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フリーランスのエンジニアになるには?必要なスキル・知識についても解説

公開日: 2021.03.13
最終更新日: 2021.03.13

フリーランスのエンジニアになるには?必要なスキル・知識についても解説

高い収入を確保しつつ、自由な働き方ができるフリーランスのエンジニアは憧れです。
企業に勤務するエンジニアは、年収や休日などの待遇、上司などに関して悩みも多いうえ、やりたくない仕事も命令や企業の方針で受けざるを得なく、ストレスをためている方も少なくないからです。
フリーランスエンジニアとして生活していけたら最高ですよね。
そこでフリーランスとしてやっていくには、エンジニアとしてどのようなスキルがあればやっていけるか、そしてさらに年収をあげていくには、どのようなスキルアップが必要なのかについて学んでいきましょう。

 

フリーランスエンジニアにはどのような仕事がある?

まず、フリーランスエンジニアには、どのような仕事が受注できるのかについて知っておきましょう。
実際にどのような案件があるか分かれば、自ずと必要なスキルも明らかになってくるからです。

 

■システム開発系

フリーランスエンジニアむけの発注で多いのがシステム開発の依頼です。
しかもその範囲は幅広いので、現在すでにエンジニアとしてシステム開発に携わっている方なら、これまでの経験を活かすことが十分可能です。
たとえば以下のようなものが実際に見つかりました。

・不動産系基幹システムの開発(不動産業務を効率化するためのシステム開発)
・医療業界向けコミュニケーションツールのSRE業務(仕組み作りやツールの導入など)
・プログラミング教育アプリの新規開発
・大手企業のバックオフィスSaaS開発
・ファッション通販サイトのスマホアプリの開発
・就職活動サービスの機能開発
・D2C(Direct to Consumer)サービスのバックエンド開発業務

 

ほかにもいろいろありますが、現在、ECサイトの開発に携わっている方、スマートフォンアプリの開発に携わっている方などは、確実にその経験を活かすことができると言えます。

 

■インフラ系

企業のITシステムの構築に携わるお仕事で、サーバーやネットワークにかんする知識を用いて、インフラ整備を行います。
新規開発のほか、既存システムからの移行、簡単なもので運用・保守があります。

 

・サーバーの構築
・既存プロキシ製品から他のサービスへの切り替え、フィルタリングルール移行
・基幹会計システムのベンダーコントロール
・ネットワーク運用業務
・VMWareの構築
・保険系インフラ設計
・通信企業向けインフラ統合
・マッチングサービスのインフラ構築
・写真販売システムインフラ開発
・情報システム部門のインフラ全般、支援、保守

 

 

 

■運用監視・保守・ヘルプデスク

すでに開発されたシステムや構築済みのインフラにかんし、正常に動いているかを常時監視したり、定期的に機器の保守や交換を行ったり、万が一にも障害が起きた場合に対応します。また、企業からお問い合わせをうけたときに受け答えをするヘルプデスクという仕事もあります。なお、なかにはインフラエンジニアと同等の知識がないと対応できないものもあります。

 

・統合人事パッケージの保守・運用
・社内情報システムの運用・保守
・信販系ネットワークの運用・保守
・地方団体向けセキュリティクラウドの運用・保守
・システム運用支援(問い合わせ対応)

 

■テスト・デバック系

開発したシステムが無事動くか確認用のテストを設計したり、実施する仕事です。品質管理に必須なので、テストだけをフリーランスエンジニアに発注するケースがあります。

 

・競馬情報Webシステムの統合テスト以降のテスト設計・実施
・サブスクリプションサービスの管理を行うSaaSのテスト自動化業務
・動画コンテンツ配信システムのテスト検証
・ECシステム開発のリニューアルにおける構築プロジェクトのテスト
・通信キャリア向けに構築中のシステム試験

 

■Webサイトやアプリケーションの開発などのWeb系

Webサイトの開発やWebアプリケーションの開発、またはWebデザインやWebマーケティングなど、Webにかかわるさまざまな案件がフリーランスエンジニアにむけて発信されています。

 

・旅行予約サイトの開発
・金融系Webアプリの開発
・word pressによるオンラインサロンサイトの制作
・フロントエンドのメンター
・スクレイピングソフトの開発
SEO記事の作成

