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クリエイティブな仕事がしたい方必見!「デザイナーになるには」を解説します。

公開日: 2021.01.22
最終更新日: 2021.01.22

クリエイティブな仕事がしたい方必見!「デザイナーになるには」を解説します。

デザイナーになりたい」、そう考えている方は少なくないでしょう。
おそらく、「自分のセンスを活かしたい」「なにかを生み出す仕事がしたい」などといった希望があるからでしょう。
そこで今回は、デザイナーと呼ばれる各種職業について、仕事内容、そして、なる方法を解説していきたいと思います。
なお、デザイナーと一言でいっても、対象となるものはさまざまであり、なり方も違いがありますが、今回は以下のお仕事をご紹介させていただきます。

 

・グラフィックデザイナー
・DTPデザイナー
・Webデザイナー
・ファッションデザイナー
・インダストリアルデザイナー
・空間デザイナー

 

 

グラフィックデザイナーの仕事とは?

グラフィックデザイナーは主に紙媒体のデザインにかかわるお仕事です。
グラフィックという意味を検索すると、「視覚的なもの」「視覚に訴えるもの」などと抽象的な言葉が並びます。
具体的には、写真やイラスト、文字といったもののことです。
そしてそのグラフィックをのせる対象物は、パンフレットやチラシ、雑誌や書籍、商品のパッケージなどとさまざまで、デザイナーのなかでも、かなり幅広い職種と言えます。
それぞれ所属する企業により主に取り扱う分野は決まってくることも多いですが、新商品を販売するときに、1人がその商品パッケージだけでなく、宣伝ポスターやCMなど、一連の作業にかかわる場合もあります。

 

○グラフィックデザイナーの活躍の場
広告代理店やデザイン事務所、制作プロダクションといった制作会社に所属する場合と、自社のデザインを担当するインハウスデザイナーに分かれます。
ある程度実力があったり、在宅ワークを希望する方は、フリーランスとして働いている方もいます。

 

○グラフィックデザイナーの年収
グラフィックデザイナーの年収は勤務する企業によって大きく変わってきますが、2020年の実績では、正社員の場合419万円(求人ボックス調べ)と、正社員のサラリーマン全体の平均年収538万と比較すると100万以上差があります。
ただし、この正社員サラリーマン全体のなかでも、IT関連や教育関連が平均を引き上げているので、一概にグラフィックデザイナーの年収が極端に低いというわけではないです。
また、ほかの業種にも言えますが、企業規模が大きければ大きいほど、つまり大手企業であるほど年収は高くなる傾向にあり、グラフィックデザイナーの年収も500万円もらっている人もいれば300万円程度の人もいるということは頭に入れておくと良いでしょう。

 

○グラフィックデザイナーのキャリアパス
グラフィックデザイナーには、どのようなキャリアパスがあるかと言うと、有名グラフィックデザイナーになり高単価で請け負うフリーランスになるか、アートディレクターになり制作物全体や、プロジェクト全体を指揮するといった道が考えられます。

 

○グラフィックデザイナーになるには
四年制の美術大学やグラフィックデザインを学べる専門学校に入り学ぶのが一般的です。
現在仕事をしている、または子育て中の方は、民間のオンラインスクールで学ぶことも可能です。スクールによってカリキュラムは異なりますし、1ヶ月、3ヶ月など期間も変わってきます。自分に合いそうな講座を探してみましょう。

DTPデザイナーの仕事とは?

DTPとは、デスクトップパブリッシングの略です。
DTPデザイナーとはパンフレットやチラシを印刷するためのデータをつくるお仕事です。
グラフィックデザイナーと仕事の内容が似ていますが、グラフィックデザイナーのほうが商品パッケージや書籍・雑誌データを取り扱う分、対象物が広いと認識されている傾向があります。
また、グラフィックデザイナーはデザインという部分を担当するのに対し、DTPデザイナーはデザインもさることながら、印刷用の入稿データをつくるという部分が大きいと言えます。
ただし、最近では違いが曖昧になっているほか企業によっても認識に差があるので、自分がどこで働くかなどによっても変わってくると言えるでしょう。

 

○DTPデザイナーの活躍の場
DTPデザイナーは、おもに広告代理店、広告制作会社、デザイン会社などのほか、印刷会社などで活躍することが多いです。
または、在宅ワークでも行いやすい仕事なので、フリーランスで活躍する方がいるのも特徴です。

 

