家でできる仕事35選!自宅で開業するには?本業・副業で稼げる在宅ワークの種類を紹介!
目次
自宅で開業できる仕事にはどんなものがある?
インターネットやスマートフォンの普及で、様々なライフワークスタイルを実現できるようになった現代社会。これまでは、会社勤めをするのが当たり前だった人も、自宅で開業できる仕事を持って、在宅で働くという選択肢が増えてきました。
面倒な通勤もなく、好きな時間に好きな服装で働ける在宅ワークを始め、自宅で開業できる仕事には、他にどんなお仕事があるのでしょうか?
・在宅でバイトをする
バイトのなかには、在宅でできるものも存在します。
たとえば、お客様からのお問い合わせを電話で受けるカスタマーサポートのような仕事から、オークション出品登録などの黙々作業まで、その種類はさまざまです。
ほとんどスキルや経験が不要なものがたくさんあるので、とくに専門スキルのない専業主婦でも手軽に始められるのではないでしょうか。
簡単な作業のものは単価や時給が低いものもありますが、リストにあるお客様に電話するカスタマーセールスの場合、単純に1件あたりの報酬がもらえるだけでなく、アポが取れたらインセンティブをつけてもらえるようなケースもあります。
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・業務委託で仕事を請ける
経理や人事などの作業を業務委託で受け、自宅で作業を行うといった方法もあります。
ほとんどが該当の業務で経験を持っていることが条件となりますが、時間当たりの報酬額がパートに出るのと同じくらいもらえるケースも多いです。
業務内容によっては、作業時間に制約がないものも多いです。
たとえば、取材を必要としない記事のライティングなどは、締め切りさえ守れば問題ないので、夜間や早朝、家事の合間など、すきま時間に自分のペースで行うことも可能です。
・個人で事業を始める
イラストレーターやプログラマー、ライターなど、職種によっては、事業を始めることもおすすめです。
個人事業主として開業届を出し、さらに青色申告を行えば、基礎控除のほかに青色申告特別控除を受けることも可能です。
さらに個人事業主として所得が順調に伸びたら、法人成りして起業する方も少なくありません。
その場合、ホームページで宣伝をしたり、SNSで常に情報を発信したり営業をかけるなどの努力も必要と言えますが、所得によっては節税効果が得られる場合があります。
今回は、自宅でできるお仕事を系統別に分類し、全部で35選厳選してご紹介していきます!
家でできる仕事の平均月収とは?
在宅ワーク、つまり、家でできる仕事をした場合、平均月収は9万円以下という方が多いです。
これはあくまで、正社員などの雇用関係を結んでテレワーク制度を利用するといった方法ではなく、個人事業主として在宅ワークを行う場合の話です。
たとえば、時給1,200円の仕事を4時間行うと4,800円になりますが、それを週に4回こなすと1ヶ月で76,800円となります。
それより長い時間働いたり、週4回ではなく5回に増やすなりすれば、当然その分だけ収入が増えることとなります。
しかし、家でできる仕事を探している方の多くは、家事や子育てを行いながら、すきま時間を仕事にあてるといった働き方を希望している方が多いため、必然的に仕事に従事できる時間は限られ、結果的に月平均9万円以下となることが多いのです。
もちろん、そもそも月平均9万円以上稼ぐとなると扶養から外れるといった問題も起きることから、あえてそのように収入を抑えているといった理由もあるようです。
一方で平均よりも大幅に稼いでいる方もいます。
月収平均10万以上稼いでいる人は50%超えているからです。
なかには30万以上、または40万円以上稼いでいる人もいます。
これは職種やもらえる報酬額の差が影響していると思われます。
専門性が高く、時給換算にして高額な在宅ワークをした場合、20万、30万といった月収を稼ぐことが可能だと言えるのです。
参照元:
・在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/www2/topics/seido/josei/zaitaku/aramashi.htm
・在宅就業(在宅ワーク)の現状
自宅で開業できる仕事1:IT系・インターネット経由のお仕事
自宅で開業できる仕事、まずはITやインターネット経由で行えるパソコンがあればできる仕事から確認しましょう。IT関連の業務や、パソコンで作成した成果物を提出するクラウドソーシングなど、ネット環境とパソコンがあれば、どこでも働ける事業は、自宅で開業できる仕事の中でも、もっとも少ない資金で始められるおすすめのお仕事です。
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【データ入力、テープ起こし】
データ入力やテープ起こしのお仕事は、主に、クラウドソーシング会社などを経由して受注できる人気のお仕事です。未経験者でも取り組むことができ、簡単なパソコン操作や場合によっては、スマホからの文字入力機能を使って取り組む事も可能です。
正確で早いタイピングができる方なら、どなたでもある程度まとまった金額を稼ぐことができ、完全に在宅で取り組めるというのも魅力的なポイントです。
テープ起こしのお仕事では、インタビューや会議などの音声データを受け取り、それを忠実に文字にしていく作業です。正確に入力できることはもちろん、校正までの作業をしっかりと行えるスキルが必要です。
データ入力やテープ起こしでは、企業が集めたデータなどを、延々と入力していく作業が続きます。単純作業が得意で、文字を素早く正確にタイピングできるという能力が必要となります。
お仕事案件は、短期で簡潔するものから、長期で契約できる案件などもあり、定期的に受注できるのもポイントです。在宅ワークの中では、新規参入でもハードルが低く、主婦の副業としても人気を集めていますので、気になる人は「主婦が自宅で始められる仕事」をご覧下さい。
「おすすめポイント」
・タイピングができれば未経験者でもできる
・単純な入力作業のものや、インターネットで検索し調べた結果を入力するといったものが多く、さほど難易度が高くない
・時給ではなく文字単価であることがほとんどなので、好きな時間帯やすきま時間を利用して仕事ができる
「注意点」
・タイピングの正確さが求められるので、タイピングが苦手な方は見直しなどに時間がかかる場合がある
・ミスが多いと仕事を打ち切られる恐れがある
・単純作業であるため、単価はさほど高くなく、ある程度稼ぐためには量をこなす必要がある
・テープ起こしの場合は聞き取りも必要なので、慣れるまで時間がかかる
「平均月収」
利用明細や請求書情報、伝票や営業資料への入力といった仕事の場合、時給換算で1,000円、1,100円が相場です。
(例)時給1,000円、1日8時間勤務、月22日間勤務した場合で月収17万6,000円
※ただし報酬は文字単価であることがほとんどなので、スピードによります。
「平均年収」
平均的な時給換算において、フルタイムワーク(1日8時間、22日程度の勤務)をした場合、210万円程度となります。
【Webライター】
続いてご紹介する自宅で開業できる仕事は「ウェブライター」のお仕事。インターネットのクラウドソーシングサイトを経由して、仕事を受注できるウェブライターのお仕事は、クライアントの指定するサイトに、記事を投稿したり、寄稿したりするお仕事です。
文章を書く紙媒体のライターと違って、ウェブライターは、取材などに行くことはほとんどありません。そのため、完全に自宅で開業できる仕事として、主婦やサラリーマンの副業にもおすすめのお仕事です。
ウェブライターのお仕事は、未経験で取り組めるものから、多少の専門性が必要とされるジャンルまで、幅広い分野に渡って記事を執筆するお仕事です。
記事の作成は、クライアントの指示するマニュアルにそって執筆しなければならない場合も多く、SEO対策など、クライアントの要求をしっかりと理解して執筆することが求められます。
ウェブライターに向いている人は、自分の特技や趣味、何かしら興味のある分野を持っていて、文章を書くことが得意という方です。ウェブライティングの分野には、不動産や保険など、専門的な知識を生かせるジャンルもあるため、本業で、こういった業界にお勤めの方は、あまり苦にならずに仕事を続けていくことが可能です。
ウェブライターのお仕事は、多くの場合、ネット上にあるネタ元を使って執筆することが可能です。情報不足の場合は、近隣の図書館などを利用して資料を集めれば、お金をかけずに、ほぼ自宅だけで業務を簡潔することが可能です。
報酬については、1文字あたり0.5円から3円ぐらいが相場で、納品数によって、記事単価が上がる案件など、契約内容によって様々です。直接契約できれば、クラウドソーシングサイトへのシステム利用料を支払う必要がありませんので、インターネット上から、「ライター募集」などの募集項目を探し、直接契約すると収入アップにつながります。
ウェブライターも、早く正確に記事を書けるようになれば、1時間に3000字から5000字ほど執筆できる方も少なくありません。文字単価が0.5円で換算した場合の時給は1500円から2500円になりますので、そう考えるとライターだけで生計を立てることも、そこまで難しくないと考えます。
「おすすめポイント」
・資格が必要とされないので、誰でもチャレンジしやすい
・締め切り日はあるものの、パソコンさえあればいつでも好きな時に作業ができる
(小さなお子さまがいる方や副業を探している方でもできる)
・自分が書いた物が世の中に出る嬉しさを味わえる