 

フリーランスエンジニアに必要なスキル~システム開発系~

システム開発に必要なスキルとして最初にあげられるのは、プログラミング言語です。
とはいえ、プログラミング言語にはさまざまなものがあり、構築したいシステムによりむいているプログラミング言語は異なるうえ、企業側で案件を業務委託する際には具体的にどのプログラミング言語かを指定している場合が多いです。
現在、エンジニアの方は、自分が経験のある分野のシステム開発、そして習得しているプログラミング言語のものから案件を探すことになります。
一方で、これからエンジニアを目指す方は、自分がどのようなシステム開発に携わりたいのか、そのシステム開発に一般的に使われているプログラミング言語には何があるのかという観点で、プログラミング言語を学ぶと良いでしょう。

 

○プログラミング言語には難易度に差がある
これからシステム開発系のエンジニアを目指したい方は、目指したい分野で役立つプログラミング言語を学ぶことが大事ではありますが、実はプログラミング言語には習得が難しいものもあります。
プログラミングが未経験でこれから学ぶという方が、いきなり難易度の高いものにチャレンジして挫折してしまう例も少なくありません。
プログラミング言語には実は2タイプあるのですが、コンパイラ系と呼ばれるタイプはプログラムするためのソースコードを人間が分かる言語からコンピューターが分かる言語に一気に翻訳するという性質があるため、コードを書き終えるまできちんと動作するかはわかりにくく、動作をしなかったときにがっかりしてしまったり間違いがみつけにくかったりします。
一方で、インタプリタ系は、書いたソースコードを一行ずつ翻訳していってくれるため、コードが動作するかどうか、間違いかないか少しずつ確認できるので、つまずきにくいという性質があります。
なお、プログラミング言語は英語や日本語とは違うものの、アルファベットや数字でできているうえ英語がベースになっているので、人間でも親しみやすいものですが、コンピューターには理解できません。そこで書いたソースコードを、0と1とが並ぶ機械語に直すという翻訳という処理が必ず行われるのです。
その翻訳を一気に行うコンパイラ系と、一行ずつ行われるインタプリタ系とに分かれており、一気に行うコンパイラ系はつまずきやすいとは言え、動作が速いので処理速度の速いシステムが作れるというメリットがあるのです。

 

ほかにも、コードがシンプルかどうかなどで、難易度に違いが出てきますが、一般的に難しいと言われているプログラミング言語と、比較的優しいと言われているプログラミング言語の代表例をご紹介いたします。

 

 

【難易度高め】
・C言語(コンパイラ系)・・・古くからあるプログラミング言語で、機械を制御する組み込み系やOS開発などに使われている言語
・C++(コンパイラ系)・・・C言語の拡張版として開発された言語で、汎用性が高いうえ、ゲーム開発やIotなど新しい分野にも使われているので、習得すると仕事の幅が広がります。
・Java(コンパイラ系)・・・世界中で使用されている人気の言語で、業務システムだけでなくWebシステム開発にも使われています。難易度は高いですが、仕事の幅が広がるのでおすすめです。
・Go(コンパイラ系)・・・Googleが開発した比較的新しいプログラミング言語です。
YouTubeなどのWebサイトや、スマートフォンアプリ開発などにも使われています。コンパイラ系なので難易度はあがりますが、コードは比較的シンプルなのでほかのコンパイラ系言語よりはチャレンジしやすい言語と言えるでしょう。
・Swift(コンパイラ系)・・・2014年に開発された新しいプログラミング言語です。スマートフォンアプリ開発などに使われています。
コンパイラ系ですがコードが少なくて済むので、比較的つまずきにくいと言われています。
習得している人もまだ少ないので狙い目かもしれません。

 

【難易度低め】
・Python(インタプリタ系)・・・FacebookやGoogleなどにも採用されている注目のプログラミング言語です。さらにいま注目のAIなどにも使えるので募集案件が多いです。
インタプリタ系なので比較的つまずきにくいうえ、ソースコードもシンプルで分かりやすいという特徴があります。
これから始める人におすすめできるプログラミング言語と言えます。
・PHP(インタプリタ系)・・・世界中にあるWebサイトの多くが作られているword pressなどでの開発に使うことができます。習得しやすいので初心者におすすめです。

