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個人がアプリ開発で収入を得られるか?必要なスキルについても解説

公開日: 2021.01.05
最終更新日: 2021.01.05

個人がアプリ開発で収入を得られるか?必要なスキルについても解説

副業でアプリ開発をしてみたいという方が多いようです。
アプリで収入が増えれば自由になるお金も増えますし、もしアプリを開発して人気が出るようだったら、本業にしても良いなどと考えている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、現在プログラマーとして企業でアプリを開発している人ではなく、単につくってみたいアプリがある、なにかしら副業で稼げないか考えている方むけにアプリ開発で収入を得られるか、また稼ぐのに必要なスキルなどについて簡単に解説していきたいと思います。

アプリ開発で収入を得るには

そもそも、個人が企業に雇用されアプリ開発を担い給与をもらうといった以外に、アプリ開発で収入を得るには以下の3つの方法があります。

 

1:有料のアプリで収入を得る
2:アプリ内課金で収入を得る
3:アプリ内の広告で収入を得る

 

以上の3つは、いずれかの方法となるわけではなく、2と3を組み合わせるといったことも可能です。
ただし、わざわざ有料でダウンロードしてもらったのに、広告がばんばん出てしまうとユーザーは使いづらさを感じてしまうので、有料アプリに広告をつけるということをする人はあまりいないでしょう。
しかし、無料ダウンロードができるアプリで、広告が出てきたり、フル機能を使うためには課金があるといったアプリは無理がないでしょう。
実際にアプリを開発してリリースする方は、十分な収入を得るためにこの仕組みにしている方が多いと思います。

 

次に、それぞれの方法の特徴やポイントについて説明していきます。

 

有料アプリの特徴とポイント

有料アプリは2タイプに分かれます。
・1回買い切りタイプ
・サブスクリプションタイプ(月額利用料をとる)

 

前者の場合、一気に収入を得られるというメリットがありますが、あまりに高く設定すると購入してもらいにくくなります。
おすすめアプリとして紹介してもらえたり、高評価レビューが多かったり、よほど必要に迫られたアプリでないと、せっかく開発してもほとんど売れないといった恐れもあります。
その場合は、ベータ版で無料リリースし、ユーザーを増やしつつ、改善していき、折を見て有料化するといった手もあります。
一方、サブスクリプションの場合は、一括で購入してもらうわけではないので、買い切りタイプよりは安価に設定する方が多いです。たとえば月額200円にしても1年間で2,400円です。それが100人集まれば月に20,000円、1年間で24万円です。たった100人に使用してもらえるだけで24万円得ることができるのです。
最初から2,000円にしてしまい、5人しかダウンロードされなかったら1万円で終わってしまいます。
となると、安価にして門戸を広げてできるだけ長く使ってもらうことを目指すと結果的に多くの収入を得ることにつながりそうですね。

 

アプリ内課金の特徴とポイント

アプリ内課金タイプは、まずは無料でダウンロードさせておいて、一定以上のことをしたい場合にはお金を払ってもらうようにするというものです。
面白い、または使えるアプリだということを分かってもらい、さらに、その値段分だけの価値があるということを分かってもらい収入へとつなげるというものです。
ほとんどのアプリはこのタイプです。
ゲームアプリを例にとると、ゲームプレイだけなら無料なのですが、早くクリアするため、もしくはアバターをよりかっこよく見せるためのアイテムを得るには、有料とするといったことです。
また、写真を撮影したとして、曇天を青空にしたり、画像の露出を補正するのは無料ですが、いらない人物や物を消すといった高度な機能を使い場合は有料としたり、教育系アプリで1日1問は無料だけども、1日10問までに増やしたい場合は月額300円支払うなどといったものです。
これは、アプリ課金をサブスクリプションとした例です。

 

○こんなアプリ内課金方法も
ちなみに、収入を最大化するには、対象となりうるユーザーをセグメント化し、価格を変えるという設定をすることもひとつの手です。
もっとも簡単な例で言うと、新規ダウンロードユーザーは3ヶ月間特別価格にするといったものです。
ほかにも、ゲームで1つのステージ内で3回以上失敗した人だけに課金するなど、行動によって課金方法を変えるという方法があります。
いずれにせよ、高い収入を得ることが目的ですから、どうやったら思わずお金を出したくなるのか、人の心理を裏手にとることが重要です。

 

