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編集者に向いているってどんな人?仕事内容から解説

目次

編集者の仕事内容

編集者に向いているか向いていないか知るには、編集者の仕事内容をざっくりと理解することが必要でしょう。
そのための主な流れを説明していきます。

1:企画の立案

まずはどういった記事にするのか、その企画をたてることから始めます。
雑誌でも新聞でも、書籍でも、発行部数を上げ、売り上げを増大させることが重要ですから、企画を、読者が興味を持ちそうなことを題材にすることが必要です。
とはいえ、何でも良いわけではなく、企業の方針やメディアの方向性・主旨に沿うことも求められます。

2:企画会議でのプレゼン

定期、または不定期で開催される企画会議で、企画の発表を行います。
企画がそのまま通ることもありますが、ほかの編集者とアイデアを出し合ったり編集長からアドバイスをもらったりして、より良くしていきます。
せっかく出した企画を没にされやり直しになってしまうこともありますので、1の企画書を作る前に、しっかりと下調べを行ったり事前にアドバイスをもらっておくことも必要でしょう。
ちなみに、ここで掲載の順番を決めたり、ページ数なども決めていきます。

3:記事構成を決める

ページ数などが決まったら、記事の構成を具体的に考えていきます。
記事には写真やイラストも重要ですから、どのような写真、イラストをもってくるのか、どのくらいの大きさにするのか、おおまかにデザインをしていきます。
取材が必要な場合は、取材先の選定を行いますが、常に予算を気にしていく必要があります。

4:取材や資料の手配

取材が必要なときは取材先に取材依頼を行います。もちろん、交通手段や宿の確保、カメラマンの手配など、取材に伴い発生することも手配します。
取材が不要な場合でも記事作成に必要な資料があれば、集めておきます。
なお、こういった仕事を全部アシスタントやライターに任せる場合もあります。

5:ライターの手配と記事内容のチェック

ライターに必要な文字数などを伝えたうえ記事制作を依頼しその内容をチェックします。
ただし誤字・脱字、文法的な誤りがないか、内容に齟齬がないかなどは校正・校閲担当者にお願いをします。

6:印刷会社へ入稿

記事が完成したら、印刷会社に入稿し仕事は終了となります。

編集者に向いている人とは?

おおまかな仕事内容はご理解いただけたと思います。
これらの仕事を滞りなく進めるために、向いている人の特徴を説明していきます。

1:感度が高い方

新聞は、読者が興味をもつ時事ネタを提供するのはもちろん、雑誌も読者が知りたいと思うトピックを特集することが求められます。
それには、現在のトレンドや社会情勢を見極めるのはもちろん、今後流行しそうなものを予想するため、感度の高さが求められます。

2:他と違った視点をもてる人

定期的に発行される雑誌などの場合、毎回まったく違った企画を起こすことはかなり難しいことです。
とくにファッション系であれば、毎年これから来る季節に対するファッションを紹介することになりますので、当然内容も似通ってしまいます。
つねに新鮮な企画を出さないと読者は飽きてしまいますし、自社の商品を選んでもらうには、新しい視点での切り口が必要です。

3:フットワークが軽い人

企画をする前に、ある程度下調べが必要です。
また企画が通ったら、取材先にアポを取ったり、迅速にカメラマンを手配することが必要です。
ネタが揃えば企画書を作成し、今度はライターの手配が必要です。
そういったひとつひとつのステップを段取りよく組んでいくにはフットワークの軽さが求められます。

4:プレゼン力、表現力がある人

企画を通すには編集会議でGOサインをもらう必要がありますが、いくらアイデアが良くても、プレゼンテーションがだめだと通らないこともあります。
周囲や編集長を納得してもらえるようなプレゼン力、表現が必要です。
また、同時に、資料を揃えたり、魅力的でわかりやすい企画書を作成する力も求められます。

5:スケジュール管理ができる人

どんな職業でも言えることですが、編集者にはとくにスケジュール管理能力が求められます。
なぜなら、発行日に合わせて締め切り厳守だからです。企画書作成から記事作成、校正、印刷とやることがいっぱいなので、編集者も締め切りを守る必要があります。

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