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プログラマーが独立する前に心得ておくこととは?

公開日: 2021.03.22
最終更新日: 2021.03.22

プログラマーが独立する前に心得ておくこととは?

プログラマーとして独立し、会社員ではなく「個人事業主」として事業展開する道を選ぶ人は以前に比べると増えてきましたね。自分の裁量で仕事を進められることに魅力を感じる反面、実力が求められる機会も増えることから、なかなか初めの一歩を踏み出せないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

 

独立後に思い描いていたものと違ったといって、ギャップに苦しまないためには独立する前にあらゆる内容を心得ておくことが大切です。そこで今回は、プログラマーが独立する前に心得ておくことについてお伝えします。会社員から個人事業主になろうか迷っている方は参考にしてくださいね。

 

 

プログラマーが独立することのメリットデメリット

プログラマーとして独立する前にまず、メリットとデメリットを把握しておくとよいでしょう。実際に独立してから、「こんなはずじゃなかった」とならないためにも独立前にメリットデメリットの把握は済ませておきたいところです。順に説明していきますね。

独立するメリット

まずメリットですが、独立すればある程度自由に仕事に取り組むことが可能です。上司から細かく指示を受けて仕事に取り組むことにストレスを感じている方や柔軟に案件に対応しながら働きたい方には、独立して働くスタイルは向いているといえるでしょう。

 

また独立すればひとつひとつの案件の報酬が高く設定してあることが多いため、自分のスキルを正当に評価されやすいといえます。「このまま会社員を続けて給与の頭打ちになるのは納得できない」という場合は、プログラマーとして独立を目指してみるのもよいでしょう。

 

独立するデメリット

次にデメリットですが、収入面でしばらくの間は不安定になる可能性が高いかもしれません。どんなに実績があるプログラマーであっても、独立し個人事業主となれば一から実績を作ることになります。クライアントは、仕事を依頼する際にこれまでの実績をある程度重視しながら誰に依頼するかを決めることがほとんどです。
しっかりとした実績が作れるまでは収入が不安定になるかもしれないことを頭に入れておくとよいでしょう。

 

またプログラマーとして独立すると、自分ひとりで仕事をやり遂げなければいけません。会社員の場合、時には周囲にヘルプを求めて力を借りることもできるでしょう。個人事業主となれば、基本的には自分ひとりでさまざまな問題に対処しなければいけません。クライアントと関係性を築くのにも時間がかかるため、分からないことがあっても相談できない状況に陥ることもあるでしょう。うまくその状況を乗り越えるためには、自分で学ぶ姿勢が求められます。

 

プログラマーとして独立する場合に求められるスキルは?

プログラマーとして独立する場合、さまざまなスキルが求められます。「今のままで独立してもやっていけるのか?」「独立する上で有利になる資格があれば知りたい」と考える方も多いのではないでしょうか。ここでは、プログラマーとして独立する場合に求められるスキルをお伝えします。

 

プログラミングの専門ジャンルは幅広いほうが良い

独立すれば自分で仕事を獲得し、クライアントから得られる収入がそのまま売上となります。専門的な分野がひとつでもあれば、「その分野に強いプログラマー」ということでクライアントにアピールしやすくなるでしょう。ただし、長期的に安定した仕事量を獲得するには幅広い分野のプログラミングに関する知識を身に付けたほうが安心です。

 

相手からの信頼を得るには資格を取得しよう

クライアントとの信頼関係は直接仕事に響くと考えてよいでしょう。会社員として働いた経験がある方は、クライアントと円滑な関係を築いていれば仕事に関するさまざまなチャンスが巡ってくることは理解しているかと思います。
プログラマーとして独立すれば、一からクライアントとの関係を作り上げなければいけません。少しでも早く信頼関係を築くには、資格を取得することをおすすめします。おすすめの資格を以下にまとめました。

 

・IPA情報処理技術者試験(国家試験)
日本の国家試験であり、情報処理に関して必要な知識や技能をはかる試験です。試験費用は税込5,700円となっています。
・PHP技術者認定試験
ひと言でいえばプログラミングに関する資格です。こちらの資格を取得していると、企業ニーズも高いことから独立しても仕事を獲得する上で有利になるといえるでしょう。試験費用は税込12,960円です。
・Oracle Certified Java Programmer(silver)
世界中、どこででも通用するプログラミングの資格です。国内はもちろん海外で独立しプログラマーとして活躍したい方は取得しておくとよいでしょう。

 

上記の資格以外にも、プログラマーとして取得しておくと役立つ資格は複数あります。少しでも仕事の受注率を上げるためには、積極的に資格を取得しておくとよいでしょう。資格取得は独立するプログラマーにとって、スキルを持っていることを示す手段のひとつになります。仕事をしながら資格取得の勉強をすることは大変ではありますが、無事に資格取得したときの達成感は大きなものとなるでしょう。

 

独立したプログラマーの収入はどれくらい?

独立したプログラマーの収入はだいたいどれくらいなのか気になる方もいるかと思います。会社員時代の年収を大きく下回るようであれば独立することを考え直すといった方も出てくるかもしれません。ここでは、独立したプログラマーの収入を紹介します。

 

どんな契約をするかで収入が変わる

プログラマーとして独立すれば仕事は自分で獲得するのが基本となるため、同じ時期に新たな仕事の依頼が複数来た場合自分で選ぶことが可能です。例えば単発案件と継続案件の2つの話が来たとしましょう。

 

単発案件は多くの場合単価が高いことが多いのですが、継続して依頼があることが前提ではないため継続的な収入源になる可能性はどうしても低くなってしまいます。一方で継続案件であれば単価は単発案件よりも低いことが多いものの、継続的に仕事の依頼を得られる可能性が高く収入源になる可能性も高いといえるでしょう。

 

結局はプログラマーがどのような案件を希望するかによって、収入は大きく変わってくるといえるでしょう。実績が少ない場合はなかなか自分で仕事を選べない状況が続く可能性は高いですが、実績を作っていけば独立してから数年もすれば自分で仕事を選べるまでに成長できる可能性は十分あります。

 

独立したプログラマーの平均年収は?

独立したプログラマーの年収はその人のスキルや実績によって変わってくるため、一概に「○○万円です」とは言えない部分だといえるでしょう。平均で考えると356万円~400万円といわれています。会社員の場合、この年収が少ないと感じる方もいるかもしれません。その場合、独立することは考え直したほうがよいでしょう。

 

 

プログラマーとして独立して自分らしい働き方で働こう!

いかがでしたでしょうか?今回はプログラマーとして独立することに関するメリットデメリット、求められるスキル、収入についてお伝えしました。
プログラマーとして独立したいと思っていた方は、その意思を変えずに独立に向けて準備できそうでしょうか?これからの時代はプログラマーに限らず、さまざまなジャンルの仕事で独立する人が増えてくるでしょう。そのため、早い段階でプログラマーとして独立したほうが得をすることもあるかもしれません。
会社員を続けるのか独立するのか、これからのことを真剣に考えながら選択することをおすすめします。

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