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IT系エンジニアにはどんなキャリアパスがある?

公開日: 2021.01.17
最終更新日: 2021.01.17

IT系エンジニアにはどんなキャリアパスがある?

ITエンジニアとして働き始めた方はもちろん、これからIT系のエンジニアを目指している方も、歩むべきキャリアパスについて考えなくてはいけないなどと感じているのではないでしょうか。
プログラマーとして、またはシステムエンジニアとして働き始めてはみたものの、ずっとプログラマー、またはシステムエンジニアとして働き続けるべきなのか、もやもやとした重いが常にあるという方が多いです。
そこで今回は、現在、IT系エンジニアとして一歩踏み出し始めた方や、これからIT系エンジニアを目指している方に少しでも参考になるよう、いくつかあるキャリアパスについて説明していきたいと思います。

プログラマーのキャリアパス

IT系エンジニアのなかでも、開発部門に所属するプログラマーは、基本的には開発系のなかでキャリアアップしていくことが想定されます。
これからプログラマーを目指すという方むけに解説をすると、開発は、上流工程と下流程に分かれており、プログラマーはそのうち下流工程の担当になります。
下流工程の場合は、どうしても指示の受け側になるので、「上流工程」を目指す、または「スペシャリストを目指す」のどちらかになります。

 

▽プログラマーの上流工程を目指す
プログラマーの上流工程とは、システムエンジニアになります。
システムエンジニアはクライアントの要望を聞き出し、最適なシステムを設計する仕事です。
プログラマーはその設計書にしたがいプログラムを書いていく役になりますから、その経験をもとに、設計書を書くことができるシステムエンジニアを目指すことが考えられます。
なお、実際にプログラムした経験から、システムに関して実際どれくらい開発に時間が掛かるかや、問題点なども把握したうえで設計書を書けるというメリットもあります。

 

▽スペシャリストを目指す
プログラマーでも独立してフリーランスとして活躍する方法もあります。
ただし、フリーランスの場合は給与の保障がなくなるため、確実にスキルを身につけるのはもちろん、営業力を必要とされますし、税金の申告などの手続きも自分で行う必要があります。
または、プログラマーとして、専門分野においてスキルを伸ばすことです。
大規模な金融システムの開発などを担当できるようになれば、高額な年収も期待できます。
現場を離れたくない、プログラムの現場にいたい方は、スペシャリストを目指すと良いでしょう。

 

テスターのキャリアパス

システムに問題がないかテストを担当するテスターは、システムに不具合が起きないかのテストを担当します。
テストエンジニアとして年収をあげるには、数をこなすことが考えられますが、働ける時間には限りがあるため、マネジメントやスペシャリストになる道が考えられます。

 

▽マネジメントにすすむ

テスターは、テストの実行ではなく、テストそのものの設計を行うテストエンジニアへの道があります。さらに、リーダーやマネージャーになって、工程全体を管理する役割へとステップアップも考えられます。

 

▽スペシャリストを目指す
テスト結果を見て分析し、対策をたてるといったテストアナリストへの道が考えられます。
テスターという仕事は、将来AIにとって代わられると言われています。
そういった意味では、テストをマネジメントする、もしくはAIでもまだ難しいと言われている検証もスペシャリストへとなることが必要と言えます。

 

【お役立ち資格】
・IT検証技術者認定試験
テストエンジニアのスキルレベルを認定してくれる試験で、キャリアアップを目指すのであれば欠かせないものです。
レベル1から7まであり、レベル1,2がエントリーレベル、レベル3,4がミドルレベル、レベル5以上がハイレベルとして分けられています。
レベル5がテストのアーキテクチャ設計から実行までを管理するプロジェクトマネージャーといったレベルであり、レベル6はさらに上級プロジェクトマネージャー、または責任者といった扱いなので、そこを目指すと良いでしょう。

 

・JSTQB認定テスト技術者資格
ソフトウエアの品質保証にかかわるスキルや知識を保有していることを証明する資格として世界的に認められています。
基礎的な知識を問われる「Foundation Level」と高度な内容にまで踏み込んだ「Advanced Level」の2つのレベルに分かれています。

 

システムエンジニアのキャリアパス

プログラムを書くプログラマーと比較し、上流工程を担当するシステムエンジニアは、マネジメントへ進むかスペシャリストを目指す道が考えられます。

 

▽マネジメントにすすむ

システムエンジニアの方がキャリアアップしてなることが多いのが、プロジェクトマネージャー(PMとも書かれる)と呼ばれるマネジメント職です。システムエンジニアとして実力がないと信用が得られませんので、当然、システムエンジニアとして経験を積むことが求められます。
また、人を管理する立場となりますから、コミュニケーション能力の高さも必要と言えるでしょう。

 

▽スペシャリストを目指す

マネジメント側に回るのではなく、現場でずっと活躍していたいという方は、専門性の高い分野における知識や経験をつけることがおすすめです。
システムエンジニアといっても、システムの規模、業界などによっても大きく変わってくるからです。
とくに、金融系のシステムエンジニアは年収1,000万円といった例もあります。
また、需要が高く、かつエンジニアが十分いないAI(機械学習)を使う分野も、高額になる可能性が高いです。

 

ネットワークエンジニアのキャリアパス

ネットワークエンジニアのスタートは、ネットワーク運用や監視、保守といった部分やヘルプデスクとしてのサポート業務となります。
経験を積むにしたがい、ネットワーク構築、そして設計などを担当していくことになります。
そのあとのキャリアパスとしては、おもに2つ、マネジメントに進む道とスペシャリストとして知識・スキルをより深めていく道が考えられます。