 

フリーランスエンジニアに必要なスキル~インフラ系~

インフラ系の仕事に必要なスキルは、コンピューターやサーバー、そしてそれらをつなぐためのルーターやスイッチなどのネットワーク機器にかんする知識です。
その企業で使用するシステムや想定されるネットワークの混み具合(負荷)などを想定し、ネットワーク設計を行います。
ここを失敗してしまうと障害などの発生によりクライアントに迷惑をかけてしまうので、ネットワークやサーバーなどへの深い知識が必要となります。
また、ハード面だけでなく、サーバーのOSなどにかんする知識やアプリケーションとOSとの間に入るミドルウェアに対する知識、インターネットなどの通信に対する知識など幅広い知識が必要とされます。
具体的には以下の通りです。

 

【OS系】 windowだけでなく、無償で利用できるLinuxやUnixなどが求められることが多いです。また、オープンソースであるApache、Tomcat、PostgreSQLについても知識があると仕事の幅が広がります。

 

【クラウド】最近ではネットワークに、クラウドサーバーを組み込むことが主流となっています。そのため、AzureやAWSなど主要なクラウドサーバーの知識やRuby、Java、Pythonなどクライド化に必要なプログラミング言語の知識が求められることも多いです。

 

【通信】
DNSやTCP/IPなど通信規格やOSI参照モデルの知識、設定にかんする基礎的な知識は不可欠です。

 

【ネットワーク機器】
ルーターなどのネットワーク機器にかんする知識も必須です。
とくに、多くの企業で使われているシスコ製品にかんする知識があると役立ちます。
「シスコ技術検定」などのベンダー資格もあるので、これからインフラエンジニアを目指す方は取得することをおすすめします。

 

なお、インフラエンジニアを目指す方におすすめの資格には「ネットワークスペシャリスト
」もあります。
国家資格であることから、信頼性も高いです。
令和元年度の実績では18,342名もの方がチャレンジしましたが、合格率はわずか14.4%という難易度の高さです。
しかし、経験年数が少ないうちにフリーランスエンジニアになるためには、強いアピールポイントが必要なので、早めにフリーランスエンジニアになりたいという方はぜひチャレンジしてみると良いでしょう。
また、仮想ネットワーク(VMware)にかんする知識など、すすんで新しい知識を取り入れることもおすすめです。

 

フリーランスエンジニアに必要なスキル~運用監視・保守・ヘルプデスク系~

運用保守系の仕事のなかでも、開発がすでに完了しているシステムに対し、障害がおきないように改良を加えたり、OSのアップデートをしたりという運用保守業務と、万が一システムダウンなどの障害がおきたときに原因の切り分けや対策を行い、通常の状態に戻すといいった障害対応があります。
運用にかんしては、普段、アクセスログの監視から、バックアップ業務、アップデートからバッチ業務など必要な各種業務のプラニングから実行までの知識が必要です。
運用は、障害が起きないようにすることが目的ですから、これらの業務の意味や手順を理解することが必要です。
また、障害がおきたときには迅速に対応するための知識が必要です。
できるだけダウンタイムを減らすことが重要であるため、どこが原因なのか、切り分け作業
をスムーズに行う必要があります。
基本的にはあらかじめ作成されたマニュアルにしたがって対応することになりますが、原因が2つ以上だったり、マニュアルにはない現象が起きている恐れもあります。
しかし、1つ1つ他の要因をつぶし、冷静に速やかに対応するだけの知識とスキルが必要です。
原因はおおまかに分けて、OSなどのソフトウェアか、ネットワーク(インフラ)かの2つに分けることができますが、それぞれへの深い知識が必要です。
つまり、インフラエンジニアと同じようにOSやネットワークにかんする知識と、原因の切り分けにかんする知識と経験との両方とが求められます。
なお、経験を積めば、インフラエンジニアとしてインフラ系の仕事を請け負えるようになります。

 

一方で、ヘルプデスクは、社内外からのシステムにかんする問い合わせに対応する仕事です。
基本的な使い方を教えたり、障害確認によるエスカレーションを行ったりするので、そのシステムにかんする知識を持つことで対応できます。
コンピューター全般にかんする知識があれば、比較的受けやすい仕事です。
フリーランス向けの案件は、少なくとも1年以上のヘルプデスク経験が必要などと記載があり、未経験OKの仕事は見つかりにくいので、いきなりフリーランスから始めることはおすすめしませんが、このヘルプデスクの経験から、運用保守などの領域にステップアップすることも可能です。