○DTPデザイナーの年収
DTPデザイナーの年収は、正社員で371万円です。(求人ボックス調べ)
グラフィックデザイナーと比較して低いわけは、DTPデザイナーの場合、デザインのクオリティ、効力、新しさを求められるというよりは、入稿データを制作するというというところに主眼を置いている企業があるからかもしれません。
たとえば、定期的に出しているスーパーのチラシのデザイン、チラシの制作ばかりを請け負っているデザイン会社や印刷会社であれば、商品の写真や値段、日付などを変えるだけで、大幅なデザイン変更もなければ、デザイン力もそれほど必要とされません。
そのように、さほどデザイン力を求めないDTPデザイナーの募集例が全体の平均年収をさげている可能性があります。
逆に、DTPデザイナーにデザイン力や入稿データの作成や細かな修正はDTPデザイナーという名前で募集されていても、求められるデザイン力が高ければ、高い年収が期待できると言えます。

 

○DTPデザイナーのキャリアパス
DTPデザイナーのキャリアパスとしては、グラフィックデザイナーと同じようにデザイン力を磨いて、アートディレクターになるといったことが考えられます。
グラフィックデザイナーも言えることですが、紙媒体の発行自体が減少傾向にあり、WebメディアやWebサイトが増加しているいま、次で説明するWebデザイナーに転向する人も出てきているのも事実です。

 

○DTPデザイナーになるには
DTPデザイナーになるには、グラフィックデザイナーと同じように専門学校や四年生の美術大学などで基礎を学ぶことです。
とはいえ、入稿データにかんする基礎的な知識(余白取りなど)は入社してからでも十分学べる範囲ですので、デザイン力がそれほど求められないDTPデザイナー職であれば、編集ソフトさえ習得していれば未経験でも採用してもらえる可能性もあります。
編集ソフトとして一般的なのは、adobeのIllustratorⓇやPhotoshopⓇといったものです。
これらのソフトウェアについてはたくさんの書籍が出ていますし、制作者であるAdobeのWebサイトでも動画によるチュートリアルを用意してくれていますので、独学で身につける方もいます。

 

Webデザイナーの仕事とは?

Webデザイナーとは、Webサイトのデザインを行う人をいいます。
企業や団体といったクライアントの要望にしたがい、どのようなWebサイトにしたら良いのか、そのコンセプトや構成を考えるのです。
なお、Webデザイナーと似たような職業に「コーダー」がありますが、Webデザイナーはクライアントにヒアリングを行い、直接やりとりがあります。

 

○Webデザイナーの活躍の場
Webデザイナーは、広告代理店やWebデザイン会社などで活躍しているほか、一般企業に所属しインハウスデザイナーとして働く方もいます。
また、フリーランスむけの仕事もわりと多く、子育てをしながら在宅で仕事を行えるとしてWebデザイナーを目指す女性が増えています。

○Webデザイナーの年収

正社員Webデザイナーの平均年収は約432万円です。
ただし、ほかの職業と同様企業や本人のスキルや経験と異なり、310万円から774万円と大きな差があるため、あくまで参考値として見ておくべきです(求人ボックス調べ)。
たとえば、Webサイトといっても、お問い合わせフォームを入れるぐらいでそれほど難しくないものもありますし、Webページからデータサーバにアクセスして、オンラインショッピングができる、しかも同時にクレジット決済できるものもあります。
後者のほうがWebデザインを行うにあたり難易度があがることは想像いただけると思います。
つまり、複雑なWebサイトのデザインを行えるようなWebデザイナーであれば、平均以上の年収を得ることができるというわけです。
○Webデザイナーのキャリアパス

インターネットの市場規模は年々拡大しています。令和2年7月に経済産業省により発表された調査結果によると、2019年のBtoCの市場規模は19兆3,609億円となり、前年比6.76%の伸びとなっています。
調査を始めた2010年から見ると、わずか9年の間に、約2.5倍に成長したことになります。

 

※出典:経済産業省「電子商取引に関する市場調査」

 