アプリ内の広告の特徴とポイント

アプリ内に広告を表示させ、それをクリックしてもらい広告収入を得る方法では、バナーをいれたり、広告らしくないアイコンを配置したり、全画面に広告を出したりするなどして、できるだけ広告をクリックしてもらう工夫を行います、
・バナー型
・アイコン型
・インフィード型
・オファーウォール型
・全画面型

 

広告を提供してくれる企業(アドネットワーク事業者)と契約しますが、広告の出し方で報酬額も変わります。
対象を狭めず、純粋に広告を出す方法と、AIが自動でターゲットをしぼるタイプがあります。
なお、ユーザーの満足度を高める意味でも。課金により広告が出なくなるといった設定がおすすめです。

 

アプリ開発に必要なもの

アプリで収入を得る仕組みやポイントが分かったら、次知りたいのは、実際の開発に必要なものです。

 

○パソコン
アプリを開発するにはパソコンが必要です。
最高性能のパソコンは必要ありませんが、以下のようなスペックがあることがのぞましいです。
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・CPU:Corei5以上(またはRyzen3)
・ストレージ:できればSSD(HDDより高速)
・メモリ:できれば8MB以上
※2020年12月現在です。パソコンの進化は早いので、中レベル以上のものと理解しておくと良いでしょう。
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ただし、現在のパソコンのメモリが4MBしかないというのであれば、わざわざ買い換える必要はなく、まずは現在のパソコンで開発を開始してみるのがおすすめです。
パソコンの購入代をアプリの収入で確実に補えるという保障はないですし、未経験者がこれからアプリ開発をするのに、それほど高スペックを必要とするような作業とはなりにくいからです。

 

ちなみに、iOS用のアプリを開発したいといった場合は、Macが必要となる場合があります。
Macは高いものだと30万円近くなりますが、15万円ほどで販売している機種でも十分でしょう。
アプリ開発で収入を得たいのであれば、iOS用とAndroid用を両方用意したいところですが、新たにパソコンを購入するとなると初期投資が大きくなるので、最初はいま手持ちのパソコンで作ることができるアプリのみにするといった方法からスタートすると良いでしょう。

 

○開発ツール「統合開発環境」
アプリ開発をするのにあたり、必要なソフトウェアがセットになった「統合開発環境(IDE)」と呼ばれるツールをインストールするのが一般的です。これをインストールすることで1つ1つ必要なソフトウェアを手に入れる手間は省くことができます。
ちなみに統合開発環境により以下のことができるようになります。

 

・入力補完機能がある
コードをすべて手打ちしなくても、途中まで入力すれば予測してコードを表示してくれます。スマートフォンの予測変換のようなイメージです。これにより入力ミスを防いだり、手打ちや正しいスペルを調べたりする時間を短縮することができます。
・間違いを見つけてくれる
構文的にミスがあると思われるところには、赤線などで警告を発する機能があります。
これによりせっかく開発したのにエラーで動かないなんてことをできるだけ防いでくれます。

 

統合開発環境にはいくつか種類がありますので、自分が開発したいアプリに合うものを選択する必要はあります。
有料のもの、無料のものがありますが、端的言って無料のものは全体的に重かったり、ロゴが入ったりして使いにくいところがあるといった声があります。
一般的によく使われている統合開発環境をご紹介します。

 

⚫Eclipse(イクリプス)
特徴:いろいろな言語に対応している、IDEのなかでも代表格

 

出典:ECLIPSE FOUNDATION

 

⚫Visual Studio(ビジュアル スタジオ)
特徴:Windowsユーザーにおすすめ、無料版もある

出典:Microsoft

 

⚫Xcode
特徴:iPhoneアプリを開発したいMacユーザーにおすすめ

 

※出典:Apple

 

○スマートフォン

アプリが正確に動くか動作確認のためには、実機が必要です。
iOS用であればiPhoneが、Androidの場合Androidスマートフォンを用意しましょう。

 

○プログラミングスキル

そもそもアプリ開発を行うのは、プログラミングスキルが必要です。
アイデアを形にするため、プログラミング言語の習得が必要です。

 

 

アプリ開発に適したプログラミング言語は?

