プログラミングで副業を始めよう!未経験者でも稼ぐ方法とポイント
最近、副業という言葉を頻繁に聞くようになってきました。
以前は、隠れてこそこそする、そして何か事情がある人が行うといったイメージでしたが、最近では、収入アップ、そして自分自身のスキル向上のためといった、より前向きな理由で始める人が増えています。
副業の解禁に伴い、チャットツールやオンライン会議システムといったシステムもどんどん開発され、わざわざその事業所に出向かなくても自宅で業務を行うといった在宅ワークも広がって参りました。
結果、副業のハードルがより低くなり、現在、たくさんの人が副業をスタートさせています。
今回は、副業のメリットを改めて確認するとともに、稼げる副業として注目を集めているプログラミングに焦点をあて、未経験者がプログラマーとして副業をする方法とそのポイントについて解説していきたいと思います。
現在、副業は未経験というプログラマーの方だけでなく、プログラミング自体が未経験の方、ぜひお役立てくださいね。
副業のメリット
人が副業を始める理由にはどんなものがあるでしょうか。
そういった質問をすると、「お金が欲しいからでは?」と答える方が多いのではないでしょうか。
たしかに、副業をする理由として厚生労働省が調査した結果を見ると、第一位は収入を「増やしたいから」であり、ほかにも「1つの仕事だけでは収入が少なくて生活自体ができないから」など、より切羽詰まった実態が感じられるものもあります。
しかし、意外と多いのが、自分が「活躍できる場を広げたいから(23.8%)」や「様々な分野の人とつながりができるから(18.0%)」「現在の仕事で必要な能力を活用・向上させるため(12.8%)」など、お金以外の前向きな理由です。
※厚生労働省「複数就業者についての実態調査(JILPT調査)」より作成
新しい扉を開くことで、世界が広がったり、現在就いている仕事の質のアップグレードに繋がるといったメリットがあると考えられているのです。
プログラミングが副業に最適な理由
プログラミングは副業にむいていると言えます。
なぜなら副業は、本業の終業後、就寝前に行ったり、休みの日に行うことが一般的であるため、わざわざその事業所に出向かず、「好きな時間帯に」「自宅で」行えるプログラミングのお仕事は、副業としては最適だからです。
また、時給も、ほかの在宅ワークと比較すると高額であることが多く、手軽に収入アップが図れるのがポイントです。
それに、仕事によってはずっと継続するのではなく、半年間だけ、3ヶ月間だけといったような参加の仕方も可能だったり、成果報酬型で実力によっては短期間で驚くべき収入をあげることも可能なのです。
現在、なにかしらのプログラミング言語を習得されているプログラマーは、一度在宅ワークが多く紹介されている求人募集サイトをご覧いただくと良いでしょう。
自分のスキルを活かして収入アップをはかる、そして世界を広げることができるお仕事が見つかるはずです。
たとえば、PHPやC#、Javaなど、さまざまなアプリケーションやwebサービスに活用できる各種プログラミング言語に対するお仕事があります。
時間帯も、好きな時間帯を選べるもの、期間も短期のものから長期に及ぶものまでさまざまです。自分に合うお仕事を見つけることができるはずです。
※出典:ママワークス
未経験の人がプログラミングの仕事を受注したいときには?