BtoCとは、Business to Customerで企業・消費者間の取引のことです。
日用品や服飾小物を実際のお店に出向いて購入するのではなく、インターネット上の店舗で購入する、または、近くにお店になくこれまで購入できなかったものを、オンラインで新たに購入するようになったといった状況が考えられます。
一方で、急速に伸びているのはCtoC市場です。
こちらは一般消費者と一般消費者の商取引のことです。
もともとネットオークションなどの利用により、一般消費者間の取引は数年前から行われてきましたが、昨今では、スマートフォン利用率の拡大、フリマアプリの誕生により、前述のBtoC市場以上の急速な伸びをみせています。
2019年の実績では1兆7,407億円と、市場規模の大きさとしてはBtoCには足元にも及びませんが、伸び率は9.5%となっているのです。
その背後で活躍をしているのがWebデザイナーです。
インターネットでの販売は、実際にその商品を手に取れないことが一番のネックです。
その商品の見た目や素材感、サイズ感などを、できるだけ正確に伝えることがとても重要です。
最近では、それを解決するための各Web技術が開発されています。
Webデザイナーは、商取引をスムーズに、そして拡大させるため、最新技術を取り入れたWebデザインができるよう、どんどん知識を高めていくことが必要なのです。
また、ターゲットマーケティングSEO、SNSを含めた広告戦略も同時に提案できるようなWebデザイナーになることも重要です。
つまり、Webデザイナーのキャリアパスとしては、技術や知識を深めたWebコンサルト、Webディレクターといった役割を目指すのが、望ましいキャリアパスと言えるでしょう。

 

○Webデザイナーになるには

Webデザイナーになるのは、専門学校でWebデザインを学ぶことが基本的です。
社会人の場合は、夜間もやっている専門学校か、短期間から用意されているオンラインスクールを利用する方法があります。
オンラインスクールは、直接対面で学ぶ専門学校で学ぶのとは異なり、わからないときに質問ができない、挫折をしやすいというデメリットがありますが、チャットなどで質問を受け付けているスクールや、個別で相談や質問を受けてくれるメンターを用意しているスクールなどもあるので、自分に合うところを探してみましょう。
また、さまざまな企業のWebサイトを見て、どのようなデザインがされているのか勉強することも非常に重要ですし、さらにポートフォリオを用意することがおすすめです。
ポートフォリオとは作品集といったところです。
仮にクライアントに依頼されたと仮定して、自分なりにコンセプトを打ち立て、Webデザインを作成してみるのです。
企業は実力がある人を採りたいと考えるものです。
すでにどこかで経験がある場合は、ある程度仕事の流れが分かっているうえ、手がけた作品を見られるので安心できますが、未経験の場合は学んだ方法や面接によるコミュニケーションから推し量るしかありません。
ポートフォリオがあれば、実際にどこまでの力量があるのか、なにが得意なのか一目瞭然です。
専門学校で学ぶ場合もそうですが、Webデザイナーのように実力が重要である場合は、ポートフォリオを用意することを強くおすすめします。
▽参考記事:
・ポートフォリオの「なに?」「どうつくる?」がまとめてわかる! 初心者向けガイド
・職業事に違う!?クリエイターが知っておきたいポートフォリオ作り方や便利サービスについて解説します

 

ファッションデザイナーの仕事とは?

ファッションデザイナーは、文字通り、服飾小物をデザインする歩お仕事です。
洋服が好き、バッグが好きなど、ファッションアイテムが好きな方には憧れの職業と言えるのではないでしょうか。
とはいえ、本当に好きなものをデザインできるのはほんの一握りの方だけです。
パリコレなどにも出る世界的なブランドでなければ、デザインするのはコンセプト的なものより儲けを出すことが重要であり、流行やコストを意識する必要があります。
もちろん、センスや独創性が認められれば、世界的なデザイナーになることも可能で、そういった意味では夢がある仕事と言えます。

 

○ファッションデザイナーの活躍の場

ほとんどのデザイナーは、どこかのブランドに属し、そのなかのデザイン部門で活躍します。
いきなり独立して自分のブランドを立ち上げたいという方もいると思いますが、相当実力がなければ、いきなりスポンサーがつくことはありません。
まずは社員として所属し、そこで腕を磨いたり、アパレル業界の仕組みや販売されるまでの流れなどを学ぶことがおすすめです。

 

○ファッションデザイナーの年収

正社員ファッションデザイナーの平均年収は約411万円です。
297〜589万円と比較的差は広くない(求人ボックス調べ)ので、わりと安定した収入を確保できそうです。
なお、名前が売れ独立した場合、企業からの依頼にしたがい、デザインを行う方もいます。通常のブランドとそのデザイナーとの限定コレクションなどといった形です。
さきほどの平均年収は求人情報のなかから得た平均値ですのでこういったケースの報酬額は膨れ希手いません。その場合の報酬はかなり高額になるものと予想されますから、一般の方でも知っているようなデザイナーの場合は、年収1,000万円以上という方もいると思われます。

