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CADオペレーターの年収は?どんなお仕事でどんな将来性があるの?

公開日: 2021.03.22
最終更新日: 2021.03.22

CADオペレーターの年収は?どんなお仕事でどんな将来性があるの?

「パソコンを使った仕事がしたい」「緻密な仕事が好き」「手に職をつけたい」などといった方に人気の職業であるCADオペレーター
でも、年収はどれくらいか、どのような分野の仕事があるのか、どんな働き方があるのか、いろいろ分からないことがたくさんあるはずです。
そこで今回はCADオペレーターについて、年収をはじめとしたさまざまな疑問について解説していきたいと思います。

 

CADオペレーターの年収は?

CADオペレーターの平均年収は、求人サイトのデータによると約462万円です。
しかし、正社員なのか、派遣社員なのかでも異なってくるうえ、企業の大きさによっても変わってくるので、「CADオペレーターであれば462万円もらえる!」と考えるのは間違いです。
実際に求人情報の年収を見ると、低いケースで288万円、高いケースで652万円と幅があります。(求人ボックス.comサイトのデータより)
また、地域によっても差があり、関東圏にくらべ四国や甲信越といった地方の方が高い平均年収になっているという結果も出ています。
CADオペレーターの人数は都心部には多く買い手市場であるのに対して、地方ではCADを扱える人材が少なく希少価値が高い、そもそもCADオペレーターに対する需要が多いなどさまざまな理由が考えられますが、地方で働きたいという方にとっては朗報と言えるでしょう。

 

CADオペレーター募集の特徴は?

では次に、実際の募集にはどのようなものがあるのか、具体例を見ていきましょう。
新卒の場合、未経験者の場合、経験者の場合でそれぞれどれくらいの年収になるのか、イメージがつきやすくなるはずです。

【case1】
企業:スーパーゼネコン
内容:建築・土木等建設工事プロジェクトで使用する図面の線の修正・追加、数字の変更など作図補助業務
条件:社会人・業界未経験の方、第二新卒の方もOK
雇用形態:正社員
給与:月給208,500円以上(固定残業代10時間分含)
休日:週休2日(土日)

 

【case2】
内容:大学新築工事におけるCADオペレーター業務
条件:Tfasの実務経験者
雇用形態:正社員
給与:月給28万円 ※残業代は1分単位で支給
休日:週休2日(土日)

 

【case3】
企業:自動車メーカーまたは自動車部品メーカー設計開発部門内
内容:3次元CADを使用した自動車部品などの機械設計および制御設計開発
条件:ハイエンド3D CAD(CATIA V5,Creo,NX)を使用した設計実務経験5年以上の方
英語スキル:図面表記上の英語対応必要 25~45歳
雇用形態:正社員
給与:年収 400万円 ~ 500万円

 

【case4】
内容:プロジェクターやスピーカーなど、AV系機器の配置図の作図
条件:【必須】AutoCADの実務経験がある方
雇用形態:派遣
給与:時給 1,750円~1,900円
休日:週休2日(土日)

 

たくさん募集はあるのですが、4つほどご紹介させていただきました。(2021年3月17日現在)
年収も仕事内容も応募条件もさまざまであることがお分かりいただけたと思います。
次に、募集から見た特徴について説明していきたいと思います。

 

 

○派遣社員枠も多い!
社員の募集もありますが、派遣社員枠での募集も多いのがCADオペレーターの特徴と言えます。
なかには紹介予定派遣もありますが、派遣の場合は基本的に時給制となるため、実際に稼働した日に対して給与が決まります。
2020年4月施行の改正労働派遣法で、派遣社員の場合でも、派遣先の労働者と同じような福利厚生を受けられることとなり、以前ほど社員と派遣社員との差がなくなりましたが、一方で、そこの企業でずっと続けたくても契約期間が終了したことにより、別に移らざるを得ない状況にあるということには変わりません。
もちろん、よりよい条件のところに移りやすいというメリットもありますので、同じCADオペレーターの募集といえども、メリットデメリットを考えたうえで選ぶことが大切です。

 