現在、プログラマーでない人、とりわけ、プログラミングに対する知識がない方が仕事を受注するのには、どのようにすれば良いのでしょうか。
本業としてのみ働くことができそうなフルタイム勤務の募集であれば、未経験でも受け入れている企業はありますが、副業として応募できそうな案件では、未経験者もOKとしているものは見つからないでしょう。
なぜなら、これらの募集はほとんどが即戦力を求める業務委託であり、自社で社員として育てていくことを前提にしていないからです。
ということは、もし本業としてプログラミングで稼ぐのではなく、副業でプログラミングを行いたいと考えている人は、まずはプログラミングのスキルを身につけることが必要不可欠になると言えます。
未経験者がプログラミングを習得する方法
では、これまで全くプログラミングを学んでこなかった未経験者が、プログラミング言語を学ぶためには、どのような方法があるか考えてみましょう。
・専門学校に通う
・オンラインスクールで学ぶ
・独学で学ぶ
知人にプログラマーがいる、社内にプログラマーがいるなど特殊な事情がある方以外は、上の3つの方法が一般的と言えます。
上から順番に、「確実に」「早く」習得できるといった特徴があります。
現在学生でプログラマーを目指している方は、もっとも確実である「学校に通う」という方法をとっていることでしょう。
プログラミングを学ぶ専門学校は全国的に設置されていますし、基本から実践的なことまで広く深く学べるからです。
しかし今回は、本業に就きながら、副業として活用できる実践的スキルを得ることが目的なので、専門学校に通うといった方法は避けたいといった方が多いと思います。
金銭的にも時間的にも、「通う」という労力的にも負担が多いからです。
しかし、もっともお金がかからない、そして気軽な「独学で学ぶ」という方法だと、習得しきれない恐れがあります。
プログラミングは、知識を身につけていっても、具体的にプログラミングをした際にエラーが出ると、原因がわからず、イヤになってしまうことが多々あるからです。
それに、プログラム自体は動いたとしても、もっと良い方法がある場合も、自分で気がつくことができず、それはやはり先生などに添削してもらったりアドバイスをもらったりすることが有効だからです。
そもそも、どんどん新しい技術も出てくるので書籍では追いつかず、インターネットで有益な情報を探し廻らなければなりません。
また、プログラミング言語を動かすには、パソコンだけでなく、プログラミング言語によってはインターネットへの接続や専用の環境(IDE=統合開発環境)を用意しなければならず、学習環境を整えるだけでも手間がかかります。
そう考えると、独学で学ぶのは非効率だったり、習得が叶わない恐れがあるので、あまりおすすめできる方法とは言えません。
最後に、オンラインスクールで学ぶという方法は、本業をしながら学びやすいという意味でもっともおすすめと言えます。
学ぶ言語や期間にもよりますが、月額10,000円以下のところから30,000円といった定額制のところや、20万円、または40万円を一括支払いといったところまでさまざまです。
オンラインスクールの良いところは、授業を好きな時間に受けることができる点です。
先生へ質問できる時間は21時までなど限られているケースもありますが、授業をいつでも見られる、しかも自宅で見られるというのは、かなり大きなメリットと言えます。
通学の場合は、ほかの生徒と会えるので刺激になったり、情報を交換できるという、これまた大きなメリットがありますが、通学とオンラインを兼ねているスクールもあるので、もし通学圏内に居住しているのであれば、それがもっともおすすめと言えるでしょう。
ちなみに、代表的なスクールには以下のようなところがあります。
○TECHキャンプ
オンラインに特化した有名スクールです。
プログラミング言語ごとのコースが用意されています。
○DMM WEBCAMP
未経験者にターゲットをしぼったスクールで、フルタイムの短期集中型、仕事を続けながらエンジニア転職を目指す方などとスタイルに応じたコースが設けられています。
渋谷・新宿・難波・難波御堂筋の4箇所に通えるスクールもあります。
○侍エンジニア塾
マンツーマンレッスンを売りにしたスクールで、月額2,908円~と安価な価格設定でも有名です。
1人だと挫折しやすいという方におすすめです。
ほかにもたくさんありますが、できるだけ早く習得したい、仲間と一緒に学んでいきたい、自宅で自分のペースで学んでいきたい、とにかくお金をかけずに習得したい・・・など、自分の生活スタイルや要望にあった学び方を選択すると良いでしょう。
プログラミングの副業でいくら稼げる?
