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エンジニアのやりがいってなに?大変なことについても解説

エンジニアの“やりがい”には、どのようなものがあるでしょうか。
エンジニアを目指している方にとっては気になる部分ですよね。
そこで今回は、一般的なエンジニアが、“どのようなこと” “どのようなとき“にやりがいを感じるのか、解説していきたいと思います。

目次

エンジニアのやりがい6つ

1:思ったとおりのものができたとき

エンジニアは、ものの設計や、制作・開発といったことを仕事にしています。
ある目標に対して、その目標にかなったものを作り出せたときにやりがいを感じることができます。

2:自分の知識を活かせたとき

エンジニアは専門的な知識が必要です。
そのために数年かけて勉強をしてきたという方も少なくありません。
また、技術革新により、常に新しい知識を会得する必要があります。
特にIT業界に関しては驚異的なスピードで発展しており、日々アップデートし続ける努力が必要です。
そのようにして得た知識を実際に活かすことができたとき、やりがいを感じるという方は多いです。

3:自分の成果物が残ること

エンジニアが手掛けたものは、形として残ります。
建築物のように人の目に見えるものではなく、たとえプログラムという人の目に見えにくいものであったとしても、裏で動き続けているといった意味では残っているといえます。

4:人の役に立つ仕事であること

エンジニアが行う仕事は、基本的に組織や企業のためですが、その裏には必ず人がいます。
人の生活や仕事が楽になる、楽しくなるような仕組みを作っていることになるため、自然と自尊心が湧いてくるはずです。
さらに、その仕事に対して具体的にお礼を言われることもあります。
その場合は、「エンジニアをやっていて本当に良かった!」と感じることでしょう。

5:頼りにされたとき

基本的にエンジニアが手掛ける案件は簡単なものではありません。
新しいものを開発していく、それがエンジニアの仕事です。
上司やクライアントが、自分のスキルや実力を信頼し、難易度の高い案件を依頼してきた場合は、「やってやるぞ!」という気持ちになるものです。

6:チームで仕事ができること

職種や企業、取り扱う案件にもよりますが、1つのプロジェクトに対して、チーム制で進めていくケースが多いです。
たとえばシステム開発などの場合、プロジェクトマネージャー(PM)やシステムエンジニア(SE)、プログラマー、テスター、デバッガーなど、皆で1つのシステムを作り上げていくのが一般的です。
目標(システム、納期)に向かってそれぞれの領域で力を出し合い、問題が発生したときには協力してその課題に取り組むという、チームならではの良さを感じることができます。

7:年収などで具体的に評価されたとき

知識を得るという努力を行い、考察を重ねて仕事をした結果、成果物ができ、人から感謝される。それだけでなく、会社から評価をされ、年収アップという形で現れたときには大きな喜びとやりがいを感じられるでしょう。

エンジニア職種別のやりがい

エンジニアと一口に言っても、実際の仕事内容はさまざまです。
それぞれのエンジニアならではのやりがいについても説明していきます。

◆システムエンジニア

クライアントの要望を正確に聞き取り、それを設計書に落とすのがシステムエンジニアの仕事です。
技術的に知識があっても、ヒアリング、伝えるといったコミュニケーション力に乏しいとクライアントの望みを叶えてあげることはできませんし、反対にコミュニケーション力に優れていても技術的な知識が乏しいと実現力が欠けてしまいます。
つまり、コミュニケーション力、技術力の両方の力を備え持つことがシステムエンジニアの必須条件であり、その2つを使ってうまくプロジェクトを進めることこそがシステムエンジニアのやりがいなのです。


◆インフラ系エンジニア(サーバーエンジニア・ネットワークエンジニア)

仕事をするうえで、今やネットワークは欠かせません。
社内で情報を共有したり、インターネットを介して情報を得たりするのにはネットワークが必要です。また、オンラインゲームやECサイトを提供するにも、ネットワークが必要です。このネットワークを構築するには、サーバーの設計、設置、運用、保守を担当するサーバーエンジニアや、ハブやルーターなどの設置や設定などを行うネットワークエンジニアが関わってきます。
予めかかると予測される負荷を計算してシステムダウンしないよう設計し、運用、保守などを行う重要な存在です。
自分たちがいなくてはシステムもアプリケーションもすべて存在しないわけですから、土台を作っているという自負こそがインフラ系エンジニアのやりがいといえるでしょう。