・書くために下調べが必要なので、知識が広がる
「注意点」
・専門的な知識はいらないものの、簡単なものだと文字単価が安く設定されている可能性が高い
※たくさん稼ぎたい場合にはたくさん記事を書く必要が出てくる
・企業により依頼本数やペースが異なるため、自分がこなせる量を勘案して選ぶ必要がある
・扱う題材によっては下調べに多大な時間や労力がかかるものがある
「平均月収」
1文字単価1円の契約で、5,000文字の記事を1日1本こなせば、週5日で25,000円、月20日で10万円となります。
いっぽうで1日2本こなせるだけのスキルがあれば倍の20万円になりますので、どれだけのスピードで書けるかによって月収は変わってきます。
逆に、1日1本という作業量は変わらなくても、専門的な知識が必要とされるもので1文字あたりの単価が2円であれば、同じく倍の20万円稼ぐことができます。
「平均年収」
不慣れなうちは月収10万円だとして考えると、年収では120万円になります。
いっぽうで倍のスピード、もしくは倍の単価の仕事をできるようになると、年収は240万となります。慣れてくると、1日2,3本書けるなんて方もいますので、300万円以上稼ぐ方もいます。
【アフィリエイト】
自宅で開業できる仕事の中で、同じく「書く」ことが得意な方におすすめなのがアフィリエイト。アフィリエイトは、自分で運営するサイトやブログなどに、企業の広告を貼って報酬を得るお仕事です。
アフィリエイトで報酬を得るためには、まず、自分専用のブログを開設する必要があります。サーバーやドメインも専用のものを取得して、ワードプレスなどで記事を作成していきます。
出来上がったサイトには、読者が興味を持ちそうな(広告をクリックしそうな)内容の記事を定期的に執筆していきます。そこに、企業の広告バナーやリンクを埋め込み、クリックや成果報酬などで利益をあげていきます。
アフィリエイト業界は、かなり飽和状態と言われており、一昔前のように、簡単に月数百万円という売上をあげるのは難しくなっていると言われています。
アフィリエイトで稼ぐためには、ニッチなマーケットや商品を探して、できるだけアクセス数を増やしていくという地道な作業が必要です。
ブログを続けていくために、情報収集をしたり、時には外出してネタ探しをする場合もあるかもしれませんが、基本的には自宅で開業することができる仕事と言えます。
主婦やサラリーマンで趣味などを生かして、アフィリエイトで稼ぐ方も大勢いますので、これまでブログを書いた経験のある方は、気軽にチャレンジしてみると良いでしょう。
「おすすめポイント」
・自分の好きなことを書くことでお金を稼ぐことができる
・働いていない時間も、広告をクリックしてくれれば、報酬が加算されるため効率的である
・更新さえすれば別の仕事をすることも可能なので、家でWワークが可能
・ブログによっては、ブログを見て仕事が舞い込む可能性がある
「注意点」
・自分がつくったブログに訪問者が少ないと、収入も大した額にならない
・費やした時間に対して本当に稼げる人は限られている
・ブログをつくる知識のほか、SEOの知識が必要
・心ないコメントを入れられたり、望まないセールスを受けたりする恐れがある
「平均月収」
月に1万円以上稼ぐ方が13,3%、月に3万円以上稼ぐ方が8.3%いるいっぽうで、月1,000円未満(0円も含む)が70%以上を占めています。
出典:日本アフィリエイト協議会
「平均年収」
月1万円稼ぐことができれば年収で12万円。
月30万円稼ぐ方は年収で360万円になります。(ただし全体の1.7%程度です)
【ドロップシッピング】
ドロップシッピングは、先にご紹介したアフィリエイト類似する仕組みで、ネットショップで商品を受注すると、卸売り業者やメーカーが注文者へ商品を発送するビジネスのことです。
例えば、ネットショップを運営する場合に、このドロップシッピングを利用すれば、自分の業務は、ネットショップの注文受付のみとなります。商品の在庫を抱えたり、商品の製造の必要がないため、自宅で開業できる仕事です。
ドロップシッピングなら、在庫を持たなくて良いので、開業資金のない主婦でも気軽に取り組めます。ビジネスリスクが少ないというのがドロップシッピングの魅力です。
「おすすめポイント」
・在庫リスクがないため、ほかの販売の仕事と比較し損失が出にくい
・ドロップシッピング専用の業者と提携することで多彩な商品を取り扱える
・販売ノウハウがない方でも比較的手軽に始めやすい
・好きな時間で仕事ができる
「注意点」
・ドロップシッピング専用の業者によっては会員費を払わなければならないところもある
・ネットショップの開設費・運営費がかかる
・損が出にくい分ライバルが多いので、ネットショップや宣伝の工夫が必要
・自分が見て選んだ商品ではないので、商品説明がしにくかったり、質問への回答が難しい
「平均月収」
0円という方もいれば、100万円稼ぐ方もいます。
「平均年収」
年に1,2万円という方もいれば、1,000万円以上稼ぐ方もいます。
【ネットオークション】
家にある不用品や、骨董品、CD、書籍など、まだ利用できるけど、必要がなくなった物をインターネットのオークションサイトで販売するお仕事も、自宅で開業できるお仕事です。
大手インターネットオークションサイトへの出品の他、フリマアプリを利用したり、最近では、買い取りサイトなどを利用して収入を得ている方も多くなっています。
ネットオークションでは、出品手続きから販売後の発送に至るまでの一連の作業を在宅で行うことができます。家にある不用品だけでなく、安く仕入れたものを転売する「せどり」なども人気で、うまく商品を見つけて多額の利益を得ている方もいるようです。
ネットオークションでは、オークションサイトを利用する場合は、手数料がかかったりします。フリマアプリなどは、手数料のかからないものもありますが、収入を得られるのは、あくまでも落札された場合のみです。
いつまでも売れなければ、不可動在庫を抱えるだけです。家の片付けもできるので、家族が亡くなった時の遺品整理などのついでにネットオークションやフリマアプリを活用するのもおすすめです。
「おすすめポイント」
・出品作業は短時間で済むので、すきま時間を利用して稼ぐことができる
・商品の目利きができたり、商品説明が上手であれば高値で売れることがある
・出品には難しい知識がいらないうえ、スマホ1つでできる
・商品の撮影さえしておけば、通勤時間や出先などでも作業ができる
「注意点」
・商品単価が小さいものや、不要なものを販売するといった程度では、たくさん稼ぐことは難しい
・自分の不用品ではなく中古品の売買を行うには、古物商許可証が必要
・商品を仕入れて販売する場合、在庫が売れ残る恐れがある
※オークションやフリマアプリでは商品は手元にある状態での出品が原則とされているケースがほとんどであるため、仕入れが必要
「平均月収」
1個あたり1,000円の利益の出るものが1日1個売れたとすると、1ヶ月で3万円の収入となります。
いっぽうで1個あたり3万円の利益が出るものを月に5つ売れたとすると、1ヶ月で15万円の収入となります。なにを、いくらで、いくつ売るかで全く変わってくると言えます。
「平均年収」
1ヶ月あたり3万円の収入だと年収は36万円にしかなりません。
1ヶ月あたり15万円の収入の場合は、180万円になります。
本業としてやりたいのであれば、利益率の高いものを扱うようにしましょう。
【インターネットショップ】
インターネットショップの運営も、自宅で開業できる仕事の一つです。ネット通販でお買い物をする人口は、年々増えており、自分の商品や仕入れたものを販売するネットショップ運営者もそれに伴って増加しています。
大手ネットショップサイトの楽天市場などに出店する場合は、必ず税務署への開業届けが必要となり、確定申告などの手続きが必要となります。
主婦やサラリーマンが副業として片手間に行うというよりは、個人商店の経営者などが、ショップをウェブ化するケースなどが主流となっています。
ネットショップの運営には、ある程度の在庫を抱える資金や、受注から発送までのカスタマーサービスなどの一連の作業をすべて自分で行う、あるいは、人を雇って行う必要があります。
ビジネスセンスと、経営のノウハウがある方なら、しっかり稼ぐことができるお仕事です。
「おすすめポイント」
・24時間販売が可能なので、いつでも利益を得ることができる
・仕入れや商品登録、発送などの作業時間以外は、ほかの仕事をすることも可能
・利用料が安くて簡単に商品が出品できるECサイトも増えている
※Webサイトを制作の手間やノウハウが不要
「注意点」
・売れないと在庫過剰に陥り、損失が出る
・在庫を持たずに注文取り寄せ式にする場合は、販売機会の損失につながる恐れがある
・商品の目利きが必要
・ライバルも多いので宣伝や広告が必要
・商品に対するクレームなどに対応する必要がある
「平均月収」
1個あたり5,000円の利益が出る商品が1日2個売れたとすると、月収30万円となります。
1日1個しか売れないと、月収は半分の15万円となります。
発送の手間などを考え、たくさんは売れないけど利益率が高いものを取り扱うのか、薄利多売でいくのか、商品の選定がポイントとなるでしょう。
「平均年収」
月収30万円の場合は年収360万円、月収15万円の場合は180万円となりまったく変わってきます。
【ウェブデザイン】
自宅で開業できる仕事、続いてご紹介するのは「ウェブデザイナー」です。ウェブデザイナーとは、企業のホームページをデザインするお仕事で、ユーザーの利便性を考えながら、ウェブサイトの構成やレイアウトウェブサイトをデザインし、提案していくお仕事です。
