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Illustrator®クリエイター能力検定試験の概要と難易度について解説

公開日: 2021.02.18
最終更新日: 2021.02.18

Illustrator®クリエイター能力検定試験の概要と難易度について解説

DTPデザイナーイラストレーター、Webデザイナーなどの多くが目指す「Illustrator®能力認定試験」は、クリエイターの登竜門的な存在です。
国家資格ではなく民間資格ではあるものの、Illustrator®というソフトの習得度合いが仕事に大きく影響するため、この認定試験が重視されていることが理由のひとつです。
しかも、これからクリエイターの道を歩もうとしている未経験の人は、実際に手がけた作品や経験年数がないことから、採用試験でアピールできるツールになることも背景にあるでしょう。
そんな注目度の高いIllustrator®能力認定試験について、その試験概要と難易度を解説していこうと思います。

 

Illustrator®能力認定試験には2種類ある

Illustrator®能力認定試験と一言でいわれていますが、実は、スタンダードとエキスパートの2種類あります。
当然、スタンダードは標準的なレベルであり、難易度も低めに設定されているのが特徴です。
いっぽうエキスパートは難易度が高めであり、試験内容も複雑になっていますが、スタンダードは飛ばしていきなりエキスパートを受けることができるのがポイントです。
とはいえ、未経験者が初めて能力認定試験を受ける場合は問題への慣れも含めて、スタンダードレベルにチャレンジすることをおすすめします。
なお、公式サイトで描かれているスタンダードとエキスパートとの違いをまとめてみると、
以下のようになります。

——————————————————————————————————-
【スタンダード】
Illustrator®を活用し、指示通りの作業を正確かつ合理的に行うことができる。
・作業指示書に基づいた制作ができる。
・Illustrator®の基本的な操作ができる。

【エキスパート】
Illustrator®を活用し、クライアントのニーズに対応した創造性の高いコンテンツ制作ができる。
・デザインコンセプトや表現の目的に応じて適切な機能を選択し、表現できる。
・DTP/Webデザインに関する基本的な知識がある。
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つまり、指示に的確に対応できるのか、基礎的な操作を求められるスタンダードに対して、エキスパートの場合は、コンセプトや目的に基づき、自分でイメージを作り上げることができるのか、その表現性や質にかんしても問われるようです。

ちなみに、国家資格の場合上級の資格にかんしては、関連する職業に1年以上経験がないと受験できないといったものがありますが、こちらは受験資格が一切ありませんので、どなたも受けることができます。

 

試験概要、問題と時間について

【スタンダード】
試験は実技と実践問題の2種です。
1部が実技で、2部が実践問題と分かれているため、実技は40分、実践問題は90分という時間内に終わらせる必要があります。
つまり、実技をできるだけ早く終わらせ、実践問題に時間を割くといった対策はできないことになります。
まんべんなく学習しておくことが必要ということですね。

 

 

▽実技について

実技は 問題文の指示に従ってIllustrator®上で編集を行い、解答データを提出するといったスタイルです。
具体的には、DTPファイルやWebデザインパーツの作成を行います。
テーマ別大問数で7~9門程度が出題されます。

 

▽実践について

実践は作品の提出です。
問題数は1問のみで、90分かけて仕上げます。

 

※出典:サーティファイ

 

受験料は7,600円となります。以前は7,000円だった時期もあるので、値上げ傾向にあるようです。受験は臨時試験会場で行いますので、受験する場合は、その試験会場に直接申し込みを行ってください。(Webでのオンライン申し込みではない)

 

【エキスパート】

試験は実技と実践問題にスタンダードにはなかった知識が加わった3種です。
1部が知識と実技で、2部が実践問題となり、知識と実技で50分、実践問題はスタンダードと同じく90分という時間設定になります。
知識と実技とは分かれていないので、知識問題を素早く解凍できれば実技に時間をかけることができることになります。
ちなみに実技は、スタンダードと同じくDTPファイルやWebデザインパーツの作成ですが、知識問題にはIllustrator®にかんしてだけでなく、印刷にかかわる問題が頻出しますので、ソフトウェアが使えるだけでなくDTPにかかわる基本的な知識が必要です。

 

 

▽実技について

実技は スタンダードと同じく問題文の指示に従ってIllustrator®上で編集を行い、解答データを提出するといったスタイルです。
具体的には、DTPファイルやWebデザインパーツの作成を行います。
テーマ別大問数で4~6門程度が出題されます。