◆セキュリティエンジニア

企業のネットワークをウイルスやハッキングの脅威から守るのがセキュリティエンジニアの仕事です。
万が一機密情報や個人情報が漏洩してしまうと大きな損害となることから、セキュリティエンジニアは重要な役目を担うことになります。
企業を脅威から守る、頼られる存在であるということがセキュリティエンジニアのやりがいとなっているといえます。

◆プログラマー

SEによる設計書に基づきプログラミングを行うのがプログラマーの役割です。
設計書どおりの動きになるように知識を使って書いたプログラムが、狙いどおりに動かせたときこそがプログラマーのやりがいを感じる瞬間です。
また、プログラムを書くうえで、短い時間で、無駄のない、エラーもないプログラムを書けたときの達成感も大きいです。

◆テストエンジニア

システム開発やアプリケーション開発においては、最終的に、問題なく動作するかテストを行います。
どのようなテストを行えばシステムに合格が出せるかテスト設計を行い、実際にテストを実行させ、納品前の確認を行います。
そして、万が一バグが見つかったときは修正を指示します。
もしもこの作業工程が不十分だと、納品後にシステムが動かなくなるなどして信頼をなくしてしまいます。
場合によっては損害賠償問題となる恐れもあるため重要な工程になります。
テストエンジニアは品質管理の門番であり、責任だけでなくやりがいも大きな仕事なのです。

◆デバッカー

システムにバグがあった場合に対応するのがデバッカーです。
システム開発の場合、プログラマーは自分の仕事を終えた後は次の案件に移っているケースも多く、プログラムの修正はデバッカーに託されることがあります。
ほかの人が書いたプログラムを理解し、それを直すには、プログラミング言語に通ずるだけでなく、読み取り修正する力も必要です。
納期が迫っていたりすると時間もかけられず大変な仕事ではありますが、その分やりがいを感じることができます。

エンジニアの不満や大変なこと

今までエンジニアのやりがいについて語ってきましたが、今度はエンジニアの大変な面に焦点を当ててみましょう。

1:納期があって大変

基本的にどのエンジニアであっても、納期までに仕上げなければならないという大変さはあります。
締め切り日間際になると残業が続くことも。
結果、体力的、精神的にストレスがかかってしまいます。
ただし、どのような仕事にも締め切りや目標などは与えられるものなので、エンジニアだけが大変とはいえないでしょう。

2:無理なお願いをされることがある

クライアントによっては予算的にも時間的にも難しい依頼をしてくる場合があります。
技術的な知識がないことから、現実的ではない依頼をしてくることも多いです。
実際に開発に携わる現場のエンジニアとして、「分かってないなぁ」と思うようなことも出てくるでしょう。
しかし、営業職であれ、サービス業であれ、お客様から無理難題を言われることはあるものです。
期待に沿うようスキルをあげたり、違う提案をしてあげたり、コミュニケーション力を磨いて、エンジニアとしてできない旨を分かりやすく説明したりするなどして対処していきましょう。

3:年収が割に合わないと感じることがある

十分スキルがあるのに、年収が思ったように上がらない、割に合わないと感じることもあるでしょう。
なかには、年功序列型が根強く残っている企業があり、不満を持っているエンジニアもいるようです。
しかしエンジニアは転職がしやすい職業です。
能力の高いエンジニアには高額な年収を約束している求人が多く見られます。
つまり、スキルや経験をアピールし、年収の高い企業に転職することで悩みを解決することができます。

以上のように、やりがいの多いエンジニアですが、大変なこともたくさんあります。
しかし、ITが好きで、その知識を使って仕事がしたい!という気持ちがあれば、大変なことは乗り越えられるはずですし、その大変さを乗り越えること自体がやりがいとなっていくでしょう。
エンジニアを目指す皆さんにとって、本内容が一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

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