 

▽マネジメントにすすむ
ネットワークエンジニアは経験を積むと、プロジェクトの企画や進行を管理するプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーにすすんでいくことが一般的です。
クライアントとの打ち合せを行うのも業務のひとつなので、知識もさることながら営業力、折衝力などを含めたコミュニケーション能力が必要と言えます。
また、プロジェクトを企画したあとは、ネットワークエンジニアをアサインしプロジェクトをスムーズに実行してもらうことが必要なので、スタッフの心も掴むことが重要です。
そういった意味では、専門的な知識だけではないゼネラリストといった役割を目指すこととなります。

 

▽スペシャリストを目指す

現場を離れたくないという方は、より専門的な知識をつけていくことがキャリアアップにつながります。
たとえば、ネットワークスペシャリストとして活躍することです。
ベンダーに所属し、そのベンダーの製品に対するスペシャリストになるといった方法や、Cisco(シスコ)やアライドテレシス、juniper(ジュニパー)といった各ベンダーのネットワーク機器のいずれかの機器に詳しくなり、その機器をつかう仕事は自分に任されるといった地位を確立することです。製品エンジニアといってもいいかもしれません。
または、ますます需要が高まっているセキュリティ系の知識をつけセキュリティエンジニアとして活躍することです。
企業を各犯罪から守るための重要な役割となりますので責任は重いですが、ネットワークが組めるだけでなくセキュリティ面も強化できるエンジニアであれば、しっかりとしたキャリア形成や高収入を得ることが可能になります。

 

【お役立ち資格】
・Cisco技術者認定

 

ネットワーク機器メーカーであるCisco社の製品にかんする知識の度合いを認定する試験です。エントリーレベルから始まり、アソシエイト、プロフェッショナル、エキスパート、アーキテクトの5段階に分かれています。

 

・Linux技術者認定資格 LinuC(リナック)
Linixを扱うネットワークエンジニアはこれまで、カナダに本部をもつLPIが実施する「LPIC」を目指すことが基本でしたが、クラウドを使ったシステムの構築を前提とした知識を高めることの必要性が高まった結果、LinuC(リナック)という認定資格を目指すことが標準となりました。
レベルは3段階に分かれており、レベル1では、仮想環境を含むLinuxシステムの基本的な操作や、管理を行えることを目標にしており、レベル2では、その仮想環境を含むLinuxのシステム設計や、保守、問題解決が行えることを目指しています。
レベル3においては、Linuxにととまらず、WindowsやUnixといったほかのOSが混在するシステムの設計や構築、運用、保守を行える最高レベルのスペシャリストと認定されます。

 

コンサルタントや管理職という道もある

代表的なIT系エンジニアにおけるキャリアパスにおいて、おもに、マネジメント、スペシャリストという2つの道をそれぞれ示してきました。
現場を離れ管理者としてやっていくのか、より専門的な知識を深めて頼られるエンジニアとなるのかは、向き不向きや、自分が描く将来像などにより人それぞれだと思います。
ほかにも、どのエンジニアにも共通する道として、管理職やITコンサルタントという道もあります。

 

▽管理職
管理職は、現場を離れて、人員の管理や組織運営にあたる役職です。
システムエンジニアやプロジェクトリーダー、マネージャーも、あくまで現場で指揮する役割であり、そういった意味では調整役といったほうが分かりやすいかもしれません。
管理職の場合は、予算にしたがい人員を調整したり、面談や成績表を通して人物評価をしたり、部署間での調整などを行います。

 

▽ITコンサルタント
一般企業におけるIT面にかんして提案を行う「ITコンサルタント」を目指す方法もあります。その企業のなにが問題なのか、どのようなシステムを導入した方が良いのか提案を行います。システムエンジニアと似てはいますが、よりその企業の経営部分に深くかかわり、企業のIT戦略全般をサポートしていくという点において、上流工程に位置する職業と言えます。
当然、IT技術にかんする知識だけでなく、経営に関する知識や理解力も求められる職種です。IT面の改善提案や新システムの導入によりクライアントとなる企業の利益をあげることがITコンサルタントの仕事ですから、提案・導入だけでなく、その後の業績をみるところまでが業務範囲と言えます。
相手も、企業のなかのトップである経営者陣となるので、知識・経験を積んだエンジニアであるとともに、経営トップも納得させるようなプレゼン力も求められることになります。
活躍の場は、システム設計などを提案から導入までを行うコンサルタントファームや、提案・企画のみで別の企業に開発を依頼するコンサルのみのファームがあります。
高いスキルが求められるITコンサルタントは年収も高めであり、1,000万円を超えることも十分ありえます。

 

【お役立ち資格】
・ITストラテジスト試験
IPA(情報処理推進機構)が運営している国家試験です。
5つの技術水準が設けられており、令和元年では7,527名の応募者数があり、合格率は15.4%となっています。

 

・プロジェクトマネージャ試験
IPA(情報処理推進機構)が運営している国家試験です。
プロジェクト全体を管理し、全行程に責任をもつような役割を目指す方向けの試験です。
令和2年度の実績では、9,672名の応募者がおり、合格率は15.1%という結果でした。

 

まとめ

今回は、IT系エンジニアにおけるキャリアパスについて解説をしてまいりました。
専門分野を極める、マネジメントを行うといった道のほか、他の企業の経営をサポートするコンサルタントや自社の経営側にまわるといった道もあり、いろいろな選択肢があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
現場エンジニアとして多忙な日々が想定されますが、どういった方向にむかいたいのか、自分のキャリアパスを想定したうえで業務に邁進することが重要であると言えるでしょう。