○ファッションデザイナーのキャリアパス

ファッションデザイナーと呼ばれる多くの方は、基本的にブランドや企業に所属しているものです。
その中でも、最初は生地などの素材探しのお手伝いなどを行うアシスタントからのスタートだと思います。その後デザイナーと進みますが、独立して自分のブランドを立ち上げることを目指す方もいるでしょうし、大きな企業の場合、各デザイナーをまとめるチーフデザイナーや管理職に進む方もいるでしょう。

 

○ファッションデザイナーになるには

ファッションデザイナーになるには、専門学校に通うことがもっとも王道と言えます。
デザインする以外のスキルや専門知識が必要であり、センスがあって服のデザイン画が作れるだけではデザイナーはできないからです。
専門学校の場合、アパレル業界への就職斡旋が受けられることがほとんどです。
いままでデザインの勉強を全くしていなかった方がいきなりデザイナーとして採用してもらえる確率はほぼありませんが、アパレル業界に販売員や広報担当として入社した後、独自に勉強し異動させてもらうということは可能です。
ただしデザイン画を描いたり知識があることを訴えて認めてもらわなくてはいけないので、給与をもらいながら時間がかかってもファッションデザイナーを目指したい方以外は専門学校に入ることをおすすめします。

 

インダストリアルデザイナーの仕事とは?

インダストリアルデザイナーは工業製品のデザインをするお仕事であり、工業デザイナーと呼ばれることもあります。
対象は、ボールペンから携帯電話、ロボット、大型家電などさまざまです。
人を魅了するデザインにするだけでなく、機能性やコスト面など考慮する必要があります。

 

○インダストリアルデザイナーの活躍の場

メーカーの商品企画部やデザイン事務所などに所属します。

 

○インダストリアルデザイナーの年収
インダストリアルデザイナーの平均年収は700万円です。大企業の場合は1,000万円いく場合もあります。(キャリアガーデン調べ)
たとえば車のデザインをするような方は、相当実力がないと選ばれませんし、売り上げを大きく左右しますから、相当の年収が期待できると言えるでしょう。

 

○インダストリアルデザイナーのキャリアパス

インダストリアルデザイナーのキャリアパスとしては、やはり、高額年収が約束されるトップデザイナーになるか、デザイナーを統括するチーフデザイナーになるといった道が考えられます。
また、フリーランスとして開業する道もあると言えるでしょう。
その道で認められるよう実績をつくることが重要です。
グッドデザイン賞を受賞するなど、成果が出れば、一気に有名になることも可能です。

 

○インダストリアルデザイナーになるには

四年生の美術大学や工学部で学ぶことが一般的です。または、デザイン工学が学べる専門学校へ通う方法もあります。

 

空間デザイナーの仕事とは?

空間デザイナーは、ショップやホテルなどの商業施設、図書館などの公共施設などから一般住居などの空間、インテリアをプロデュースするお仕事です。
手がける施設により、その目的、「居心地の良さ」「満足感」「物が買いたくなるような演出」などにかんして、さまざまな知識や必要です。

 

○空間デザイナーの活躍の場

建築会社や設計会社、おもに店舗デザインを請け負うデザイン会社や内装施工業者などに就職するほか、デパートやホテル、イベント会場などのインハウスデザイナーとして活躍する方もいます。
なお、ある程度経験を積んだり実力がある場合は、フリーランスとして開業したり個人事業主として仕事を請け負う方もいます。

 

○空間デザイナーの年収

空間デザイナーの年収は約400~500万円程度です。(TCA 東京コミュニケーションアート専門学校調べ)
デザイナー職といっても、一般職と同じ給与体系の場合もありますし、デザイナー職として別の給与体系になっている場合もあります。

 

○空間デザイナーのキャリアパス

企業に勤務している場合は、チーフデザイナーとして空間デザイナーを指導、管理する立場になるか、独立して開業するといった形があります。

 

○空間デザイナーになるには

空間デザイナーにはとくに資格は不要ですが建築やインテリアを学べる専門学校に行くのが一般的です。
ただし、現在子育て中の方やすでに他の企業で働いていて転職を望む方は独学で学ぶ方も多いです。
その場合は、空間デザイナーに関連する資格取得のための勉強をすることをおすすめします。
空間デザイナーを目指す方に人気がある資格は以下のとおりです。
・インテリアコーディネーター
・インテリアデザイナー
・空間ディスプレイデザイナー
・空間プランナー
・色彩検定

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
デザイナーと一言に言っても、様々な種類があるのはご理解頂けたかと思います。
自分のセンスに自信のある方、創作活動が好きな方、クリエイティブなお仕事に憧れを抱いている方は、ぜひ参考にして頂きご自身にピッタリのデザイナー職を目指して頂けると幸いです。

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