アプリのアイデアはあるが、プログラミングには明るくないといった場合、プログラミングを習得することがまず必要です。
プログラミング言語と言っても複数の言語があり、どの言語が適しているか選択したうえ、学習を開始する必要があります。

 

○アプリ開発によく使われるプログラミング言語

・Java・・・世界でもっとも幅広く使われている言語です。アプリ開発以外にも使えるので覚えておくと将来性も広がります。
・JavaScript・・・HTML5と、このJavaScriptを習得すればiOS・Androidの両方対応したアプリ開発が可能です。
・Kotolin・・・Javaよりも簡潔に記述できる、習得しやすいと言われています。
・PHP・・・人気アプリ『メルカリ』でも使用されている言語です。
・Python・・・コードが簡潔に書けて、ほかの言語とも連携可能なので初心者向け。
・Ruby・・・シンプルなコードが多く習得しやすい、
・Swift・・・現在、iOSアプリ開発の主流となっている言語。

 

なお、iOSアプリ開発には、Objective-Cが以前よく使われていましたが、現在は簡単でより高速に動く特徴のあるSwiftが主流となっています。Objective-Cベースのアプリを追加で開発したい、すでに自分がObjective-Cにある程度通じているといった特別な理由がある以外は、Swiftを習得することを目指すほうがおすすめです。

 

プログラミングは独学で学べる?

アプリ開発の流れや必要なことが分かったら、次は、プログラミング言語を独学で学ぶことは可能かということが気になりますよね。
結論で言えば、アプリ開発のためのプログラミング言語習得は、独学で十分可能です。
Javaなどよく使われている言語であれば多くの書籍は出ていますし。インターネット上で多くの解説サイトを見つけることが可能です。
しかし、問題は2つです。
「ペースを保てない」
「わからないとき質問ができない」
つまり、1人自力で勉強をすることになるので、確固たる意思がないとついサボってしまって諦めてしまう恐れがあるということです。
また、分からないことがでてきても誰にも質問できないので、挫折してしまう方が多いです。
以上のことから、よほど意思が固く諦めない、そして自己管理できると自信がある方以外は、プログラミングに関してはスクールで学ぶことをおすすめします。

 

○スクール選びのポイント

プログラミングを学ぶためには、専門学校に行くというのが王道ですが、現在社会人の場合。いまさら2年以上かけて専門学校に通うのは厳しいですよね。
そこで、おすすめは、社会人むけのプログラミングスクールです。
短期間で実践的なスキルを習得できるということで、利用する方が増えています。
なお、スクールといっても、実際に通学して通うタイプと、オンラインで学べるタイプとに分かれています。
それぞれのメリットは以下の通りです。
・通学タイプ:やる気が継続しやすい、仲間ができて心強い、わからないとき質問しやすい
・オンラインタイプ:近くに学校がなくても学べる、忙しい人でも学びやすい

とくに、社会人は本業や子育てなどに忙しいと思うので、オンラインで自分のペースで学べるスタイルがおすすめです。
ただし、わからないときにメールやチャットなどで質問をできる体制を整えているかチェックすることが重要です。

 

また、プログラミング言語を学ぶというコースだけでなく、ずばり「Androidアプリ開発」
「iOSアプリ開発」など、アプリ開発に特化したコースもあります。
料金、利用者の体験レポートなどを参考にして、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

 

アプリ作成ツールを利用する

アプリは開発したいけれども、できるだけ早く、簡単に収入を得たいという方は、アプリ作成ツールを利用するという方法もあります。
月額利用料金が発生しますが、感覚的にアプリを作ることができるので、プログラミング言語を学ぶより、早く、そして間違いなく開発できるというメリットがあります。

いくつかのサービスをご紹介していきます。

○Monaca

※出典:Monaca

 

アプリ開発ツールのなかでも多くのユーザーに選ばれているのがMonacaです。
万が一開発に行き詰まったときには、開発支援サービスというオプションサービスも用意されているので未経験者でも安心です。
無料トライアル期間が14日間あるので、試しに使ってみると良いでしょう。
料金は、月額2,000円からで、年間契約だと割引もあります。

 

○Yappli

※出典:Yappli

 

一般的なアプリのベースが用意されており、開発時間をぐっと縮めてくれると評判なのがYappliです。
ただし費用については見積もり次第。複雑なものだと高額になる可能性もありますが、一度見積もり依頼をしてみてはいかがでしょうか。

 

アプリ開発費だけでない、こんな費用もかかる

○登録料
アプリを公開し収入を得るためには、アプリ開発にかかわる費用だけではなく、登録費が必要です。
Android用アプリの場合は、Google Playへの登録費25USドル(110円換算の場合2,750円)を1回だけ支払う必要があります。
一方でiOSの場合はアップルへの支払いが毎年99USドル(110円換算の場合10,890円)かかります。