 

▽知識について

Illustrator®自体と、DTP、Webデザインに関する知識が問われます。
多岐選択解答形式で、テーマ別大問4~6問程度です。

受験料は8,600円となります。スタンダードにプラス1,000円といった値段です。
スタンダードと同じく、その試験会場に直接申し込みを行います。

 

▽実践について

実践は作品の提出です。
問題数は1問のみで、90分かけて仕上げます。

 

試験の合格基準

では次に、試験がどれくらいできれば合格となるのかについて説明していきます。
スタンダードの場合は実技問題の得点率65% 以上で、かつ実践問題の得点率70% 以上で、エキスパートの場合は、知識問題・実技問題の得点率65% 以上で、かつ実践問題の得点率70% 以上となります。

 

なお、結果は、1ヶ月ほどたってから郵送で送られてきます。
単に合格、不合格ではなく出題された分野別の正統結果がわかるので、自分が、どういった分野がクリアできて、逆にどの分野ができなかったのか一目で分かるようになっています。
ただし問題別の正答状況や配点は掲載されているわけではありません。

 

※出典:サーティファイ

 

 

試験の合格率

試験の合格率は、70.4%(2018年度平均合格率)です。累計受験者数は2019年3月末の時点で80,369名にもおよび、たくさんの人が無事認定証を手にしていることが分かります。
一方で30%付近の人が落ちているということも認識しておきましょう。
そのうえで、どのように学習していけば良いのか対策を練る必要があります。

 

試験の対策、学習方法

繰り返しになりますが、合格率は70%という数字であり3割近くの人は残念ながら不合格となってしまっているわけですが、合格するには6,7割正解すれば良いことも分かっています。
問題はIllustrator®で指示された内容が実行できるのかということですから、指示された作業の意味を理解することと、Illustrator ®の操作を確実に押さえておくことがポイントです。
「自分の好きなものが描ける」ではなく、操作パネルにあるそれぞれの機能は理解、習得すべきと言えるでしょう。
なぜなら出題範囲は全般にわたっており、エキスパートの場合はさらにそれを突っ込んだ形で出題されるため、それぞれの機能を網羅している必要があるのです。

 

たとえば、「パスの描画」であれば、ペンツールやアンカーポイントの追加はもちろん、はさみツールやグループ選択ツールを使っての編集、連結・平均コマンドによるパスの編集などがスタンダードの出題範囲となりますが、エキスパートの場合は、「オブジェクト」メニューのサブメニューにある「パス」を使っての高度な編集までもが要求されるからです。
そういったことを踏まえて合格するには、以下の勉強方法を活用しましょう。

 

1:公式テキストと問題集をやり通す

学習の土台としたいのが、公式の問題集をやり通すことです。
実際に近い形での問題集なので、これを繰り返し解き、正解率をあげることが合格に直結します。

【問題集】 
バージョンごとに分かれていますのでいずれかを購入しましょう。
なお、スタンダード、エキスパート両方に対応しています。

 

・Illustrator®クリエイター能力認定試験問題集
(CC/CC2014/CC2015/CC2015.3/CC2017対応)…価格2,600円(税別)
 または
・Illustrator®クリエイター能力認定試験問題集
(CS/CS2/CS3/CS4/CS5対応)…2,400円(税別)

 

【テキスト】
バージョンごとに分かれていますのでいずれかを購入しましょう。
なお、スタンダード、エキスパート両方に対応しています。

 

・Illustrator®クイックマスターCC Windows&Mac…2,600円(税別)
・Illustrator®クイックマスター CS5/CS6 Windows&Macintosh…2,600円(税別)

 

※出典:サーティファイ

 

2:動画を参考にする

テキストを見ても分からない部分があるといった場合は、その特定部分を開設しているYouTubeやAdobe公式サイトにおけるラーニングサイト掲載のチュートリアルを参照するようにしましょう。

 

▽Adobe Illustrator® チュートリアルサイト
https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/tutorials.html

 

※出典:Adobe

 

3:有料のスクールや個人の開設サイトを利用する

専用のテキストを使って学ぶ通信教育やオンラインスクールを使って学ぶ方法です。
「自分1人で勉強していくのはちょっと…」という方におすすめです。

【有料】アビバ Illustratorクリエイター能力認定試験対策講座
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