 

フリーランスエンジニアに必要なスキル~テスト・デバック系~

テスト系の仕事は、IT製品やサービス、システムが無事に動くか、テストそのものの設計からテストケースの作成、テストの実施、評価までを行うものなので、まずはテスト技法についての知識が必要です。
フリーランスへの依頼案件には、ほとんどテスト設計も含まれているほか、報酬額が高い案件を中心に、メンバーへの作業の割り振り、プロジェクトの監督などリーダーとしての役割も含まれていることが多いので、フリーランスとして働くためには、少なくとも漏れのないテスト設計にかんする知識を得たほか、現場での実施経験やリーダーのサポート経験などは必要と言えるでしょう。
また、テスターとしてのスキルをつけるためや、実績を示すのに役立つのが、資格の取得です。
ソフトウェアのテストや評価技術を認定する「JSTQB認定テスト技術者資格」やテストエンジニアとしての実務レベルを客観的に示す「IT検証技術者認定試験(IVEC)」などがあります。後者はレベル1(テスト実行者レベル)からレベル7(上級コンサルトレベル)まであります。レベル3以上になると、その前のレベルに合格していないと受験資格がないので、まずはレベル1または2からの受験を目指しましょう。
ほかに、一般財団法人日本科学技術連盟が実施している「ソフトウェア品質技術者試験」があります。こちらは、ソフトウェアの品質向上を目的としたものです。
なお、テストの対象はシステムにたいするものだけでなく、Web開発やスマートフォンアプリ開発、ゲーム開発、製造業など、さまざまな範囲があります。
テストエンジニア系のフリーランスを目指す方は、やりたい業種にかんするテストを請け負う専門企業でまず経験を積むと良いでしょう。
最近では、何千ものパターンものテストを行うことが困難であることから、テスト実施をAIに置き換える方向になっています。
そのため、将来的には、単体テストのみならずテストカバレッジによる自動測定ができるプログラミング言語「Go」の習得やテストケースを自動で生成することが可能なプログラミング言語を習得することが望ましいとも言えるでしょう。

 

フリーランスエンジニアに必要なスキル~Web系~

Web系の仕事は多岐にわたりますが、システム開発と同じようにプログラミング言語を習得する必要があります。
さらに、ユーザーが実際に操作する画面の作成のため、フロントエンドのプログラミング言語も習得が望まれます。
バックエンド側と比較して習得しやすいのが特徴で、htmlやCSS、JavaScriptといった言語があります。
これから専門学校などに通う方以外で、フリーランスのエンジニアのなかでもWeb開発に携わりたいがまったくの未経験だという方は、まずはこのフロントエンド側の習得から始めるのもひとつの手です。
一般向けのパソコンに入っているものだけでコードを書いたり実行が可能なので、コードを書いてみてはイメージ通りに表示されるかすぐに確かめることができます。1歩1歩全身していることが目に見えて分かるので、挫折しにくいというメリットがあるのです。
フロントエンド側のコーディングだけだと、ほかのエンジニアと比較し年収は高くありませんが、フリーランスむけの仕事はたくさんあります。
フリーランスむけの仕事を紹介する求人サイトで、「コーディング」や「コーダー」などと検索してみると良いでしょう。

 

※出典:ママワークス

 

なお、Web系にはほかに、Webデザインの仕事もあります。
こちらはワイヤーフレームの作成やどのようなUI(ユーザーインターフェイス)になるかのイメージを作成するために、AdobeのXDやInDesign、Illustrator、Photoshopなどといったソフトウェアの習得も必要です。
また、繰り返しになりますが、ECサイトの構築など、サーバーからデータの呼び出しなどが必要なWebシステムの開発となると、バックエンド側のプログラミング言語の習得が必要となります。

 