 

○手数料もかかる
iOS用のApple Store、Android用のGoogle Playには、手数料として売上金額の30%を支払う必要があります。
つまり、月額600円でアプリを販売したとしても、1個あたり180円の手数料が必要で、420円しか手元に入らないということになるのです。
当然、アプリ開発にかけた投資額の回収が遅くなります。
しかし、2020年11月の発表によると小規模事業者にかぎり2021年1月1日から手数料を15%にすることが発表されました。
小規模事業者というのは、年間売上高が100万USドル(約1億400万円)未満企業です。
実はこれ、有名3社をのぞいた全ての企業が対象となる額なのだとか。つまり、個人でこの額を売り上げている人はいないので、確実に対象となると考えて良いでしょう。
ちなみに手数料は、1回買い切りタイプだけでなく、アプリ内課金に対してもかかるので注意しましょう。
Google Playの値下げは発表されていません(2020年12月15日現在)が、開発企業からの要望の声が強く、こちらも15%への値下げは時間の問題と言えるでしょう。

 

○新OSへの対応
そのほか、スマートフォンのOSがアップデートされた場合、アプリの対応が必要となりますが、その頻度はおよそ年に1回1回程度と理解しておきましょう。
とくに有料のアプリの場合は、お金をもらっている以上しっかりと対応が必要であるため、OSのアップデートに対し仕様変更を都度行わなければなりません。

 

アプリで収入を得ている個人の例

以上のように、アプリで収入を得るには準備も、知識も必要です。
もちろんそのための支出もかかることが分かりましたね。
個人で実際にアプリ開発を行い、その経過や成功エピソードを掲載しているWebサイトをご紹介します。
参考にして下さい。

 

○めぐりかんあぷり開発記
2018年と2019年における、月々の収入表があります。(アプリ数は3つ)
https://megumikan.work/2018-11-10/monetize-2/

 

○アプリマーケティングラボ アプリで86万円の収入を得た例
コタツで開発した子育て関連アプリの開発秘話
https://appmarketinglabo.net/milktime/

 

アプリ開発に実は重要なポイント

ここまでの総論として、アプリ開発や収入を得るために覚えておきたいポイントを紹介し、まとめとさせていただきます。

 

○アイデア勝負の人は、開発ツールかアプリ開発を委託する方法もある
アイデアは間違いない、しかし開発のための時間や労力や惜しい場合は、有料でも開発ツールを使うか、アプリ開発そのものは委託してしまう方法もあります。
アプリ開発を担う企業は、複雑で難易度の高いアプリ開発を請け負う一方で料金は高いです。そこで、おすすめはフリーランスのプログラマーに依頼を行うことです。
クラウドソーシングや「ココナラ」などのスキルマーケットで見つけることができます。

 

○対象を絞るのも手
せっかく良いアプリを開発しても、収入が得られなくては意味がありません。
とくに、有料のアプリをダウンロードする方は少ないのが現実です。
また無料の範囲内で使用し、課金範囲までは手を出さない方も多いです。
そこで有料でもダウンロードしてもらえる、また課金まで手をだしてくれる確率をあげるためには、比較的、アプリへの支払いに抵抗がない世代を狙うのがポイントと言えるでしょう。

 

※出典:VALUES,Inc

 

上の表は、ある企業が調査した、アプリ課金率のデータです。
これをご覧いただくと分かるように、20代の男性は半数近く課金をしていることが分かります。女性の場合はやや減るものの20代で4割近くの方が課金をしています。
ここを狙ってアプリ開発を行うのが、収入を得るポイントと言えるのではないでしょうか。

 

○アプリの差別化
もし、あなたがアプリのアイデアを持っているなら、似たようなアプリがないかを探してみることから始めて下さい。
星の数ほどあるアプリです。
よほどユニークなところをついている、または必要性、実現性に乏しいところをついているのでなければ、必ず似たアプリがあるでしょう。
そのアプリが上位にあるのであれば、そのアプリより少し安くする、または機能を足すことで差別化を図るのが常套手段です。
逆に、その似たアプリが不人気であれば、原因を考え、そのアプリと違ったアプリ仕様にするべきと言えます。
ほかにも、消費者心理を活かして、月額300円ではなく月額299円にするなど、細かいテクニックを利用することもおすすめです。