ウェブデザイナーのお仕事も、インターネット経由でクラウドソーシングサイトなどを利用して受注することができます。クライアントのニーズに応えて、企業イメージに合ったサイトデザインをすることが求められます。
配色やイメージ作りといったセンスも求められるお仕事ですが、その一方で、画像データやHTML、CSSなどウェブデザインに必要なプログラミング言語などの知識も必要です。
ウェブデザイナーとして活躍する方のほとんどは、過去に作成したサイトなどを、クライアントに見てもらいそこから仕事を得ている場合が多いようです。
何より実績を求められる業界ですので、あまり経験のない方は、身近な方や知り合いのウェブサイトなどを作成して、まずは、実績を作るところから始めてみましょう。
ウェブデザイナーは、クライアントとの打ち合わせ等がない場合は、ほぼ100%自宅で開業できる仕事です。
また、クライアントによっては、仕事案件の単価も高く、1件で数万円から数十万円という報酬が得られるため、独立してウェブデザイナーだけで生計を立てている方も多いようです。
「おすすめポイント」
・Webサイトは企業にとって必要不可欠であるため仕事を得るのに困りにくい
・自分がつくったものがたくさんの人の目に触れることへの満足感を得られる
・自分自身のデザイン会社を立ち上げ、デザインやWebサイト制作後の運用・管理も請け負うなど将来性がある
「注意点」
・これからWebデザイナーを目指す方には、技術を習得するのに時間やお金がかかる
・一度習得すれば良い知識・スキルではなく、常に最新の流行や動向をチェックしていく努力が必要
・最近では知識があまりない人でも簡単にWebサイトを作れるCMSが増えつつあるため、高度なスキルがないと仕事が先細りする恐れがある
「平均月収」
時給単価で1200円~1,500円が相場です。
1日8時間、22日働くと、月収21万円~26万円となります。
「平均年収」
時給単価で1200円~1,500円、フルタイムワークで計算すると、年収250万~310万円程度となります。
【プログラマー】
パソコンを使って、ソフトウェアをデザインするプログラミングのお仕事も、自宅で開業できる仕事の一つです。
IT企業に勤めてプログラマーとして活躍するSEもたくさんいますが、プログラミング事態は、会社に勤めていなくても、直接企業と契約して仕事を受注することができるため、在宅で開業して、独立する方が増えています。
プログラマーになるためには、ITの専門的な知識が必要なため、専門学校等に通って技術を身につけるか、企業に勤めながらプログラマーとしての経験を積み、その後独立するというのが一般的です。
クライアントの案件によっては、個人で請け負えるプログラムの場合と、チームで作成するプログラムなどがあり、場合によっては、出社を求められるケースもあります。
プログラミングのお仕事は、在宅ワークの中では、特に単価が高いお仕事として知られており、案件によっては、1件で50万円以上という高額報酬を得られる場合もあります。
また、システム管理など、プログラミング作成後も定期的にメンテナンスを行うなど、長期案件も多いため、安定して収入が得られるというのも人気の秘密です。
サラリーマンプログラマーが、副業として稼ぐのにも、最適なお仕事と言えるでしょう。
「おすすめポイント」
・たくさん仕事があるので、受注に困りにくい
・勤務時間が決められているものもありますが、納品日が決められているだけで、好きな時間に作業することができる仕事もある
・将来独立し会社を立ち上げられる可能性がある
・自分がつくったものが世の中に出回る慶びが感じられる
「注意点」
・プログラミングの知識がない場合、習得に時間やお金がかかる
・プログラミング言語は種類が多いので、いろいろな仕事を請け負おうとすると、その分時間とお金がかかる
・一度学んでも新しい技術が生まれやすい世界なので、常に情報を更新していく必要がある
「平均月収」
時給換算で1,200円~2,000円程度です。
1日8時間、1ヶ月当たり22日間働いた場合は、21万円から35万円程度です。
「平均年収」
時給換算で1,200円~2,000円、フルタイムワークで計算すると、年収250万円~420万円程度となります。
【システムエンジニア】
クライアントとプログラマーの間に入るのがシステムエンジニアの仕事です。
クライアントにヒアリングを行うには、直接会う必要が出てくる場合もありますが、指示書の作成やプログラマーの指示、進捗管理などは自宅で行えることがほとんどです。
「おすすめポイント」
・同じIT系でも、プログラマーよりも高額収入を得やすい
・自分がつくったものが世の中に出回る慶びが感じられる
・将来独立し自分の会社を立ち上げられる可能性がある
・システムエンジニアの場合、コンサルティング業などにも転身やしやすい
「注意点」
・システムエンジニアとしての知識が必要で、まったく知識がない方が始める場合は時間とお金がかかる
※プログラミング、場合によってはテスティングに関する知識も必要とされる場合がある
・クライアントとプログラマーの間に立つ立場として、調整役ならではの気苦労がある
「平均月収」
時給換算で2,000~3,500円程度です。
1日8時間、1ヶ月で22日間働いた場合、35万円~61万円程度となります。
「平均年収」
時給換算で2,000~3,500円、フルタイムワークで計算すると、420万円~730万円程度となります。
【オンライン講師】
オンライン講師とは、文字どおりオンラインで何かを教える仕事です。
教える対象は、目の前にいないと教えられないものでなければ、何でも可能です。
英会話など外国語、ITスキル、デザイン、話し方から、独立、開業に関する相談、マネジメント方法など、さまざまなオンライン講座が存在していますので、自分の得意分野に関する講座を展開できます。
なかには、ギターなどの楽器や、ヨガ、カラオケなど、従来では対面講座しかなかったものまで広がっています。
生徒獲得の方法としては、自分自身で宣伝をし生徒を集める方法と、求人情報を探す方法があります。
もっとも簡単なのは既にあるプラットフォームを利用する方法です。
具体的には、ココナラやタイムチケットなどのスキルシェアサービスが挙げられます。
自分ができることを登録し、申し込みがあったら、そのサイト上でサービスを提供でき、報酬もそのサイトを通して受領できる仕組です。
面倒なことが一切ないため、初心者でも気軽にオンライン講師になることができます。
ただし、20%程度手数料が取られるのがデメリットです。
いっぽうで、Webサイトやブログ、メールマガジンなどを自分自身でつくり、宣伝する方法もあります。
SNSを活用すれば、お金をかけずに宣伝が可能です。
自宅で開業できる仕事2:文芸・美術系のお仕事
インターネットやIT系のお仕事を見てきましたが、ここからは、文芸、美術系の自宅で開業できるお仕事をご紹介していきます。
イラストやCGを作成する仕事も自宅でできる仕事の1つです。
自宅のパソコンにイラストレーターや3DCGソフトなどが入っている必要があったり、場合によってはクライアントとの直接の打ち合せが必要な場合もありますが、ほとんどが自宅で作業を行うので開業するのに向いていると言えます。
また、動画編集(カットやテロップの挿入)などの仕事も多くあります。
基本的に事務所で行うのではなく、成果物を納めるといった形になりますので、やはり自宅でできる仕事と言えます。
ほかにも記事を書くライティングも開業しやすい仕事と言えるでしょう。
取材などに出向く必要があるものもありますが、ほとんどが自宅PCで仕事が完結できます。
ライターの場合特殊なソフトが不要であることがほとんです。WordPressで入稿することを求められる場合もありますが、無料でダウンロードできるうえ習得も難しくないので、これから自宅で開業したいという方にもおすすめの仕事と言えます。
文芸・美術関連のお仕事も、ダンススタジオなどの大きい設備が必要でない限りは、自宅で開業できる仕事が多いジャンルです。どんなお仕事があるのか、早速見ていきましょう。
【デザイナー、コピーライター、編集者】
文芸に関連する自宅で開業できる仕事の代表格と言えば、デザイナー、コピーライター、そして編集者などのお仕事があります。
デザイナーと一口に言っても、様々なものがありますが、在宅でも行える作業としては、イラストデザインやキャラクターデザインのお仕事などがあります。
アニメやゲームのキャラクターなどをデザインするお仕事は、非常に人気があり、ヒット作に恵まれると一攫千金も夢ではありません。また、広い目で見ると、漫画家などもこのジャンルに入るため、自分の作品を作りながら、副業でイラストデザインの仕事を手がけている方も多くいます。
コピーライターは、企業の広告やCMなど、商品の販促に使われる文章を提案するお仕事ですが、こちらも、打ち合わせや取材、インタビューなどがなければ、ほとんど在宅で業務が完了します。
こういったクリエイティブ系の自宅でできる仕事も、最近ではクラウドソーシングなどを活用して仕事を受注できる機会が増えており、在宅ですべての作業を完了させてインターネット経由で納品するというスタイルが一般的になってきています。
雑誌の編集を行う編集者などは、これまでの経験を問われるケースが多いので、できれば、出版者などに勤務した経験がある方が、将来的に独立した場合も仕事を受注しやすいようです。
「おすすめポイント」
・自分のアイデアや作品をたくさんの人に見てもらえるため、満足感を得られる
・コンペ方式の仕事もあり、たくさんのチャンスが待っている