○残業代が組み込まれている場合がある
もうひとつの特徴は、残業代があらかじめ組み込まれた給与にしているところも見受けられることです。残業がある一定数ある会社だと思われますが、たとえば10時間の残業代があらかじめ含まれている場合、それ以上の残業となっても、それ以下で済んでも、決まって10時間分の残業代が含まれた給与が振り込まれます。
勤務時間に対してあてがわれる仕事の量が多かったり、分量としては一般的であるものの、スキルがまだ十分に身についていない期間は、当然その時間内に終わることは難しいうえ、実際どれくらい残業をしているのか管理しづらいというデメリットがあります。基本的に残業がほとんどない、または0を目指している企業であれば、そういった残業代を含んだ給与体系にしないので、面接の際に、実際どれくらいの残業が行われているのか率直に質問することが望ましいでしょう。
CADオペレーターに限ったことではありませんが、そういったみなし労働制をとっているところで実際に働き始めてみたら、残業が多くてつらい、割に合わないといった声も多く聞かれますので、その点も考慮したうえで仕事は探すべきと言えます。

 

○土日休みが多い
CADオペレーターの休日は、週休2日でも土日休みのところが多いです。
ただし、土日も営業している店舗やサービス業ではない場合に限ります。
一方でハウスメーカーでのCAD業務などは、モデルハウスや営業が土日も営業していることを反映して、「火・水休み」や、「水・土休み」といったケースが多いです。
小さな子どもがいるのでどうしても土日休みたい、友達や恋人が土日休みだから土日休みがいいといった方は、同じCADオペレーターでもハウスメーカーや戸建て向けの設計事務所などは、避けた方が良いと言えます。

 

CADオペレーターの活躍の場

さきほど具体的な募集事例をご覧いただきましたが、ほかにもどのような活躍の場があるのか
知ってきたいですよね。
CADオペレーターと一言でいってもCADが必要な業種はさまざまであり、自分が興味のある分野を選ぶ、または働きやすい職種を選ぶことが重要だからです。

 

 

・建築系
建築系といっても、大手ゼネコンなどでショッピングモールや大規模建造物を取り扱う場合と、アパートなどの集合住宅、一般の方向けの戸建て住宅などがあります。
また一般戸建てと言っても、建て売りで販売するような分譲受託を手がけるのか、1人1人にあった注文住宅のCADデータを作りたいのかで選ぶ会社は変わってきます。
とくに、大手ゼネコンと戸建てのハウスメーカーとでは必要な知識も使用するソフトも異なるケースが多いので、いくら同じ建築系のCAD経験があると言っても気軽に転職はしづらいと言えるでしょう。だからこそ、建築系の中でもどの方向に進みたいのか見定めておく必要があると言えます。

 

・土木系
道路や橋、トンネルやダムなど、人々の生活基盤になるような土木工事にも図面を作ります。
土木の場合のCADオペレーターは、どこを工事するのかを表す『案内図』や「全体の形状や座標、縦横断面」などが分かるような『説明図』、建造する対象物の形や寸法、材質などが分かるような『構造図』、その構造物に使われる部材の形状や寸法などが分かる『詳細図』などを作成るのが一般的です。
ほかにも、実際に現場監督が計画通りに工事が指示できるよう施工箇所などを細かく記した『位置図』や『一般図』なども作成していきます。
使用するソフトは、建築系と同様『AutoCAD』『Jw cad』もありますが、土木に特化した『Dyna CAD土木Plus』や『A納図』などを使用している企業もあります。
もし前者のような共通するソフトを使用しているとしても、作成するCAD図面は他の業種とは異なるので、土木特有の知識や経験を高めていくことが求められます。
未経験でもOKとしている企業で働きながら学ばせてくれるケースが良いですが、土木工事の工法や丁張りなどの専門用語をはじめとして業界の常識などを積極的に身につけていく必要があると言えるでしょう。

 

 

・電気系

建築物の電気配線図や電化製品(電気を使って動かすものすべて)などの配線図(回路)の図面を起こします。
ゼネコンなどの建築系や電機メーカーなどに所属して自社のためにCADデータを作成する場合もありますが、電気全般のCADを請け負う企業として、さまざまな案件を請け負う設計会社に勤務するケースがあります。

 

 

・自動車・航空・機械・家電系

乗り物の機体や機器、部品などの設計図面をつくります。
ロボットなどの産業機器や自動車、飛行機などを作るには、その形状や構造がわかるようCAD図面が必要だからです。
自動車や医療機器などに使われるネジ1本などに対しても、部品同士が干渉しないかなどをチェックするためにCADデータを起こします。
また、この場合立体化させた3Dモデリングにすることも一般的です。

 

・福祉系
バリアフリー対応の施設や住宅環境を実現するためにCAD図面を作成します。
新しく建築する場合だけでなくリフォームや改築を主とする企業などで活躍できます。
高齢化社会は今後も進む傾向にあるので、将来的にも需要が見込める分野と言えます。

 