一方で、多くのWebサイトでは、売上げの増大や申し込み件数の増加が課題となっていますが、それを可能にするためには人の行動を科学し、それをデザインに反映させることが重要です。
具体的には、まずはWebサイトへの訪問客を増やすSEO対策や、訪れた客を購入や問い合わせに至らせる(コンバージョン率アップ)Webデザインが必要ですが、それらのWebマーケティングスキルに対する需要も高く、フリーランスむけの案件がたくさんあります。
マーケティングに興味があるという方は、SEOやMA(マーケティングオートメーション)といった知識を深めると良いでしょう。

 

 

フリーランスエンジニアに共通する“不可欠な”スキルとは

フリーランスエンジニアに必要なIT系のスキルについて、分野ごとにご紹介してきました。
しかし、それらとは別に、どのフリーランスエンジニアにも必要な共通したスキルというものが別にあるのです。

 

1:積極性

企業に所属する社員であれば、きた仕事に対してスキルを発揮すれば良いのですが、フリーランスエンジニアの場合は、自ら仕事を探す必要があります。
フリーランスエンジニアは、元仕事仲間や関係先から仕事を紹介してもらったりするケースが多いのですが、ほかにも自ら営業をかけたり、業務委託募集に応募したりと積極的に仕事を探していかないと、仕事にあきが出てしまうことがあるからです。
仕事があいてしまうと当然収入が途絶えてしまうので、消極的や受け身な方だとフリーランスエンジニアは務まりません。

 

2:学習力

IT業界は発展し続けています。どんどん新しい技術が開発されるので、一度得た知識だけでは仕事を受注し続けることは難しいです。
企業に所属していれば、同僚や上司から情報が入ってきたり、研修が用意されていたりしますが、フリーランスエンジニアの場合は自ら自己研鑽し続けるしかありません。
逆に言うと、新しい技術を更新していくことにより、その分野のスペシャリストとして有名なフリーランスエンジニアになることも可能です。
仕事に困ることはないうえ、高額な年収を得ることも可能です。
もっともっと学びたい、スキルアップしたいという力がフリーランスエンジニアには武器になります。

 

 

3:コミュニケーション能力
フリーランスエンジニアは、企業に雇用されているサラリーマンと比較し、より高いコミュニケーション能力が必要とされます。
サラリーマンであれば、基本的に同じ環境で同じ仲間と仕事をすることになりますが、フリーランスエンジニアは、ずっと同じ企業から業務委託を請け負うとは限らず、さまざまな企業の担当者とやりとりをしなければならないからです。
携わる分野や案件により、企業内に席が用意されてそこで社員と一緒に仕事をする場合もありますが、在宅ワークが基本であることが多く、そうなると1,2度しか会っていない、もしくは初めて会う企業の担当者とオンライン会議などで意思疎通を行わなければならないのですが、理解のずれなどが起きないよう、しっかりとしたコミュニケーションをとることが必要です。
人との付き合いが面倒でフリーランスエンジニアを目指したいという方もいるかもしれませんが、フリーランスエンジニアこそだからこそ、企業は顧客になるわけですから、よりコミュニケーションや『報連相』を徹底する必要があると考えましょう。

 

4:確定申告や社会保険にかんする知識

サラリーマンのエンジニアの場合は、企業が所得の計算や所得税の申告を行ってくれています。
保険などの控除がある場合は年末調整を提出することがありますが、ほとんど企業に担当者にお任せ状態であると言えるでしょう。
しかし、フリーランスエンジニアの場合は確定申告が必要です。
いくらで受注して、いくら経費がかかってという帳簿を自分で付ける必要があるのです。
確定申告には青色申告と白色申告とがありますが、納める税金のことを考えると控除額の多い青色申告がおすすめです。
たとえば、700万円の収入があり、経費が100万円かかっていたとします。
青色申告の場合は、収入から経費を引き、さらに青色申告の控除額である65万円をひくことができます。
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700万円-100万円-65万円=535万円
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一方で白色申告の場合は65万円を引くことができませんから、600万円になります。
このあと、青色申告でも白色申告でも社会保険等の控除額がさらにひかれますが、控除額には少なくともこの65万円の差が出てくるのです。
青色申告をするにはあらかじめ届け出が必要ですし、帳簿も複式簿記となり作業も増えます。
また、厚生年金ではなく国民保険となりますので、個人年金保険に加入するなど対策を自分自身で行う必要があります。
フリーランスには、ITにかんする知識だけでなく、このような知識も必要なのです。