・WebサイトやSNSなど、お金や時間をかけずに自分をアピールする場が広がっている。
「注意点」
・アイデアが枯渇したり、うまく表現できないことで、ストレスを感じることがある
・依頼企業からダメ出しされると何度も修正を依頼されることがある
・かけた作業時間に対して評価が低い=報酬が低い恐れがある
・コンペ方式の仕事の場合、全くお金にならないことも多々ある
「平均月収」
時給換算で1,100円~1,300円程度です。
1日8時間、1ヶ月22日働くと、19万円~23万円程度となります。
「平均年収」
時給換算で1,100円~1,300円、フルタイムワークした場合232万~274万円程度となります。
【翻訳・校閲】
語学が得意な方なら、翻訳や校閲のお仕事を自宅で開業することも可能です。
翻訳の場合は、文字でデータを受け取り、それをすべて他の外国語に変換して提出するだけですので100%自宅で開業できる仕事と言えます。
翻訳・校閲の仕事は、クラウドソーシングサイトを利用して受注することが可能で、国内サイトだけでなく、海外サイトでも仕事を得られるというメリットがあります。日本にこだわらず、グローバルに活躍できる機会があるのが魅力です。
「おすすめポイント」
・文章に対する知識や外国語・外国の分野に関する知識を活かせる
・文字単価での契約であることが多いので、夜間や早朝など、作業時間を自由に選べることが多い
・医療や科学分野など専門分野での翻訳なら、高額な報酬が期待できる
「注意点」
・あまり専門的な知識が必要とされない仕事の場合、文字単価は低い場合もあり、それほど高い収入に結びつかない恐れもある
・最近では翻訳をしてくれるソフトが進化しつつあるため、将来的には仕事は先細りする恐れもある
「平均月収」
時給換算で1,200~1,500円程度です。
1日8時間、1ヶ月22日働くと、21万円~26万円程度となります。
「平均年収」
時給換算で1,200円~1,500円、フルタイムワークした場合253万~317万円程度となります。
【小説家】
自宅で開業できる仕事として、専門的な知識や才能が必要とされるお仕事と言えば、小説家があります。
ノンフィクション作品の執筆を行う場合は、取材、インタビューなどを行うため、外出する必要がありますが、フィクション作品なら、他の書籍や新聞・雑誌などからも情報を得られますので、自宅ですべての作業を完結することが可能です。
大きな賞を受賞できれば、印税もたくさん入ってきますので、そういった意味では、夢のあるお仕事と言えるでしょう。
「おすすめポイント」
・自分のアイデア、作品を人に見て、読んでもらえる
・売れっ子になれば、多額の印税が手に入るようになる
・最近では、ネット小説など活躍の場が広がっているので、無名の新人でもSNSを通じて急に注目を浴びるチャンスがある
「注意点」
・小説家としてはまったく収入がないという方がほとんどであり、実際に生活を得るだけの収入を得る、多額の印税を手にするということはかなり難しい
・名前が売れていないうちは、芥川賞をはじめとしたコンペにこまめに応募したり、無料でもひたすらネット小説などで名前を売ることが重要
「平均月収」
シナリオライターとして働いた場合、月収20万~50万円程度です。
「平均年収」
シナリオライターとして働いた場合、240万円~600万円です。
【絵画・工芸・書道・作詞・作曲】
自宅で開業できる仕事には、絵や美術作品を作成したり、書をしたためたりする書家の仕事もあります。
自宅で芸術作品の制作を行えるアトリエがあれば、誰でも自由に始めることができるお仕事で、コンクールなどに入賞すれば、それなりに知名度も上がりアーティストとして活躍できます。
「おすすめポイント」
・自分の作品が世の中の人、場合によっては世界中に広がる喜びを得ることができる
・現在、作品の販売について、インターネットやCtoCサービスが進化したことにより、個人が気軽に作品を買ってもらえる場が広がっている
・人気が出ると高額収入を得ることができる
「注意点」
・買い手が決まっていない作品を時間をかけて作っても売れるとは限らない
・受注式にした場合は、ある程度作品例がないと売れにくい
・ポートフォリオ作成をする必要がある
・自分を守るため、自分が侵害しないため、版権についての知識も必要である
「平均月収」
手数料が20%のCtoCサイトで1枚1万円の作品を、月に10本販売した場合、月収10万円-手数料約20%で、月収は8万円程度。
「平均年収」
手数料が20%のCtoCサイトで1枚1万円の作品を、月に10本販売した場合、年収は96万円程度
【ハンドメイド】
最近では、minneやcreemaのようなハンドメイド作品をネットで販売できるアプリやサービスが増えており、ハンドメイド好きな主婦の間で人気を集めています。
自分の趣味で作っている作品を販売できるこういったサービスは、クリエイターを目指す若い世代にも人気です。
イベントやフリマなどの実店舗での販売と、ネットショップの両方で活躍する方も多いようです。
「おすすめポイント」
・趣味と実益を兼ねた仕事である
・時給制ではないの、子育ての合間や本業が終わった後など、すきま時間に少しずつできる
・うまくいけば、ブランド化するなど、ビジネスが大きく成長する場合もある
・無在庫販売(オーダー受注式)によりリスクを減らすことも可能
「注意点」
・フリマサイトやECサイトを利用する場合、出品時や販売時に利用料や手数料等がかかる
・商品に対するクレームを受けることがあるため、ルールを明確に記載しておくことが望ましい
・主婦等に人気があるハンドメイド作家はライバルも多いため、独自性や宣伝等の工夫やニーズの見極めが必要である
「平均月収」
2,000円のアクセサリー(材料、送料で500円)を月に100個販売すると、月収15万円です。
「平均年収」
上記の条件で年間販売できれば、年収180万円となります。
【写真撮影】
写真撮影の仕事は、案件によっては、屋外ロケなどが必要になりますが、物撮り(静物、料理、作品などを屋内で撮影する)に特化すれば、自宅で開業できる仕事です。
中には、自宅スペースに顧客を招いて、SNSのプロフィール写真撮影などで利益をあげている方もいます。写真が好きでセンスのある写真が撮影できる方なら、活躍していける業界です。
「おすすめポイント」
・資格は必要とされないので、撮影やセンスに自信がある方なら誰でも始めることができる
・撮影行為(写真館カメラマンや出張カメラマン)ではなく、写真をアップロードしておいて、ダウンロードされたときに報酬が発生する素材サイトでの販売という方法もある
・自分の好きな時間にできる
「注意点」
・全く売れない恐れもあります。
・出張撮影で依頼されるには、サンプル作品や自分自身をアピールしたり、出張範囲を広げるなど工夫が必要
・プロとしてある程度報酬を得るには、一眼レフなどの機材や撮影スキルが必要となる
「平均月収」
1時間1万円の出張カメラマンを月に10回こなせば10万円、20回こなせば20万円の月収です。ただしマッチングサイトを利用していたり交通費等で経費がかかります。
ダウンロードによる販売は、素材や販売方式によりますが1枚あたりの単価は低いです。
1日に何枚もダウンロードされる方は、月に数万の収入を得ていますが、月に1回程度では1,000円にもなりません。
「平均年収」
出張カメラマンを月に10回こなしている方で120万円程度、20回こなしている方で240万円程度です。
【動画制作】
Youtuberという言葉でお馴染みの動画作成。自宅で動画を撮影して、インターネットの専用サイトに動画を投稿し、閲覧数に応じた広告料で収入を得るお仕事です。
「おすすめポイント」
・自分の好きな時間に動画を作成できるので、比較的自由に働くことができる
・表現者として趣味と実益を兼ねた仕事である
・ユーチューバーや映像クリエイターとして有名になれば、高収入を得たり、タレントやプロデューサー業を開業するなど、広い将来性がある
「注意点」
・編集ソフトやそれを扱うスキルが必要である
・ユーチューバーのようなやり方の場合は、かけた時間に対して見合うだけの収入が得られないケースが多い
・顔出しをする場合は、プライバシーが確保できない恐れがある
「平均月収」
ユーチューバーの場合、ほとんどの場合が月収0円~10万円未満です。
動画製作を請け負うといった形であれば、仕事量にもよりますが、月2,3万円~20万円程度稼ぐことができるでしょう。
「平均年収」
ユーチューバーの場合、ほとんどの場合で0円~120万円以下の範囲となります。
いっぽうで動画製作を請け負う場合、20万円台~240万円程度となります。
自宅で開業できる仕事3:美容・飲食・サービス系のお仕事
エステやアロママッサージなどの施術も自宅で開業できる仕事の1つです。
資格の取得や開業費用などがかかりますが、憧れている人も多いのではないでしょうか。
また、本格的なレストランは難しくなりますが、ちょっとしたカフェやテイクアウト専門の惣菜販売などであれば、自宅を利用して開業が可能だと言えるでしょう。
もちろん、物品販売なども、自宅で開業できる仕事のひとつです。
雑貨好きやハンドメイド作家の方が、自宅の1室を利用して販売をしているケースもあります。
いずれにせよ、家事や子育てをしながら自宅で仕事が可能な職種と言えるでしょう。
【飲食店】
カフェや軽食を出すレストランなど、自宅兼店舗で飲食店を営業すれば、自宅にいながら仕事をすることが可能です。
食材の仕入れなども、業者に委託することが可能で、調理師免許を持っている方であれば、どなたでも事業を始められます。自宅の改装費用など、初期投資がかかるのがデメリットです。
「おすすめポイント」