・アパレル・ファッション系
デザイナーが作ったデザインをCAD図面化し、型紙を起こしたり、さまざまなサイズの型紙を作ったりします。
CADオペレーターというより、パタンナーやグレーダーなどと呼ばれることがほとんどです。
また、ジュエリーメーカーでも3Dモデルを作成する業務を募集している場合があります。

 

・家具・インテリア系

建物内部のインテリアデザインや、家具などの図面起こしをします。
デザイン自体はデザイナーが行いますが、細かい部分のデザインはCADオペレーターが任される場合もあります。
こちらも3Dデータが扱えることが必要となります。
また、家具と言っても、オフィス家具から一般住宅用の家具、病院や老人ホームなどで使用されるような福祉に使われるベッドまでさまざまなので、領域は広いと言えます。
また、インテリアデザインも同様です。
ショップやホテルといった商業施設から、図書館から学校などの公共施設、病院などさまざまなので、それぞれ必要とされる知識も異なります。

 

CADオペレーターに最低限必要とされるスキル

CADオペレーターに最低限必要とされるスキルにはどういったものがあるのでしょうか。

 

1:CADソフトの習得

CADオペレーターとして仕事をしていくためには、最低限CADソフトを使いこなしていく必要があります。
代表的なCADソフトには以下のようなものがあります。

 

◆AutoCAD
いろいろな業界でよく使われているオートデスク社のCADソフト。2D作図から3Dモデリングが可能であるだけでなく、プレゼンに欠かせないビジュアライゼーション機能も含まれています。

 

◆Jw cad
日本のソフトであり、かつインターネット上から誰でもダウンロードできるフリーソフトであることから、広く使われているCADソフトです。
無料でありながら操作性が良く、また、AutoCADとの互換性もありDFX形式に変換することも可能です。

 

次に業界ごとに主に使用されているCADソフトを紹介していきます。

 

○建築・土木系
AutoCAD・AutoCAD LT・AutoCAD Architecture・Vectorworks Architect・Revit・SketchUP(HMDで再生可能なVRを作ることができる)・ARCHITREND ZERO・DRA-CAD・Jw cad・3ds Max・ BIMなど

 

○電気系
Circuit Designer・Ki Cad ・DesignSpark PCB ・CADLUS Circuit(手書き図面をCADに簡単移行できる)・CADLUS X

 

○自動車・航空・機械・家電系
AutoCAD・AutoCAD LT・SolidWorks・Inventor・CATIA・Creo Parametricなど

 

○福祉系
AutoCAD・AutoCAD LT・AutoCAD Architecture・Vectorworks Architect・Jw cadなど
※基本的に建築業界と共通

 

 

○アパレル・ファッション系
AutoCAD・AutoCAD LT・Vectorworks・クレアコンポ・パターンマジック(3DシミュレーションCADシステム。)・パタパタモードくん・SuperALPHA:Plus・AGMS・洋裁CAD・ユカアンドアルファなど

 

○家具・インテリア業界
AutoCAD・AutoCAD LT・Vectorworks・Jw cad・Shade3D・caDIY3D・3ds Max・Design Spark Mechanicalなど

 

以上のように、CADソフトはたくさん種類があります。
CADデザイナーは幅広い分野での活躍が期待されますが、その業界、または就職する先の企業で主に使用しているCADソフトを扱えることが基本となります。
これからCADデザイナーを目指す方で、特定の企業や分野が決まっていないのであればAutoCADやJw cadの習得を目指すことがおすすめです。
CADソフトの使い方は、ソフトにより若干異なるものの、基本的な考え方や操作は変わらないからです。
幅広い分野、企業で使用されているこの2大ソフトを習得しておくことで、実際に勤務する企業で別のソフトを使用していたとしても、仕事をしながら徐々に慣れていくといったことは可能だからです。

 

2:正確性

CADオペレーターは、手書きなどで書かれたデザインや設計図をパソコン上で図面に仕上げる仕事です。
基本的には書かれたものを正確にうつすことが何より重要です。
基本的にチェック体制はあるものの、ここでミスをおかしてしまうと、法規的に違反していたり、技術的に不可能だったり、安全性が失われてしまったり、製品としてなりたたないものになってしまう恐れがあるからです。
当然、大問題や責任問題になりかねませんので、細心の注意を払いつつ正確な図面を書く必要があるのです。

 