では、プログラミングの副業をすると、どのくらいの収入になるでしょうか。
実際の求人例を使って計算していきます。
※出典:ママワークス
上の求人は、求人情報サイト「ママワークス」に掲載されていた実際の求人情報です。
時給は経験やスキルに応じて変わりますが、時給2,500円~4,000円と一般的な事務と比較するとかなり高額な設定となっています。
勤務時間は自由で、しかも在宅ワークが可能な業務委託なので、まさしく副業向けの案件と言えます。
試用期間の報酬額の設定は時給1,500円~2,000円となりますが、試用期間を経て本採用となったときの報酬額で計算していきます。
たとえば、毎日、本業のお仕事が17時で終了し、18時に帰宅するとします。
食事や入浴などを済ませ、20時から23時に副業に従事すると、1日あたり3時間、ウィークデーのみで週15時間になります。それに、週2日の休日には、5時間ずつ業務に携わると2日で10時間ですから、ウィークデーの15時間とウィークエンドの10時間を合わせて、1週間あたりの稼働時間は25時間となります。
これが1ヶ月、4週間で計算する100時間になります。
時給がマックスの4,000円だとすると、4,000✕100時間で40万円、もし時給が最低賃金の2,500円だとしても25万円になるのです。
もし、休日は3時間に減らしたとしても、時給4,000円の方は336,000円、時給2,500円の方は、21万円と、かなりの金額になります。
本業で月給30万円いかないという方も少なくないと思いますので、これはかなりおおきな収入になるのではないでしょうか。
もちろん、こちらの例は、時給が高めの求人例です。
プログラミングといっても、ピンからキリまであり、時給1,000円といったお仕事もあります。
次の例も、実際の求人例です。
出典:ママワークス
次の例も、完全在宅を謳っている求人です。
現在6名の在宅ワーカーで運営しているのでチームで開発業務を行うといったものです。
さきほどと同じように業務委託という形でありますが、パートで直接雇用という道も用意してくれている案件です。
案件により報酬は異なりますが、時給計算で1,500円と案内されています。
これをもし先ほどの条件と同じように、ウィークデーは3時間、ウィークエンドは5時間で計算した場合、1ヶ月(4週間とする)で、1,500円✕100時間で15万円になります。
一方、ウィークエンドを3時間におさえた場合は、1ヶ月当たり126,000円となります。
「え?そんなに副収入はいらない」という方や、子育てや家事があって、ウィークデーは全く仕事をしないという方は、ウィークエンドは1日あたり5時間ずつやって、1ヶ月(4週間)40時間で、6万円という収入を得ることになります。
本業の収入に加えて、6万円という収入は決して少なくないでしょう。
ウィークエンドにたった5時間ずつやるだけでも、りっぱな副収入が得られるというわけです。
繰り返しの説明になりますが報酬額はまちまちです。
取得が難しいプログラミング言語や、できる人の少ない希少価値の高いプログラミング言語を取り扱うもの、人の管理も含めたリーダー的な仕事などは、高額な報酬になる傾向があります。
つまり、何のプログラミング言語をどこまで、また、プラスαのスキルを身につけられるかということにかかってくることは理解しておくと良いでしょう。
稼げるプログラミング言語とは?
試用するプログラミング言語の難易度や希少性などによって報酬額が異なるということは理解いただけたと思います。
未経験者の皆さんが高額収入をできるだけ得るためには、どのプログラミング言語を学んだら良いのか知っておくことが重要だと言えます。
そもそもプログラミング言語に明るくない方は、「どの?種類があるの?」と疑問に思われるかも知れませんが、推測どおり、いくつも種類があります。
外国語に、英語だけでなく、フランス語やスペイン語、中国語、マレーシア語など複数あるのと同じで、プログラミング言語には、さまざまな種類があるのです。
プログラマー全体の年収を集計したものではありませんが、Webサイト上のアンケートで実施した調査結果をご紹介しますと、プログラミング言語によって年収の差があることが分かります。
※出典:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01068/111100004/
この調査結果によると、もっとも低い年収となっているのがScalaで450万、もっとも高いのがJavaScriptで663万となっています。
こちらは副業での年収ランキングではありませんが、副業においても同じように、上位のプログラミング言語なら高収入を期待できそうですよね。
それでは、年収650万以上、3位までのプログラミング言語について、順番に特徴や難易度を説明していきます。
—————————————-JavaScript—————————————-
Webサイトを構築するためのプログラミング言語のひとつです。
Webサイトをつくるためには、HTMLやCSSと言われるコードを使うというのが基本となりますが、このJavaScriptを使うことによって、もっと動きのある、そして双方向的な、ワンランク上のWebサイトに仕上がるのです。
何年も前から、企業の大小にかかわらず、Webサイトは企業の顔として制作することが当たり前になりました。
しかも、これまでは新聞折り込みやTVCMなどが広告・宣伝の中心でしたが、現在、多くの企業でWebサイトを最も重要な宣伝ツールとして考えているため、Webサイト制作に力を入れているのです。
また、宣伝だけでなく、実際の販売や申し込みまでもWebサイトで完結できることをも目指しているため、その目的を達成するためにJavaScriptが有効だと考えられているのです。」
そういった意味では、JavaScriptを学ぶことは、非常に有益だと言えますね。
○JavaScriptで何ができる?