・自宅にいながらにして仕事ができる
・インテリアはもちろん、メニューなど自分の理想を実現することができる
・店頭にたてばお客様の生の声を聞くことができたり、やりがいもある
・人気が出れば複数店舗出したり、チェーン展開も可能
「注意点」
・開業を行うには、かなりの資金と知識、労力が必要となる
・資金が足りずに銀行からお金を借りる場合は、経営計画をしっかりとたてて返済計画も示す必要がある
・運営コストがかかるため、つぎ込んだ資金を回収したり、十分な利益を確保できない恐れがある
「平均月収」
飲食業界の経営者の平均年収から計算すると、45万円~50万円程度です。
「平均年収」
飲食業界の経営者の平均年収は560~627万円です。
ただし、居酒屋業界は高い傾向にありますが定食屋だと低くなるなど、お店によって大きな差があります。
参考サイト:https://heikinnenshu.jp/tokushu/foodservice.html
【理髪店・美容院】
美容師資格や理容師資格を持っている方であれば、サロン勤務でなく、自宅を改装して自分の店を開業することも可能です。
理容師や美容師の資格は国家資格で、スタイリストとしての技術やセンスがある程度あれば、どなたでも自宅で開業できる仕事です。
設備投資が必要にはなりますが、ハサミを握れる限りは、定年退職などもないため、長く稼ぐことができるお仕事です。
「おすすめポイント」
・自宅で一度開業すれば、賃貸料もかからず、売上げも全て自分のものになる
・自分のペースで働くことができる
※早朝や深夜などの特定の時間や、曜日限定で営業するということも可能
・人気が出れば従業員を雇ったり、チェーンやフランチャイズ展開も可能
「注意点」
・免許をもっていない場合は、資格を得るために通学する必要があり、多大な時間やお金がかかる
・最初から独立することは難しいので、最初は他のお店で経験を積む必要がある
・自宅にシャンプー台やイスなどの設備が必要であるため、建築費以外の開業資金も必要
「平均月収」
平均年収から計算すると、30万~40万円程度です。
「平均年収」
400~500万円
【コンビニ】
自宅が便利な立地にある場合は、コンビニを経営するというのもおすすめです。
コンビ二は、フランチャイズの加盟店となれば、商品の配送などはすべて、コンビニの経営本部が手配してくれますので、自宅で開業することが可能です。
アルバイトの手配と24時間営業ということもあり、なかなか休みをとるのが難しくなるというデメリットがあります。
「おすすめポイント」
・自分で店を一から立ち上げるよりも簡単に開業ができるうえ、仕入れや店舗経営のサポートもしてもらえるので、経験や知識はないがお店を持ちたいという方におすすめ
・宣伝をしなくてもネームバリューがあり自然と顧客がつく
「注意点」
・取り扱い商品や陳列法や営業方法などに自由がきかない
・多額なフランチャイズ料や売上げに応じたお金を支払う必要がある
・1つ1つの商品で得られる利益はそう高くないため、たくさんの人が利用してくれるような立地が重要となる
・アルバイトが集まらないと、店長自身が出勤しないと店の運営ができないため、連続出勤で体調を崩す人もいる
「平均月収」
約60~80万円
「平均年収」
700~1200万円
出典:https://heikinnenshu.jp/kininaru/conbini.html
【雑貨店、セレクトショップ】
自宅で開業できる仕事には、雑貨店やセレクトショップなど、ファッションアイテムを販売する仕事もあります。
オーナーのセンスで選んだ商品だけを集めた小売店は、他の商店や巨大アパレルメーカーなどとは一線を画す商売です。
独自の仕入れルートの開拓や販売ルートの開発が必要になりますが、ネットショップと併設すれば、安定して利益を得られる可能性が高まります。
「おすすめポイント」
・自分の好きなものを集めて販売することができるので、趣味と実益を兼ねたお仕事ができる
・自宅店舗だけでなく、インターネットショップとの併用にすれば、販売チャンスも拡大することができる
・お店の営業時間も自由に決められるので、好きな時間に働くことができる
「注意点」
・開業するには、ノウハウや準備が必要
※仕入れ先の選定や、店舗の外装、内装工事、レジシステムの導入、値段の設定や包装用品等の準備、また、宣伝や開業届も必要
・リピートされるような商品が少ないと売上げは不安定
・目利きができないと在庫過多で借金を背負うリスクがある
「平均月収」
0円~数十万円
仕入れには販売価格の6割程度と言われています。ECショップも同時に運営する場合はその分の手数料などもかかります。1個あたりの利益が限られますので、ある程度数がでないと収益はプラスにはなりません。(月収はマイナスもあり得ます)
「平均年収」
0円~数百万
【クリーニング店】
自宅で開業できる仕事には、フランチャイズで始められるクリーニング店もあります。
クリーニング店は、基本的に顧客から預かった衣類を保管するのが仕事です。深夜営業の必要もなく、受け取り、引き渡し、集金のみを行えば良いので、年配の方でも取り組めます。
「おすすめポイント」
・自宅で開業すれば通勤時間0円で仕事ができる
・フランチャイズが多く、知識がなくても開業にいたる準備をサポートしてくれるので素人でもチャレンジしやすい
・住宅地が多い、駅から近いなど条件が良ければ、宣伝などとくに努力しなくても安定的に収入を得ることが可能
「注意点」
・クリーニングを受け付ける場合、クリーニングの依頼を受けた衣類の他、できあがった衣服を数日程度は保管しておける広さが必要
・場所によっては、十分な利益が確保しにくい
・通勤客を取り入れるためには、毎日、そして営業時間を早朝から夜間まで行う必要があり、人を雇う必要が出てくることが多い
「平均月収」
平均年収から計算して、月収25万~50万円程度です。
「平均年収」
300万円~600万円程度。
【エステ・ネイルサロン】
手先が器用で美容に興味のある方なら、自宅でネイルサロンやエステサロンを開業するのもおすすめです。
エステティシャンやネイリストの資格は、主に、サロンプロダクトを提供するメーカーなどが講座やコースを運営しています。合格後に、フランチャイジーとして開業すれば、商品のサプライなどもすべて本部に任せられます。客商売が好きな方に、向いているお仕事です。
「おすすめポイント」
・趣味と実益を兼ねた仕事である
・材料費が安いので自宅でお金をかけずに自分が施術するのであれば、利益率は高く利益を得やすい
・定期的なお手入れでリピーターを得やすい職種であることから、安定した収入が得やすい
「注意点」
・ネイルサロンの場合、比較的初期投資が安く済むのでスタートアップしやすいが、エステの場合、初期投資がかかる場合もある
・高い技術がないと、リピーターを得ることができず、常に新規の方頼みで.収入が不安定になる
「平均年収」
平均年収データはありません。
1人8,000円の施術を1日1人続けた場合は、年収で210万円程度です。倍のベースで受けられれば400万円程度になります。
「平均月収」
平均月収データはありません。
たとえば1人8,000円の施術を1日1件、22日間行ったとすると、月収は176,000円です。
1日2人ずつ施術できれば倍になります。
【治療院】
整体、はり灸、接骨院なども、自宅で開業できる仕事の一つです。整体師はきちんとした資格がないですが、按摩マッサージ指圧師や柔道整復師は、国家資格として資格取得が必要です。
「おすすめポイント」
・自分のスキルが活かせること
・リピーターを得やすい業種なので、一旦お客様がつけば、安定した収入を得られる
・整体などの場合、学校の近くや元出身校の近くであれば、代々柔道部などの生徒が通ってくれる可能性もある
「注意点」
・痛みを訴え突然来院方も多いため、治療院は原則営業時間があるので、完全予約制にしない限りその間は自宅にいないといけないことが多い
※普通のサラリーマンに近く、それほど自由度はない
・治療院数が増えているのに対し療養費は減額し続けているので、安定した収入を得るには工夫が必要
「平均月収」
平均年収より計算すると、25万円~67万円程度です。
「平均年収」
300~800万円程度です。
自宅で開業できる仕事4:教室運営のお仕事
自宅の1室を利用して、フラワーアレンジメントやビーズアクセサリ作りなど、趣味や特技を活かした教室を開くのもひとつの方法です。
教室運営の賃料がかかりませんし、材料費は生徒さんから徴収すればよう初期費用もかかりにくいので、比較的始めやすい職種と言えるのではないでしょうか。
また、お子さま向けの学習教室や英会話教室を開く方法もあります。
子どもが好き、子育て経験や学歴を活かしたいという方も少なくはないでしょう。
大手の学習塾の先生として開室する方法もあります。
個人名でなかなか人を集めるのは難しいですが、有名な学習塾のネームバリューがあれば生徒は集まりやすいと言えるからです。
ただし、平日の授業は幼稚園や学校が終わる午後スタートが鉄則です。
自分の子どもがまだ小さく、預ける人がいないといった場合、教室運営は難しいと言えます。
また、大手の看板を借りる場合は毎月ロイヤルティが発生することがほとんどです。
【学習塾】
くもん式など、主婦でも自宅の一室を開放して始められる学習塾は、英語が得意な方や、高学歴の方におすすめです。
少子化で子供の数は減少していますが、子供の教育費にかける金額は年々高騰しており、短期的に見ると、まだまだ収入が見込める分野です。
「おすすめポイント」
・公文や学研など、自宅で学習塾を教えるためのサポートをしてくれるサービスがあり、未経験でもスタートアップしやすい