3:スピード

CAD図面の作成には基本的に納期が伴うものです。
たとえば、戸建ての住宅設計の現場であれば、営業がお客様とプランについて打ち合せした後、図面の作成に1週間も2週間もかけていたら、お客様をがっかりさせてしまいます。
営業から依頼されたら、3日以内、または翌週までに仕上げるなどとお願いされるはずです。
しかも、できあがったパース図などを見ながら再び営業が打ち合せを行った結果、「ここをこう変えて欲しい」と仕様変更を言い渡されるのは日常茶飯事です。
その都度反映させ、データを再度渡す必要がありますが、そのときにも「いつまでに」などと期限が設けられるものです。
もっとも重要なのは正確性ですが、スピードも求められることは言うまでもありません。

 

 

CADオペレーターが年収アップするために必要なスキル

CADオペレーターの年収には、大きな差があることは冒頭でお分かりいただけたと思います。
そこで知りたいのは、年収の低いCADオペレーターと、年収の高いオペレーターの差ではないでしょうか。
そこで、実際の募集のなかでも、年収の低いものと年収の高いものの特徴を挙げてみました。

 

○年収の低いCADオペレーターの特徴
・パートや自宅で仕事をしている業務委託契約での仕事
・未経験でもOKとされている仕事
・担当営業やお客様から言われたものを図面化する仕事

 

○年収の高いCADオペレーターの特徴
・CAD図面といっても、新規プロット図、施工図、検討図、竣工図などさまざまな図面を手がける仕事
・3DでのCAD図面作成などを行う仕事
・3Dスキャンによる計測などプラスαのスキルが求められる仕事
・規模の大きな、または精密機械など、専門性や難易度の高いものを図面化する仕事
・CADオペレーター業務のほか、チームの管理や施工管理等も行う仕事
・あまり一般的ではないCSDソフトを使用する仕事
・1枚あたりの出来高制の業務委託契約

 

同じCADオペレーターでも年収の違いがあるのは、その企業のある地域などだけでなく、仕事の範囲や求めるレベルに差があることが分かりました。
では、昇進して年収をあげてもらったり、年収の高い企業に採用されるためには、どのようなスキルを手にすれば良いのか見ていくことにしましょう。

 

 

1:専門知識をつける

CAD図面を起こすには、建築業界であれば建築に関する用語や法規の知識などといった専門知識がある程度必要です。
意味を理解したうえで作成するのと分からないまま作成するのとでは、スピードも出来も違います。
設計したデザイナーが1~10まで、しかも素人に伝えるような言葉で教えなくても、ある程度理解し図面に起こせるスキルが必要です。

 

2:能動的になる

言われたことをミス無く、正確に形にするのはCADオペレーターとしては当たり前のレベルです。
営業や設計士が事細かく全て書いたり伝えなくても図面を起こすことができるのがワンランク上だと思われるCADオペレーターです。
たとえば、社内に2人オペレーターがいたとして、1人は、言われたことはしっかりできるレベルであるのに対し、もう片方は、細かく書かなくても経験から図面を仕上げてくれたうえで「書かれてなかったのですが、いつもどおりこういった形で大丈夫ですか?」などと先回りして対応してくれたり、「こっちにはこの部材を使っていますが、こちらはこの部材で大丈夫ですか?」などとうっかりミスに気がついてくれるとしたら、どちらが重宝されると思いますか?
このような光景は実際に現場で見られることです。
能動的に学ぶ人は知識が豊富であり、どうしたらスムーズに仕事が運ぶか考えたうえで行動するのです。
そういったCADオペレーターであれば、年収アップや管理者として昇進するチャンスがあるでしょう。もし思ったように年収が上がらなかったとしたら、その評価や経験を武器により年収の高い企業に転職することも可能です。

 

3:高度なCAD操作ができるようになる

CADオペレーターの募集案件で年収600万円以上など高額なものが多いのが、同じ建築業界ででもBIMを使う仕事です。
BIMとはBuilding Information Modelingの略で、コンピューターで図面だけでなく実際の建物を立体で建ててしまう(立体モデル)というものです。
高さも含めた建物の大きさから、その建築に必要な工数を参照できたり、使用する部材やその価格なども入力できるなど一元管理が可能であり、建築の無駄が省ける、資材管理もできる、メンテナンスにも役立てることができるというメリットが多いシステムです。
こういった3DCADの場合は、通常のCADと異なり、最初から3Dで形状を作ることから始めることになります。そしてその形状を切り出して2Dの図面にするといった方式です。平面図面からCGでイメージを作っているCADとは逆の考え方です。
しかし、建築業界に限らず、多くの分野でこの3DCADが使われており、そういった仕事では年収が高い傾向にあるのです。

 