フォームに入力された文字が正しいか、たとえば、メールアドレスがメールアドレスの形になっているか、確認用のパスワードが1回目の入力と同じものになっているなどのチェックが可能です。
また、掲載している画像を拡大して見せることもできます。商品販売サイトにおいては、商品の細かい部分まで見せることが購買につながることが多いので多用されます。
また、最近では、Webサイト構築だけでなく、アプリケーション開発にも使われつつあり、今後広がりが期待できるプログラミング言語と言えます。
○習得の難易度
面白そうなことがいろいろできるJavaScriptですが、難易度はそれほど高くないと言えます。
とはいえ、現在、アプリケーション開発など使われる分野が広がっていることもあり、一度覚えただけでなく、情報をどんどん更新していく大変さはあります。
しかし、テキストエディタがあれば書き始めることができるうえ、ブラウザで実際に動きが確認できます。そのため、未経験者がまずスタートするプログラミング言語としては大変おすすめなのです。
○こんな人におすすめ
Webサイトを作ってみたい、その後、Webアプリなど可能性を広げていきたいという方におすすめの言語でもあります。
—————————————- SQL—————————————-
SQL(エスキューエル、またはシークェル)は、structured(構造化された)、query(疑問、問い合わせ)、language(言語)の略で、リレーショナルデータベースで試用される言語です。システムを組むわけではないので、正確に言うとプログラミング言語ではなく、データベース言語となります。
○SQLで何ができる?
お客様の購入履歴や営業リストなど、企業においてはさまざまデータを保存しているものですが、SQLを使えれば、そういったデーターベースの中の一部のデータを一気に書き換えたり、追加や削除などを行うことができるようになります。
わざわざ一つずつ手作業で行うのと異なり、作業時間を大幅に減らせるとともに、ミス自体を防ぐことが可能になるため、企業活動にとってなくてはならない言語と言えるのです。
○習得の難易度
SQLは、非常に簡単なものから難易度の高いものまでがあるので、基本的なスキルを身につけること自体はそれほど難しいものではありません。
慣れてきたら、より難易度の高いSQLを覚えておけば良いので、未経験者にも比較的おすすめの言語と言えます。
なお、自宅で練習するには、SQLの実行環境を整える必要がありますが、Web上で実行できるWebサービスもあるので、スタートするときもそれほど大変ではないでしょう。
○こんな人におすすめ
SQLは、なにか新しいプログラムを組む際に役に立つというより、日常的な企業活動において継続的に必要とされる言語といった存在です。
そういった意味では、本業でも役に立つ機会があるので、今の業務にも役立てたいと考えている方におすすめです。
—————————————-C/C++—————————————-
調査結果によるとC言語とC++言語は一緒になっていますが、実際には別々のプログラミング言語です。
C言語は、歴史が古く、多くのシステムで使われていることから、募集も安定的、かつ多いという特徴があります。
○C/C++で何ができる?
C言語は動作が速く、ロボットの動きを制御するのによく使われるプログラミング言語です。C++も同様に動作が早いという特徴があり、大規模システムや公共システムを組むのに利用されます。ほかにも、最近話題のIoTにも使われています。
○習得の難易度
C言語は、プログラミング初心者には難しいと言われているプログラミング言語です。
また、C++も、覚えることが多いため、正直おすすめできるプログラミング言語とは言いがたいです。
○こんな人におすすめ
将来、本格的にプログラマーになりたい、本業にしたいという方にはおすすめです。
習得は難しいですが、大規模システムに使われているということもあり、雇用の安定したプログラミング言語だからです。
また、IoTは人々の生活を便利にするものであり、成長していく分野であるため、人の役に立ちたいという方にもおすすめです。
—————————————- R—————————————-
Rは、最近注目されている分野にて使われている、1995年に開発された比較的新しいプログラミング言語です。
データの分析や活用に使うことができるプログラミング言語で、ビッグデータを制することが現在の企業の大きな課題となっている今、すでにプログラマーとして道を歩んでいる人も、あらたに習得する動きがあるほど人気が高まりつつあります。
○Rで何ができる?