・子どもたちと触れ合うことで、精神的にも若々しくいられる
・放課後に併せて時間を設定するため、午前中などは自分の時間にできる
「注意点」
・夕方から夜にかけての仕事になるので、子育て中の方は料率が難しい
・公文や学研などのサービスを利用する場合フランチャイズ料が高く、収益は低くなりがち
・最初は机や椅子などの購入費用がかかる
・少子化ということ、受験を前提とした学習塾が増えていることから、生徒の確保が難しくなっている
・子どもたちの親からのクレームの対応の必要がある
「平均月収」
公表されていません。
公文のサイトによる例では、生徒25人で、合計35~45教科教えた場合、アルバイト2人雇って、月収7~9万円とあります。
「平均年収」
月収が7~9万円の場合、年収は、84万円~108万円です。
【珠算塾・書道塾】
科目の多い学習塾に比べて、そろばんや書道など、単体の科目を指導する塾は、負担が少ないというメリットがあります。
珠算の場合は、検定を保持していることなどが求められますが、低コストで開業することができます。
「おすすめポイント」
・自分がもっている知識や技術を人に教えることでお金にすることができる
・子ども相手の場合は、精神的にも若さを保てる
・子どもの帰る時間に合わせ、15時くらいからにしているケースが多く、日中は家事に専念できる
「注意点」
・少子化であるうえ、珠算や書道自体、学ばせる人が減ってきているため、将来性はあまり期待できない
※時間やお金にゆとりのあるシニア向けにクラスを設けるなどで開塾時間や収入を工夫することは可能
・子どもたちの親からのクレームの対応の必要がある
「平均月収」
平均年収から計算すると36万~40万円です。
「平均年収」
440万円~480万円程度です。
【語学教室】
ECCキッズジュニアなど、フランチャイズで始められる語学教室は、語学が堪能な方におすすめのお仕事です。
2020年以降、日本の小学校では英語が基本科目に加えられるため、ますます需要が見込まれる分野です。また、大人でも企業の入社試験や昇級試験にTOEICなどの実用英語資格の取得を求めるケースも増えており、今後も安定して需要が見込まれる分野です。
「おすすめポイント」
・語学教室のフランチャイズを利用すれば、未経験でも開業しやすい
・自分の語学スキルを活かすことができる
・自宅に教室を開くだけでなく、オンラインでも開講することも可能
・赤ちゃんから大人までターゲット層は広いので、可能性は広い
「注意点」
・多くの生徒を見る場合、ある程度の部屋の広さが必要
・授業を行うのに必要な教材やグッズも準備する必要がある
・生徒に教えるためのプログラムや道具を作るため、意外と労働時間が長い
・子ども向けの教室の場合、親からのクレーム対応も必要となる
「平均月収」
平均月収データはありませんが、フランチャイズで有名なECCジュニアによると、
週4回、生徒数44名で収入は25万2千円程度とあります。
参考サイト:http://xn--dck0cn7fzav4odc.net/menu/index3.html
「平均年収」
週4回、生徒数44名の例でいくと、300万円程度となります。
【音楽教室】
ピアノやバイオリンなどの楽器を指導する音楽教室も、自宅で開業できる仕事の一つです。
和楽器や、ギターなど、ジャンルによって指導する内容は異なりますが、有名音楽大学卒業や、音楽教師資格などを持っていたり、コンクールの受賞歴などがあると開業しやすいようです。
「おすすめポイント」
・自分の得意なことを人に教えることで、お金が稼げる
・初期費用があまり必要ない
・自宅だけでなく、オンラインで教えるという方法もある
・好きな時間に仕事ができる
・SNSや口コミ、近所へのポスティングなど、あまりお金をかけずに宣伝ができる
「注意点」
・TVCMなどをしている大手の音楽教室に生徒を取られがち
※口コミで広げたり、イベントを行うなどして常に宣伝をしていかないといけない
・最近ではオンラインで教える方が増えているので、必ずしも周囲の方を集められるというわけではなくなっている
・子どもたちの親からのクレーム対応の必要がある
・防音設備などが必要
「平均月収」
28万~83万円程度
「平均年収」
342~1,000万円(ピアノの場合)
参考サイト:https://heikinnenshu.jp/creative/pianokoushi.html
【芸術教室】
絵画、陶芸、写真など、様々な芸術関連の技術を指導する芸術教室も自宅で開業できる仕事です。
絵画教室なら、美大出身であったり、美術教師の免許を持っていると有利です。陶芸や写真などは、個展を開いていたり、発表した作品が入選した経歴などがあると、集客しやすいというメリットがあります。
「おすすめポイント」
・自分の得意分野を活かすことができる
・自分の作品を認めてもらうことにも繋がり、やりがいを感じることができる
・大人から子どもまでのニーズがあるので、集客しやすい
・絵画や写真教室の場合は、イスやテーブル程度で初期費用も比較的かからないことが多い
「注意点」
・陶芸教室の場合は、釜やろくろを用意するなど初期費用がかかってしまう
・写真の場合は、最初のレクチャー以外はどこかに一緒に行って撮影することが多いので、完全に自宅でできる仕事というわけではない
・子どもたちの親からのクレームを対応する必要がある
「平均年収」
平均年収データはありません。
お月謝が7,000円で20人の生徒を集めた場合は168万円となります。
「平均月収」
平均月収データはありません。
お月謝が月7,000円で20人の生徒を集めた場合は14万円となります。
【スポーツ教室】
道場の運営や、体操指導など、自宅に練習場を併設してスポーツ教室を開業する方もたくさんいます。
うまく、生徒を集客するためには、柔道なら段資格や指導者資格、体操教室なら、元オリンピック選手といった明確に技術を伝えられる経歴があることが望ましいようです。
「おすすめポイント」
・自分のスキルや経験を活かすことができる
・スポーツに対する需要は多いので、評判が良ければ遠方からもたくさん生徒を集めることができる
・自分自身がスポーツといつまでもかかわることで、若々しく健康でいられる
「注意点」
・自宅で行う場合、練習場や道具などが必要
※柔道にせよ体操にせよ、広大な敷地と設備が必要なので、多額も開業資金が必要
公共の施設を借りる場合はお金がかかるうえ、完全な在宅ワークではなくなります。
・有名な大会などで好成績を残したなどの実績がないと、なかなか個人で生徒を集めることは難しい
・子どもたちの親からのクレームに対応する必要がある
「平均年収」
平均年収データはありません。
1人8,000円のレッスン料で生徒を50人集めた場合は、480万円です。
「平均月収」
平均月収データはありません。
1人8,000円のレッスン料で生徒を50人集めた場合は、40万円です。
【ダンス教室】
テレビ番組でも話題のキッズダンスやヒップホップなどの台頭で、若者の間で流行しているダンス教室。学校の体育の時間にも必要な技術として、2000年代からかなり注目を浴びている分野です。
クラシックバレエやモダンダンスなど、指導するジャンルによって開業のチャンスも異なりますが、指導者資格の他に、過去にバックダンサーや有名アーティストの振り付けを行った経歴などがあると有利になるようです。
「おすすめポイント」
・自分の得意とするダンスで収入が得られこと
・人に教えることで、自分自身もダンサーとして常にスキルアップもできる
・子ども向けのダンス教室は人気があるので、一定の集客はのぞめる
・いつまでも若々しくいられる
・オンラインで教えることも可能
「注意点」
・自宅で教えるには、1回.に教える生徒数に応じた広さのスペースが必要
・壁を鏡張りにする、床を専用のフローリングにする、防音にするなど、開業資金がかかる
※マンションなどでは、騒音の問題もあるので自宅での教室は難しいと言える
・大手スクールなどライバルが多い
「平均月収」
平均月収データはありません。
1人10,000円のレッスン料で生徒を30人集めた場合は、30万円です。
「平均年収」
平均年収データはありません。
1人10,000円のレッスン料で生徒を30人集めた場合は、360万円です。
自宅で開業できる仕事5:その他
様々なお仕事をご紹介してきましたが、これまでご紹介したジャンルに含まれないお仕事を以下に述べてみたいと思います。
インターネット上でショップを開くことも自宅開業の方法の1つです。
一旦物品を仕入れて、写真を撮り、ホームページ上にアップするといった作業が伴うものもありますが、商品写真が提供される商材だったり、直送商品であれば、部屋にパソコンさえあれば事業として成り立ちます。
また、ブログを開設しアフィリエイトを得るといったこともできますし、YouTuberやライバーとして活躍し収入を得ることも可能です。
また、写真を販売するといったこと仕事もあります。
1枚あたり値段をつけて販売するのではなく、写真素材サイトにアップロードしておくだけで、自分の写真がダウンロードされると報酬が支払われるという仕組なので簡単です。
「プロの写真家でもないのに?」と思う方もいるかもしれませんが、ホームページやチラシ掲載に使うために企業がダウンロードすることがほとんどなので、芸術性を求められているのではなく、商品説明などに使われやすいかが重要です。
ちなみにカメラは一眼レフではなく、スマホカメラでも大丈夫です。
【カウンセラー・占い師】
スピリチュアルブームや、鬱になる方の人口が増えている日本社会において、カウンセラーや占い師の需要が急増しています。