4:他の業務もできるようになる

CADオペレーション自体は、専門的ではありつつも人が設計したデザインを起こすというだけでは一般事務に近いと言えます。
そのため、年収としてはそう高くない仕事もたくさんあります。
しかし、建築や土木系で言えば、実際に自分の書いた図面どおりに工事が進んでいるかチェックしたり指導する現場監督を兼任したり、ほかのCADオペレーターの指導・育成にあたるなどほかの業務の兼任を求められている場合、年収600万円以上の案件も見受けられます。
つまり、CAD以外のスキルを習得するということです。

 

CADオペレーターの適性

CADオペレーターの年収や、年収をアップする方法について見てきましたが、そもそもどのような人がCADオペレーターに向いているかを見ていきます。

 

1:コツコツとした仕事が好き

CADを作成する仕事は、非常に地道です。
設計士やデザイナーが書いたものを、実際に製造・工事ができるように図面化することが仕事ですから、現場が何をすれば良いのかがわかるような図面をつくること、間違いのない正確な図面を作ることが必要です。
そのための作業量は決して少ないとは言えず、パソコンに向かってひたすら作業をしなければならない職業なので、コツコツとした仕事が好きな人でなければCADオペレーターは向かないと言えます。

 

2:コミュニケーションをとれる

CADオペレーターは、設計士やデザイナーと、営業、施工者などと深く関わり合う仕事です。
設計士やデザイナーがいる場合、指示を受け図面化することになるのですが、分からないことは確認をしたり出来たらそれを間違いないか確認してもらう必要があります。また、戸建を販売するハウスメーカーなどの場合、お客様や営業からの要望に応じて図面化するので、しっかりと聞き取りをしなければなりません。
そういった意味ではコミュニケーションが取れる、取ることが苦ではない人が向いていると言えます。
コミュニケーションが苦手だとスムーズな連携が取れず、何度もやり直しとなったり、ストレスを感じる恐れがあることは知っておきましょう。

 

 

3:ホスピタリティを持っている

CADオペレーターにはホスピタリティが必要です。
設計士やデザイナーから必要な情報を分かりやすい形で渡されるとは限りません。自らも知識を深めることにより、できるだけ与えられた情報からCAD図面を製作することが求められます。結果、設計、デザイナーは、設計・デザインの仕事に専念できるので、CADオペレーターとして評価されることにも繋がります。
また、注文住宅のCADオペレーターの場合、お客様の都合で何度も修正させられることもしばしばです。残業までして指定の日までに仕上げたのに「やっぱり前のほうが良かったから戻して」なんて言われることも。
「お客様のためだ」などと思える方でないとストレスに感じる恐れがあります。
いずれにせよ、どうしたらら喜んでもらえるのか、誰かのための仕事だと思いながら仕事ができるホスピタリティがある方のほうが、CADオペレーターに向いていると言えます。

 

4:新しい知識に前向きである
CADオペレーターは、先に見たように月給に差があります。
新しい知識に前向きで、専門知識をつけたり、最新のCADソフトを学ぼうとする意欲がある人のほうが、スムーズに仕事をするためにも、年収をあげるためにも、よりCADオペレーターにむいていると言えます。

 

5:危機意識を持っている、トラブル回避能力

きちんとした体制が整っている企業もありますが、規模が小さな会社などの場合、きちんとしたフローがなかったり、チェック体制が甘かったりといったケースが多いです。
設計士の数が十分いなくて、CADオペレーターが主体となっている企業もあります。
その場合、CADオペレーターがルールや法規などの知識を持っていないとトラブルになる可能性があります。
また、設計士やデザイナーが書いた図面で不明な点やおかしな点を確認せずにCAD図面にした結果、トラブルがおき、設計者やデザイナーではなく、CADオペレーターが責められたなんて声もあるようです。
そのようなことがあるとモチベーションの維持は難しくなるので、不明な点、おかしな点は必ず確認を行う、設計士や責任者などに確認をしてもらうなど、トラブル回避ができる人のほうがむいていると言えるでしょう。

 

いかがでしたか?
今回はCADオペレーターの年収や、実際の募集例から分かる年収をあげるのに必要なスキルなどについて説明をしてきました。
また、一般的にCADオペレーターは真面目でコツコツとした作業が好きであれば向くと思われがちですが、それだけでは足りないこともお分かりいただけたと思います。
業務委託契約での募集も増えており、在宅ワークで仕事を請け負うフリーランスへの道もありますので、面白そうだと感じた方にはぜひチャレンジしていただきたいと思います。