○習得の難易度
R言語はオープンソースなので、環境を整えやすいうえ、ソースコード自体も難解なものがあまりありません。お手持ちのパソコンがWindowsでもMacでも、Linuxでも動作できますので、未経験者にはとてもおすすめの言語と言えるのです。
ただし、アプリケーションやWebサービスの開発などいろいろな用途が考えられるほかのプログラミング言語と比較し、統計やデータの分析にしか使えないという特徴があること、統計に関してある程度知識がないと、うまく使いこなせないことがあり、R言語の習得だけではなく、統計学も併せて学ぶことが必要であること・・・この2点をがデメリットとして挙げられます。
○こんな人におすすめ
データ分析は、企業の利益拡大や、公的な設備の有効利用などをより効率的に実現するために、必要不可欠なものです。そういった企業の活動を手助けしたい、プログラミングのなかでも新しい分野にチャレンジしてみたいという方におすすめです。
副業をするうえでの注意
オンラインスクールなどの学ぶ方法や、稼げるプログラミング言語がわかったら、早速勉強してみようと考えている前向きな方もいらっしゃると思います。
ただし、そもそも副業をするうえで注意がありますので、その点について説明をしていきたいと思います。
1:本業における副業についての規定をチェック
副業は解禁となっても、企業が副業に対してどのような規定を設けているのか必ず確認をしましょう。よくあるのが、「副業していることを申告すること」「本業に影響が出ないようにすること」といったルールです。
そういったルールを制定している理由は、毎日夜中や朝まで副業に従事していて、疲労や寝不足のため本業がおろそかになってしまうことを避けるためというのが1つです。
また、その企業独自の重要なノウハウを他社に教えるなど、本業に打撃を与えるような副業は禁止したいということもあります。
また、パートなどの雇用契約を結ぶ場合は副業を行う際に、副業先の規定も確認することが必要です。
2:雇用関係がある場合は労働時間が通算される
副業先で雇用関係を結んでいる場合、本業、副業における労働時間は通算されます。
基本的に労働時間は労働者の申告ベースで管理されますが、副業での労働時間は、それ単体で計算されるのではなく、本業での労働時間に合算されるため、本業で時間外労働まで達していた場合は、副業先でも時間外労働の扱いになります。つまり、副業先では割増料金をもらう必要が出てくるのです。
ちなみに業務委託の場合は雇用関係はありませんので、割増料金という設定はありません。
3:所得が20万円を超えたら、確定申告が必要!
副業による所得が20万円を超えた場合、確定申告を行うことが必要です。
本業の場合、税金の計算や納税は企業が行ってくれているので、ご自分で確定申告をしている方は、保険の営業などをなさっている個人事業主以外はいないと思います。
とはいえ、仕入れなどによる販売等でなければそれほど面倒で難しい作業はないのでご安心ください、
ちなみに確定申告は税務署に出向くというほか、インターネット上で書類を作成したうえでの郵送、または、マイナンバーカードがあればオンラインで行うことも可能です。
なお、プログラミングを副業として行う際、環境を整えるのに有償のサービスを受けている、または機器などを購入したなどあれば、経費として収入から差し引くことができます。収入、つまり報酬の総額が20万円を超えていたとしても、これらの経費を引いた結果20万円を超えていない場合は確定申告は不要となることも覚えておきましょう。
その際、経費がかかったことの証明となる領収書の原本は必ず保管しておいてくださいね。
まとめ
今回は、未経験者が副業としてプログラミングで稼ぐ方法や留意点について説明をしてまいりました。
プログラミングはスキルにあたるので、習得すれば確実に収入につなげることができるうえ、在宅ワークがしやすいので、副業としては非常におすすめです。
講義を受ける場合は初期費用がかかるものですが、将来的なことを考えれば必要な投資だと言えるでしょう。
副業に興味がある方、プログラミングに興味がある方は、ぜひ最初の一歩をまずは踏み出してみてくださいね。