自宅で開業できる仕事であるカウンセラーや占い師は、電話相談やSkypeなどの通話ツールを利用して、遠隔相談などを行うことも可能です。
カウンセラーについては、専門資格が必要で、大学で心理学を学んだ後、資格取得し、10年ごとに資格更新を行う必要があるようです。
「おすすめポイント」
・自分のスキルや経験を活かすことができる
・心に悩みを抱える方達の相談にのる職業なので、人の役に立つ(人に感謝される)
・必要な設備等は特にないので、開業資金がほとんどかからない
・オンラインで行うことも十分可能
「注意点」
・カウンセラーの場合は資格がなくても名乗ることはできますが、集客力の問題で開業が厳しい※現在資格がない方は時間やお金がかかる
・相談者から恨みを買ったり、ストーカーされたりといった危険性が伴う恐れもある
・上手に宣伝をしたり、口コミで広げてもらわないと、安定的に収入を得ることは難しい
「平均年収」
平均年収データはありません。
1回5,000円で月に20人相談を受けた場合、120万円となります。
「平均月収」
平均月収データはありません。
1回5,000円で月に20人相談を受けた場合、10万円となります。
【コンサルティング】
企業経営のコンサルティングを行うお仕事も、自宅で開業できる仕事の一つです。
自称コンサルタントみたいな方も多いようですが、過去に有名コンサルティングファーム等に所属し、独立した方の方が集客率は良いようです。
「おすすめポイント」
・自分がこれまで得てきた経験やノウハウを教えることで人の役に立ち、かつお金を得ることができり
・サポートした企業に成果があれば達成感が得られるし、やりがいを感じられることができる
・開業資金はほとんどかからない
・コンサルティングの内容にもよりますが、単価が高い傾向にあり、比較的受注件数が少なくても高収入になりやすい
「注意点」
・実績がないうちは集客をすることが難しいので、最初はコンサルティング会社で実績を出す必要がある
・自ら営業をかけたり、宣伝を行わないと集客が難しい
・常に経済状況や最新情報を更新するなどして、コンサルティングにかける時間以外も仕事にかける時間が必要
「平均月収」
経営コンサルタントの場合、80万円以上が相場
「平均年収」
経営コンサルタントの場合、1,000万円以上が相場
参考サイト:https://studying.jp/consul/about-more/annual-income.html
【記帳・経理事務】
経理事務のお仕事は、企業運営に欠かせない業務で、最近は、アウトソーシングしたり、会計ソフトを導入する会社も増えています。今後、あまり需要が見込めなくなる分野かもしれません。
「おすすめポイント」
・過去に得た知識や経験を活かすことができる
・現在、業務委託契約により経理部門をアウトソーシングする企業が増えているため、需要が多く仕事には困りにくい
・完全に自宅で仕事ができるので、子育て中の方も無理なく仕事ができる
「注意点」
・比較的ライバルが多く、経験者でも確実に契約をできるとは限らない
・時給制であることがほとんどなので、子どもそばで見ながら仕事をすることは難しい
・繁忙期(月末月初や決算の時期)には残業が求められる場合がある
「平均月収」
1時間1,200円で、1日8時間、1ヶ月で22日間勤務した場合、21万円程度です。
「平均年収」
1時間1,200円で、1日8時間、1ヶ月で22日間勤務した場合、253万円程度です。
【内職】
無資格、未経験で取り組める内職のお仕事は、昔から主婦が自宅で行える副業として知られています。
単価が低くまとまって稼げないというデメリットがあります。
「おすすめポイント」
・成果報酬制(納品してお金が発生する)なので、好きな時間に好きなペースで仕事をでき
・契約する企業によりますが、材料や完成品の受け渡しは、企業の人が配達してくれたり、宅配などを利用するケースも多く、完全自宅で仕事をすることが可能
・人とほとんど離すことがなく、ストレスが少ない
「注意点」
・1個あたりの単価がかなり低いことが一般的である
・できた数に対して1個単位で計算してくれるわけではなく、まとまった数を渡されることが多く、予定内に終わらせるための努力は必要
「平均月収」
時給換算で200円の仕事を1日5時間、30日間行った場合、3万円です。
「平均年収」
時給換算で200円の仕事を1日5時間、30日間行った場合、36万円です。
【軽工業】
部品の組み立てなどを行う軽工業も自宅で開業できる仕事の一つです。自宅と作業場を兼用しますので、周囲に騒音の被害を出さないような業務を選ぶ必要があります。
「おすすめポイント」
・企業の下請けとして仕事をすることが多く、ある程度まとまった数が受注できる
・内職とは異なり単価も収入も期待できる
・靴や、工業製品など、自宅の工場でできる範囲はさまざまなものがあり、経験を活かすことが可能
「注意点」
・業界で製作の経験がないと、なかなか仕事を受注できない
・業種によっては企業指導の研修などを受けるなどする必要がある
・工業製品の場合は製作のための機器、縫製の場合はミシン、靴やバッグなども道具など、初期投資が必要な場合が多い
「平均年収」
平均年収データはありません。
1個あたり1,000円単価のものを300個請け負えば420万円です。
「平均月収」
平均月収データはありません。
1個あたり1,000円単価のものを300個請け負えば30万円です。
【農業】
自宅からすぐ近いところに農地を持っている方なら、農業を副業として自宅で開業することもできます。
農業は、専門的な知識が必要な分野もありますが、作物によっては、独学で育成が可能なものもたくさんあります。
インターネットを活用して、取れたての野菜を産地直送で販売するなど、農協などを通さず販路を拡大することも可能です。
「おすすめポイント」
・農作物に向き合う仕事なので、ストレスもあまりなく、育てる楽しみを感じながら仕事をできる
・最近は直売が人気なので、個人向けやレストラン向けなど用途は広く、上手くいけばかなりの収入も期待できる
・オンラインで販売することも可能
「注意点」
・自宅に十分な土地があること、水耕栽培の場合は設備が必要なことから、本格的な農業を完全に家でできる方は限られている
・農産物によっては値段に変動が出たり、屋外でつくるものは天災などによる損害もある
・体力的にきつい
「平均年収」
平均年収データはありません。
直売所販売で100円の農産物を1日100個ずつ販売できて360万円です。
「平均月収」
平均月収データはありません。
直売所販売で100円の農産物を1日100個ずつ販売できて30万円です。
【デイトレード】
株式投資や仮想通貨、FXなどに投資を行うことで収益を得るデイトレードも、自宅で開業できる仕事の一つです。
ネット証券などが様々なサービスを展開していますので、誰でもすぐに始められるというのがメリットです。
しかしながら、株式取引やFX取引で利益を出すためには、専門的な知識が必要です。本を読んだり、セミナーに出たりと、収益をあげるための勉強に投資する必要もあります。
うまく稼げる人は、投資のノウハウをブログやメルマガで販売して利益をあげることも可能です。
「おすすめポイント」
1日座って画面を見ているだけで稼ぐことができるので、パソコンさえあれば初期投資はあまりかかりにくいうえ、資格や経験も必要ありません。投資額や動きによっては、1日、2日で1ヶ月分の生活費を稼ぐことも可能ですし、倍々ゲームで資産を増やせるチャンスがあります。
「注意点」
・収入が安定していない
・マイナス収入となる月もありリスクも大きい
・ある程度まとまった金額がないと大きな利益を生み出しにくいので、生活費を賄えるだけの収入を得るには長い道のりとなる
・日本のマーケットだけに限定した場合も、欧米のマーケットの動向を探る必要があるので、意外に長い時間仕事に従事することになる
・一瞬の遅れで利益が変わるため、ずっと集中していなければならず、精神的にも体力的にも疲労は伴う
「平均年収」
平均年収データはありません。
年収1,000万円稼ぐ人もいますが、年収100万円未満の方が多いと言えるでしょう。
「平均月収」
平均月収データはありません。
収入がある月とない月(マイナスもありえる)がありますが、安定的に月10万円稼いでいるという人は、デイトレーダーをしている方のなかでも希と言えるでしょう。
【不動産投資】
マンションの売買など、不動産投資を行って不労所得を得るという方も増えています。
管理会社を使って運用していけば、トラブルも少ない不動産投資は、資産運用の一つとして、副業的に取り組むサラリーマンも多いようです。
「おすすめポイント」
・投資のなかでは比較的安定した収入を得られる
・元手がなくてもローンを利用することにより始めやすい
・現在は住宅ローン金利が低いので、ローンを組んでも不動産投資で利益を出しやすいチャンスの時期と言える
・投資しやすい、投資をサポートする専門会社も多くあり知識がなくても手を出しやすい
「注意点」
・購入型投資の場合マンション価格全体が値下がりする可能性があり損する場合もある
※現在住宅ローン金利が低く設定されている一方で、都心を中心にマンションの相場も最高値を更新中であるため高く買って、安く売るという図式になりやすい
・購入型投資の場合古くなるとリフォームが必要となり、まとまった資金が必要となる場合がある
「平均月収」
賃貸料から住宅ローンや固定資産税への支払いを引いたものが利益となるので、利益とすると月、1~2万円程度です。
「平均年収」
月2万円の利益を得ると年12~24万円程度です。
家でできる仕事で高収入を得るコツは?
