプロジェクトの場合、完成までに数か月かかり、入金はさらに翌月末というケースもあります。プロジェクトが完了していない以上は、報酬はもらえませんし、入金のタイミングはその企業によって決まっていますので、早めてもらうわけにもいきません。そんな訳で、仕事をしているのに現金が手元になくなるという事態が発生する可能性があるのです。日ごろからできるだけ多めに貯蓄をしておくことを心がけましょう。

 

<フリーランスの悩み②:休業補償がない>
会社員であれば、病気や出産などで休職する際にも「傷病手当金」や「育児休業給付金」など、一定の収入保証が得られることが多いですが、フリーランスには、休業補償がありません。有給休暇はもちろん、産前産後休暇すらありませんので、産後わずか1ヶ月で復職せざるを得ないフリーランスママもいるようです。今ではフリーランス向けの所得補償をしている割安な保険商品もありますので、先行きが不安な方は検討してみてはいかがでしょうか。(フリーナンスあんしん補償プラス:https://freenance.net/shotoku)

 

<フリーランスの悩み③:雑務に時間が取られる>
フリーランスになると、仕事以外の雑務も自分でこなす必要があります。毎月の請求書の発行や仕事を獲得するための営業などもしなければいけませんし、毎年の確定申告も自分で準備しなければいけません。思ったより雑務に時間がかかり、エンジニアとしての仕事をする時間が取れないという話も聞きます。確定申告に関しては、経費が掛かりますが、簡単に記帳できる会計ソフトを使ったり、税理士に頼むことで手間を省くこともできます。またフリーランスに仕事を紹介してくれるエージェントを使って営業する手間を省くこともできます。便利なサービスはどんどん使って、雑務に取られる時間を減らしましょう。

 

<フリーランスの悩み④:意外と自由に働けない場合も>
「おしゃれなカフェやコワーキングスペースで仕事」「暮らすように旅をしながら、その先々で仕事する」「好きな時間に起きて在宅ワーク」「いっそ田舎に引っ越して、古民家暮らし!」そんなライフスタイルに憧れて、フリーランスエンジニアを目指す人もいるかもしれません。後述しますが、フリーランスエンジニアが単価の高い安定した仕事を得るには、「常駐案件」が多いです。常駐とはすなわち、契約を結んだ企業のオフィスもしくは指定の場所で、決まった時間に勤務するということです。確かに報酬は高いけど、これでは満員電車に揺られて出社する会社員生活とあまり変わらない…そんな方もいるようです。

フリーランスエンジニアが仕事を得るには

フリーランスエンジニアが仕事を得るには主に4つの方法があります。ライフスタイルや勤務場所や時間などの希望に合わせて使い分けるのが良いでしょう。

 

■エージェントに登録する
案件を発注したい企業とフリーランスをつなぐ、「エージェント」というものがあります。
リクナビエージェントなどの転職エージェントは皆さんも使われたことがあるでしょうか。それと同じイメージです。

 

クラウドソーシングなどで切れ間なく仕事を受注できるよう、案件を探し、案件に応募するための資料を作り…としていると、本職のプログラミングの時間もなかなか取れず、ストレスが溜まってしまうこともあります。また仕事内容や報酬などで希望と合致する案件が見つからないこともあります。そういった手間やストレスを省くために営業や事務作業を代行してくれるのが「エージェント」です。単価や条件面で不利な案件を受けたりする心配がなく、案件も豊富なので収入の安定が見込めます。また、フリーランスは社会的に立場が弱いですので、契約後に契約内容と異なる仕事をさせられたりしてトラブルになることも少なくありません。そういった場合に、エージェントに仲裁してもらうことができるのもメリットの一つです。報酬も高めになります。

 

ただ、このエージェントの案件は、ほとんどが常駐案件で在宅案件はほぼありません。条件面などはすでに決められており、交渉の余地はほとんどないことが多い、自由度の低い働き方になるともいえるでしょう。

 

■自分で営業する
自分の持っているノウハウを書いた技術ブログやツイッターなどで発信をしたり、電話で企業に営業したり、IT関係の勉強会やセミナーに出席をして人脈を作ったり、様々な方法があります。とにかく人とのつながりがチャンスを生むことが多いので、積極的に行動する必要があります。

 

■知人からの紹介や前職でのつながり
IT関係の知り合いが多ければ、フリーランスになって仕事を探しているという話をすれば、仕事を紹介してくれることもあるかもしれません。また前職の関係者や、過去に仕事をしたクライアントと良好な信頼関係を持っていれば、再度仕事を依頼されることもあるでしょう。発注側としても、どこの誰だかわからない人よりも、スキルや人柄を良く知る人に仕事を任せるほうが、安心感があります。独立した際には、とにかく多くの人に、フリーランスエンジニアとして独立したと宣伝して回るのが効果的です。どこから仕事につながるかわかりませんよ。

 

■クラウドソーシングを利用する
先にもご紹介したように、クラウドソーシングで発注される案件は年々増えています。パソコンとネットワークさえあれば、納期に合わせて自分のペースで、どこででも仕事できるのが魅力ですね。単発の案件が多いですが、中には長期的にお願いしたいという案件もあります。単価が適正化どうかの確認ももちろん大事ですが、トラブルを防ぐためにも、求められているプログラミング言語やスキルが自分に合致しているかどうかよく確認して受注しましょう。受注してからやっぱりできませんでした、では信用が失墜してしまい、そのサイト内ではお仕事が受注できなくなってしまうかもしれません。

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PE-BANKが2017年に行った「ITエンジニアの仕事と働き方」の調査では、エージェントを利用中のフリーランスエンジニアの年収は平均746万円、エージェントを利用していないフリーランスエンジニアは平均398万円と大きな開きが見られました。エージェントから紹介される仕事は、常駐案件がメインであることに対し、エージェント不利用だと単発案件や週2~3日の不安定な働き方になることが多いためと考えられます。ただ、筆者が「クラウドワークス」で調べてみたところ、中には長期契約・在宅勤務で、時間給3000円~4000円のような好条件のものも見受けられました。時給3000円だったとしても1日8時間週5日働けば、月収48万円になります。


 

好きな時間に好きな場所で仕事ができて、高収入を得られればそれがベストですが、現実は全てを満たすのはなかなか難しいかもしれません。

 

まとめ

ここまでフリーランスエンジニアと会社員エンジニアとの比較などを中心に見てきました。フリーランスは「自由」、会社員は「安定」を求める方にそれぞれ選ばれている働き方ですね。フリーランスエンジニアは会社員エンジニアに比べて満足度が高いという調査もありました。ただ、会社員フリーランスで独立することに不安を持っている人は8割以上もいて、独立してフリーランスになることには慎重な人が多いようです。仕事がなくなり、収入が途絶えるのは誰だって不安ですよね。

 

ただ、フリーランスだとある程度自分で時間を管理できるので、子育て中のママにはおすすめの働き方です。小学校では当然のように平日に行われる参観日やPTAの集まりにも気兼ねなく参加できます。平日に役所に行ったり病院に行ったりということも会社勤めの方ではなかなか難しいですが、フリーランスなら隙間時間にささっとできてしまいます。筆者もフリーランスのライターですが、これは本当にストレスフリーですよ。メリット・デメリットをよく考えて、理想とするライフスタイルに合う仕事ができるといいですね。