先ほど説明したように単純に仕事に割り当てる時間を増やせば収入が増えます。
とはいえ、仕事に割り当てられる時間は誰しも限られていますし、毎日24時間働き続けることはできません。
そこで、家でできる仕事で可能な限り高収入を得るコツをいくつかご紹介していきます。
◆経験・実績を積む
どういったお仕事でも、未経験者と経験者とでは、もらえる金額に差が付けられていることがほとんどです。
会社であれば年数を追うごとに昇進をしていきますし、アルバイトでも見習い期間は本来の時給をもらえないようになっていることがほとんどです。
それは、在宅ワークを行う場合も同じです。
報酬の設定が「〇〇円~」などと曖昧になっていたり、「実績により単価アップ」などという文言が入っている場合があるのです。
これは経験や実績がある人の場合に報酬を多く払うといったことになるので、最初は在宅ワーク初心者でも経験や実績を積み上げることにより、より高い報酬がもらえるようになるということです。
そういった意味では、経理の在宅ワークなら経理の仕事を、カスタマーサポートであればカスタマーサポートでの経験年数を増やすなど、一定の業務を集中的により長く行うことが収入アップのコツと言えるのです。
なお、具体的に、自分が従事することでこのような成果があったなどというものがあれば、単価アップをより認めてもらいやすくなるでしょう。
◆専門性を高める
もっとも収入に影響するポイントは、やはり専門性だと言えます。
専門性の高い業務であるほど、報酬が割高に設定されているからです。
1日8時間働いたとしても、時給換算で2,000円の仕事と1,000円の仕事では倍近く変わってきます。
つまり、時給換算で2,000円以上もらえるような仕事をすることで、格段に収入アップが図れると言えるのです。
◆自ら仕事を獲得する
いくら専門性をつけても、仕事がなければ収入は得られません。
雇用関係にあれば、必然的に仕事が発生し、当然給与も毎月もらえることとなりますが、個人事業主として仕事をした場合、仕事は自ら得なければならないのです。
単発の案件の場合、いくた高額な報酬をオファーしてもらったとしても、その案件が終わってしまえば無収入になってしまうのです。
そこで、仕事に割り当てられる時間に、すきまなく仕事をこなせるように、常に仕事探しは怠らないことはポイントです。
業務委託案件を紹介しているサイトを常日頃からチェックするのはもちろん、エージェントに登録したり、場合によってはホームページを作成したりSNSなどを使ってPRすることがおすすめです。
ちなみに業種にもよりますが、紹介やツテを頼るのも一手です。
とくにシステムエンジニアやプログラマーなどは他エンジニアの口利きで次の仕事をもらうパターンが多いようです。
そういった意味では、現在業務委託契約を結んでいる企業の担当者に、別の会社を紹介してもらうなど、積極的に知人や関係先にアピールすることが望ましいと言えるでしょう。
◆家事を時短して仕事できる時間を増やす
やれるだけのことはやったとしたら、あとは、家事を見直すなどして仕事できる時間を増やすという戦略もあります。
掃除や食事作りは意外と負担になるもの。
掃除機をかけるのをやめてお掃除ロボットを活用したり、洗濯物は乾燥機で乾かしてしまったり、食事作りはあらかじめ材料が切ってあったり調味料までもがセットしてある商品を購入したりするだけで、家事の時間を減らすことができるはずです。
近所にご両親が住んでいる場合は子どものお迎えなどの協力を頼むこともできます。
以上、4つの方法をコツとしてご紹介しましたが、これら全てはなかなかできないかもしれません。
しかし、1つ、ないし2つ実践することで、収入を増やすチャンスを得ることができるはずです。
個人で仕事をする際の注意点【税金】
個人で仕事をする場合、企業に来ようされているわけではないため、自分自身で収入、所得の管理、および確定申告や納税の手続きが必要となります。
もしあなたがサラリーマンをしながら副業として自宅で仕事を行う場合は、年間所得が20万円を超えると確定申告を行う必要があります。
一方で、もしあなたが本業として個人事業主を行う場合は、48万円(令和元年以前は38万円)を超えた場合は確定申告を行う必要が出てきます。
ただし、開業し、青色申告によって確定申告を行う場合は、別途最大65万円の控除を受けることができますので、本格的にフリーランスとして家で仕事をする場合にはぜひ活用することがおすすめです。
個人で仕事をする際の注意点【法律】
個人で仕事をする際に気をつけなければならないのが法律です。
企業の場合は上司や法務担当がいますが、個人の場合は個人が責任を持って注意しなければなりません。
とくに個人が在宅で仕事をする際に関わることの多い法律をご案内していきます。
1:特定商取引法
消費者の利益を守るために作られた法律です。訪問販売や増加するインターネット上での販売に関してさまざまな決まりが設けられています。
もしネットショップを開いたり、ネットオークションでものを販売する仕事をする場合は具体的にどのようなルールとなっているか気をつけるようにしましょう。
2:電子契約法
特定商取引法と同様、ネットでものを販売する際にチェックしておきたい法律です。
インターネットでの買い物は、お店の買い物と異なり人を介して行われませんし、買った物を実際に手に持ったかごに入れているわけではありませんからわかりにくいという特徴があります。
そこで、購入や申し込みボタンを押したら一旦注文内容を表示させるといった仕組が義務化されています。
大手のネットショップが用意したプラットフォームで開く場合はこの点はクリアになっていると思われますが。自分で1からサイトを作る場合などは注意しましょう。
ただ、ほかにもルールがありますので、必ずチェックするようにしてください。
3:薬機法(やっきほう)
コスメや健康食品といったものを取り扱う場合密接に関わってくるのが薬機法です。
あまり聞き慣れないかもしれませんが、2014年に薬事法が改正され薬機法という名前に変わりました。
手作り石鹸やコスメを販売する場合はこの薬機法に関わるというだけでなく、化粧品製造販売業許可が必要なので注意が必要です。
4:著作権
ブロガーやライターなどを行う場合はとくに気をつけたいのが著作権です。
他の人の作成した動画や音楽、イラストや写真などの画像を自分のホームページに掲載するには著作権の確認が必須となります。
もちろん著作権フリーの制作物もたくさん存在しますが、営利目的のものに使用する場合はルールが設定されている場合もあります。
ほかの方の著作権を侵害しないよう十分気をつけるようにしましょう。
著作権法について、法令や詳細を知りたい場合は下記まで。
法令について:e-Gov
詳細について:文化庁
自宅で開業できる仕事でしっかり稼ごう!
自宅で開業できる仕事を35選、一気にご紹介致しました。自宅で開業できる仕事には、様々な仕事がありますが、メリットばかりではありません。
自宅で開業すると、会社に勤めている時と違って、明確な就業時間がなく、スケジューリングなどは、すべて自分で行わなければなりません。
締切り前や、納期前は、徹夜で作業しなければならないという場面もあり、会社員と違ってきちんと自分を律してタイムマネジメントできる強い精神力が必要です。
自宅で開業する仕事の中でも、開業資金が必要となるエステサロン運営などは、資金面でのやりくりなどがストレスになるというデメリットもあります。
自宅で働けるからと言って、良いことばかりではないということを知っておきましょう。
サラリーマンを続けながら自宅で仕事をしたいという方には、「在宅勤務制度」を導入している企業に勤めるというのも一案です。
週1回か、2回だけでも、自宅で仕事をすることができれば、通勤電車でもみくちゃにされる必要もなく、オフィスで電話などの割り込み業務に追われたりすることもなく、効率的に仕事を片付けることができます。
自宅で仕事をすることの最大のメリットは、面倒な上司や職場の人間関係などに、わずらわされずに済むということです。家庭を支える兼業主婦の方であれば、家事や育児との両立もしやすくなるというメリットもあります。
今回ご紹介した自宅で開業できる仕事の中には、開業資金がほとんどいらない在宅ワークなどもたくさんあります。
まずは、自分のライフスタイルに照らし合わせて、気軽に始められるお仕事から、自宅で取り組んでみてはいかがでしょうか?